6年前に書いた日記が最後とは。
この間に、ソムリエになってみたり、飲食でバイトしてみたり
長野県産野菜の通販サイトを運営してみたり
いろいろあったわ・・・
そして通販サイトはオーナーが変わり、
新オーナー会社がうんこすぎるので、やめることにしました。
すでに新しい職場で楽しくやってるのに、あれこれジャマされてイライラしている。
まあ好きにやるがいい。
一部商品は自分で販売することにしたので、売上取ってやるわ。
ていうか、サイト側でいろいろ施策をする前提の契約だったのに
何もしてないし。もっと売れよ。
売るジャマはされても売るサポートはしてもらえないうんこ環境。
我慢しきれず自分で扱うことにしたんだよ。
もっと売れよ。もっと売れよ。(大事なこと過ぎてもっと言いたい)
いろんな助成金があるのは、生産者(長野県はその割合が高いのだろう)のためなのに。うんこめ。
長野ワイン
このピノノワールというブドウは、なかなかの難物らしく、本場フランスのブルゴーニュ以外では、米国の一部(カリフォルニア、オレゴン)とニュージーランドを除いては、本当のトップレベルのものにお目にかかれない(正確に言えば、私自身はお目にかかる機会を得ていない、ということだが)。ドイツ、イタリア北部、南米、そして南アフリカなどでも作られていて、もちろんおいしいものもあるのだが、ブルゴーニュ特有のりんとしつつ妖艶さが垣間見られる、という具合にはいかないのだ。
ところが、日本産のピノノワールを飲んで驚かされたことがある。星野リゾート社長の星野佳路さんに勧められて飲んだのは、八ヶ岳山麓で造られている、ワイナリー「ドメーヌ ミエ・イケノ」のピノノワール。
厚化粧をしておらず、やや線が細いかなと思わせられるが、やわらかな酸とブドウの良さを感じさせる質感の高い果実味が見事にバランスしていて、後口が長い。タイプは違うのだが、ブルゴーニュの名醸クロデムーシュを思い起こさせるところがある。これならニュージーランド(実はピノの名産地でもある)のトップクラスと遜色なく、ブルゴーニュの並品を軽く凌駕している、と思わされた。
造り手の池野未映さんは、フランスでワイン造りを学び、実務を経験して帰国。一人で、ブドウ作りから醸造までこなしている方だそうだ。
長野県の親孝行プロジェクトのTVCMがヒドイ。
微笑ましく見ていたら、TVCMの娘編がヒドイ。
キモい。
最近、本音で話してないなあ、ってことで心の声が音声で流れる。父親がその心の声で娘と風呂に入ってないなあ、って言って、次の場面で娘が風呂に誘うというストーリーが含まれている。娘はもう大人。おっさん目線のCMキモい。
仲が良いことと風呂に一緒に入ることは別。
これを親孝行として表現しているのが気持ち悪い。
別に苦じゃなく一緒に入る親子は入ればいい。
一緒に入るのを親孝行と考えるのは、裏側に入らない、拒否されてるってのがあるんでしょう?普通のことだって言うなら親孝行プロジェクトにならないものね。
色気づくな、特別なことじゃないって言うなら、一緒に入っても親孝行にならないでしょ。
どうしてお風呂なの。
一緒にしたら微笑ましいことなんていくらでもあるのに。
http://www.hakuhodody-media.co.jp/newsrelease/report/20141219_9220.html
カマンベールチーズパイ。
商店街のお祭り系イベントに参加して
地元の市では一番でかい商店街?目抜き通り?のお祭りに参加してきた!
といっても、お祭り本体ではなくて、同時開催のほうのお祭りでした。だからちょっと端っこで、人の流れも本流ではなかったけど。。。
一本のメインストリートの、半分強が商店街のお祭り、半分弱が健康食品系のお祭り。その健食系のほうに参加。
夫の実家の店は健康食品(オーガニックやマクロビ系)が結構充実しているので。
サプリメントとかダイエット系じゃなくて、有機とかベジタリアン向けとか、そっち系。
私も夫もベジでもなければマクロビ食もやらないけど。でも、いいものは取り入れるし、できれば安全がいいな、くらい。
「これはイイ」ならいいけど、「それはダメ」っていう排他的な考え方はキライ。白砂糖も使うし、牛乳も卵も肉も食べる。
んでまあ、今回のお祭りが、たぶん地元の標準的な客層なのだと思う。前回のクラフトイベントは、客筋が良すぎた。
リンゴジュースを3種類持っていったんだけど、売れたのは一番価格の安いものだった。それも内容で検討なんかされなくて(違いとか聞かれない)、「普通のこれでいいわ」という感じ。どれも100%ストレート果汁のだから、スーパーでよくある「普通の」ではないのだが、その違いとかこちらも説明不足過ぎた。価格もイベントだから高いのではなくて、店頭と同じ値段なんだ・・・(だから出店費用分だけ赤字)。
今回の目的
ほぼ100%地元の人がお客さんだろうから、実店舗の宣伝みたいなつもりだった。だから、店頭と同じ価格で、多品種を持っていった。実店舗が健康食品の充実した店だってことを知ってもらえたらいいかなあ、って。
結果
ほとんど振り向いてもらえなかった片思い!みたいな感じだったwww
生ビールの樽開けてるから、その分赤字☆あと、出店料赤字☆
正面がガールスカウトの縁日的なブースで、人だかりができてたのもあって、うちのブースと縁日の間隔が狭く、片側通行みたくなっちゃった。だから通過することに集中してる人が多かったりして、なかなかブースに目を向けてもらえなかった。キャッチーなものがなかったせいだと思う。
商店街のお祭り部分に出店してる産直野菜が美味しそうでした。
問題点
1.POPや値札なんかの用意が足りなかった。
ツカミの準備が足りなかった。他の商品との違いや売りのアピールが足りなかった。プレミア部分のアピールなしに漠然と陳列していただけじゃダメだ。それに、楽だからと値札を店の棚に貼るやつを印刷したんだけど、それじゃなにがなんだかわからない。お客にとってメーカー名とかどうでもいい。いわんやバーコードをや。やっぱもう少し内容が必要だったと思う。
2.販売した食品についての予備知識の勉強不足
私も夫もお酒ほど健康食品に興味がないので勉強不足だった。
3.気温に対応した商品を用意すべきだった。
天気は良かったものの、寒かった。焼酎のお湯割りとか、燗酒とか、ホット梅酒とか、なにか暖かい飲み物を用意してもよかった。
4.魅力的な陳列ができていなかった。
漠然と並べていただけで、魅力的とはいえなかった。この辺は、たくさんいろんなブースを見て、今後の課題にしたい。ワイン箱を焼いたやつはかっこいいのでそれをうまく組み合わせたり。木箱だったらスタックできるから、そういう陳列用の箱を搬入+陳列と使いまわせるように夫が作ろうかとか言ってた。それもいいかも。ちょっと重くなるけどね。でも、空箱と搬入箱バラバラだと積み込み大変だしなー。あとテーブルクロス重要。(今回忘れた・・・)
イベント自体は人出もすごかったし、商店街のお祭りブースのほうのフードも充実してて、お酒に合うものもたくさんあったのに、アルコール販売やってることがアピールできてなかったし、反省点たくさん。
ブース割も特になくて、早い者勝ちで好きなところにテント張って店作るって方式だから、会場MAPみたいなものもなく、どこが出店してるのかも行ってみなければわからない。だからウチの店の名前も、酒屋だってこともわからない。次は店の名前を貼り出せるように印刷して行こう。(半年後にまたある。出店するかはわからないけど)
寒くなってきたので外イベントへの出店は当分ないかなあ。イベント出店の準備のチェックリストとか作った方がいいと思う。うちらどんくさ夫婦は忘れ物大杉~。
あと、多品種でやったほうがいいのか、アイテムを絞り込んだほうがいいのか悩み中。私はいろいろある中から選びたいタイプなので、多品種が好きなんだけど、それやるなら比較については書いたものを張るとか置くとかしないといけないと思った。アイテムを絞って、それについての情報を十分用意し、試食試飲やったり積極的に呼び込むとかもありなのかもしれない。でもそのやり方って店の毎月のイベントと同じで、あまり結果出てないんだよな。。。
ニッカウィスキー、業界向けセミナー
新しいNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」はニッカウィスキーの創業者竹鶴さんとその奥さんを題材にしたお話し。
今年はニッカウィスキー創業80年ってことで、拡販頑張ってはります。
酒販店向けのセミナーに行って来たので、その内容を覚書。
現在ニッカウィスキー株式会社はアサヒビールの100%子会社なので、今回のセミナーの仕切りもアサヒ。
セミナーの内容は、ウィスキーの薀蓄ではなく、主に創業秘話的な感じ。ちょうど朝ドラもスタートしたことだし、ドラマの主人公夫婦の実際のお話。店頭で朝ドラ見て買いに来たウィスキー初心者に話しかけるきっかけになるような感じのもの。
現在、日本には9つの蒸留所がある。
大阪府山崎(サントリー)、山梨県白州(サントリー)、愛知県知多(サングレイン)
静岡県御殿場(ベンチャーウイスキー)
兵庫県明石(江井ヶ嶋酒造)
セミナーで9つあるって言ってたけど、去年(2013)軽井沢が閉鎖されてて、全部で8つしか見つからなかったよ・・・。
ニッカは北海道と宮城で、どっちも冷涼で湿潤な場所なのだとか。余市は海のそばで、宮城は山中だけど二つの川が合流する場所にある。二つの川が合流するところというのは、違う水温がぶつかるので霧が立ちやすいのだそうだ。湿潤であることが重要。
余市は北緯43度、宮城峡は北緯38度。
余市は大きな川に鮭が遡上する場所で、りんご栽培にも適したスコットランドに似た風土。
余談だがこの余市のリンゴ園は、明治維新で敗北した会津藩の人たちが入植して切り開いた畑なのだとか。
余市ではモルトウィスキー(大麦)、宮城峡ではモルトウィスキーとグレンウィスキー(トウモロコシ)を蒸留。
余市は男性的で力強いウィスキーが、宮城峡では女性的で華やかなウィスキーが作られている。
この差は蒸溜に使用する装置や方式の違い、熟成環境の違いなどによる。
1972年ノースランド丸瓶が発売された。
今年新発売の「ザ ニッカ 12年」は、クラッシックブレンドで、モルトの比率が60%と高い。
(従来品の中心はモルト20%くらい)
ニッカの創業者竹鶴政孝は、広島県の造り酒屋の三男。竹鶴本家ではなく分家。大阪高等工業学校(現:大阪大学工学部)の醸造学科卒。洋酒を学ぶ。
1916年、洋酒製造を行っていた摂津酒造に入社。(常務が大阪高等工業高校の先輩、岩井喜一郎)
1918年、本格ウィスキーを学びにスコットランドに留学。
1920年、帰国。習得した内容を岩井に提出したレポートがいわゆる「竹鶴ノート」。
1922年、第一次世界大戦の影響で摂津酒造が本格ウィスキー作りを断念したため、退職。
1923年、摂津酒造に赤玉ポートワインを製造委託していた寿屋(のちのサントリー)に10年契約で入社。摂津酒造の製品の質が高かったことから、寿屋の鳥井信治郎と面識があり、またスコットランドに技師の派遣を要請したところ、竹鶴の名があがったことから寿屋の蒸留所の設立と、技師の育成を任された。
1924年、山崎蒸留所設立。竹鶴は北海道を候補地にあげたが、鳥井は工場は近くにあることが愛される新しい洋酒の必須条件であるとしたため、山崎となる。当時200万円、現在の金額にすると80億~100億円をかけて設立。
1925年、スコットランドへ派遣
1929年、サントリーウィスキー白札を発売(現在のサントリーホワイト)。国産ウィスキー第一号。
1931年、スコットランド、フランスへ再度派遣
1934年、10年の契約を終えて退社。独立へ。
ウィスキーは製造から販売まで時間がかかり(熟成)、その間をつなぐため、余市のリンゴ果汁を販売する会社を設立した。
大日本果汁→日果→ニッカ
1940年、第一号ニッカウィスキーを発売。
これ全部戦前なのよね。
すごい時代だな~
イベントに出てみて。
9/20、21の二日間、地元のイベントでビールを売りました。その結果と、傾向。
イベントは、クラフト作品の出展が中心のなんかとってもおしゃれイベントだった。ツイッターとか見てると、どうも「美大の文化祭みたい」だったもよう。美大の文化祭って行ったことないからよくわからないんだけど、かわいらしかったりかっこよかったりするオリジナル作品をオシャレに展示販売してたので、そういうことみたい。
そして、人出はものすごかった~~。第一回目なのに、どうやって告知したんだ?!ってくらい来た。
土曜日は11時から17時まで外で、18時くらいから21時くらいまでは店内で販売。
日曜日は10時から15時まで外で販売。アルコールを中心に飲み物と食品を少し。
結果。
土曜日のほうが時間が長かったことと、やはりアルコールは日が落ちてきてからが本番なので、売上的には「土曜>日曜」。
数でいうと、トータルでだいたい自分の予想通り。実行委員会の予想の半分弱かな。実行委員の予想通りの数量持っていったら、搬入も搬出も大変だったから、結果オーライだった。(念のため、追加で搬入してもらえるよう店にお願いはしてあった)
今回のイベントのために仕入れた生樽はラスト数杯値下げしたけど完売。
両日ともに、びっくりするほど暑くて、ビールの美味しい天気だった。
寒い予報だったのでなにか温かいアルコールを出せないか、打ち合わせの時に実行委員から話があって、梅酒のお湯割りを用意していたのだけど、日が出てる間はいらなかった。でもさすが信州、日が落ちたらあっという間に寒くなった。
他に酒蔵が出展されてて、夜はお燗酒を出していて喜ばれてたっぽい。その時間、うちらは店内のライブ会場で売ってた。こちらはほぼビール。
傾向。
土曜日は平均的。特出して出たって感じたものはない。思ったより売れたのは、なんとなく持っていったおやき、それもあんこw
日曜日の午前中は子ども連れにジュースが出た。これは気温はあまり関係なさそう。そしてランチでピタっと止んだ。びっくりするくらい午後はジュース出なかった。
アルコールは、ひたすらビール。生ビール。缶の地ビールも持っていってたんだけど、ビール好きは生ビール。そしてリピート。二度くる方は三度くるw
暑いしお酒も好きだし、って感じでビールを飲む方は、せっかくだから地ビールを、どれがおいしいですか?みたいなノリで買ってくださった。苦味の少ないものからめっちゃ苦いのまで持っていったので、ちょこっと説明して販売。女性は迷う。私もそうだけど、迷ってる時間も楽しいから、品数は無駄に増やしたトコはあるんだ。
ビールはホント気温に助けられた。寒かったらたぶん売れない。
両隣がオーガニックとかと親和性の高いパン屋さんで、ものすごい売れてたので、日曜日は実店舗で売ってる国産レモンと、信州産りんごのストレートで酸化防止剤不使用のジュースを追加したらめっちゃ当たった。レモンはばら売りもしたけど売れたのはまとめ買いのみ。お昼までには売り切れ。10個買ってくださった方も。
感想。
目の前で美味しそうにお酒飲んでるのを見るのは最高に楽しい。
天気にも恵まれたし、実行委員さんたちが頑張ってあちこちにPRしてくれたおかげで来場者も多かったし、いろんなお店が出ててスゴク楽しかった。
売上もまずまずだったので、わざわざ出かけてって売るより店で働いてる方がよかった、なんてこともなかったし。
大変だったのは、ビールサーバーの氷の準備。現地の冷蔵庫が家庭用のもので、それを他の出展者さんたちとシェアして利用したので、足りなくなったらどうしようってヒヤヒヤした。
イベントで販売した商品は、すべて自信を持ってすすめられるものばかりだったのも楽しかった。ドリンクはすべて県内のメーカーのもの。地酒地ビール地ワイン地ウィスキー。ジュースも県内メーカーのもの。ポップには市町村名を入れた。
おやきも売り切った。おやきって賞味期限当日だから、ホントよかった。
あと、レンタルBarでやったイベント用に仕入れたビールも売り切って、ほっとした。
反省点は、おしゃれなイベントだったのに、うちらのブースだけおしゃれじゃなかったこと!!どうしたらいいの!(涙目
野望
地元でクラフトビールのビアフェスやりたい!(松本の第一回ビアフェスがすんごい楽しかった)