自民党の原子力政策(西日本ver) のはなし
原子力基本法のはなし
こんばんは、なななっつです。最近仕事が立て込んでいまして更新できなくてすみません。
原子力基本法とはなんぞや?読んで文字のごとく原子力に関する基本的な法律です。
原子力の憲法といっていいものです。
基本法だけあって本当に基本的なことしか書いていません。笑
附則を除いて全部で21条しかありませんし笑
日本の原子力政策はこの基本法に基づいて決められています。つまりこの基本法に背くようなことは出来ないわけですね。
憲法に反する法律は無効な感じと一緒ですね~
図に表してみると
こんな感じですね!!
前の記事に書いた放射線障害予防規程は
atomicradiation.hatenablog.com
一般の法律でいうと市町村の条例にあたるわけです!!
てか他の分野でもこんな感じで憲法的な基本法がある法律ってあるんですかね~??
あんまり他の業界のことは知らないんですけど原子力だけなのかな??
放射線取扱主任者の組織上の位置づけ のはなし
こんばんは、なななっつです。
今日は放射線取扱主任者が組織でどのような立場なのかについて話したいと思います。
放射線取扱主任者は放射線関連の指導をするのである程度上の立場になると想像できると思います。
普通に考えると
こんな感じになるんだろうなぁ~と思うかもしれませんが、実際は
このようになります。
何が違うかというと、放射線取扱主任者が横から伸びる形になっています。
経営者の下には付かないようになっており、おおよそどの組織でもこのような組織構造になっていると思います。
これには根拠がありまして、
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律第36条第2項に
許可届出使用者、届出販売業者、届出賃貸業者及び許可廃棄業者は、放射線障害の防止に関し、放射線取扱主任者の意見を尊重しなければならない。
この一文があるからですね。意見を尊重して聞かなければならないので、経営者の下につくのでなく、横から伸びる形になってるわけです。
経営者と対等の立場で助言できるような組織構造になっているわけです。
…と書いてみましたが、法律上や理想ではそうあっても現実は違うこともあります笑 経営層の言い分を聞きながら安全を担保するのに苦慮することもあります。安全のための取り組みや施設更新をしようにもお金がないって言われるのもよくある話笑
もし何かトラブルがあると当然ですが責任をとりますので放射線取扱主任者になるのは割に合わないと考える人も多いようです笑