はげやきそば

映画 格闘技

お笑いの人

 

最近、お笑いとかコメディの人がすごいなあと思う。

 

最近で言えば、「グリーンブック」の監督は、コメディ出身の監督。

スパイダーマン・スパイダーバース」の脚本もコメディ出身。(監督は知らない。)

古いけどビリーワイルダーもコメディが得意。(出身とかはしらない)

 

キャラ同士の掛け合いというか、化学反応みたいなことが起こるシーンがうまいのだ。

 

と、

思って最近バカリズム脚本のドラマを最近見ている。

ドラマチックなことは全くないので、

ストーリーは基本的にないので、これを真似をしようとは思わないが、

なんかダラダラ見れるのだ。

とてもリアリズムにあふれていて笑えて面白い。(バカリズムだけに)

バカリズムだけにしかできないものなのだろうなと思うし、

好き人も多いのだろうと思った。

 

間違いなく他の日本のドラマと比べてシーンごとの面白さは上回っていると思う。

やっぱり自分の得意なもの好きなもので勝負するべきなのだな。

 

それだけである。

 

切腹

切腹を見た。

 

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監督は小林正樹

脚本は橋本忍

主演は仲代達矢

 

井伊家の屋敷に元家臣の浪人がやってくる。

その浪人は、生活が苦しいから庭先で切腹をさせてくれと申し出る。

これを、屋敷の人間からしたら面倒臭いので金を払って返す。といいのが目的のゆすりの手法である。

それを言われた家老は「先日も若い男が来て、相当残酷な手段で切腹に至らしめたからやめとけ」

という。

でもその浪人は、切腹をさせてくれと申し出る。

そして、浪人が指名した介錯人3人がそろいも揃って病気で休みという。

そこから浪人がいかにして自分がここにいるかを語り始める。

という話。

 

3回目くらいの鑑賞だったが、こんなに良かったかなと感動。

話の筋として仲代達矢演じる浪人の目的がなかなかわからない。

ここで、家老含めて観客は「こいつの目的はなんなのだ」というサスペンスが生まれている。

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この後に、過去に若い男が切腹に至るまでの話があるがこれが非常に残酷だ。

この若い男はほんとうにゆすりとして井伊家に来たのだが、

井伊家にしてみれば「なめるなよ、やすやすと思惑通り金を渡してたまるか」と

本当に切腹をさせてやるといい、

その若い男も1日だけ猶予をくれというが、それを許さない井伊家。

今すぐ切れと。

しかもその若い男が持っていたのは「刀」ではなく「竹光」。

井伊家からしてみたら本当に切腹する気は無いくせに。と

竹光で切腹しろと申付ける。

本当にこの若い男は切腹を竹光でするのだが、このシーンが実に残酷。

なかなか一回では刺さらないから何回も自分の腹の肉をえぐる。

しかも介錯人が武士道を見せろとかなんとかで中々介錯をしない。

ただの拷問なのだ。

 

ここのシーンがあまりに残酷すぎるのでどうなのだという意見にたいして、

監督は「この竹光のシーンだけがこの映画で特筆して残酷だと思いますか?」

といったという。

このシーンはあくまでこの映画の残酷さを主張しているというだけのシーンなのだ。

 

この「刀」と「竹光」などは非常に重要な小道具で、この残酷さを出すためだけのものではなく、

後々に別の意味を持つ小道具となる。

 

この映画のハコを分けるとすれば、

①浪人が井伊家を訪れる。

②家老が過去に若い男が来て切腹を残酷な方法でさせたという話をする

切腹の準備が整うが、介錯人がいないので切腹ができない。

④浪人が身の上話を始める。

    (ここで、元家臣であったこと。戦国時代が終わって武士の食いぶちがなくなってこんきゅうしていること。若い男というのは娘婿ということ。娘と孫が病気で薬代を稼ぐために若い男はゆすりに来たということ。がわかる。)

⑤浪人と家老が言い合う。浪人が介錯人3人の眉を出す。(家老は井伊家のメンツが潰れると焦る。)

⑥浪人と介錯人3人との決闘。

⑦井伊家の家来たちとの大立回りのすえに浪人は切腹

⑧家老はこれまでの過ちを隠蔽する工作をする。

というかたちで終わる。

 

若い男が竹光しか持っていなかったのは生活が苦しくて自分の刀を売っていたのだ。

それで見かけだけの竹光をさしていたと。

だが主人公の浪人は過去の栄光に縋るように刀だけは手放さなかった。

このことを主人公が悔いるシーンがある。のだがそのシーンが凄くいい。

竹光を持っていたことでこの若い男がどういう結末を迎えるかを知っているだけに、胸をえぐられるような思いである。

 

この映画は、時系列がバラバラなので、ハコ書きがしにくい。

こんな構成が50年前の映画でされていたというのがすごい

橋本忍の筆の腕力というか、剛腕というか、すごいのだ。

多少のツッコミどころはあるにはある

(身の上話するの唐突じゃない?とか)

でもそれを全く気にさせないダイナミックな話と構成なのだ。

このようなものをかけるのは本当に羨ましい。

 

最終的に、井伊家の家老は武士道だ。という建前で

結果的に武士道とは一番遠い所の行動をしてしまう。

そもそもこういう奴らは今でもいるのだ。

人の揚げ足をとるように、「社会の常識」などというようなだれが決めたのかもわからない

理屈を並べ立て、自分の都合のいいように陰湿な嫌がらせともいうべき言動を行う輩というものは今でもいるのだ。

ここでは「武士道」という形ではあるが

現代においては「社会人として」とか「大人として」とか都合のいい言葉がある。

そういう言葉が正しい時もあるが、そうでは無い時もある。

それ時々の状況とか環境とか人間の気持ちとかいろいろな要素があるのだ。

それをそのような都合のいい言葉や価値観で簡単に片付けずにその状況とちゃんと向き合えよ。

と思う。

流石にこの映画の時代に比べれたら現代の問題など優しいものではあるとは思うが、

根本的に同じものだと思う。

このことをエンターテインメントの映画として描いていることに僕は感動している。

日本映画屈指の名作なのだと思う。

 

小林正樹監督と橋本忍脚本だと

「上意討ち 拝領妻始末」という映画もとても面白い。

 

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グリーンブック

この間、グリーンブックを見た。

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監督はピーターファレリーという人。

メリーに首ったけ」のコメディ映画が得意の人。

アカデミー作品賞、助演男優賞脚本賞を取っているので、それは面白いのだろうと思った。

 

すごい乱暴なクラブの用心棒のイタリア系のトニーという人と

黒人の有名なやたら上品なピアニストのシャーリーという人の話。

トニーはお金が必要でシャーリーの南部でのツアーをする際の運転手をする。

トニーは保守的な家庭で育っていて、黒人差別を当たり前のようにする人だったが

このツアーを経てお互いに成長していくという話。

 

おもしろかった。

教科書的なシナリオで斬新さはないが、

相反する2人が出会いお互いに成長するというバディロードムービーでよくある話だったのだが、

基本に忠実な上に、いろいろな要素をうまくつかっているので、面白い。うまいなあと。

 

黒人差別についての話なのだがそこが説教くさくない。

よくこういう社会問題にふみこんだ映画というのはそこに焦点があって

説教くさくておもしろくなかったり、堅苦しかったりしてあまりいい印象はなかったりもするのだが、

この映画はあくまで、トニーとシャーリーの2人の話で、

キャラクターの一部として黒人というものがあるという印象。

なので、この映画は白人が黒人を救う話だとか、そもそも綺麗事の話だとかというところで、

批判もあるらしい。

実際に「ブラッククランズマン」のスパイクリーなどは大批判だったそう。

ただ僕は日本人なので、そこの人種問題にデリケートではないので、そこは気にならない。

し、ピーターファレリーもそこは自覚していたそう。

 

要は、人種問題を取り上げる映画ではなくあくまでエンターテインメントなのだと思うのだが、

それでも批判が起こったりするのはやはり人種差別というものはアメリカの闇なのだろう。

映画を作るときのテーマや題材にはやはりかなり気を使わないといけない。

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これは一昨年の浜田。

 

何にしたってこの映画はよくできているしおもしろいと思う。

色々な小道具がよく効いている。

ピアノ、手紙、フライドチキン、拳銃、グリーンブックなどなど

フライドチキンはそもそも黒人の奴隷用の食べ物とのことで、

そのフライドチキンを黒人のシャーリーが不潔で食べれないとかいうシーンは笑ってしまうのだが、あれもかなりの勇気がいるシーンだったのだろう。

 

特に、手紙のやり取りが好き。

手紙を書いている2人のやりとりも笑ってしまうのだが、

その一連のシーンで2人の関係性がわかるし、

トニーの成長が見て取れるようになる。

そして最後のトニーの奥さんとシャーリーの笑いながらもほろりと泣いてしまうシーンにつながっている。

なかでも台詞のやりとりでいいなあと思ったのが、

交響曲の最後にブリキの太鼓が出てくるもんだぞ」

「それは悪いのか?」

「いや、最高だ」

というシーン。

これは2人のキャラクターを暗喩していると思う。

白人だけど粗暴で盗みもするよっぽど白人のイメージに近いトニーと

黒人なのに、教養が深くマナーのいいシャーリーのキャラクターと被っている。

ステレオタイプに収まる必要はないんだよと。

どんな人種の人間でもそれぞれいろんな形があっていいんだという意味が込められているようでいい。

シャーリーがなぜ南部でツアーをしようというのかという理由にもなっている心の葛藤を救ってあげているようでいい。

 

綺麗事の映画ではあるのだけれど、作り手がこの話を真剣に愛しているのがわかるし、面白くしようとする熱意が伝わってくるほんとうにいい映画だった。

 

また見たいと思う。なあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レディバード

レディバードを見た。

 

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監督と脚本はグレタガーヴィグっていう人。

この人は全然知らないが、もともと脚本家志望だったが

役者としてキャリアをスタートさせたらしい。

現在35歳とのこと。

若い。

 

この映画は今年の夏に公開していて、面白かったので昨日2回目を見た。

 

この映画の主人公は高校生でサクラメントに住んでいる。

大学はニューヨークに行きたいと言っているが、

家庭の経済環境が芳しくなく母親は猛反対。

そんな中での青春の話である。

 

この主人公はコンプレックスでいっぱいなのだ。

家が貧乏。

サクラメントという土地が田舎(これは詳しくは知らないがそういう描かれ方をしている。)

男性経験がない。

などなど。

 

でもそれを主人公は言葉には発しないし、側から見れば親友もいて楽しそう。(この親友は人の良さそうなおデブ)

家族も貧乏ではあるが、仲が悪いわけではない。

でもこの主人公は今の現状に不満があるし、なんとかこの狭い世界から飛び出したいと思っている。

それを言葉にすると大人にちょっと邪魔にされる。

そうなるとどんどん拗らせてつまらないことでムキになったり喧嘩になったりする。

わかる。わかるぞ。

自分の学生の頃、強いては今を考えてもこの主人公と同じようなことを考えている。

誰もが「この映画は俺の映画だ。」と思えるのだと思う。

 

この主人公の言葉にならない感情を表現するのには、

セリフで独白などするのではなく

様々な登場人物と何気ない会話をしたり行動をしたりする事で

表現している。

実に映画的な表現で、決して少なくない登場人物と複雑な感情をここまで手際よく、ユーモアたっぷりに見せるのは見事だ。

(映画とはそうあるべきだとはおもうのだが。。。)

 

好きなシーンはいっぱいある。

同級生のイケイケのエロい女と仲良くなるのだが

停学になった時にそのエロ女が家まで来てくれるのだが、

その女に教えた家は町の近くの憧れの家

(その家はゲイの元彼の家)

すぐあとに本当の家に来るのだが

「めちゃくちゃ怒られた」とか言ってて笑えるシーン

なのだが、同時に切ない。

母親がこの会話を聞いたらどう思うのだ

その女は続けて「こういう嘘意味わかんない」という

たしかに意味はわからないのだが、

この主人公にとってはそれは自分のコンプレックスであり、

切ない嘘なのだ。

それに続けて女は「カイル(主人公の彼氏)の彼氏だから許す」という。

この笑えるシーンで主人公とこのエロ女は住む世界がちがうというのがわかる。

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そのエロ女のオディアラッシュ。

最高である。

 

同じ日にトリュフォー「大人は判ってくれない」も見たが

似てるとおもった。

あらすじとかではなく、根っこの部分が。

(根っことはなんなのだ。)

 

この映画で結局、母親は主人公のことを理解しないし、しようともしない。

でも母は主人公を応援する。

そういうものなのかなと思う。

 

自分の中学や高校を思い出す。

あまり言葉にはできないが自分にどうしても重ねてしまう、

いい映画でした。

 

 

 

 

 

ディザスターアーティスト

昨日「ディザスターアーティスト」を見た。

 

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2003年製作の「The Room」という史上最低な映画があってその映画の製作過程を描いた映画だ。

 

演技学校でグレッグという若者がトミーウィソーと出会う。

トミーは演技の授業でも他の生徒とは全く違う演技をしていて、

その演技がすげえってことでグレッグはトミーと仲良くなろうとする。

ただそのトミーはどう見ても40歳過ぎのおっさんなのに19歳だとか言ったり謎に金を持っていたりと

相当な変人である。

その変人と一緒にグレッグはスターになろうということでLAに言って頑張ろうというが、

なかなかうまくいかないから、「自分で映画を作るか」とグレッグが言ったら

それを本気にするトミー。

その映画が「The Room」。

そこでど素人たちの映画づくりが始まる。

 

という映画。

 

監督と主演(トミーウィソー)がジェームズフランコ

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この男前はサム・ライミ版のスパイダーマンでハリー役を演じていた人。

「DEUCE」というドラマ版で主演で双子を1人二役で演じていて素晴らしいなあと思っていた。

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この映画でも

トミーウィソーという現実離れした変態をとてもリアルに面白く演じていてすごい。

下手な役者がやっているとコントのようになってしまったのではないかと思うが素晴らしかった。

 

この映画の面白いのはやはりこのトミーウィソーというキャラクターだと思う。

このトミーという人は、偉そうなことは言っているが実は知識もセンスも全くない。

何故かめちゃくちゃ金を持っていて、めちゃくちゃ行動力があるが全く活かすことのできない人間だ。

この映画は、何回かグレッグがトミーに行動を促すシーンがあるが、

ほぼこのトミーの行動によってストーリーが動いている。

映画の主人公として理想的なキャラクターだ。

このような主人公があれば、どんなジャンルでもどんなあらすじでも面白くなると思う。

そのトミーの行動原理は一つで「承認欲求を満たしたい」ということ。

おそらくトミーは生まれてほとんど人から認められたことがないのだろうと思う。

(多分お金も宝くじなのか、親の金なのかなのだろう。)

だから、自分を認めてくれたグレッグをすぐ親友のように扱うし、

自分のところを離れそうになったらとんでもなく怒るし、

スタッフを盗み見したりする真似をする。

 

僕はトミーのような行動は起こすことはないが、

気持ちはすごくわかる。

僕も人に否定されることはとても傷つく。怖い。

だからトミーのことが人事のことには思えない。

他の人に陰口叩かれたり、グレッグに見捨てられそうになるのを見ると

すごく苦しい。

(嫌われて当然の行動なのだが。)

そういう人は多いと思う。

トミーというキャラは特殊なものだが、その感情はとても普遍的で単純なものなのだ。

だからわかりやすく面白くこの映画はなっている。

そして、ラストでその承認欲求は皮肉な形で満たされる。

そのひねりも秀逸なものだと感じた。

(実話らしいので、よくできた話だ。)

 

この映画の面白いところはこの主人公によるものだと思うがコメディとしても面白い。

映画をいざ撮るとなって機材屋に出向くトミーとグレッグ。

「映画を撮るからカメラを探している」とトミー。

「35mフィルムとデジタルカメラがあるがどっちがいい。」と機材屋。

「どっちもだ。」とトミー。

意味がわからない。

「それはムダなことだよ。まあいいや。どの期間貸出すればいい?」と機材屋。

「買う」とトミー。

「めちゃくちゃ高いぞ!?」と機材屋。

「金は大丈夫だ」と

本当にカメラを二台購入する。

 

そして、撮影はフィルムカメラデジタルカメラをおんなじ位置に設置して同時収録をする。

モニターには同じアングルの映像が映っている。

意味がなさすぎる。

腹抱えて笑った。

 

こんなバカみたいなことをトミーたちはマジでしている。

ふざけている人間は1人もいない。のに状況がバカみたいな状況という

映画的な笑いでよかった。

 

映画づくりの映画では「カメラを止めるな!」があったが

こちらの方が僕は好きだった。

そういう映画では「アメリカの夜」も最近みたのでその事も書こう。

 

ハハハ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女王陛下のお気に入り

先日「女王陛下のお気に入り」を見た。

 

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監督はヨルゴスランティモスという人で

ロブスター

とか

聖なる鹿殺し

 

とかを撮っている変態だ。

 

その変態が監督した映画がアカデミー賞にやたらとノミネートされているので、

さぞかしおもしろいのだろうと思い見に行った。

 

主要登場人物は3人居て

アン女王(オリヴィア・コールマン)

アビゲイル(エマストーン)

サラ(レイチェル・ワイズ)

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アビゲイル/アン女王/サラ


舞台は18世紀初頭のイギリスでフランスと戦争状態にある中、ロンドンの宮廷人の中では、優雅な生活を送っていてその中での権力争いだ。

アン女王は権力はあるが、癇癪持ちで体も悪く政治を行えるわけではない。

(とにかくアン王女はすぐ怒鳴り散らすし、うるさいやつで見ていてムカついてくるのだがそうなったのにも理由があって、切ない。)

なので、その側近のサラが半ば政権を握っている状態。

そこにサラのいとこのアビゲイルがやってきて、サラからその実権を奪おうという話。

 

正直18世紀のイギリスの宮廷の話に全く興味は湧かなかったが、

見てみると政治的な話はほぼなく、この3人の人間模様が描かれる内容になっていて意外と敷居は低いかなと感じた。

この映画に影響を与えたんだろうなあというのは

「イブの総て」

 

という映画。

これは映画界を舞台にして、女優同士の争いの話だが、すごく似ている。

1950年の映画で今見てもすごくおもしろくラストシーンにはぞくっとする。

 

1950年のあらすじとすごく似ているということで、この「女王陛下のお気に入り」も

かなり古典的な話だなと。

その古典的な話と変態の監督と3人の女優の演技がいいアンバランス感ですごくよかった。

 

3人ともやたらと攻撃的で本を投げるわ首根っこ掴みにかかるわで

いい変態だなと思った。

エマストーンが男とイチャイチャしてキスするぞと思ったら金的をするところもいい変態だなと思った。

(まずそのイチャイチャのしかたも、野良犬と野良犬が喧嘩してるみたいなイチャイチャでどういう青春を歩んだらこういうシーンにしようと思うんだろうと思う、)

 

とにかくすごくよかったので2回目行こうかな。

アカデミー賞なにかとってほしいけどきつそう。

エマストーンはいけるんではないか。

 

B'z

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再開

ブログを再開した。

 

前のアカウントが凍結してしまったので、

新しく始めることにした。

 

特に何を書こうかは決めていないが、

自分の好きなもの(映画とかゲームとか普通の日記になったりするときもあるかも)

について書こうと思っている。

 

前の時は二日にいっぺんに更新するペースで頑張ると息巻いていたが、全然ダメだったので、今回こそはと思っている。

自分の面倒臭がりを本当に呪いたい。

人間に面倒くさいという感情があるのはなぜなのだ。

成長したいとか頑張りたいと思う時はだいたいしんどいものだ。

何故なのだ。

 

とにかく頑張ります。

B'zが好きです。

 

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B'z