「占い師同士で情報共有してるの？」「してません、知り合いでもありません」
占いサイトで活動していたとき
ある掲示板を覗く機会がありました
いろんな占いサイトについての
ユーザーの情報共有、提供の場と銘打った掲示板
あの先生は当たった
あの先生は当たらない
複数の先生からはこう言われたけど、
あの先生は違った（逆verもあり）
そんなやり取りをしている中で
「あの先生には何も言ってないのに言い当てられた！すごい！」
と素直に受け止める人もいれば
すごい発想を持つ方もいました
それが
「サイト内の占い師間で情報共有されてるんじゃないの？」
という意見
いえいえそんなことありえませんから！！
冷静に考えていただきたい
（そんなことすら冷静に考えられない人がいるとは驚きですが）
確かに占いジプシーしちゃう方は
冷静に考えることができない人が少なくないのかもしれません
だから上記のような発想になってしまうのかしら
そもそもそんなことして何の得があるんでしょうか？
一人のユーザーの情報を、
多数の占い師が共有することに何の意味が？
少し考えればサイト利用者がどれだけいるか
大まかにはわかるでしょう
100人や200人じゃありません
そんな大勢の中の一人の情報を共有するなんて
そんな非効率なこと何の必要があってやるんでしょう？
的中したいから？
いえいえ、的中最重視している占い師なんていませんよ
それに1分いくらで料金発生するサイトで
いちいち調べて、
内容読んで、
答えて、
なんてそんなことやってたら時間がかかって仕方ないでしょ
クレームに繋がります
さらに驚きなのが、
同じことを感じてる人が一人だけではないようなやりとり
発想力が豊かといえばいいのか
そんな発想力があれば
好きな彼とうまくいかないのはなぜなのか
それをまず考えてみてもいいのではないか？
なんて客観的に思ったりもします
簡単にデメリットを並べてみますね
１．情報共有しても占い師に得はない、面倒なだけ
２．時間的なことを考えてもロスしか生まない
３．占い師自身のスキルアップにもならない
単純にこんな感じ
他にもいろいろありますけど
ここに挙げるだけでも無駄な気がするのでやめておきましょう
それから占い師に横の繋がりも
そうそうありません
同じ会社でも話したこともない人ばかりですし
個人事業主ですからね、皆さん
お手て繋いで協力しあうような
そんな仲ではありません
最後に一つだけ言うとすれば
たくさんいるユーザーの中で
あなたが一番大切
あなたのことをしっかり知っておかなきゃ
なんて思われてないですよ
あなたもその他大勢のユーザーの一人です
だから安心してください
占い師に同じことを言われても
それはそれぞれの占い師の見立てですから
※占い結果に関しては信じるも信じないもあなた次第です
決して情報共有の結果ではないですよ
「彼からもらった指輪をなくしてしまいました。見つかるでしょうか」「いいお知らせがありそうですよ」
リピーターのお客様からのご相談
切羽詰まった様子でした
彼氏と喧嘩中ということもあり
更に彼氏の機嫌を損ねてしまう
ばれる前に何とかしたい
ということでいらっしゃいました
通常、タロットでは失せもの探しは受け付けていないのですが
「そこを何とか！」
という押しの強さに負け
その必死さ加減も相まって
「確実ではないですからね」
と念を押して、ルノルマンカードで占ってみました
出たカードのイメージだけで
そこから解読する形です
「家ではない、会社で無くしたという可能性が高いようです」
「確かに、会社で手を洗って、ポケットに入れたところまでは覚えているんです。やっぱりあの辺りかなぁ。戻ってきそうですか？」
「うーん、すでに誰かに拾われている様子ですね。あ、でも戻ってきそうですね。休みが明けたら、いいお知らせがあるみたいですから」
「ホントですか！よかったぁ。じゃあこの休みの間だけ、何とかばれないように凌ぎます！本当にありがとうございました！」
まだ見つかったわけではないのに、
丁重にご挨拶くださって帰られました
そして週明け早々、メールをいただきました
「先日はありがとうございました！占いの通り、会社に行ってみたら総務からの社内メールで指輪の落とし物のお知らせがあり、行ってみたら間違いなく私の指輪でした！先生のおかげです、ありがとうございました！彼とも頑張って仲直りします。またお願いしますね(^^)/」
その後、彼ともちゃんと仲直りができたようで
二人は結婚に向けて準備を始めたようです
アドバイスとかそういったことで片付けられるものではないので
失せ物探しはすごく神経を使うものです
そして相談者の方の思いがこもった品ですから
なおさら簡単には受けられません
今回は運よく見つかりましたが
毎度こううまくいくとは限りません
以前、自分自身紛失したものを探すのに試したこともありますが
的中率は五分五分程度です
この程度の的中率ではスリルしかありません
心臓に悪いので今後も極力受け付けたくないカテゴリです
片思いの彼には彼女がいます。もうこの恋は諦めたほうがいいでしょうか。
かれこれ半年ほど前にいただいた相談です
ほぼ毎月のように相談にいらしていただき
アドバイスをしていきました
お会いするたびにだんだん明るくなっていき
それにつれてどんどん綺麗になっていった彼女
そして先日、なんと諦めようとまで悩んでいた
片思いの彼とお付き合いすることになりました！
いつも私に対して感謝の言葉を欠かさない彼女で、
「私がここまで来られたのは先生のおかげです」
と言ってくださいます
でも今の彼女があるのは私のおかげではありません
私が彼女にしたアドバイスは
誰でもができること
少し考えれば
というか
少し相手に興味を持てば
できることです
相手の好み・趣味に興味を持ってみる
相手が喜ぶようなことをしてみる
いつも明るく接する
そんな簡単なことでした
でもそんな簡単なこともできていない人が本当に多い
多くは自分のことをわかってほしい
自分を見てほしい
自分が第一
自分が優先
相手の事を見ていないんです
相手が何を望んでいるのか
それすらもわかろうとしないから
相手を振り向かせることもできない
興味すら持ってもらえない
「彼の気持ちを教えてください」
そういう割に相手の気持ちをわかろうとしていないんです
それでは恋愛なんて成就できません
相手のことを知る
相手のことを思って接する
好きになれば自然にできてしまうはずの事が
占いに来る人達にはできていないことが多い
冒頭の彼女も最初はそんな意識でした
でも彼女の想いが成就したのは
素直にアドバイスを受け入れ
実践する行動力があったこと
それが要因になったんだと思います
占い相談にいらしても
占いに頼るのではなく
占いを一つのツールとして判断したからこそ
できたことだとも思います
明るく綺麗になった彼女は
今後も欲張ることなく
相手への思いやりをもって
進んでいくという決意のもと
彼と向き合っているそうです
占いサイトでの鑑定をやめた理由
占い師を初めて数年は占いサイトに登録し占いをしていた
チャットでの占いで、集客はサイト任せ
依頼→鑑定→待機
の繰り返しで
短時間の人は5分程度～
長い人でも1～2時間ぐらい
平均的には20分/1人ぐらいの相談時間で受けていた
会社を辞めたこともあって
朝から夕方まで張り付いていられたので
1日20人ぐらいの鑑定をしていた
1分いくらという料金設定のため
相談者もどんどん質問してくる
こちらも慌てて答える
カードをシャッフルする時間も
相談者にとっては負担になってしまう
シャッフル、スプレッド、リーディング、鑑定結果入力
この流れで2～3分ほど時間が過ぎると
中には
「遅い」
「時間稼ぎ」
という相談者もいたりして
対面ではないため
間を持たせることができず
焦ってしまう
なんだか追われている感覚
果たしてこれが私がやりたかった占いなのか
みたいな御大層な考えが沸き上がってきたのではなく
ただ単に疲れた
同じ質問を繰り返す人にも
アドバイスを受け入れない人にも
結果に逆切れする人にも
疲れてしまった
私のキャパの問題
未熟なんだな
一人一人とゆっくりじっくりと向き合う占いがしたい
そう思ってサイトでの鑑定を辞めた
今では気持ちにも余裕ができ
新しい知識を取り込む時間的余裕もできた
あの時よりは質のいい鑑定ができているはず
あくまで自己評価だけどそう思えるようになっている
今日のカード 正義 2018.1.9
努力すれば結果はついてくる
努力をしないで結果が出ないのは当たり前のこと
頑張ったら頑張った分
それに見合った成果が表れる
釣り合った天秤には
それが表わされている
大きな成果を得たいなら
大変な努力が
ほどほどの成果にも
ほどほどに努力は必要である
