Blogger SEO

SEOや趣味について徒然なるままに

記事の質を上げるには、記事の量をこなすしかない

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SEO上では、記事量も一つの目安となっていますが、フレッドアップデート以降は「記事質」を意識しないと検索エンジンに評価されない傾向があります。

 

ただ、一言に「質」といっても、オリジナルの文章を生み出すに至るまでには「数」が重要だと思っています。

 

記事の量産はNGですが、記事質を上げるためには結果的に「記事量」をこなすしかないのです。

 

◆まとめサイトでの「まとめ作成」は時間のムダ

DeNA社の騒動以来、より「まとめサイト」の検索順位が下がりつつあります。

 

上位表示されたままの「NAVER まとめ」に関しては「闇」を感じるものの、これには独自の見解があります。

 

「まとめサイトの先駆者だから」です。何の根拠も意味もありませんw

 

もし、まとめサイトのライティング(リライト・コピペ)でお小遣い稼ぎをされている人は、今すぐに「ブログ」か「レンサバ+WordPress」での記事量産をおすすめします。

 

僕は「まとめサイト」自体は否定していません。むしろ過去にも「2ちゃんねるまとめサイト」を個人でさらっと触っていただけに(触っていただけ)、まとめサイトを否定するということは、自分自身も否定することになるからですw

 

ただし、もし「もっと記事質の良い記事を書きたい」と考えている方が、某・クラウドワーカーソーシャルなどを通じて「ライター」と称して記事作成をしているならば、それは記事質向上のスキルには“遠回り”だというのが持論です。

 

NAVER まとめを含め、まとめサイトは「コピペ・リライト」と「個人的な感想」が主となる文章がほとんどです。

 

まとめサイトの上位化表示のからくりについては、「発リンクの多さ」と「インデックス数の多さ」、もちろん「被リンクの多さ」、そして「大量の記事量産」が関係していたのですが、今ではその恩恵もかなり下がっています。

 

僕がちょっとだけ見た某・キュレーションメディアのリアルタイムの数字は、いつも2000ぐらいは当たり前でした。2年ぐらい前の話です。

ただ、それは単純に「記事質」ではなく、「SEO」によるものでした。

 

ジグソーパズルのように「引用」でかためた記事は、倫理面などは後回しにして「スキル」が身につきません。

 

得られることといえば、ネットブラウジングの時間と少々の知識、そして少々の小銭なわけです。

 

もし、自分だけの文章でアフィリエイトを展開しようとするならば、儲けは考えずに「ブログ」や「レンサバ+WordPress」で“記事室にこだわりつつ”、“記事の量をこなしていく”ということしかありません。

 

ちなみに僕は、中学生のときには作文が書くことができかった男です。そんな人間でも、少々の知識やノウハウは、拙いながらも文章で伝えることができはじめました。

 

これは「量」をこなしたもの以外にないと思っています。

 

まとめサイトでは、自分の脳を回転させることができない=文章を生み出す機会が減るというのが、僕は「もったいない」と考えています。

 

 

◆記事の量をこなすためのコツ

もちろん、僕が人から“ほめられた文章”を必ず展開できているとは思っていません。むしろ、自分の知識の少なさ、表現力のなさに辟易とすることが多いです。

 

ですのでもちろん、まだまだ「修行中」だとも思っています。

 

そもそも、記事の量をこなすこと自体が「思考」なくしては不可能です。ただし、「思考」が習慣になると、記事量をこなすことが苦痛ではなくなります。

 

まるでピアノを演奏するかのような気分でキーボードを叩き出せば、間違いなく「ブログ中毒」になっている証拠ですw

 

個人的な「記事量をこなすコツ」は「思考」にあると信じています。

 

思考→発見→推論→調べる→自分の中で反論・整理→起承転結・序破急の構想→客観的な意見の抽出→客観的な意見に対しての反論→キャッチフレーズの引き→序章と結論(クロージング)を破綻させない→ニーズの引き出し→共感→文章化

 

これを頭で描いてから文章化すると、1000文字程度であれば10分程度で書き上げることができるようになります。

 

もちろん、ここで言っているのは「ライティングの早さ」ではありません。「記事量をこなす上でのコツ」です。

 

よくこういう発言をすると、「2000文字を30分以内で書いた文章なんて読みたくない」と言われますが、別に思いつきで文章を書くことはありません。

 

日頃、見たもの、読んだもの、体験したもの、他人が考えていること、TVでの芸能人の表情や発言、ドラマでのキャストの演技の方法など、全ての“推論”や“知識”を、“知恵”に変換していく作業から、「記事のライティング」の基礎とします。

 

ただし、これの弱点が「視野が狭くなる」ということです。文章を書くということには「自我」が必須なので、文章に主観性が出てくることは仕方がないことです。

 

それをいかに「客観性」で濁し、「俯瞰」で自分を見つめることができるかが、記事の量産+記事ネタの抽出につながる、というのが僕の考えです。

 

◆記事質は記事量をこなさければいけない理由

僕は文豪でもありませんし、アフィリエイトで蔵が建つほどのブログを持っているわけでもありません。むしろ貧乏です。誰か仕事ください。

 

ただ、「ノウハウ」だけは持っています。それを“する”か“しないか”は、各々の意志と金銭力、そして継続が求められます。

 

唯一僕が持っているのは「継続力」だけです。ただし、この「継続力」がなかなか維持できないという人が多いようです。

 

「毎日1記事」が、「2日に1記事」となり、その後は言うまでもなくでしょう。

 

「記事質」がついてこないのは、「記事量」による自分の文章への反省ができないこともあるでしょう。

 

僕もまだまだ記事量が足りないので、ひたすら「知識」を「知恵」に変換する作業から始め、そしてライティング=トライアンドエラーを繰り返してばかりです。

 

人を魅了する文章の書き手は「センス」や「才能」に左右されるのは間違いありません。

 

ただし、その「センス」に匹敵できるのが「継続力」だというのも僕の考えです。

 

豆腐メンタルであまり物事が続かない自分だからこそ、より実感していることですw

 

ちなみにこの「継続力」のモチベーションを維持するのが難しいという人が多いですが、文章を書くこと自体がいつか「楽しい」と思えるタイミングに差し掛かれば、その「継続力」は「習慣」にしかなりません。

 

つまり、ブログを書くこと=趣味になり、それがいつしか利益を生むことにつながります。

 

世の中には、ブログだけで数百万円稼ぐ人もいるようです。(サロンや情報商材は。僕は“悪”だと思っています)

 

いわば、現代の文豪となるからには、多少の見栄っ張りと記事量。これをこなさなければ、おそらく「記事質」と呼べるものには至らないと僕は考えます。

 

 

もちろん、人に褒められる文章を僕は書けません。

 

「面白くない」

 

そう感じる方がほとんどでしょう。ただそんな僕がモチベーションにしているのが、

 

一人でもオモロイと思ってくれたらええやん

 

ということです。

 

所詮、ブログは自己満足です。趣味です。息抜きです。

 

それを「強制」にして記事量をこなすことになれば、それはもはや「拷問」にしかならないと思うのは僕だけでしょうか?

 

結局、何事も楽しめるという姿勢が大事なんでしょう。

 

  • 人の批判は気にしない(僕は豆腐メンタルなので気にします)
  • 記事量をこなすためのモチベーションをみつける
  • 「思考」を習慣にする
  • 文章を書く前に、頭のなかで「構成」を作る(難しい場合は紙に書く)
  • インプット作業もする(読書しよう!)

 

日々是精進、僕もいつか「駄文」から開放される日がくるのでしょうか。

直帰率はなぜ下がらないのか

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サイトを運営していたり、集客でオウンドメディアを持っていると悩みがちなのが「直帰率」と「離脱率」でしょう。

 

その中でも気にしたいのが「直帰率」です。

 

離脱率はページそのものの分析で解決できることが多いですが、直帰率は“そのサイト自体”に問題がある場合が多いからです。

 

また、最近のユーザーの「シェアの方法」にも、一因はあるんです。

 

 

◆直帰率の下げてページセッションを上げるにはどうすればいいか

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某・サイトを冷静に振り返っていなかったので、あえて直帰率とページセッションを注視してみました(注視するだけ)。

 

このサイトはPV自体は低いものの、平均セッション時間が比較して(自サイト内で)長く、リピーターが多いのが特徴です。

 

ただ、直帰率が問題。「良いサイト」とされる直帰率であれば、おおよそ70%台とされているので、80%を超えていると“サイト自体”に問題があることがあります。

 

このサイトに関しては「文章が長すぎる」というのが短所でもあり、長所でもあると分析しています。

 

では例としてこのサイトの「直帰率」を下げるにはどうすればいいかは、簡単な方法でいえば、

 

 

  • 記事内の段落の合間に関連記事を置く
  • 記事下に関連記事を目立つように設置
  • ランダム記事のプラグインを使い、関連記事以外の記事を見せる

 

 

などが考えれますが、ここで生じてくるのが「離脱率」のジレンマです。

 

特に、アドセンスなどを置いているサイトであれば「収益」と同時に「離脱率」が高くなるのが悩みどころではないでしょうか。

 

僕自身がいじっているサイトだけで言えば、記事内よりは最初の段落上に広告を置き、後は記事下まで広告を置かないほうがユーザーの「離脱率」もキープでき、「直帰率」も下げることができると実感しています。

 

基礎的なことですが、「マネタイズ」ばかりに意識がいくと、客観性が失われがちです。

 

これは「サイト運営者」としてより、「ユーザー目線」でそう感じるからこそ、主張したいです。

 

◆直帰率が下がらない場合のファン層の増やし方

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もっとひどい例で言うと、上記のデータのサイトは平均セッション時間は33秒。そして、直帰率は90%弱とかなり高いです。

 

正直、糞サイトですw

 

ただ直帰率が高いのにも、サイト構成で大幅に変わってくるでしょう。また、ユーザーが増えれるほどこの“直帰率の高騰”はなかなか止まらないと、過去、支援していた媒体で感じています(当時、支援していた媒体が月間PV3000万ほど)

 

これにはいくつか理由があって、

 

  • 検索流入からで、そのページだけで満足してしまう
  • 広告に飛ぶ
  • デザインが糞なのですぐに離脱(耳が痛い…)
  • サイトが重くて離脱(耳が痛い…)
  • 見出しでイライラする(続きが読みたいと思えない)
  • 「釣りタイトル」で、内容が思っていたものと違った

 

など、他にも挙げればキリがありません。要は、それだけユーザーが求めるサイトと、我々が運営できるサイトの力量に「大幅な乖離」が生じているからです。

 

なので、基本的に「検索流入からのユーザー」や「リファラーからのユーザー」を重視するよりかは、ファン層をいかに増やすサイト運営ができるかどうかが、今のような「サイトジャブジャブ時代」に生き残ることができる秘訣でしょう。

 

もちろん、ファン層をいかに増やすかは「各サイトの方向性やカラー」によって変わるので、一つの答えはありません。

 

ただ色々なサイトを見ていて感じるのは、「マネタイズに走りすぎたサイトはファン離れが激しい」ということです。

 

たとえば、ランキング形式でSEOで上位表示させているサプリメントサイト。薬事や景表法を無視して、CVばかりに意識がいきがちなサイト。

 

こういったサイトは、短期的にはユーザーを獲得できても、ロングスパンではユーザーを獲得できないと思っています。つまり、マネタイズも短期的なものとなりがちです。

 

加えて、今のユーザーの「シェアの方法」にも特色があります。

 

口コミでバズったりするのは、Twitterで共有・FBで共有といったものが一般的でしたが、今では「Instagramでキャプチャで共有」「LINEでキャプチャで共有」といったものが多く、そもそもサイトに人がきませんw

 

そして「検索流入」に頼っていても、結局“直帰率が高くなる”という悩みがまた浮上するわけです。というのは、検索から入ってくるユーザーのほとんどが、「その悩み・疑問」が解消できれば満足するからです。

 

そこからいかに回遊してもらうかは、「魅力的なコンテンツ」「関連記事にいかに興味を持ってもらうか」に加えて、「マネタイズに意識を置きすぎないこと」があるかと思います。

 

ただ僕が思っているのは、ユーザーに媚びるのはよくないということです。最近のユーザーは本当に“目が肥えている”からですw

まさに「青天井」な欲望に目を向けていると、自分が嫌になるはずです。

 

でも、コンテンツを作るときは、「自分がユーザーでありたい」というのが僕の信条なのですが、もちろん、マネタイズできればできないに越したことはありません。

慈善事業で時間を潰すほどお金持ちではありませんからw

 

なので、いったんファン層を増やすとすれば、自分のサイトのカラーを見直すことと、修繕作業を繰り返すことが「良いサイト作り」にもなり、「直帰率の低下」にもなり、さらに「ファン層の増加」にもつながると思っています。

 

支援サイト以外で、僕が運営しているサイトは弱小ばかりですが、大手のサイトでも“マネタイズに走りすぎている”といった傾向はよく目にします。これが連鎖すれば「WEB媒体」そのものに、未来はないと思っています。

 

ただでさえ「アドブロック」が主流になってきている現代なので、“いかにユーザーを欺くか”よりは、“いかにユーザーが楽しめるか”に重きを置くことも大事ではないでしょうか。

 

 

ちなみに僕は某・ダイエットアフィリサイトを運営していますが、そのサイトでは2017年に入り明らかにCVRが下がりました。

要はユーザーが「ネット販売の商品」に対して、信用を失っている面があると思っています。

あと、自分にセンスがないと痛感していますw

 

いかにユーザーが楽しめるサイトであるかどうかは、「直帰率」と「離脱率」を下げるサイト運営につながります。

 

いかに自分がユーザーとして「WEB」を楽しめるかどうか。サイト運営では大事なことなのかもしれません。

 

 

 

じゃあ逆に「良質なコンテンツ」ってなんだよ!

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フレッドアップデート以降に「ホワイトハットSEO」のブログが多く飛び、以前の状態に戻ったブログ、やや流入が現象したブログ、そして全く戻らず困っているブログがあるでしょう。

 

最近のGoogleは「ユーザー至上主義」をやたらと強調しており、近日も何らかの新しい広告が出てきそうです。

 

ただ、最近のGoogleは“迷走”すら感じさせるような雰囲気もありますが、今後、Googleにより新しい形の広告・サービスは誕生するのでしょうか?

 

 

 

◆「ユーザー至上主義」をかかげるGoogle

Be the first to hear about Google’s latest marketing innovations, the moment they’re announced.

Join us for a live stream of the Google Marketing Next keynote where we’ll share new Ads, Analytics and DoubleClick innovations designed to improve your ability to reach consumers, simplify campaign measurement and increase your productivity.

出典:

Register: Google Ads, Analytics and DoubleClick Announcements Live Stream .. – Google

 

新たな広告、そしてアナリティクスのUIなどが刷新されそうな雰囲気ですが、最近のGoogleがしきりに発しているフレーズがこれでしょう。

 

ユーザーにとって良質なコンテンツを

 

これにフレッドアップデートで大きく下げられたブログの中には、広告過多やフェイクニュースのかたまり、そして重複コンテンツの評価が下がるなど、3/8以降に地獄を見た方も多いでしょう。

 

しかし、逆に知りたい。

 

「良質なコンテンツ」「ユーザーにとって有益なもの」

 

これは絶対値で計ることができるものなのかと。

 

たとえば、Aさんにとっては“面白い”ものでも、Bさんにとっては“不快”であることもある。

ではAにもBにも満足できるものを生み出しても、それが“ありきたり”になってしまえば、誰にとって「良質」であればいいのでしょうか?

 

フレッドアップデート以降、ブロガーのふるい落としが始まったと強く感じざるを得ない僕は、やはり捻くれた性格なのです。

 

 

◆ユーザーがWEB広告に飽きたお話

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僕はあるIT関連企業で働いていたことがあるのですが、そこではいわゆるWEB広告のマネタイズをしておりました。

 

主流だったのが「記事広告」で、一記事200万円というメニューもあり、PV単価にすると60円なんてものも。

 

最近のYoutuberの企業案件も飛び抜けてるなーと思いますが、当時のWEB広告は「“記事広告”を打ちすぎた」時期がありました。

 

同時に、大手PR会社による「ステルスマーケティング」が発覚したりと、WEB広告自体が「悪」になり、インターネット広告ガイドラインが大幅に改訂されたのも昨日のように感じます。

 

もう、2年ぐらい経ったわけですが。

 

幸いにも僕が勤めていた企業は「PRマーク必須」だったものの、明らかに「記事広告」を打ちすぎていた感はありました。要は“やりすぎ”です。

 

何でもやりすぎると、ユーザーは新鮮味を失い、例えばサプリAの費用対効果が全く合わなくなってくることで、記事広告というもの自体が広告主からもユーザーからも信用を失っていきました。

 

広告主が記事広告に対して信用を失ったのは、多くの媒体が「PV保証」であって、「CPA保証」や「クリック保証」というものはあまり取り扱っていなかったからです。それはいわゆる「アフィリエイト」の分野です。

 

そしてユーザーが記事広告に対して飽きたのは、取り扱っている商品にも左右されることはあるでしょうが、「誇大広告」がネットに溢れたからです。そして、多くのユーザーが「ダイエットサプリメント」を試しお腹を下し、「バストアップサプリ」で効果を得られず、ドン○ホーテで500円で買えるようなものを6,000円で買わされたからです。

 

これが何を意味するかは、お察しのいい方には言うまでもなく。

 

「ネットアフィリへのイメージダウン」や「広告=悪」という認識です。

 

WEB広告に飽きたというよりも、WEB広告に過敏に嫌悪感を覚え始めたのが、今のスマホユーザーなわけです。

 

 

◆まとめサイトとステマの闇

僕はこれには加担していないという点で料金感は無知ですが、よく見られたのが「まとめサイト」でのステマです。

 

ちなみに今でも巧妙に行われていますが、まとめサイトがGoogle検索エンジンから排除傾向にあり、アンテナサイトには大手まとめ管理人の縄張りになってしまっているので、中堅はもちろん、新参はつけ入る隙もないでしょう。

 

信じられないことに、まとめサイトとステルスマーケティングはまさに“表裏一体”の時代が2、3年前までは普通にあったわけです。

 

たとえば、CMでもよく見かけた某・栄養ドリンクの販売会社から、エナジードリンクの火付け役となった某商品、そして芸能人の印象操作も「ペイドパブリシティ」として存在し、まとめサイトにより多くのユーザーが「洗脳行為」を受けていた、というのは少し言いすぎでしょうか。

 

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なぜステマが流行ったかというと、費用対効果が大きかったからでしょう。

 

料金感は分かりませんが、たとえば2ちゃんねるの「なんJ」でアフィリエイトスレッドを立てた場合、いわゆる「セミアフィリエイト」だと原稿料と題して100,000円は最低でも発生していたとにらんでいます。

 

そして、そのまとめサイトにアフィリエイトリンクを設置。成果報酬単価は、また別途発生という感じではないでしょうか?

 

当時は「へぇ!」と感心していたのが情報操作だったと感じるユーザーには、ネットに対しての懐疑心が芽生えてきた現代は、なるべくしてなったと言っていいのでは?

 

ちなみに最近は、「逆SEO」もまとめサイト案件であったりするのを見かけます。詳しく言うと、芸能プロダクションなどから消されそうなのでやめておきますw

 

 

◆じゃあ「良質なコンテンツ」ってなんだよ!

要は、ネット上の「資本主義化」が行き過ぎたせいで、面白いものが生み出されない世界が今のネットです。

 

それもそのはず、専門的なことよりも、万人ウケするコンテンツの方がお金になりやすいからです。これはGoogleにも責任があると思っていて、「PV至上主義」がネットへ与えた功罪はさまざまです。

 

僕もGoogle(様)から毎月お金をいただいているので文句は言えませんが、もし「良質なコンテンツ」を我々が作っていくのであれば、やはり資本主義がそれに付随する必要はあるんだろうな、と思っています。

 

たとえば、「足袋について熱く説明するサイト」があったとして、そのニーズはどれぐらいあるでしょうか?

 

「芸能ニュース」を発信したい場合、どうすれば差別化できるんでしょうか?

 

そしてなぜユーザーは「広告嫌い」が増加しているんでしょうか?

 

「WEBマネタイズ」はめちゃくちゃ魅力的な反面、一歩間違えれば衰退の一途を辿るだろうな、と最近よく思います。

 

なのでせめて、文章を書くときは「ユーザー1人でもいいので、何か“刺さる”ことを届けたい」と意識しています。ちょっとクサイですけど、この信条だけは捨てたくないです。

 

「じゃあ良質なコンテンツってなんだよ!?」の答えは、おそらく発信側の「想像力」と「創造力」にあって、それが届くかどうかは「テクニック」に依存する部分もあるのが、今のGoogleSEO対策だと僕は思っています。

 

なお、結果はあまり出ていない模様ですw

 

 

僕は昔から文章を書くことが好きだった割に、文章を書くのが下手です。そして、人に物事を伝えるのはもっと苦手です。

 

そんな自分だからこそ、文章で何かを届けたい。

 

それがいつか「良質なコンテンツ」を生み出せることになるようになれば本望ですし、きっとお金になりにくくても“自分がもっと楽しめる”と思っています。

結局、我々発信者も「ユーザー」ということは忘れたくないですね。

 

 

 

 

 

フレッドアップデートで危機感を覚えた話

実名でブログをするなんてことは、学生時代に「ブログブーム」があった12年~14年ぶりでしょうか。

 

時代は変わり、ガラケーからスマホにシフトしてからは“個人情報保護全盛期”と呼ばれつつですが、個人事業主としてもネットに名前を晒している僕なので、きっとそんなことは「悪いことをした時」に後悔するのでしょう。

 

僕は「記事屋さん」と名乗りつつ、ブログをいくつか運営しています。

 

一つは、『Runjoy!』というランニングに特化したブログ。

 

そしてもう一つが、社内ライターも巻き込んでいる『Lomero』というブログ。

 

他にも人様にはお見せするのが恥ずかしいブログも運営していたりと、実はメディア広告運営会社で働いていた経験を使って、マネタイズに奔走しています。

 

しかし、3月8日頃の激震、「フレッドアップデート」を味わってからは地獄を見る思いでした。

 

◆フレッドアップデートでアフィリブログ壊滅へ

https://www.aegtelecomstore.com/wp-content/uploads/2017/05/img_591031dfbb841-e1494233581542.png

アフィリブログで稼ぎ頭だったのが「ダイエット関連」のブログでした。

 

20万PV/月ほどの実績で、CVRも良いときは2%。成果報酬単価も特単だったブログが、かなりの落ち込みを見せたのが3月から4月の中旬でした。

 

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手塩にかけて、我が子のように育てていたブログ。4/18の大変動で戻ったものの(むしろ微増気味)、まさに地獄を味わう気分でした。

 

今でも「フレッドアップデート」で苦しんでいるブロガーさんは多いでしょうが、当時の僕は毎日がトライアンドエラー。

 

「何もしていなくても戻ったよ」という声も多いですが、“微増傾向”にまで持ってこれているのは、やはり「危機感を持った対策」を始めたからだと思っています。

 

◆ホワイトSEOが最強だと思っていた

結論から言うと、2016年9月のペンギンアップデートで「ブラックSEOいらんやろ」と、むしろリンク対策をおざなりにしておりました。

 

それで地獄を見ている人が何と多いことか。

 

ちなみにGoogle社は「フレッドアップデート? なにそれ? おいしいの?」と、フレッドアップデートがなかったような発言がありましたね。

 

 

「フレッドアップデート? そんなのあったの?」

 

まるでびっくりのこの発言ですが、まだ「フレッドアップデート」でサイトが戻っていない人も多いでしょう。

 

そんな人達のブログの特徴、“推測”をしてみました。

 

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・タグやカテゴリーが整理できていない。あるいは過多状態。

・ホワイトSEOとして「長文」に意識を置きすぎている

・被リンク対策は全くしていない

・記事が面白くない(耳が痛いですが…)

・ヘイト系のネタが多い

・トレンドブログである(耳が…)

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僕はSEOの専門ではないですが、去年のGoogle社の動きから見ると、「被リンク対策は悪」という風潮があったのも事実です。

 

なので、「ホワイトハットなのに…もうやる気がなくなった」というブロガーさんも多いでしょうが、むしろGoogleの狙いはこれだったんじゃないかと、密かに邪推していますw

 

というのは、これだけアフィリブログが増えてきていると、「コンテンツの波」という状態は避けられないわけです。

 

“何が事実で、何が嘘か”

 

Googleが「フェイクニュースは排他する」と発言しているように、その実験台がフレッドアップデートだったとにらんでいます。

 

まるで、北朝鮮とアメリカのにらみ合いかのような構図が、SEO対策をするブロガーvs.Google…いや、これ以上は言うまいです。

 

ちなみに僕も「ホワイトハット寄り」だったのですが、無論、フレッドアップデートで落ちました。

コンテンツSEOが全てだと思っていて、毎日コーヒーを飲みながらGRCを回していた喜びが、2017年3/8から約1ヶ月間、苦いコーヒーに“味すらなくなった”というのが本音でした。

 

じゃあ、何をしたか。

 

少しだけ、フレッドアップデートでのカラクリを考察してみました。

 

◆フレッドアップデートが「ない」は本当?原点回帰しただけかも

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そもそもブロガーさん達が「袋小路」に陥っているのは、「SEO対策」が頭にありすぎるからでしょう。

 

たとえば、10ページほどのペラサイトに、明らかに中古ドメインと思われるサイトから500のリンクがあり、それが上位表示されていた。そして、その上位表示されているサイトの商品は“上位表示されているから、本当だろう”の時代は、2011年までは普通にあったようです。

(その頃、中古車輸出の仕事だったので、リアルタイムで体験できなかったのが残念)

 

Googleとの「イタチごっこ」がSEO対策で、このイメージが「SEO対策」=「ブラックハット」と思われがちになりました。

これは、SEO対策会社の責任でもあると思っています。

 

そして着目すべきが、「フレッドアップデートで下がったサイトが、ブラックハットSEOで戻った」という声です。

 

そもそもブラックハットの代表例として多いのが「自演リンク」でしょう。

 

たとえば、

 

1. 中古ドメイン購入

2. 割安サーバーでIP分散でwordpressでかんたんなサイト作成

3. アンカーテキストで発リンク

 

というのがポピュラーなイメージでは?

 

実はコレ、やっていいとは思わないのですが、違う形での「発リンク」であれば、むしろGoogleは推奨しているかのように思えます(あくまで持論ですが)。

 

要は、発リンク元のサイトコンテンツはどうなのか。ページオーソリティはどうなのか。関連性はあるのか。

 

この“当たり前”を我々は見失った結果、「ブラックハットSEO」=「邪悪なもの」という意識が芽生え始めたのではないでしょうか。

 

僕が言いたいのは、ブラックハットSEOが正解だということではありません。

 

ホワイトハットSEOが難しすぎるということなんです

 

本当に優れたコンテンツは、何もしなくてもナチュラルリンクが得られます。いいコンテンツはユーザーが最も欲し、そして目に越えた我々にとっても大いに参考になるものばかりでしょう。

 

ただ、「ホワイトハットSEO」とはなんでしょうか?

 

・長文化

・被リンクをまったくつけない

・滞在時間をいかに長くするか

・いかに専門性の高い文章で理路整然と文章構築できるか

 

こういったことがホワイトハットSEOであれば、おそらく生き残ることができるブロガーは1%以下だというのが、僕の考えです。

 

たとえばこの記事のように、“あたりまえのこと”を“ダラダラと3000文字程度で書く文章”が優れているのか、簡潔にまとめられているサイトがユーザーに好まれるのか、それは「ユーザー目線」でしか測ることしかできないわけで、まだGoogleの技術がそこまで追いついているとは感じられません。

 

ユーザーにとって良いコンテンツを

 

これが意味することが評価される時代は、間違いなく来ます。人工知能はおそらく、人間よりカシコイと僕は信じているからですw

 

なので、まず「原点回帰」をほのめかしたのが、現在のGoogleではないんでしょうか?

 

ISDNで画面がノイズ音を出して表示されていた時代、ユーザーはナニを求めてネットに溺れたんでしょうか?

 

 

◆良いコンテンツを同時に作ることが最強のSEO?

エロも音楽も、最近では話題になった「フリーブックス」や「nyaa」などを使用することが「普通」の時代です。つまり、我々はお金を使わなくなる傾向にあるわけです。

 

無論、資本主義化において、「無料コンテンツ」は何らかの形で滅ぼされます。そう、フリーブックスのようにw

 

これからのSEO対策は、自分が何を発信できて、ユーザーが何を欲しているかの想像と創造だと思っています。ちょっとかっこよく言うと。

 

それが「自己満足」でも「ユーザー満足度」が高いのであれば「最強のホワイトハットSEO」であり、スパイスを自分でふりかけるなら「最強のブラックハット」なわけです。

 

ただユーザーは目が肥えてきたもので、「無理やり見せられること」は絶対に嫌がります。

 

僕は文章を書いてストレスを発散するタイプなので、何かを発信して誰かの役に立てればwin-winだと思っています。あと、お金がついてくれば有り難いんですがw

 

長々となった「はてなブログ」一発目でしたが、好きなことを書いて、もし自分なりに役に立てそうなことも発信していきますが、基本的には「自己満足」が全てだと思ってくださいw 

 

 フレッドアップデートで多くのブロガーが青色吐息でしょうが、ブログなどでの収入源は「継続」こそ命でしょう。

 

さて、僕はどこまで延命できるかは分かりませんが、今後も「良いものづくり」は意識したいところです。