前回の投稿で「5月から気温が30度を超える可能性がある」と書きましたが、昨日、鹿児島でも30度近くまで上がりましたね。
昨日は日中にサッカーをしまして、プレー中はもちろんですが、帰る時の車内の暑さに、まだ梅雨前でこの暑さだと真夏はどうなってしまうのかと不安で頭を抱えました。
異常なくらいの暑さがもう異常じゃなくなるんでしょうね。
これはもう暑さに身体を慣らして、こちらが気候に合わせるしかなさそうです。
運動などで体温が上がった時は、汗をかくことによる気化熱や、体の表面から空気中に熱を逃がす熱放散で体温を調節していますが、暑さに慣れていなくてこの体温の調節がうまくできないと、体の中に熱がたまって体温が上昇し、熱中症になる危険性が高まります。
また日本人は欧米人に比べて、かいた汗に含まれる塩分濃度が高いそうで、これも熱中症になりやすい一因だと思いますが、汗をかく習慣があると、汗の塩分濃度が下がる効果もあります。
熱中症の危険が高まる前に、筋トレやストレッチ、ウォーキングや入浴などで汗をかいて身体を慣らしましょう。
ちなみに、暑さに身体を慣らすことを暑熱順化と言います。
(四文字熟語で書くと一気に格が上がった感じがします)
暑熱順化にはだいたい数日から2週間程度かかり、発汗量や皮膚血流量が増加し、気化熱や熱放散がしやすくなります。
ネットで分かりやすいイラストを見つけたので
ぜひこれを参考にしてみて下さい。
また、行事や仕事でイベント等を企画する立場にある方やスポーツ指導者や保護者の方には
熱中症の対策を学べる「熱中症対策アドバイザー」という資格があるので、気になる方は検索してみて下さい。
暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始め、暑さに備えましょう!
鹿児島県鹿児島市荒田1-1-26-1F
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