警察官になりたい人にそっと教える元刑事のKちゃんのブログ

警察官になりたい!そんなアナタを応援します!

筆者のライター実績を紹介します!

警察官採用試験の合格を目指しているみなさん、こんにちは。

今回は、採用試験の情報ではありません。

 

この場を借りて、筆者のウェブライターとしての実績を紹介させていただきます。

 

法律コンテンツでの実績

筆者の強みは警察官として鍛えた法律分野の実務経験と知識です。

ライティングのご依頼も、法律コンテンツのものが大多数なので、ここでまとめて紹介させていただきましょう。

 

弁護士事務所サイトでの記事執筆

弁護士事務所が運営しているサイトは「こんな事件の被害にあったけど、どうやって対処したらいい?」「疑いをかけられているんだけど、解決法はある?」といった疑問を解消するのに大いに役立っています。

弁護士の先生方は依頼を受けた案件の対応に忙しいので、私のようなウェブライターが代わりに記事を執筆する…って仕組みですね。

 

もちろん、弁護士の先生が原稿をチェックして校正してくださるので、内容に間違いはありません。

 

では、どこの弁護士事務所のサイトで執筆しているのかというと…

それは言えない約束(契約)になっているんです。

ただ言えることは、日本全国で5本の指に入る規模の弁護士事務所…ということだけですね。

 

法律情報サイトでの記事執筆

法律情報サイトでは、記事執筆だけでなく監修やインタビューなども請け負っています。

そのなかでもたくさんのご依頼をいただいているのが、株式会社アシロさんという会社。

asiro.co.jp

アシロさんは、たくさんの法律情報サイトを運営している会社です。

hitosagashi-pro.com

tantei-seach.net

keiji-pro.com

itbengo-pro.com

yourbengo.jp

 

エンタメ向きのコンテンツでの実績

法律が関係するコンテンツはどうしても文体が硬くなりがち…

でも、好きな調子で思い切り楽しい記事も書きたいという本音もあるので、不定期ながらエンタメ向きのコンテンツも執筆しています。

 

300万PVを超えたキラー記事

実は、筆者はわずか数日で300万PVをという破壊的なPV(=閲覧数)を記録した記事をもっています。

gendai.ismedia.jp

この記事がライターとしての知名度をグッとのし上げてくれたことは間違いありません。

 

エンタメと法律の融合

「法律」と聞くとそれだけで拒絶反応を示してしまう方も少なくありません。

しかし、法律の世界は少し紐解いてみるだけでもすごく楽しいネタの方向です。

筆者はnoteでもエンタメと法律を融合した記事を公開しています。

note.com

依頼をいただいて書く記事とは違ったテイストで、できるだけ面白く執筆しているので、ぜひご覧ください。

 

記事執筆のご依頼はコチラ

現在、たくさんのクライアントさまから記事執筆のご依頼をいただいています。

だからこそこちらのブログも更新できていないわけですが、お仕事とあれば無理にでもスケジュールを空けます!

記事執筆のご依頼は、ブログのコメント、またはnoteのコメント機能をご利用ください!

借金があると警察官になれない?破産・債務整理は関係あるの?

f:id:ayataka04240125:20190408051511j:image

警察官を目指していると、色々なことが気がかりになります。

その中でも、実は多くの人が気になっている問題が『借金』です。

 

どこからか分からない情報ですが、

  • 借金があると警察官になれない
  • サラ金の利用履歴があると不合格になる
  • 自己破産したことも全てお見通し…

なんて話がきになっていませんか?

 

今回は、実はビクビクしている人が多い

「借金があると警察官になれないの?」

という疑問にお答えします。

 

【  目次  】

 

 

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借金・破産・債務整理と警察官採用は関係がない!

 

まずはお話をスムーズに、そして安心して聞いていただくために、結論を先にお伝えしておきましょう。

 

  • たくさん借金がある
  • サラ金を利用したことがある、または利用している
  • 自己破産したことがある
  • 債務整理したことがある

 

これらは、すべて警察官採用試験の合否にはなんの影響もありません。

ご安心ください。

ウワサに惑わされちゃダメですよ!

 

警察は国民の口座や借金をのぞき見できる?

 

よく「警察は口座の情報や借金をすべてのぞき見できる」と思っている人がいます。

 

ええ、たしかにそんな情報を知ることはできますよ。

ただし、それは『捜査関係事項照会書』に基づいて…のお話です。

 

捜査関係事項照会書とは、刑事訴訟法という法令に従って、警察が事件の捜査に必要な限り、必要な情報の開示を求める書類です。

わかりやすい表現にたとえれば『開示請求書』みたいなもの。

 

いいですか?

「事件の捜査に必要な限り」です。

 

警察官の採用は『事件』だといえるでしょうか?

違いますよね。

 

捜査関係事項照会書は、採用の合否を決めるために使うことなんて許されません。

もしそんなことを平然とやっているとすれば、間違いなく銀行や信販会社、消費者金融の顧問弁護士から「違法だ!」と叩かれてしまいます。

それを警察の圧力で潰して…なんてバカげたことはありません。

そうすればするほど、その事実は公表されて世の中の知るところとなるのです。

 

警察官がパソコンをパタパタパタっと叩けば「ピコーン」と口座データが一気にでてくる…

なんて刑事ドラマの中だけのおとぎ話。

 

みなさんが思っているみたいに、警察が自由にデータを入手できるわけではありません。

 

だから、採用試験を受けている人の口座情報や借金の情報なんてまずわからないし、警察が持っている権限を利用してまで調べようともしません。

警察が知ることのできる情報には限りがあるってことです

 

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過去の破産歴・債務整理歴もわからない!

 

破産や債務整理の履歴はどこが保管しているかわかりますか?

 

答えは『裁判所』です。

 

では、警察なら裁判所にちょっとお願いすれば履歴なんてカンタンに入手できるのかというと…

 

入手できません。

 

はっきりいって「裁判所のほうが立場が強い」ので、警察からそんなお願いをしても調べられません。

 

破産歴の有無や債務整理の有無は、その気になれば『官報』に掲載されているため、別に警察じゃなくても誰にでも調べることができます。

でも、膨大な量の官報を手探りで調べることになるので、そんな手間がかかることもしません。

 

警察官採用試験を受験するにあたって「破産したことがあるか?」とか「債務整理をしたことがあるか?」なんて、問題になりません。

そんな調査ができるほど採用担当者もヒマじゃありませんよ

 

「破産者名簿に載る」って聞いたことがあるんだけど…?

 

「破産歴があっても問題にはなりませんよ」と聞いても、まだ不安がある人もいるでしょう。

だって、よく言うじゃありませんか。

「破産をすると『破産者名簿』に名前が載る」

って。

 

結論をいうと、これも関係がありません。

 

『破産者』とは、裁判所で申立てが受理されて「破産手続きを開始しました」という状態から、破産手続きを終えて「財産の整理が終わったので、借金については返済義務がなくなりましたよ」という状態になるまでの間を指します。

 

この「財産の整理が終わったので、借金については返済義務がなくなりました」を法的には「免責を受ける」といいますが、免責された時点で破産者ではありません。

 

ところが、まれにこの『免責』を得られない結果になる人がいます。

そうすると、破産状態が終了しません。

 

この場合、お住まいの市区町村の役場に備え付けてある破産者名簿に名前が載ることになります。

 

ということは、過去に自己破産をして「借金が帳消しになった」という方は、破産者ではないし破産者名簿にも名前が載っていないわけです。

「破産した経験がある人」=「破産者」ではないんですね

 

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本当の『破産者』は警察官になれない!

 

『破産』の意味を説明しましたが、ではここで説明したとおり法的に『破産者』だという人はどうなるのでしょうか?

 

実は、破産者は警察官になれません。

警察官だけでなく、破産者は公務員になれないのです。

 

破産者には職業制限が課せられます。

公務員のほか、警備員、保険外交員など、一定の職に就くことができなくなります。

 

この状態では、採用の条件から外れてしまいます。

 

採用試験に合格すると採用に関して必要な書類の中にこんなものがあります。

 

・破産者ではない証明

 

破産者ではない証明は、市区町村の役場が発行する『身分証明書』を指します。

 

警察官の採用は、 せっかく採用試験にパスしても原則的には「採用者名簿に掲載されるだけ」で、必ずしも採用されるわけではありません。

身分証明書の提出など、最終的な関門をパスすることで採用されるのです。

 

破産手続き中の場合、苦労して採用試験に合格しても「採用条件を満たさないため不採用」という悲話が起きてしまいます。

まずは破産に関する問題をキレイに解決してから受験するほうが利口でしょう。

不安を残して受験に取り組んでも集中できませんからね。もし不安なら弁護士に相談しましょう

 

借金や破産は問題ではないが…

 

警察官採用試験の合否には、借金や破産などは関係しません。

 

しかし、警察組織は『身上把握』が重視されます。

警察官になると「清廉にして堅実な生活態度を保持すること」という義務が課せられるのです。

 

生活態度などに異常があればすぐに察知されてしまい、隠し通すことなんてできません。

 

警察官を目指すうえで、まずは生活基盤をしっかりと整えておきましょう。

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近畿・関西地方で警察官になりやすい府県はどこ?【2019年最新版】

近畿・関西地方で警察官になりやすい合格しやすい府県



大阪府を中心とした近畿・関西地方は、関東地方に次いで日本で2番目の経済圏。

大量の警察力を必要としており、採用にも積極的なエリアです。

 

きっと「警察官になって街の治安を守りたい!」と警察官を志している方も多いでしょう。

 

近畿・関西地方で警察官になりやすい、採用試験で合格しやすい府県を分析していきます。

 

なお、近畿地方といえば三重県を含む二府五県を指すものですが、警察組織では三重県は管区が異なります。

この記事では、二府四県の情報を紹介します。

 

【 目次 】

 

 

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滋賀県警察

滋賀県警察 採用

引用:滋賀県警察のホームページ

 

2018年(平成30)年度の滋賀県警察の試験状況を見てみましょう。

 

 

(第1回 5月試験)

【男性 A採用(大卒)】

・受験者数 … 258人

・合格者数 … 37人

・合格倍率 … 7.0倍

【男性 B(高卒)採用】

 未実施

 

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 61人

・合格者数 … 10人

・合格倍率 … 6.1倍

【女性 B(高卒)採用】

 未実施

 

 

(第2回 9月試験)

【男性 A採用(大卒)】

・受験者数 … 57人

・合格者数 … 4人

・合格倍率 … 14.3倍

【男性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 62人

・合格者数 … 9人

・合格倍率 … 6.9倍

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 13人

・合格者数 … 2人

・合格倍率 … 6.5倍

【女性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 21人

・合格者数 … 6人

・合格倍率 … 3.5倍

 

難易度B+級、A(大卒)採用は第1回に勝負をかけるべし!

 

団塊世代の大量退職がひと段落した滋賀県警

採用人数の絞り具合はバブル崩壊後の公務員人気の時代が再来したかのようです。

特にB(高卒)採用の絞り具合が激シブなので、かなりの倍率になっています。

A(大卒)採用でも全国の平均的な倍率を超えています。

滋賀県の難易度はBよりも少し高い『B+』級だといえるでしょう。

近畿地方の中でも滋賀県の難易度はかなり高めです

 

なお、滋賀警察の募集ポスターのイラスト。

「どこかで見たタッチだな…」と感じる方も多いはず。

ろくでなしブルース』や『ルーキーズ』でおなじみのマンガ家 森田まさのり氏のイラストですね。

 

森田氏は滋賀県栗東市の出身。

故郷のために一肌脱いだのでした。

 

京都府警察

京都府警察 採用

 

引用:京都府警察のホームページ

サイバー警察として有名な京都府警察

なんといっても「世界の任天堂」の本拠地ですからね。

 

では、京都府警の2018(平成30)年度の試験結果を見てみましょう。

 

(第1回 5月試験)

【男性 A(大卒)10月採用】

・受験者数 … 69人

・合格者数 … 12人

・合格倍率 … 5.8倍

 

【男性 B(高卒)10月採用】

・受験者数 … 165人

・合格者数 … 33人

・合格倍率 … 5.0倍

 

【男性 A(大卒)4月採用】

・受験者数 … 418人

・合格者数 … 121人

・合格倍率 … 3.5倍

 

【男性 B(高卒)4月採用】

・受験者数 … 362人

・合格者数 … 50人

・合格倍率 … 7.2倍

 

【女性 A(大卒)4月採用】

・受験者数 … 119人

・合格者数 … 17人

・合格倍率 … 7.0倍

 

【女性 B(高卒)4月採用】

・受験者数 … 99人

・合格者数 … 9人

・合格倍率 …11.0倍

 

(第2回 9月試験)

【男性 A(大卒)4月採用】

・受験者数 … 203人

・合格者数 … 31人

・合格倍率 … 6.5倍

 

【男性 B-Ⅰ(高卒)4月採用】

・受験者数 … 110人

・合格者数 … 17人

・合格倍率 … 6.5倍

 

【男性 B-Ⅱ(高卒)4月採用】

・受験者数 … 79人

・合格者数 … 21人

・合格倍率 … 3.8倍

 

【女性 A(大卒)4月採用】

・受験者数 … 69人

・合格者数 … 10人

・合格倍率 … 6.9倍

 

【女性 B-Ⅰ(高卒)4月採用】

・受験者数 … 39人

・合格者数 … 3人

・合格倍率 … 13.0倍

 

【女性 B-Ⅱ(高卒)4月採用】

・受験者数 … 40人

・合格者数 … 7人

・合格倍率 … 5.7倍

 

難易度C級、第1回試験は2倍程度だった?

 

京都府警察 採用 速報

引用:京都府警察ホームページ

 

京都府警は意外にも倍率が低めで、近畿地方ではかなり合格率が高くなっています。

中でもB(高卒)採用のⅡが倍率が低いところに注目。

B採用試験では第2回Ⅱにもチャレンジする価値が十二分にあります。

また、京都府警ホームページによると、第1回試験の締め切り直前の倍率が1~2倍程度だったことが判明しています。

駆け込みの願書提出もあったはずですが、それでも急激な増加はなかったはず。

この情報を受けて9月試験は受験者が増加するものと予想されますが、それでも難易度はかなり低めとなるでしょう。

 

京都府警を受験する予定の方は、今回が絶好のチャンスになるはずです。

採用には波があります。今年は絶好の波が来ていると考えましょう!

 

 

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大阪府警

大阪府警察 採用

引用:大阪府警察のホームページ

 

注目の大阪府についても、2018(平成30)年度の試験状況を見ていきましょう。

 

(第1回)

 【一般考査 男性】

・受験者数 …3938人 

・合格者数 …788人

・合格倍率 …5.0倍

 

 【一般考査 女性】

・受験者数 … 969人

・合格者数 … 124人

・合格倍率 … 7.8倍

 

【自己推薦 男性】

・受験者数 … 145人

・合格者数 … 49人

・合格倍率 … 3.0倍

 

 【自己推薦 女性】

・受験者数 … 68人

・合格者数 … 19人

・合格倍率 … 3.6倍

 

(第2回)

 【一般考査 男性】

・受験者数 …2067人 

・合格者数 …304人

・合格倍率 …6.8倍

 

 【一般考査 女性】

・受験者数 … 651人

・合格者数 … 44人

・合格倍率 … 14.8倍

 

【自己推薦 男性】

・受験者数 … 87人

・合格者数 … 11人

・合格倍率 … 7.9倍

 

 【自己推薦 女性】

・受験者数 … 76人

・合格者数 … 19人

・合格倍率 … 4.0倍

 

(第3回)

 【一般考査 男性】

・受験者数 …192人 

・合格者数 …57人

・合格倍率 …3.4倍

 

 【一般考査 女性】

・受験者数 … 76人

・合格者数 … 19人

・合格倍率 … 4.0倍

 

【自己推薦 男性】

・受験者数 … 7人

・合格者数 … 3人

・合格倍率 … 2.3倍

 

 【自己推薦 女性】

・受験者数 … 12人

・合格者数 … 2人

・合格倍率 … 6.0倍

 

難易度B級、年に3回のチャンスを最大限に活かすべし!

 

大阪府警ではホームページに大卒・高卒の合格倍率が公開されていません。

試験の実施結果を見ると、第1回・第2回・第3回の倍率にそれぞれ開きがあることがわかります。

 

事前にどの回の試験が合格しやすいのかを把握するのは困難ですが、大阪府で警察官になりたい人は 「とにかくすべての機会にチャレンジすること」を強くおすすめします。

合格のコツは「何度でも受験すること!」です

 

大阪府警察を受験したいと考えている方は、あわせてこちらの記事もご覧ください。

 

www.keisatsu.work

  

兵庫県警察

兵庫県警 採用

引用:兵庫県警察のホームページ

 

兵庫県警察は日本国内でもっとも警察官を必要としている県警察です。

なぜかというと、ご存知の方も多い最大勢力の暴力団が本拠地を構えているから。

 

では、兵庫県警察の2018(平成30)年度の試験実施状況を見ていきましょう。

 

(第1回)

【男性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 753人

・合格者数 … 190人

・合格倍率 … 4.0倍

 

【男性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 640人

・合格者数 … 86人

・合格倍率 … 7.4倍

 

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 168人

・合格者数 … 34人

・合格倍率 … 4.9倍

 

【女性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 159人

・合格者数 … 12人

・合格倍率 … 13.3倍



(第2回)

【男性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 316人

・合格者数 … 46人

・合格倍率 … 6.9倍

 

【男性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 515人

・合格者数 … 121人

・合格倍率 … 4.3倍

 

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 81人

・合格者数 … 14人

・合格倍率 … 5.8倍

 

【女性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 161人

・合格者数 … 31人

・合格倍率 … 5.2倍

 

(第3回)

【男性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 80人

・合格者数 … 12人

・合格倍率 … 6.7倍

 

【男性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 95人

・合格者数 … 24人

・合格倍率 … 4.0倍

 

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 28人

・合格者数 … 6人

・合格倍率 … 4.7倍

 

【女性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 48人

・合格者数 … 14人

・合格倍率 … 3.4倍

 

難易度C級、2019(平成31・令和元)年は採用人数増員!

 

兵庫県警察はちょうど組織改編の真っただ中。

特に、実質勤務員が1日1名となる「一人交番」の存在が危惧されていることから、大幅な増員が予定されています。

各回・各区分において10名以上の増員が予定されているほか、女性警察官の大幅増員が公表されているので、2019年試験に勝負をかけるべきでしょう。

女性警察官の増員は時期が終わるとしばらく見込めません!今が最大のチャンスです!

 

気になる増員情報はコチラをごらんください。

www.police.pref.hyogo.lg.jp

※2019年4月現在では第3回試験の情報までは更新されていません。

 

 

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奈良県警察

奈良県警 採用
引用:奈良県警察のホームページ

 

奈良県警察の2018(平成30)年度の試験実施状況を見ていきます。

 

(第1回 5月試験)

【男性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 196人

・合格者数 … 34人

・合格倍率 … 5.8倍

 

【男性 B(高卒)採用】

 

 未実施

 

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 41人

・合格者数 … 6人

・合格倍率 … 6.8倍

 

【女性 B(高卒)採用】

 

 

 未実施

 

(第2回 9月試験)

【男性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 76人

・合格者数 … 10人

・合格倍率 … 7.6倍

 

【男性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 147人

・合格者数 … 20人

・合格倍率 … 7.4倍

 

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 18人

・合格者数 … 2人

・合格倍率 … 9.0倍

 

【女性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 29人

・合格者数 … 6人

・合格倍率 … 4.8倍

 

難易度C+級、わずかに増員あり!

 

奈良県警察は2018年に採用を絞ったため、今期の2019年はわずかに採用を増員する予定です。

5月試験の男性A採用では、締め切り直前の倍率が2.6倍とかなり競争率が低くなっているので、難易度がかなり下がっているといえます。

くわしくはコチラ

 ただし、この情報を受けて9月試験では「今年は合格しやすい!」と出願が殺到するおそれもあります。

奈良県が公表する情報にもしっかりと目を向けてチェックしていきましょう。

 

また、奈良県警察の特徴として、一次試験が厳しめのようです。

常に一次試験で受験者の半数まで絞る傾向があるので、学科試験対策の強化は必須です。

ほぼ確実に半数まで絞ってきます!一次対策を徹底しましょう!

学科試験対策については、こちらの記事をご覧ください。

 

www.keisatsu.work

 

和歌山県警察

和歌山県警 採用

引用:和歌山県警察のホームページ

 

最期に紹介するのは和歌山県警察です。

2018(平成30)年の試験実施状況をみてみましょう。

 

(第1回 5月試験)

【男性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 135人

・合格者数 … 25人

・合格倍率 … 5.4倍

 

【男性 B(高卒)採用】

 

 未実施

 

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 40人

・合格者数 … 6人

・合格倍率 … 6.7倍

 

【女性 B(高卒)採用】

  

 未実施

 

(第2回 9月試験)

【男性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 52人

・合格者数 … 5人

・合格倍率 … 10.4倍

 

【男性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 149人

・合格者数 … 24人

・合格倍率 … 6.2倍

 

【女性 A(大卒)採用】

・受験者数 … 15人

・合格者数 … 6人

・合格倍率 … 2.5倍

 

【女性 B(高卒)採用】

・受験者数 … 58人

・合格者数 … 19人

・合格倍率 … 3.1倍

 

難易度C+級、女性は増員傾向

 

和歌山県警察もわずかに増員傾向です。

また、前年の第2回A採用が高倍率化したので、2019年は受験を避ける人が増えて倍率が下がることが予想されます。

真剣に警察官採用試験の合格に向けてチャレンジする人にとってはありがたいことですね。

さらに、女性警察官の採用はさらに増員傾向がみられます。

他府県では高倍率になりやすい女性警察官ですが、和歌山県では2~3倍の低倍率になっているので、女性警察官を目指している人にとってはチャンスですね。

女性警察官は「一次試験は90%以上が合格」ということもあるから、出願状況によっては早めに二次対策をしたほうがいい場合もあるよ

 二次試験対策にはコチラの記事をどうぞ!

 

www.keisatsu.work

 

結論!近畿地方で警察官になりやすいのは兵庫県だ!

 

2018年の試験実施状況と本年度の採用予定を照らした結果、近畿地方で一番警察官になりやすいのは兵庫県です。

 

兵庫県警は他県からの共同試験による採用もあるため、ほかの地方から「警察官になれるのならどこでも頑張るぞ!」という方にとってもねらい目となります。

 

また、京都府警も倍率が低下する傾向なので要チェック!

受験予定の方は万全の状態で試験に臨みましょう。

 

ぜひ、今回の情報をもとに警察官採用試験の受験を有利に進めてください!

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関東で一番警察官になりやすいのはどこ?【2019年最新版】

関東で警察官になりやすい、合格しやすい都県

 

警察官採用試験には『併願』という出願方法があります。

つまりは「本命+第2希望」みたいな出願ですね。

 

とにかく「警察官になりたい!」という方は、関東近郊で警察官になりやすい、つまりは「採用率が高い都県」を狙うのもアリです。

 

記念すべき「令和元年採用」を目指しましょう!

 

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【 目次 】

 

 

関東の都県、採用率が高いのはどこ?

 

さっそく、関東一円・各都県の警察官採用情報をもとに採用率をみていきましょう。

今年度の受験対策の参考にしましょう!

 

警視庁(東京都)

警視庁 採用

引用:警視庁のホームページ

 

警視庁の平成30年度(2018年)の採用状況は次のとおりです。

 

【男性・Ⅰ類(大卒)】

  • 受験者数  9372人
  • 合格者数  1599人
  • 合格倍率  5.9倍

 

【男性・Ⅲ類(高卒程度)】

受験者数  2336人
合格者数  353人
合格倍率  6.6倍

 

【女性・Ⅰ類(大卒)】

受験者数  2529人
合格者数  294人
合格倍率  8.6倍

 

【女性・Ⅲ類(高卒程度)】

受験者数  883人
合格者数  93人
合格倍率  9.5倍


難易度A・大幅に採用を絞る傾向あり

 

採用人数が多いので「受かりやすい」と定評がある警視庁。

ところが、今年の警視庁はぐっと口を絞って採用予定人数が大幅に減っています。


いまから採用した新人は東京オリンピック対策には使えないというのが大きな理由です。

 

例年になく厳しい時間になることが予想されるため、まずは一次の学科試験を確実にクリアできる勉強法に取り組むべきでしょう。

 

今から面接の練習などを考えるのは早計です。

 

警視庁だけにいえることではありませんが、とにかく学科をクリアすることだけに集中するのが得策です。

まずは一次試験対策ひとすじです!

一次試験の対策の中心となるのは過去問です。

一次試験対策についてはこちらの記事をご覧ください。

 

www.keisatsu.work

 

 

神奈川県警察

神奈川県警 採用

引用:神奈川県警察ホームページ

 

神奈川県警察の平成30年度(2018年)の採用状況は次のとおりです。

 

(第1回 5月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  1223人
  • 合格者数  296人
  • 合格倍率  4.1倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  1125人
合格者数  113人
合格倍率  10.0倍

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  317人
合格者数  54人
合格倍率  5.9倍

 

【女性・B(高卒程度)】

受験者数  320人
合格者数  31人
合格倍率  10.3倍

 

(第2回 9月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  384人
  • 合格者数  90人
  • 合格倍率  4.3倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  498人
合格者数  120人
合格倍率  4.2倍

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  111人
合格者数  31人
合格倍率  3.6倍

 

【女性・B(高卒程度)】

受験者数  187人
合格者数  39人
合格倍率  4.8倍

 

難易度B・狙うなら第2回試験!倍率が段違いに低い

 

警視庁同様に採用予定人数が大幅に絞られている神奈川県警察ですが、B採用の高倍率化が目立ちます。

高卒程度で受験する方はかなりの倍率を勝ち抜く覚悟で臨むべきでしょう。

 

神奈川県警察を受験するなら倍率が低下する第2回試験がねらい目です。

すでに第1回試験での受験は現実的ではないので、自然と第2回狙いになりますが…

 

2018年の試験では、第2回の学科試験の合格率が70%を超えています。

つまり、学科試験よりもウェイトが重たい面接試験での加点が十分に狙えるということですから、早めに面接・討論対策にとりかかっておくべきでしょう。

「一次試験はほぼ安心」くらいの勢いでいきましょう!

面接は早めにイメージを作っておくのが大切です。

こちらの記事で面接のイメージを磨いておきましょう。

 

www.keisatsu.work

 

 

 

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千葉県警察

千葉県警 採用

引用:千葉県警察ホームページ

 

千葉県の2018(平成30)年度の試験結果を見ていきましょう。

 

(第1回 5月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  1119人
  • 合格者数  333人
  • 合格倍率  3.4倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  387人
合格者数  39人
合格倍率  9.9倍

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  243人
合格者数  50人
合格倍率  4.9倍

 

【女性・B(高卒程度)】

受験者数  89人
合格者数  11人
合格倍率  8.1倍

 

(第2回 9月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  252人
  • 合格者数  21人
  • 合格倍率  12.0倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  815人
合格者数  217人
合格倍率  3.8倍

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  75人
合格者数  12人
合格倍率  6.3倍

 

【女性・B(高卒程度)】

受験者数  192人
合格者数  40人
合格倍率  4.8倍

 

難易度B・春はAの、秋はBの合格率が高め

 

やはり採用人数を絞ってきた千葉県警ですが、特徴的な動きに注目です。

第1回試験は大卒程度のAが、第2回試験は高卒程度のBがそれぞれ合格率が高く、それぞれ反対では高難易度になっているのです。

 

スケジュール調整に余裕があれば「逆狙い」も合格率を高めるかもしれませんね。

千葉県警は分析が大切です!

 

 

埼玉県警察

埼玉県警 採用

引用:埼玉県警察ホームページ

 

埼玉県警察の2018(平成30)年度の採用試験結果は次のとおりです。

 

(第1回 5月試験)

【男性・Ⅰ類(大卒)】

  • 受験者数  1266人
  • 合格者数  271人
  • 合格倍率  4.7倍

 

【男性・Ⅲ類(高卒程度)】

受験者数  668人
合格者数  73人
合格倍率  9.2倍

 

【女性・Ⅰ類(大卒)】

受験者数  359人
合格者数  61人
合格倍率  5.9倍

 

【女性・Ⅲ類(高卒程度)】

受験者数  151人
合格者数  14人
合格倍率  10.8倍

 

(第2回 9月試験)

【男性・Ⅰ類(大卒)】

  • 受験者数  512人
  • 合格者数  46人
  • 合格倍率  11.1倍

 

【男性・Ⅲ類(高卒程度)】

受験者数  605人
合格者数  91人
合格倍率  6.6倍

 

【女性・Ⅰ類(大卒)】

受験者数  128人
合格者数  13人
合格倍率  9.8倍

 

【女性・Ⅲ類(高卒程度)】

受験者数  178人
合格者数  15人
合格倍率  11.9倍

 

難易度A・春のⅠ類以外は難関!

 

埼玉県警察の難易度はAクラス。

春のⅠ類以外は安定して8~10倍をマークしているので、間違いなく警察官への門はかなり狭いと考えていいでしょう。

埼玉県警はかなりの難関!埼玉の方は覚悟のうえでしっかり勉強しましょう!

 

 

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茨城県警察

茨城県警 採用

引用:茨城県警察ホームページ

 

茨城県警察の2018(平成30)年度の採用状況をみてみましょう。 

 

(第1回 5月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  407人
  • 合格者数  107人
  • 合格倍率  3.8倍

 

【男性・B(高卒程度)】

 

 実施なし

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  121人
合格者数  17人
合格倍率  7.1倍

 

【女性・B(高卒程度)】

 

 実施なし

 

(第2回 9月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  106人
  • 合格者数  15人
  • 合格倍率  7.1倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  229人
合格者数  57人
合格倍率  4.0倍

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  31人
合格者数  5人
合格倍率  6.2倍

 

【女性・B(高卒程度)】

受験者数  66人
合格者数  12人
合格倍率  5.5倍

 

難易度C・倍率3~4倍に落ち着くこともアリ

 

2018年の結果をみると5~7倍が目立ちますが、過去数年のデータでは3~4倍に落ち着くことも多くあります。

他の都県と比べると警察官に合格しやすい県であることは間違いありません。

併願で茨城県を選択するのも良いでしょう。

難易度は低めでも油断は大敵!絶対に対策は怠らないようにしましょう

 

栃木県警察

栃木県警 採用

引用:栃木県警察ホームページ

 

栃木県警察の採用状況はどの程度でしょうか?

2018(平成30)年の状況をみてみましょう。 

 

(第1回 5月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  243人
  • 合格者数  65人
  • 合格倍率  3.7倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  130人
合格者数  9人
合格倍率  14.4倍

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  49人
合格者数  9人
合格倍率  5.4倍

 

【女性・B(高卒程度)】

 

 実施なし

 

(第2回 9月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  62人
  • 合格者数  5人
  • 合格倍率  12.4倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  155人
合格者数  39人
合格倍率  4.0倍

 

【女性・A(大卒)】

 

 実施なし

 

【女性・B(高卒程度)】

受験者数  60人
合格者数  8人
合格倍率  7.5倍

 

難易度B・ハマれば合格しやすく、ハマらなければ高難易度!

 

栃木県警察の実施状況をみると、女性警察官の採用がない回があるなど採用を絞る傾向があります。

枠次第では採用人数が1ケタも…

 

ただし、男性A採用なら3.7倍と勝負をかけやすい倍率なので、枠にハマれば専願・併願でも合格しやすいといえるでしょう。

 

たとえば2019年の第1回でいえば高卒男性は採用予定がたったの5人!

辞退者を見越して多めに採用するとしても10人程度が妥当なので10倍超えは必至です。

採用枠にハマらなければかなりの難易度!

 

群馬県警察

群馬県警 採用

引用:群馬県警察ホームページ

 

群馬県警察の2018(平成30)年度の採用状況をチェックしましょう。

 

(第1回 5月試験)

【男性・A(大卒)】

  • 受験者数  291人
  • 合格者数  64人
  • 合格倍率  4.5倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  216人
合格者数  30人
合格倍率  7.2倍

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  93人
合格者数  20人
合格倍率  4.7倍

 

【女性・B(高卒程度)】

受験者数  78人
合格者数  5人
合格倍率  15.6倍

 

(第2回 9月試験)

【男性・A(大卒)】

受験者数  104人

合格者数  9人

合格倍率  11.6倍

 

【男性・B(高卒程度)】

受験者数  176人
合格者数  24人
合格倍率  7.3倍

 

【女性・A(大卒)】

受験者数  93人
合格者数  20人
合格倍率  4.7倍

 

【女性・B(高卒程度)】

受験者数  35人
合格者数  4人
合格倍率  8.8倍

 

難易度B・難易度は高め

 

倍率も高めではありますが、採用予定人数が1ケタという事実が受験生の心を折ります。

今年度でいえば警視庁の次の難易度になるでしょう。

採用予定が1ケタでもやることは一緒!心を強く保ちましょう!

 

結論!警察官になりやすい都県は「茨城県」だ!

 

関東7都府県の採用情報を分析した結果、もっとも警察官採用試験の倍率が低い傾向なのは茨城県

「どうしても警察官になりたい!」という方は、茨城県の治安にすべてを捧げるつもりで併願するのもアリですね。

 

また、受験者数の絶対数が多い警視庁は人数が多い分だけ層が薄まることになります。

自分よりも高得点の人は増えますが、中間以下の層がもっとも濃くなるので、ある程度のレベルがキープできれば上位グループに食い込んでいけるでしょう。

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【緊急注意】佐川急便詐欺メールの続報・2019年4月4日

佐川急便詐欺メール 続報 mailsa

2019年3月末ころから再発しはじめた

『佐川急便詐欺メール』

当ブログは「警察官採用試験の合格を目指している」という方に情報発信をするものですが、元刑事である私が「気を付けて!」と注意喚起する場でもあります。

 

あれから1週間…

大手メディアなどでも取り上げられているので、もう下火になるだろうと予想していましたが、今回のグループはまだまだあきらめていないようです。

 

 

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【 目次 】

 

今度は家族のメアドに送られてきた!

 

佐川急便詐欺メール また

これは3月25日に私のiPhoneあてに送信されてきた詐欺メールです。

 

佐川急便詐欺メールに関しては、さまざまなメディアで注意喚起がなされていますが、今一度「どんな被害があるのか?」などをご確認ください。

 

www.keisatsu.work

 

なぜ今一度、同じ話題で記事をアップするのかというと…

 

まさか、私の家族のメアドあてに、さらに2件の佐川急便詐欺メールが送信されてきたからです。

 

要注意!ドメインが違う!

 

今度は私の家族あてに送信された『佐川急便詐欺メール』ですが、どれどれと見たところある相違点に気が付きました。

 

ドメインが微妙に違う…」

 

ドメインとは、URLの「www.〇〇〇〇〇〇.com」のうち『〇〇〇〇〇〇.com』の部分を指します。

ここが私あてのメールでは「mailsa-qwf.com」になっていますね。

ところが、私の家族あてのメールでは次のようになっていました。

  • mailsa-qwk.com

とても微妙な差ですが『f』と『k』の違いがありますよね。

ドメインはどんなに似ていても文字ひとつ、記号ひとつでも違えばまったくの別モノ。

つまり犯人グループは「ドメインをちょこちょこ変えて追っ手を逃れようとしている」という手口を使っていることがわかります。

じゃあ迷惑メール拒否設定をしていても…

はい、別のメアドと認識してしまうので拒否してくれません

 

電話番号も違う!

 

前回は画像を加工して電話番号を隠しましたが、さすがに再犯とくれば隠す義理もありません。

私あての送信に使われた電話番号はコチラ。

  • 080-1527-1468

そして今回、私の家族あての送信に使われた電話番号はコチラです。

  • 090-8939-1008
  • 090-9088-9699

すべてべつの電話番号が使用されていますね。

これらの携帯電話番号は、すべて「とばし」の携帯電話だと推測されます。

 

「とばしの携帯」とは?

 

とばしの携帯とは、契約者と実際の使用者がまったく違う、使用者の足がつかない携帯電話のことです。

つまり、犯罪に使うにはちょうどいい携帯電話ってことになりますね。

 

もともとは、携帯電話の契約ができない人たちにレンタルするという目的の、ある意味では真っ当な目的のサービスでしたが、はっきりいって犯罪者しか使わないツールです。

 

また、とばしの携帯の「ホンモノの契約者」は、アルバイトと称して携帯電話を契約させられて「料金はこっちで支払っとくから」と言われてだまし取られた人たち。

わずか1回線につき3000~5000円くらいの安い報酬で、この先数万円単位のとんでもない請求を支払うハメになるかわいそうな人たちです。

 

しかも、アルバイトで他人のために携帯電話を契約してしまうと「携帯電話会社をだました」という考え方になり、最悪の場合は契約者が逮捕されてしまいます。

「割がいい!」と思っても絶対にやっちゃダメですよ!

 

次々と変わるドメイン…対処法は?

 

詐欺集団は、とにかく「数撃ちゃ当たる」戦法でドメインをとっかえひっかえしてメールを無差別送信してきます。

 

  • 怪しいメールは無視
  • 怪しくなくても疑う
  • 公式サイトにアクセスしてみる

 

こんな対処法が当然といえば当然なんですが、確認できるだけの情報をアップしてくれている人もいます。

 

 

 こんな情報に目を向けておくのもおすすめですね。

 

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引き続き警戒を!

 

佐川急便詐欺メールはまだ姿を消していません。

ここで紹介したドメインだけではなく、また別のドメインや電話番号、別の運送会社やサービスを装った形で攻めてくるおそれがあります。

 

引き続き警戒を怠らないようにしましょう! 

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新元号は『 令和(れいわ)』警察官を目指すなら西暦ではなく和暦の元号を使う癖をつけよう!

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2019年4月1日といえば新元号の発表日。

 

昨年からたびたび話題となってついに発表されたのがこちら。

 

令和(れいわ)

 

万葉集からの引用によって決定したとのこと。

 

昭和生まれの私などは、ついに3つの時代を生きていることが確定となりました…

 

冗談はさておき、警察官採用試験の合格を目指している方にとってこの話題に着目すべき点があります。

 

それは「常に元号を使う」ということ。

 

警察をはじめとして官公庁では『年』を表記する際に必ず元号を使うことになります。

 

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【 目次 】

 

官公庁では『元号』を使う!

警察官になって職務質問をすると、生年月日を西暦で答える人がかなりいて「えーっと、それは平成でいうと何年だっけ?」と聞き返しても答えられない人も多くいます。

 

これってちょっと意外なんですが、特に平成生まれの人の中には自分の生まれ年さえも西暦しか把握していなくて日本の元号、つまり『和暦』を把握していない人がいます。

学校教育の影響なのでしょうか?

国際化なんかも関係してくるのかもしれませんね。

 

いろいろな申込書類などに生年月日や書類の記入日の欄が設けられていますが、ここに

「  年  月  日」と記載されていると「西暦と和暦、どっち?」と悩んでしまう方が多いとか。

 

基本的には、指定がない限り「どっちでもいい」が正解なのですが、警察官のお仕事の中では西暦を使うことはほとんどありません。

 

警察をはじめとして官公庁は『公文書作成規定』が存在しており、文書上の年数の表記は和暦で統一されているのです。

 

現在なら「平成31年4月1日」と表記するのが正解で、書類に「2019年4月1日」とは記載しません。

 

 

『令和』なら『R』と略しても問題はない?

次に注意しておきたいのが『略号』です。

 

平成なら『H』、昭和なら『S』のように略号を使う場面は多くありますが、年の欄が空白になっていて自由に記載できるとすれば、和暦の略号を使うのは不適切です。

 

ちょっとメモ程度であったり、家族全員の生年月日を記載するときに欄が小さいなど合理的な理由があれば問題にはなりませんが、警察官が作る公文書では絶対に略号を使用しません。

 

略号でも差し支えないと判断されている場面では、書類のほうに「S・H」というふうにチェックできる方式がとられているはずです。

 

警察官採用試験の受験にむけて、さまざまな書類を書くことになります。

願書はもちろん、都道府県の意向によってはちょっとしたヒアリングシートなども記載する機会があるので、生年月日や書類作成日の記入欄は正しく和暦の元号を使用しましょう。

 

今のうちから慣れておくこと!

実際に警察官の仕事を始めると、1日の間にものすごい量の書類を作成するようになります。

各書類には必ず書類の作成日を記入することになるので、間違って西暦を書いているとあとで上司に怒られてしまうことも…

 

元号が平成から『令和』にかわったのをきっかけにして、今のうちから和暦の元号で記載するクセをつけて慣れておくべきでしょう。

いまのうちに慣れておくと警察官になってからがラクですね

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みんな間違っている?『えん罪』の本当の意味を解説

えん罪の本当の意味



警察官採用試験の合格を目指しているみなさんなら、日ごろのニュースなどは注意深くみているでしょう。

そこでよく出てくる用語が『えん罪』です。

 

でも、この『えん罪』という用語…

実は多くの人が間違った使い方をしています。

 

どれくらい間違っているかというと、ニュース番組のメインキャスターや偉そうなコメンテーターの方たちまでもが間違っているレベル。

これは大きな問題ですね。

 

今回は警察官採用試験の合格を目指しているみなさんにはちゃんと理解してもらいたい

『えん罪』

について正しい知識を紹介します。

 

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【 目次 】

 

『えん罪』のこんな使い方は間違いです 

 

みなさんは『えん罪』についてこんな使い方をしたり、聞いたりしていませんか?

 

  • やってもいないことの疑いをかけられて「えん罪だ~!」と叫ぶ
  • ニュースで「事件の犯人Aさんが逮捕されましたが、すぐに真犯人が出頭したためえん罪だとわかりました」と報道されていた

 

これが正しい使い方でしょ?えん罪って「間違って疑われること」だよ!

いえいえ、それこそ間違いですよ

 

『えん罪』を辞書で調べてみる

 

えん罪とは、すべて漢字だと『冤罪』と書きます。

 

冤罪 意味

引用:コトバンク

 

えん罪の『えん』の部分だけでも「無実の罪」だとか「濡れ衣(を着せられる)」といった意味があるのですから、先ほど例に挙げた表現でも間違っていないように聞こえますね。

辞書にもそう書いてあるのだから間違いなさそうですが…

 

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法律上の『えん罪』の意味は?

 

いまの刑事法でいうところの『えん罪』とは、こういう意味になります。

 

  • 間違った事実認定で刑事裁判において有罪が確定すること

 

なんだか言い回しが難しいだけで、言っていることは「間違って疑われること」と同じような感じがしますが、これが大違いです。

 

刑事裁判で有罪が確定してこそ『えん罪』になる!

 

えん罪とは、刑事裁判で有罪が確定してはじめて『えん罪』になります。

つまり、逮捕された時点や、逮捕されずに疑いがかけられているだけの段階、起訴されて刑事裁判で事実を争っている段階では、えん罪とは呼べないのです。

 

すると、なにかのトラブルで犯人と間違われているときに「えん罪だ!」と叫ぶのは、裁判で刑罰が確定したわけでもないので間違いになります。

 

ある事件が発生して被疑者が逮捕された話題で、ニュースコメンテーターが「これはきっとえん罪事件ですよ」と解説することも順序がでたらめです。

 

有名なえん罪事件

 

日本の刑事事件史上のなかでも、特に有名なえん罪事件をいくつか紹介しましょう。

 

足利事件

 

足利事件

引用:ニッケイ

 

足利事件は「科学捜査が犯人を特定した」と大騒ぎしたのに、科学捜査の進歩がえん罪であることを証明した事件です。

科学捜査の過渡期を代表するえん罪事件だといえるでしょう。

 

1990年、父親がパチンコ店で遊戯中に車の中から4歳の女児が連れ去られる事件が発生しました。

翌日には河川敷で殺害された女児の遺体が発見されて殺人・死体遺棄事件としての捜査が展開され、翌1991年には「女児の下着に付着していたDNAと一致した」という理由で45歳の男性が逮捕されました。

男性は刑事裁判で無罪を主張しましたが、最高裁判所の「DNA型鑑定は信頼できる」という評価に負けて無期懲役が確定。

ところが2009年の再鑑定の結果、犯人のDNAと男性のDNAが別人のものであることが認定され、釈放されたのです。

 

逮捕から17年が経過していたため真犯人の時効は成立。

誤った事実認定で別人を犯人として刑罰に処している間に、永久に真犯人を処罰できなくなってしまったという、警察・検察の失態が目立つ事件でした。

 

現代の捜査では「同じ時代の地球上に同一のものは存在しない」と言われているDNA型鑑定ですが、当時の一致率は12/1000程度。

83.3人を調べれば一致がでてもおなしくないという精度が低いものだったのですから、その程度の精度で犯人を特定し続けていればえん罪事件になる可能性は十分にあったわけです。

現在では4兆7000億分の1にまで精度が高まっているので、DNA型鑑定は非常に信頼性があるといえます

 

氷見事件(富山事件)

2002年、富山県内で16歳の女性が強姦未遂の被害をうけ、目撃証言に酷似した男性が逮捕されました。

逮捕当時は犯行を否認していましたが、担当刑事の執拗で卑怯な取調べによって犯行を自白。

同年中に懲役3年の刑が確定し、男性は2005年に出所しました。

 

ところが、2006年に別の事件で逮捕された男が強姦未遂事件の真犯人であることを自白したためえん罪が発覚。

検察庁では「刑事や検察官を恨んではいない」という調書がねつ造されたり、裁判官は「単に無罪を言い渡すための手続きである」と言い放って事態を糾弾する意向がまったくなかったりと、司法制度の根幹が「腐っていた」時代を象徴する事件でした。

 

取調べの刑事からは殴る・蹴るなどの暴行を受け、さらに「お前の家族も『犯人に間違いない』と言っているぞ」などとウソを吹き込むなど、卑怯な取調べのオンパレード。

この事件がきっかけとなって、取調べの在り方や自白の価値などについて検討がかさねられて、現在の捜査の形ができあがっているのです。

現代の取調べでは暴行や脅迫、ウソをいって自白を迫るなどは禁止されているよ

 

面接試験や集団討論で質問されることもある!

 

 ちょっと小ネタ感がある今回の『えん罪』についての記事ですが、実は警察官採用試験の面接や集団討論の際の議題にあがることもあるので要チェックです!

 

『えん罪』の正しい意味を理解していないと「えん罪で逮捕して…」なんてでたらめなことを言ってしまうおそれがあります。

反対にちゃんと理解していると「よしよし、勉強してるな」とプラス評価につながるでしょう

 

 『えん罪』はあってはならない!

 

私自身、刑事として勤務を続けてきた中で、まずえん罪事件などはなかったはずです。

 

なぜなら、DNA型鑑定だけに頼るとか、無理な自白を迫って唯一の証拠とするなんて汚い捜査手法は使っていないからです。

あと、単にそういった類の事件の担当ではなかったというのも大きいですが…

 

いずれにせよ、古い刑事ドラマなどで描写されている悪しき取調べやずさんな捜査がえん罪を生んでいたことは間違いありません。

かといって、人が取り調べて人が裁いている以上、なんらかのヒューマンエラーでえん罪が起きるおそれは否定できません。 

みなさんが警察官採用試験に合格した暁には、きっと足利事件や氷見事件の名前が警察学校や職場での教養のなかでまた登場します。

とても大切なことなので、しっかりと勉強しておきましょう。

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