楽級通信ぷらす

大事な事からそうでもない事まで毎日呟いていきます。

「書くことがない」なんて日はない

毎日SNS投稿を続けていると「今日何も書くこと思い浮かばないなぁ…」という日がたまにあります。その度に、もっとしっかりアンテナを張り巡らさなければならないなぁと思います。 毎日何かしら起きているはずで、それに私が気づいていないだけ。

「しっかり生徒たちを見よう」

「アンテナを張ろう」

そう自分に言い聞かせていきたいと思います。

f:id:aytksh:20240511070132p:image

逆質問タイム

久しぶりに質問タイムを取り「何か質問ある?」と聞いてみたところ、「逆に先生から俺らに質問ってありますか?」と逆質問を受けました(笑)。初めてのケースで驚きましたが「それなら、高校卒業後に備えて学んでおきたいことはある?」と聞いてみました。パソコンの使い方や著作権のこと等、具体的な回答がいくつか出てきましたが、特に不安を感じているのは、うまくコミュニケーションを取れるかどうか、だそうです。「話が盛り上がる質問のテンプレはありませんか?」とまで聞かれました(笑)。

とりあえず「人の話をよく聴く」という点を強調しました。「そうなんですね!」「もう少し詳しく聞いてもいいですか?」「それすごいですね!」と興味をもって聞いてるうちに話が弾み、おそらく「どんな質問したらいいんだろう…」なんて考えなくなる、と答えました。併せて伝えたのは、人と話していて、自分のことを話さないのは結構難しい、ということです。「私の場合…」「自分はね…」と、普段は無意識でも、結構自分の話をすることは多いです。私も含めて(笑)。逆に、だからこそしっかり人の話を聴ける人は貴重なのだと伝えました。これについては「人を動かす」「7つの習慣」あたりを一読することを薦めました。

逆質問からスタートしましたが、結局いつもの質問タイムのようになりました(笑)。ですが、このやり取りは結構楽しいですね。これからも折に触れて聴いてみたいと思います。

運も実力のうち

Audibleで「One World」を聴き終えました。その中のあるエピソードで「運が良い」とは何かを考えさせられました。運は自分の主観で、自分の解釈により良し悪しは変化します。例えば、以下の2つの解釈です。

「今の自分があるのはあのとき就職試験に落ちたからだ。本当に運が良かった。」

「あのとき就職試験に落ちてから、私の人生の歯車は狂い始めた。あれさえなければ…」

これらはいずれも「就職試験に落ちた」という事象に対する解釈ですが、本人の感じ方はまるで違います。180度違うと言っても良いレベルです。

結局のところ「あの時の自分は運が良かったなぁ」と思えるのは、そう解釈できるほど行動を起こし続けた結果なのだと思います。側からみたら「運が悪かったねぇ」と思われるようなことでも、それをきっかけに行動し続けることにより、いくらでも幸運な出来事に変えることができます。それはすごい実力だと思います。まさしく「運も実力のうち」ですね。

喜多川泰先生の小説は、人の優しさや温かさに触れることができるエピソードが多く、聴いていてホッコリします。今回も癒されました。

自分の才能×情熱

「協働する探究のデザイン」を読んでいて印象的だった言葉。

「探究する学びが求められるのは、それが他者との関わり合いのなかで「自分の才能と情熱が出会う場所」を見つけることを支援できるからである」

自分の才能と情熱。このかけ算は最強だと思います。それだけに、それらが出会う場所を探すのは一朝一夕では不可能です。多様な方法を試し、柔軟に蛇行し続けること。大人である我々にも求められることだと感じました。探究の際には、この言葉を思い出すようにしたいと思います。

f:id:aytksh:20240509070153j:image

【終了報告】Book Cafe「「子どもが主語」の学校へようこそ!」

本日は,森万喜子先生の著書「「子どもが主語」の学校へようこそ」を参考図書とするBook Cafeを開催。今回は冒頭に藤谷真さん,矢野勝昭先生とのパネルディスカッションを行いました。藤谷さんの保護者からの視点,そして矢野先生の校長からの視点によるディスカッションにより,本書の内容をより広い視点から深めることができたように感じました。以下,参加された皆さんからのリフレクションです。平日の夜にも関わらず貴重な時間を割いて参加してくださった皆さん,そしてご登壇いただいた藤谷さん,矢野先生,ありがとうございました!

・言いたいことだけ言ってごめんなさい。また皆さんで語りたいです。

・森先生の本を始めて拝読しました。いろんな先生がこういう本を読んで、気づいてすこしずつ学校を変えていければいいなと思いました。また、教育目標を変えようとしている校長先生の話も聞けて、勇気が出ました。ありがとうございました。

・分かっていても口や手がでてしまう。 木の上の立って見守る 「親」でありたいとあらためて思いました^^ 本日は楽しい気付の時間ありがとうございました。

・ありがとうございました、教職員の立場として、保護者の立場として、本の感想から深掘り出来て非常に良かったです。息苦しくないですか?を今一度、子どもの目線と職員の目線、俯瞰してみる学校の目線から見つめてみたいと思います。

・反対の意見をもつ人にとっては大変ではないかとのご意見をいただきました。一人ひとり様々な意見をもっていることを改めて考えさせられました。自分の意見が正しいと思いこまず、対話を重ねていくことを続けていきたいと思いました。ありがとうございました。

・対話は大事なと思います。意見が違う人とは特に・・・ 子どもが主語 とは言われますが、なかなかできないことがあるかも 旧態依然の教員たちのいるところにおいては・・・・・

・コロナ禍を過ぎてまた元の型・枠に収める教育に少しずつ戻ろうとしている感じがしています。どこまで子どもが主語の学校にできるのかが今後の学校の存亡を左右する分岐点になるのではないかと思います。ありがとうございました。

・職員室を大きく変えていくには、教職員同士での対話が大切だと思いました。立つ土台が違うと同じ方向に向かっていくことができません。同じ土台に立つために必要なのが対話だと思います。森先生が学校目標を職員との対話を繰り返して作られたのも土台を揃えて、みんなで遠くに行こうとされていたのだと気づきました。

・イベントに参加するたびに思うのですが、自分と違う視点の話をお聞きすることができ、本を通じて対話をすることで、気づくことがたくさんあるなと思いました。なので、Book Cafeの時間がとても楽しいです。「子どもが主語」の学校が当たり前になって欲しいです。

・子どもが主体。周りの大人は安全な環境を準備した上で、基本は主人公の子ども達を見守るという姿勢は、とても素晴らしいと思います。  子ども達も周りの大人もみんなが教育の当事者です。サービスの受け手だと思うと、自省することなく、うまくいかないと何でもその責任をサービスに求めるようになってしまいます。当事者として、各自が、遊び心も大切にしながら、できることを少しずつでも取り組むことがいいんだと思います。

f:id:aytksh:20240508220617j:image

f:id:aytksh:20240508220619j:image

事務室でも

事務室に行ったとき、事務の職員さんから「この前暗号資産で大損した人のニュースあったけど、暗号資産ってどうなの?」と聞かれました。実は以前、勤務校でお金についての研修会を開催した際「事務室離れられないから耳だけでも!」ということで事務室でiPadを介して参加してくださいました。それがきっかけで、今回のようにお金についてちょっとずつお話するようになりました。

実際暗号資産については、まだまだ私も勉強途中でわからない部分が多いです。しかし、こうして自然とお金について語り合える雰囲気は嬉しいですね。雑談しながら、少しずつ、楽しみながら広めていきたいと思います。