あゆ(む)おねむ。

常に懊悩呻吟

頑張れない子。

今週やらなきゃいけない課題がある。

水曜に1.5枚、木曜にポスター1枚、金曜にデザイン案3〜4枚提出しなきゃいけない。




なお、現段階での進行具合、0%である。




課題やれよと言われるかもしれないが、何故かわからないけれど急にこうして書き始めてしまった。


数年前にIDを作っていたことに本人が1番驚いているが、名前+ファンネームで登録してるあたりやっぱりその頃からオタクは変わってないようでちょっと笑ってしまった。




先述したけれど、課題をやらなきゃいけないことは本人が重々自覚しているから一旦置いておいて欲しい。



ふう。


誰に言い訳してるんだろ、と思いながらポチポチ文章を打っている。何故か書き始めてしまったとかカッコつけたようなこと言ったけど、ぶっちゃけしんどくて誰かに言いたくて言えなくてここに縋ってる。





水曜の課題が今一番の問題というか、さっきそれで泣いてしまったからその課題について書こうと思う。



先々週課題の内容が説明されて、先週案を持ち寄った。グループごとに昔話「桃太郎」を題材にした新しいストーリーを作成し、ストーリーの中からシーンを3つ抜粋して(水張りパネルにアクリル絵の具で)描くというもの。


ズラっと机に並んだクラスメイトのラフ画。みんな、どこがこだわりだとかもっとこう描きたくてとかポンポンと話していく。自分は、ラフ画もギリギリに書きあげた。ずっと考えていて、何個か描いては消してを繰り返した。でも、自分の中でまとまらなくて結果すごく中途半端なものが出来てしまった。


案だから本気出さなくてもいいから大丈夫だと言ってくれた子もいた。でもその子のラフ画はすごく魅力的で既に面白そうだった。あれが実際に着彩されたら、と考えるだけでワクワクしてきそうな、そんなラフ画だった。



シンプルにすごいと思った。でも同時に、虚しくなった。その子からしたら「こんなんサラッと描いただけやで」ってことらしい。でも、すごく悩んで悩んで描きあげてあのクオリティの自分って…と勝手に自己嫌悪した。



最終的に3枚仕上げなくてはいけない。今週の水曜日に1.5は仕上げてこいとのことだった。みんなのラフ画を見て、なんとかまとめていた初期のイメージもよくわからなくなってしまった。


放課後残ってやろうとした。シャーペンを握った。描けない。


描こうとしても紙の上で線がぐちゃぐちゃ溜まってるだけに見える。




自分が止まってる間に塗りを始めている子が周りには増えていく。「ここどう塗ったらいいかなぁ」「なんか納得いかんわ、」アドバイスを求められて描いてる途中の絵を見て、褒めてから『○○してみたら?』と提案程度に言ってみたりもした。「ありがとうな〜」って席に戻って描き進めてくクラスメイト。


人の作品にアドバイス出来るほど描けてないくせに。脳内で自分を責める声が聞こえた気がした。




結局、自分の絵はまっさらなまま帰宅した。晩御飯を何とか食べて、まっさらな水張りパネルを机に置いて向かい合った。描けない、どうしよう。描かなくちゃ。




.





目が覚めて時計を確認して、午前3時だった。いつの間にか眠っていたみたいだった。あぁ、何してんだろう、自分。



目の前にはまっさらな水張りパネル。

締切は待ってくれない。

周りはどんどん進んでる。




みんな頑張ってる、みんな上手い。




自分はまだまだだから、みんなより頑張らなくちゃいけないのに。描けないなんて言ってる場合じゃない。シャーペンをもう一度握る。頭がぐるぐるする。なにを描けばいい?どうしたらよく見られる?評価が欲しい、怒られたくない、頑張りたい、頑張らなきゃいけない、



描かなきゃいけない。描け、描いてよ、

ねえ、なんで描けないの。




.






小一時間1人で膝抱えて泣いた。

頑張れてないな、ダメだなって思いながら。





この気持ちを誰かに言いたかった。

でも、みんな頑張ってる。自分が泣いてる間にも筆を進めてる子もいる、休養をとってる子もいる。

頑張ってる子達の心や体のキャパを自分の相談で使わせてしまうことが申し訳ない。こんなドロドロして重い感情を背負わせてしまうかもしれないことが怖くて、いたたまれなくて。



けど、自分の中で抱えておくのも、割としんどくていっぱいいっぱいだった。





ここで書き出せて良かった。

賢い手を見つけたかもしれない。








頑張ろう。

頑張れるはず、







がんばれ、自分。