鯉の刺身

写真は金魚

ありがとう&えろうすんまへん

もうタイトルの通りなのだけど、ふとメールを見ていると見慣れないメアドから「PV数が上がっています」的な連絡が来ていて、なんのスパムなんだろうくらいに思って開いたところ、以前書いたブログ記事が読まれているとのこと。

 

辿ったところどうやらTwitterからのアクセスが多かったので誰か呟いてくれたのかも。

書いたことすらほぼ忘れていたので、とても驚いたのだけれど本当に嬉しいです。ネガティブな拡散かもしれないけど笑

 

当時何かブログでもやろうと唐突に思って書いたのだけれど、結局1~2回くらいのアクセスしか稼げず、恥ずかしくなってすぐに書くのをやめてしまったのでした。

 

ただちょっと当時の記事について注意があり、、

香水の知識も増えた今読み返すと、正直高峯翠香水とディプティックのロンブル・ダン・ローはかなり異なる香水だなと思う。

 

トップにくるカシスの強いグリーンは確かに似ているけれどミドル以降のロンブル・ダン・ローはバラがメインのかなりエレガントな香水だ。

確かに同じ路線であることは理解できるが、これを「高峯翠くんの香水と同じ感じなのかしら」と思って新宿伊勢丹に行った人がもしいたら大変申し訳ございませんとこうべを垂れるしかない。

中央線の駅であることは確かだが、神田と立川くらい違う気がする、みたいな。

 

とはいえ今まで嗅いできた香水で高峯翠香水に最も近いのは?と問われれば「うーん…ロンブル・ダン・ローかなぁ」と答えるしかないのは変わりないので、私もまだまだ修行が足りないな…と思う次第。

 

 

 

 

今でも高峯翠がめちゃくちゃ好きです。

突然の水着カードに歓喜したり、流星隊のイベストに一喜一憂してお気持ち長文ツイートをしたりと毎日とても楽しませてもらっています。

先日のブライダルイベント、皆さんも楽しまれたでしょうか。

結婚式、白いタキシード、海辺の見える結婚式場、翠くんセンター楽曲、ストーリーでプロポーズ、、あまりにも内なる妄想を具現化したような仕様に、あれを食らった誰もが「私が寝ている間にはピエレに発注書を送ってしまったのかもしれん…」と思ったのではないでしょうか。

アニメ化したり、musicになって踊り出したり、コロナ渦という現実の大きすぎる問題がのしかかったり、色々とめまぐるしいけれどこれからも高峯翠をウォッチし続ける予定です。

この辺境のブログですれ違った皆さんにもどうか素晴らしい推しとの日々が変わらず訪れますように。

 

かしこ

【高峯翠】翠くん・オードトワレ

 

 あんさんぶるスターズ!の高峯翠が好きだ。彼に出会ってかれこれ3年以上になるけれど、未だに待受の海軍イベ・伝説のスチル「今日はたっぷり『いちゃいちゃ』しましょう♪」を見るとあまりの可愛さにギョッとする。

 

あんさんぶるスターズ

 

 彼のなにがよいかを語るとまずそのギャップ、二面性が挙げられる。

彼は普段「鬱だ…死にたい…」が口癖で、暗く鬱々としていて、後ろむきで愚痴っぽく、しかもちょっと生意気、というなかなかのヘタレキャラだ。しかし大好きな「ゆるキャラ」が絡むと豹変する。

 

 転校生ちゃん(ここでいうプレイヤーのこと。本当に前々から思っていたのだけど転校生くん実装してほしい、工数的に無理なのはわかってるけど。)がゆるキャラの着ぐるみを着た時は「好きです」「愛してます!」「宇宙一かわいいです!」と猛烈アピールをしてくる、いわゆる「イケ峯」化するのだ。イチゴ狩りイベントのなどは「俺と結婚してください…☆」と求婚までしてくる。

 

f:id:azumao0004:20190221092512j:image

 

 とにかく打って変わってグイグイくる。このギャップがたまらない。

自分に「宇宙一かわいいです…☆」と言われて喜ぶ心があろうとは本当に思わなんだ。

 このiPhone8の1,334×750のピクセルのなかに、この世のかわいいが全てつまっているなと本気で思う。

 

 私は結構ひねくれているし、コンプレックスの塊なので、ストレートに「好きだよ♡」と言われても、「え…おれのこと好きとか、趣味わっる…(ハッピーマニアのしげた的なやつ)」と思って素直に受け取れない。

 

あんさんぶるスターズ

あんさんぶるスターズ
 

 しかし翠くんは基本、ゆるキャラの着ぐるみを着た転校生ちゃんに対して愛の言葉を囁く。

このちょっと斜めの方向からのアプローチがわたしには大変心地よい。たまにゆるキャラに関係なくイケ峯を出してくることもあってそれはそれでドキドキする。

 

 また、ゆるキャラが絡んだ時のちょっとどうかしてるくらいの押しの強さもよい、こいつ全く話聞いてないなという感じ。

「翠くん!信号は赤よ!」とこっちが叫んでるのにアクセル全開で突っ込んでくる感じ。まあ、みどりだもんね。

 

あんさんぶるスターズ

 

 とにかくあの夏、海辺で彼と『いちゃいちゃ』した時の感激は本物で、今日までひたすら彼の出てるイベントに参加し、推し続けてきた。

 

f:id:azumao0004:20190220233815p:image

 

ここまで前置き。

 

 

 そんななか、去年あたりに彼のイメージ香水が発売された。

 

 巷では「セロリのかほりがする」「八百屋のにほいがする」(翠くんは八百屋の次男坊なのだ。)と大好評(?)だったこともあり、私も非常に楽しみにしていた。

 

 いわゆるフィギュアや書籍など、彼に関するものは買い揃えていたし、池袋のアニメイトの裏の闇市みたいなところでのグッズ交換もよくやった。

「○○さんどのあたりですか?」

「あ、えーっと黒ずくめの長身の男です」

と言ってギョッとされるというやり取りを何度も繰り返していたので、ランダム系のグッズも割と集まっている。

 

 しかしやはり社会人男性(アラサー)たるもの、カバンなどにそういったものをつけるのには抵抗がある。(グッズは普段戸棚にしまっている)

 

 そう意味で香水はすごく楽しみだった。

例え自分に似合う香りではなくとも、ハンカチなどに香らせて「翠くんのかほり…くんくん…」といつでも彼のおいにーを嗅げるわけだ。え〜、すごい。

 

 で、実際の購入日、私の家に届いたダンボールには3本の香水が入っていた。なんでや。

 

 よくよく履歴を見ると、まず「香水がでます!」とお知らせがでた際に1本買っていた。その後1ヶ月くらい経ってまた別のお知らせで香水の事を知り(買ったことはすっかり忘れている)もう1本買い、その後恐らくもう一度何かのタイミングで「あっやべっ買ってなかった。」と1本購入してしまったのだ。

 

 流石にこんなにいらんやろと思いつつ、匂ひを確認。

 

あ……………めっちゃいいにおひ………………

 

f:id:azumao0004:20190220234507j:image

 

 トップノートはツンとくるグリーンの香りで、翠くんの少しとっつきにくい感じや、男の子っぽさがあるように思う。あと八百屋感。ミドル以降も爽やかな品のある香りが残り、水々しい植物の葉のイメージや、生命力の溢れる自然の息吹を感じる……………ような気がする。また、ユニセックスで使える香りだというところも非常に嬉しいポイント。

 

 満点…!満点なんですけど…!

 「無限に育つ、大自然!」

 そう…そういうことだったのね…!

 

あんさんぶるスターズ

 

 てなわけで結構使いました。

お値段は10mlで1800円。

恐らく香水界の1番人気クロエ オードトワレが75ml 15,120円(並行輸入品だともっと安く買える)ということを考えるとまあそんなもんかなと思う。

 

 あんさんぼースターズの主なターゲット、女子中学生〜高校生の懐事情を考えると、1800円は妥当な金額で、かつ10mlでスプレータイプにしてしまうとあっという間になくなってしまう。そのためボールタイプにしてるんだろう。

 

あまりプンプン香らないボールタイプの香水は、学校につけていって安全だし、学生にはうってつけなのかもしれない。

 

 で、はい、なくなりました。

3本あった翠くん香水が先日ほぼつきました。

やっちまった。

 

 普通に大量に買い直そうとも思ったのだけれど、ひとつこちらの香水に不満があった。やっぱり香水はスプレータイプがいいなぁという点である。

 

 香水は、もともと衣服に直接つけることは避けるものだけれど、ハンカチに香らせたり〜ということはボールタイプではできない。

 

 家を出る前に下半身にワンプッシュして気合を入れたり、お風呂上がりに空中に散布してくぐってリフレッシュ、というのが個人的な香水の楽しみなので、どうしてもスプレータイプがよかったのだ。

 

 そしていっそ似てる匂いの香水を探して代用するのも面白いよなー、と思い立ったのであった。

 

 そしてやってきました、新宿伊勢丹の香水カウンター。

私のような初心者が香水を買うならここがド定番かなと。大抵売り場にゲイがいるのも大変好印象。二丁目近いものね。

 

 グリーン系がいいんですけど、と黒服の方にお願いしていくつか試してみたところ、「おっ翠くんの匂いがする。」というのが1本あった。

 

ディプティック ロンブルダンロー

 

ディプティックの「ロンブル・ダン・ロー」オードトワレ

 

 「ド定番やん」と思われるかもしれないが、やはり安心と安定のディプティック。(フランスの老舗香水店です、たしか。)

 

 エルメスの庭園シリーズもいい線いってるかなと思ったものの、トップノートのツンとくるグリーンの再現度、という意味ではこのカシスの葉の香りが1番似てるかなと思った。

 

 とはいえまじで香りを嗅ぎ比べると「系統が似ている」のであって同じではない。翠くん香水の方がシトラスっぽくて爽やかかなと思う。ロンブルダンローの方はもっと容赦無く「草!」という感じ。

 

 そういう意味では「私の中で彼のイメージソングこれなんだよね〜〜w」と呟くオタクと同じレベルの発言だなと思う。オタクは推しにイメージソングをつけたがるんだ。仕方ない。

  

 ロンブルダンローはカシスの葉とブルガリアローズの香りが主な成分で、かなりはっきりした香水だ。そういう意味では「イケ峯」時の生命力溢れる翠くんのイメージだろうか。

 

高峯翠

↑それにしてもこのポーズ、プリリズシリーズの「無限ハグ」を彷彿とさせる。地球全体を優しく抱きとめるポーズをしている…

 

 ディプティックの香水瓶はインテリアにもなる。ビンの裏側の白鳥が佇む庭園のイラストも素敵だ。(ディプティックの香水は全て土地をイメージして調香されてて、裏側のイラストにはその土地が描かれていると売り場のお姉さんが言ってた。)

 ロンブルダンロー(水に移る影)という意味合いもなかなかおしゃれで素敵だと思う。

 

 もっと似てる香水がそれを使うのでもよいけれど、個人的にはこの香りで「ぁ~翠くんのかほりじゃ~」と思って気分良く出勤できる。

しばらくこの子を「高峯翠 オードトワレ」として使っていこうかなと思う。 

もしくは高峯翠っぽい匂いをぷんぷんさせたいわ〜と思っている諸兄がいればこちらの香りを試してみてはいかがだろうか。

 

 それにしても翠くんは本当にかわいい、世界がきらめいて見えるし幸せ。これからも推させていただきます。

 

はい、以上です。

 

高峯翠

いちごが好きでもあかならとまれ。

f:id:azumao0004:20180920232927p:plain

 
 
いちごが好きでもあかならとまれ。
作者:雁 須磨子 (著)
 
 
あれは忘れもしない3年前の夏、私がまだ雑誌のデザインとかの仕事をしていたころ。
 あの頃の私は毎日社長に詰められており、心身ともにボロボロだった。
 
「3時に帰って5時起きよ!」な生活だったこともあり本屋にもブコフにもいけず、BLマンガもあまり読んでいなかった。
そんな折りに、手すきの時間にぼんやり見たAmazonのおすすめリストにぼや~っと現れたこの本を見た瞬間ぽちってしまった。
 
 
本をペラっとめくったときに出てくるラフな扉絵からして、二人の関係性と話の空気感がにじみ出ていてててかわいい。
ヘラヘラした男の子とちょっとナイーブそうにそっぽをむく男の子。
 
この2人本当にめちゃくちゃダサい。
 
よくこんなダサいエピソード思いつくな!?
と思うくらいダサいくて、BLとは思えないくらい笑ってしまう。
あれ、コロコロコミックの漫画読んでるんだっけ…?と危うく勘違いしそうになる。
でもそこがこの2人らしくていい。
 
 
子どもの頃からずっと一緒にいて(高校生なのに一緒のベッドで寝てたりする)
そのままの流れで当たり前のように恋愛の意味で好きになっていく、、
のだけれど、明美くんはちょっとブレーキをかけてしまう。
あれ、おかしくね?という
 
自分の心の変化に戸惑い、思い悩みつつも千紘をはっきり好きだと自覚するシーンは、
シチュエーション的には全く特別感のかけらもないのに物凄くドキッとさせられる。
 
何か決定的なきっかけや理由があって好きになっていくのではなく、
コップにゆっくり水を入れていってそれが溢れた時のような好き。
 
本当にいいシーンだと思う。ダサいけど。 
 
千紘くんは明美くんとは違くて飄々としている。(てかちひろくんのひろって漢字普通に漫画内で表記揺れしてて笑った。)
むしろ明美くんの思い悩む姿を楽しんでいる様子すらある。
雁須磨子さんの漫画の攻めの男子は「男同士?それがなに?」と受けの男の子の悩みをふっと笑い飛ばしてくれるような子が多いな〜と思うけど、そういう意味では攻めはこの子かな。
 
明美くんは意外と考えなしに行動していることが多いんだけど、
彼はちゃんと考えて行動しているとこがある。
多良見ちゃんの話とか。
 
そういう意味では彼もちゃんと二人の関係悩むって瞬間はあったんだろうなと思う。
その上でちゃんと好き何だろうな、この子の方が「好き」の自覚は早かったのかもしれない。
 
 
というか、
・ずっと友達だったところからの心境の変化に気づくor戸惑う、
・やっぱり女の子が好きなのでは?と思って女の子と仲良くしてみる、
・実家住み同士だから初エッチができなくて、かと行ってラブホにいく勇気もないから一泊で旅行してみる
 
などなどBLでは忠臣蔵並みのド定番展開が続くのだけれど、
何がどうしてこうなるの!?っていうくらいダサいオチがついてくる。
そしてそのどれもがすごく笑えてキュート。
 
個人的にはやっぱり熱中症でぶっ倒れて人様の家の畑の野菜食べちゃうシーンとか、
千紘くんが熱中症で病院担ぎ込まれたよ!って連絡うけて明美君が慌てて走るんだけど、
自分もぶっ倒れて病院送りになるシーンとかもう腹を抱えて笑ってしまう。
 
ずっとこの2人はバカをやっていくんだろうなと思うし、それをず〜っと見ていたくなる。
ナイーブな箇所もそこまで深刻になりすぎず、かといってドライにもなり過ぎず。
作者側とキャラ達の距離感の心地いい漫画だった。
 
 
…しかし一番ダッサいのは物語終盤に出てくるお泊り会の伝説のあのシーンだろうな。
 

f:id:azumao0004:20180920233012j:plain

BLマンガをメモしていく

f:id:azumao0004:20180518180224p:plain

 

仕事のストレスが爆発すると、衝動的に閉店前の本屋に駆け込んで、

BL漫画をアホのように抱えて買ってしまう。

という癖がある。

 

モテないアラサーがしこたまBL漫画を買う絵面は結構キツい。

個人的にも最初はレジで買うことに抵抗があったのだけれど、それもほんの数回のはなしで、今ではすっかり慣れてしまった。

 

読んだBL漫画を部屋の端に積み上げていくと、

そのうち部屋の壁に立派なビルが建設されていく。

 

ある日ふとした拍子にそれらに足を引っ掛けてしまい、その一つを倒壊させてしまった。 

ゆっくり(一瞬だけ)と倒れるタワーは、

ヒーロー映画などで倒れる怪獣を彷彿させた。

 

部屋に飛び散るBL漫画達。

寝てる際に地震があった場合、このビルディング達が倒壊すると思われる箇所に自分の頭がくる。

 

死ぬ。

 

この惨状のままにしておくわけにもいかないので流石にいくらか処分する。

 

とはいえここに散らばっている本は心がマジで死んでる折々に私を癒してくれた漫画たち。

片付けている最中にいくつか「あーこれ面白かったな」とか「これつまんなかったなー」というのがあったので、整理のついでにここにメモしていきたい。