北京のパンダたち

北京で留学する3人のパンダたちが、日々見て感じた中国をお伝えします!🐼🇨🇳

「中国が好き!」という気持ちで前に進めた!商社(ウー)マン3年目で思うこと。

 

皆様ご無沙汰しております!莉央です。

このブログは今から5年前、北京留学中に現地でのリアルな生活を発信する為に3人の大学生で始めたブログです。3人は現在社会人3年目となっておりますが、今回私が書き残しておきたい「中国」に纏わるエピソードや想いがあったので、ブログを更新することと致しました!

 

 

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北京で1番好きな「頤和園」。北京への想いを込めて、、

+++

私は総合商社に勤務しており、化学製品を日本や韓国のメーカーさんから購入し、海外のお客さんへ販売する営業を担当しております。世界中の様々な国と取引きがありとても刺激的ですが、当初希望していた中国との仕事だけが無い部署でした。

それでも、若手である自分は何にでも挑戦するべきだと、目の前の仕事に全力で立ち向かっておりましたが、心の底から楽しいと思えない、そしてどこか「受け身」で働いているような気がして、長らくモヤモヤしておりました。思い返すと当時は体調も崩しやすく、また友人や家族に仕事の話をしていても、口から出る言葉はマイナスな言葉ばかりだったように思います、、

 

しかしある時、そんなモヤモヤから脱却する経験がありました。

きっかけは、「中国の新規顧客向けへの販売チャンス」が巡ってきたことでした。

「中国」と聞いた時、私の中でゴゴゴゴゴォと何かが燃えたぎってくるのを感じました。このような感覚は久しぶりで、間髪入れずに「自分がやりたい!」と上司に言ったことを覚えています。そして上司は「簡単ではない」と言いつつも、メラメラと燃えている私に任せてくれました。

商社は自社の商品は持っていないので、商売を作り上げるには商品を供給してくれるメーカーさんを始め、多くの人々の協力や賛同を得る必要があります。ましてや名も知られていない中国の新規顧客向けの販売。この取り組みに乗ってくれる人を見つけることは簡単ではありませんでしたが、日々の商売で関係を築き上げていたメーカーさん始め、取引先から何とか協力を得て、数か月かけてその顧客向けの販売を勝ち取ることができました。

 

商売が決まった際上司から、嬉しい言葉を頂きました。

「君の中国に対する執念を感じた。僕ではできなかったかもしれない、、」

 

まさに販売を勝ち取るまで、私の原動力になっていたのは「中国が好き」という気持ちでした。

「好き」は武器だ、と思いました。

もちろん若手である今、どんな仕事からも学ぶことは多く、自分の引き出しが増やすべく何事にも積極的に取り組むべきだと思っています。しかし、「好き」という気持ちから湧いてくるエネルギーはとてつもなく大きく、並々ならぬモチベーションが湧いてくるので、どんな環境にいても自分の「好き」は大切にするべきだと実感しました。

更に、自分のやりたい仕事というものは自分1人ではできず、協力してくれる相手がいてやっと成り立つということも学びました。今回の例で言うと、私がずっとやりたかった「中国関連の仕事」は、中国とは関係のない仕事において仲良くなった取引先からの協力を得て成し得たものでした。関わる全ての人との関係を大切にし、応援して貰える人を増やしていくことが、自分のやりたい商売をする上で肝心だということも、私にとって大きな学びでした。

 

そして今回の経験により、「自発的」に挑戦することの大切さと面白さも再認識しました。

そもそも、同じ仕事をやるにしても、誰かに言われてやるのと自ら気づいて取り組むのでは、やる気や成果が全然違います。。

そして何より自分にとって最初はジャンプをしても届かなそうに感じられる仕事に取り組む時の高揚感や、達成した時に感じるやりがいは、この上なく快感です(笑)

チャンスがたくさん転がっており、また短期間で失敗や反省、そして成功を繰り返すことができる環境が仕事にはあります。仕事って面白いものだなと、漸く心の底から思うことができています。

 

と、ここまでポジティブに書きましたが、もちろんいつも上手く行くわけでは無く、仕事後モヤモヤした気持ちをビールと一緒に流し込むこともしょっちゅうです(笑)

でも、今は1-2年目の時にはなかった確かな自信があります。

これからもガツガツと挑戦を続け、社内外関係なく応援して貰える人を増やしながら、「中国が好き!!」という自分の武器を大切に、張り切っていきたいと思います!

 

End

 

~おまけ~

コロナ禍で大好きな海外(主に中国)に行けない日々が続いておりますが、最近はゴルフを頑張って練習しています。そして週末のサウナが趣味になりつつあります。商社(ウー)マンのおっさん化を感じる今日この頃です(笑)

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新卒1年目が終わる今、去年の私に何を伝えられるか。

このブログは、2016-2017年に北京大学へ留学していた、3人の大学生で書き続けていたブログです。もともとは、北京での生活や北京大学での学びをありのままの形で発信し、もっと中国を、北京を知ってもらいたい、という思いで始まりました。

帰国後は、なかなか投稿の機会も減ってしまい、気づいたらあっという間に社会人1年目が終わろうとしています。私は今、人材業界で法人営業をしています。

新卒1年目が終わる今、この1年間を振り返ってみようと思います。「1年前の私に今の私が思っていることを伝えるとしたら?」と考えていたら、どんどん言葉が出てきました。

とっても久しぶりのこのブログでは、「1年前の私に伝えたい、いまのわたしが思っていること」そして「社会人2年目の私への期待」を書いてみました。

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一年半ぶりの北京と中国の戸籍のお話

ブログがあまりにも久しぶりすぎて、どうやって書いていたのかを忘れそうな勢いですが、頑張って書きます!笑
 
おひさしぶりです、あきパンダです🐼
 
3月の卒業を目前に控えて、卒業旅行も兼ねて北京に遊びに行ってきました。
北京は留学から帰国した以来なのでなんと一年半ぶり(!)
 

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いつ来ても綺麗な未名湖@北京大学
今回の旅の目的は、北京の人に会うこと。
自由時間は丸二日間と短かったのですが、頑張っていろんな人に会ってきました!
 
まず、一年半ぶりに北京に降り立った時の気持ちとしてはですね。
北京を訪れた経験のある方ならお分かりだと思うのですが、
空港から中心地までの道のりがすごく長いじゃないですか。
 
その只々真っ直ぐな何もない道を、車からぼんやりと見てると
 
留学中に日本や他の都市から北京に帰ってくるたび、
「北京に戻るとなんだか安心するなー、、、」と思っていた当時の感情が蘇ってきて。この感覚を久しぶりに味わえただけですでに胸がいっぱい!笑
 
今回会ったのは、
中国人の元ルームメート(こちらの記事にも登場してます)、翻訳家・作家として活躍している元ランゲージパートナー、北京大学の友達、そして今北京大学で留学している大学の後輩たち。
 

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大好きな元ルームメートと♡
 
みんなの顔を見たら、一年半という期間が空いたとは思えないくらい、自然な時間を過ごすことができて。すごく嬉しかったです。
けど振り返ると、お互い一年半の間にいろんなことがあったねって。
 
私は3月に卒業、就職も決まり4月から働くことになりました。
元ルームメートは、大学院を卒業後教育系の会社で働いています。
元ランゲージパートナーは、新しい本を出版して。娘さんも大きくなってて。
当時一年生だった友達はもう三年生で、進路を考え始めてて。
四年生だった友達は、大学院で勉強に励んでました。
留学頑張って!と言った後輩は、がむしゃらに色んな事に挑戦してて。
 

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北京大の友人たち☺︎
 
変わっていないようで、少しずつ前に進んでる。
場所は違えど、一緒に頑張ろうね!そんな会話ができて、元気を貰えました。
 
北京は思い出が詰まった、元気をくれる街!
またしばらく経ったら、みんなに会いに行きたいな。
 

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いつも授業を受けていたビル
 
と、私の思い出話ばかりになってしまったので、
今回の旅で聞いた興味深い話をシェアします。
 
というのも、中国の戸籍のお話です。
 
中国も日本同様、戸籍制度がありますが、異なる点は「農村戸籍」と「都市戸籍」に分かれていることです。
 
都市部に人口が集中するのを避けるため、というのがこの制度の最大の目的です。
都市部に出稼ぎとして移住することや、都市部の大学に進学できても、さまざまな条件をクリアしないと「農村戸籍」から「都市戸籍」に変更することはできないし、「農村戸籍」のままだと社会保障を受けることができない等、多くの厳しい現実が待っています。
中でも、北京や上海といった大都市の戸籍を取得するのは本当に困難なことです。
 
なんでこの話をするかというと、偶然ですが、今回会った元ルームメートと元ランゲージパートナーの二人と戸籍の話になったからです。
二人の出身や立場が異なるので、違う視点から戸籍の話を聞いて面白かったです。
 
元ルームメート
彼女は青島の出身です。北京大で金融を専攻していたのに、それとは無関係な教育系の中小企業に勤務しているので、疑問に思っていました。
 
彼女にその訳を聞くと、「今の会社なら、一年働くだけで北京戸籍を申請することができるから、とりあえず一年働いて転職するつもり」と。
 
さらに続けて、「もしこの先、北京で暮らしていきたいと思うなら、北京の戸籍がどうしても必要だよ。戸籍がないと車も家も買うことができない。子供を北京の公立の学校に入れることもできない。そのために何千万のお金を払う人だって沢山いるけど、みんなそれ程価値のあることだと思ってる」と。
 
北京大学を卒業した彼女でさえ、北京で生きていくのはこんなに大変なんだ...と、この話を聞いて実感しました。
 
元ランゲージパートナー
彼女は現在、両親と自分の夫、娘と北京で暮らしています。親の代から北京に住んでいるので、いわゆる老北京(ラオベイジン)です。
 
娘さんはちょうど一年半前に北京の幼稚園に入園したのですが、
その際入園希望の児童が多いと、戸籍の優れている順に入園ができる、とのことでした。
 
北京の公立幼稚園に入園希望を出せる時点で皆北京の戸籍保持者なはずなのに、戸籍が優れてるってどういうこと?と聞くと、
戸籍が“優れている”という、4つの条件を教えてくれました。
 
1. 児童が出生時から北京にいること。(途中で引っ越してきていない)
2. 戸籍の「戸主」が、児童の両親のいずれかであること。
3. 自宅の不動産の所有者が、児童の両親のいずれかであること。
4. (3を満たしていた場合)住宅ローンが残っているかどうか。
 
だそうです。2や3は、祖父母の代の可能性もあるらしく、そうすると優先度は下がるみたいです。
元ランゲージパートナーは、3がどうしても祖父母の名義から変更できなくて、その点不利になってしまうと言っていました。
 
と、長くなってしまいましたが、二人の話を聞いていて、
 
中国の人々の格差が埋まらないのには戸籍問題も大きく関係していると思ったし、
なによりも、北京や上海で生活するとなったら、常に何かを追い求めていないといけない。常に周りと比較して競争して。きっと疲れている人も多いだろうなと思いました。
 
みんなの行き来が自由になったら農村は過疎化してしまって、中国を支えている農業が衰退してしまう...けど今の戸籍制度のままだと、手に入る教育資源や社会保障があまりにも違いすぎる。難しい問題です...
 
そして、もう一つ。
上記のことは、ネットにも本にも載ってなくて、
北京で生活する人たちから聞かないと知らないままだった話。
 
情報が溢れている時代、ついつい第三者が発信した情報に惑わされがちだけど、
 
リアルな情報や感情は、やっぱり面と向かって話を聞かないとわからないし、
そういう機会をこれからも大切にしていこうと思いました。
 
〜おまけ〜
中国では一人カラオケボックスが流行っていますが、北京の空港にもありました!
搭乗まで時間のある方、ぜひ一曲歌って時間を潰してみてはいかがでしょう!笑
ちなみに私は勇気がなくてまだ挑戦できてないです( ・∇・)
 

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おひとりさまカラオケボックス笑
 
 

パンダたち、北京のレジェンドに会う!!

 

大家好!
みなさま、本当にお久しぶりです!およそ1年ぶりに、北京のパンダたちです。

久しぶりの投稿は、りおが担当します。

 

なぜブログを久々に再開しようと思ったかというと...
パンダたち、なんと、北京のレジェンド(以下オレオさん)に会わせていただいたからです!!

 

 

きっかけは、他の中国関係メンバー大勢での飲み会に、私たちが都合が合わず参加できなかった際に、オレオさんが「パンダ3人娘に会いたかった〜。」とおっしゃってくれたことでした。
それを聞いた私が、「こんなありがたいチャンスはないぞ。」と、すぐに会合の日をセッティングさせていただいたわけです!

 

 

12月某日、池袋のとある本格中華料理にて、その会合は開催されました。

店内に飛び交う言語が中国語で活気があり、テーブルのボタンを押すより「 服务员!」や「你好!」と叫んだほうが店員さんが早く来るというThe Chinaな雰囲気に、テンションが上がります。

 

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ずらりと並ぶ本場の味

 

レジェンド、オレオさんとビールで乾杯!


オレオさんは、かつて北京大学の本科生で、その尋常ではない顔の広さから(学生、社会人問わず、北京にいる日本人誰でもがオレオさんのことを知っている)日本人コミュニティ内で必要なつながりを作っていくというような方でした。

一言で言うと、「オレオさんと関わったら、何か必ず得るものがある。」という厚い信頼をお持ちの方です。

現在は某大手食品メーカーにて、マネジメントやインバウンド事業の推進をされています。 

 

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そんなオレオさんとお話をしていて感じたことは、

 

 

「自分はそんなにすごくないから...」と遠慮している暇はない。自信を持って、そして現状に満足せずに、這い上がるんだ!ということ。

 

人脈や信頼は自分で作っていくもの。「自分の強みはこれだ。」「自分はこうなりたい。」というものがしっかりあれば、自分の作っていくべきつながりや人との関係が見えてくるということ。

 

 

北京でのオレオさんを知っているからこそ、オレオさんの話す一言一言に重みがあり、ずっしりと私たちの胸に響いてきました。

 

 

やっぱり、私たちは「中国で経験してきたこと」「留学後、留学経験を踏まえて頑張ってきたこと」を自信にしたいです。

オレオさんに比べたら...と考えてしまいそうですが、オレオさん曰く「ある学生が3やっていて、またある学生が100やっていても、社会人から見たらどちらも学生がやっていること。大切なのは、今まで何をしたか、ではなく、これから何をしたいかだ。」ということです。

そう言ってのけるオレオさんを尊敬します。まさに遠慮などせずに、突っ走っていくのみだなと気合が入りました。

 

 

パンダたちも4月から社会人。

この時期に北京のレジェンドに会えたことで、残りの大学生活をどう過ごそうか、どんな社会人になりたいかについて向き合える、貴重な時間となりました。

 

 

そして、このブログの場でも、引き続き留学後の私たちがしてきたことや、これからの抱負を発信していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします!

 

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番外編

帰り道に撮った1枚。
あきパンダのスタイルがミスジャパンンレベルで、永久保存確定です(笑)

 

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北京留学帰国後はなにしてる?〜みゆき編〜

みなさまお久しぶりです。みゆきです。

北京のパンダたち、まだ覚えてくださっているでしょうか?

このブログは、2016年9月から2017年7月まで北京大学に留学していた私達の生活をお伝えするものでした。

3人の女子大生で書いており、3人共7月に本帰国をいたしました。現在は、日本の大学に復学しております。

 

この記事では、帰国後約半年が経ち、この半年自分が何をしていたのかを振り返るとともに、中国留学経験者が帰国後、どのような生活を送っているのかを少しでもお伝えできたらと思います。

 

久しぶりのブログで、自分の生活を文字起こしするのが、楽しみであるとともにちょっと緊張する!

それでは、色々なことがあったこの半年を1ヶ月ずつ振り返らせてください!

8月 新しいことにチャレンジし始めた

帰国後すぐの8月の出来事としては、主に2つあります。

1つは日中韓ホンネキャンプに参加したこと、もう1つはベンチャー企業でインターンを始めたことです。

8月の私は、中国から帰国後すぐで、思い出や中国への気持ちでアッツアツだったのを覚えています。笑

日中韓ホンネキャンプ

日中韓ホンネキャンプとは、早稲田大学のICCが主催している2泊3日のキャンプのことです。地理的にも歴史的にも、関係が深い日本、中国、韓国出身の早稲田生が2泊3日のキャンプを通して、「ホンネ」で自分の価値観や歴史観を語り合い、共有し、将来の日中韓を考えるのです。

内容としては、4〜5人のグループに分かれて、自分の恋愛や将来を話したり、日本、中国、韓国への正直な印象や疑問を話します。

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私はやきそば班でした〜笑

私のグループは、韓国人1人、中国人1人、日本人2人で構成されていました。キャンプ後もごはんに行って、仲良くさせてもらってます!

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こんなふうに、窓にポストイットで互いの国への疑問を書いていって、答えるなどの活動もありました。普段はなかなか話題に出しづらい領土問題や民族の問題も、このキャンプではホンネで話すことがルール。「難しい問題だよね」という言葉で解決せずに正直な思いを話す機会は、今までなかなかなくて、貴重な経験だったなと思います。

来年の8月にもきっとあるので、ぜひチェックしてみてください!

ベンチャー企業で長期インターンを始めた

先輩の紹介で、社員さんが2人の会社でインターンを始めました。主にサイトの記事を書く仕事をしているのですが、仕事の合間に社員さんから聞く起業の話や、人生相談がとても興味深くて、インターンを始めて本当によかったなと思っています。

私は北京に留学中にもベンチャー企業でインターンをしていました。その中で、中国のベンチャー企業の面白さに気づき、ベンチャー企業やスタートアップそのものに興味を持っていきました。実際に、中国と日本の両方の起業で実際に働いてみると、事業を展開していく中でのスタンスの違いに気づくだけでなく、新しいことにどんどんチャレンジしていける環境や、私のようなインターン生の提案も聞いてくれて実行できることもあるような環境はどちらも同じで、この環境を楽しみつつ学ばせていただいています。

9月 オーストラリアに旅行

9月は、長期インターンをしつつ、オーストラリアに留学をしている友達に会いに行きました。

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綺麗な海でシュノーケリングやジェットスキーをして、とても楽しかった!

ずっと中国にいたため、英語をしゃべろうとしても中国語が出てきてしまうのがちょっと恥ずかしかった。笑

たぶん私の頭の中での外国語は「中国語」になっているんだと思う。笑

10月 パネルディスカッションなどを通して中国留学を伝える

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早稲田大学の学生留学アドバイザーの企画で、留学生活を伝えるパネルディスカッションにパネラーとして参加しました。

私以外にも、スウェーデン留学経験者とアメリカ留学経験者の3人がパネラーとして、どのような留学生活を送っていたのか、どのようなことに悩み、どのように解決していったのか、を伝えていきました。

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このパネルディスカッション以外にも、「トビタテ留学JAPAN」 と企業のコラボ企画で留学のプレゼンをさせていただいたりもしました。

このような機会をいただいて、自分の経験を話すことで、自分が何をやってきたのか、なんでその活動をしたのか、が改めて明確になって、自分自身にとってとても良い時間になりました。

実際に中国留学経験を、生の声として伝えることで、中国だけではなく留学に興味を持つきっかけ作りができれば本当に嬉しいです。今後も続けて行きたい!

11月 母校でトビタテ&留学経験のプレゼン

母校で、中学生と高校生に対して、トビタテ留学JAPANという奨学金と、自分自身の留学経験をプレゼンをしました。

私が在籍している頃の高校は、留学することが当たり前ではなく、当時から海外や留学へ興味を持っていた私は少し違和感を感じていたりもしました。

でも、今回プレゼンを行わせていただくことが決まり、当時の担任の先生方とお話をしていくと、学校自体私が卒業してから留学に対して前向きな姿勢になっていたり、当時の私の気持ちを察していてくれる先生の言葉を聞いて、感動してしまった!

私は高校1年生の時に、学校の制度を利用して10日間北京に一人旅をしました。当時この制度を利用する人は少なかったのですが、最近ではとても人気になっていて、倍率も高くなっているそうです。

先生から、この流れを作ってくれたのは君だよと言っていただけて、ちょっと誇らしい気持ちになるとともに、高校生の頃の私がちょっと懐かしくなって、会いたくなりました笑

12月 短期インターンに参加・ヨーロッパ旅行

12月は、企業の短期インターンに参加したり、ヨーロッパに旅行をしたりしていました。

短期インターン

実は短期インターンに参加したのは初めてだったのですが、ものすごく熱くて自分を持った学生と過ごす8日間で、改めて自分を見つめ直したり、将来について考え直す機会になりました。

内容もとても充実していて、最終日にはプレゼンがあったのですが、思いやこだわりをこめたプレゼンをチームのメンバーと考えていたため、感極まって泣いてしまいました!笑

このような経験の中で、自分の弱さや強さに気づいて、恥ずかしいこともあったけど、本当にこのインターンにいけてよかったと思っています。1番思ったのは、私はどこまでも負けず嫌いだということ。

あまり詳しいことはここで書けないので、ぜひ私に個人的に聞いてほしい!笑

とっても伝えたいことがたくさんあります!笑

ヨーロッパ旅行

ヨーロッパに留学している友達に会いに、アイルランド、ドイル、ベルギーに旅行をしました。

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クリスマスマーケットに行ったり、

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キレイな景色と、美味しい食べ物を楽しみました!

途中、スマホを失くしたり、予約したホステルのリビングにマネキンがあふれていたりなど、色々な事件があったのも良い思い出!

さいごに

半年を振り返ってみると、色々悩んで色々経験をして、同じ日本にいるのに留学前と後では全然違う時間を過ごしているな、と感じています。

現在就職活動中なのですが、自分が納得のいく決断ができるように頑張ります。

2018年の抱負は、

私の嫌いなところも好きなところも含めて愛すること

です。

自分の気持ちに素直になって、行動力を持って、また1年頑張ります。

こうやってブログを書いてみると、自分の振り返りにもなるしこれからも続けていきたい!

最近、ちょっと悩んだり行き詰まったりすると、過去の記事を見返しています。過去の自分に励まされるって、ちょっと恥ずかしいけど、ちょっと誇らしい!

ふううう2018年も、私らしく進んでいきます!

 

ながーい文章、最後までお読みいただきありがとうございました!

おまけ

現在、北京大学に留学している後輩たちもブログを書いています。

zhendema.hatenablog.com

留学生活や、中国での生活について、本当に詳しく書いてあります。

ぜひチェックしてみてくださいね!

 

チャイナドレスを値切って買おうとしたけれど...

 

お久しぶりです!
今回は莉央が担当します。

 

6月は最後の期末テストに向けて勉強をつめていて、

そしてかなり切羽詰まっていて(いつもの如く笑)、

なかなか更新することができませんでした…

 

そんなテスト期間にまた再確認したことがありました。

北京大生のレベルの違いです笑

詳しくはまた記事の最後にご紹介したいと思います。笑

 

 

でもそんなテストも無事に終わり、これを以って北京大での授業はすべて終わりました!

単位も全て一定以上取得したので、ダブルディグリープログラムとしての目標、北京大学の学位の取得は達成しました!!

 みんなで頑張れてよかったです!!

 

さて、テストが終わって解放された私たちは、「秀水街」というショッピングモールに出かけました!

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ここは“高級”なものが各種取り揃えられていて(高級ニセモノ市場とも言われる笑)、観光客で賑わうショッピングモールです!

そして値切り交渉をすることができるお店が多いというような感じのところです。

 

そして私たちの目的は…

チャイナドレス(中国語で「旗袍」)を買うこと!!

 

特別着て行く場所があるわけではないのですが、

やっぱり中国にいた者として、1着はマイチャイナドレスを持っておくべきであろうということで、買いに行きました笑

 

目標は600元くらいで売られているものを200元くらいで買う!

 

 

店内にはずらりとチャイナドレスが並び、どれを買うか迷ってしまいます。

チャイナドレスを着てみるのが楽しくて、みんなハイテンションです笑

写真なんか撮ったりして笑

 

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でも私たち3人はいつからこんなに図々しくなったのでしょう...数多い中から一着を決めきれず、

もう次から次へと試着を繰り返しました…

 

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しかしその行為が店員さんをイライラさせていたのです…

何着目かの試着で「これ着ていい?」と聞くと、

 

「それであなたたちは結局どれを買うの?」

とすごくいらいらした調子で怒られてしまいました笑

ここでこっちも「いや安いものではないからちゃんと考えて買いたい」と言うと、

自体はますます険悪モードに。笑

 

そしてようやくそれぞれが買いたいものを決め、さあ値切り交渉へ!

と思ったら店員さんはもうさっき以上にイライラした顔をしていて…

 

「あなたたちが試着する前に値段提示したじゃない。」

とさんざん試着したあとに値切り交渉を始める私たちにガン切れ笑笑

 

それでも私たちは本当にお金がないので、

「私たち学生だし…」や「そんな大金持ってきてない…」

と怒ってる店員さんに向かって交渉してみましたが…

 

結局400元前後で購入することになりました(涙)

本当はもっともっと下がるはずらしいですし目標の200元までにはいきませんでした…

 

いやあ失敗!!

 

 

そこで改めて学んだ、高価なものを値切るときの注意点は

  • 最初に店員を怒らせたら交渉はうまくできない!
  • 値切り交渉を始めるタイミングが大事!
  • 図々しく大量に試着するときは、礼儀正しく!笑

 

でした!

この失敗は必ず次に生かしたいと思います!!笑

 でも北京生活の最後にそれぞれ気にいたドレスが買えてよかったです!

 

 

⭐︎おまけ⭐︎

冒頭で書いた北京大生のすごさですが、、

なんとこのテスト期間中、眠気に負けないため、集中力を高めるために立って勉強し続ける強者たちをたびたび見かけたのです…笑

 

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わかりますか??

 

彼らは立ってぶつぶつ声に出しながら暗記していたり、

理系だと思われる学生は立って複雑な計算をしたり図を見たりしていました。

 

改めて、ここは各都市、各地方のトップが集まるすごい大学だなあ〜と、すごい大学に留学できたなあ〜と感心しました。

 

そして私も彼らに影響され立って勉強してみると、

これが本当に勉強しやすくて!!

これからもこのスタイルを続けてみようと思います笑

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

                                                                                                  

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南京で手話交流をした話

 

みなさんお久しぶりです!

今回はみゆきが担当します。

 

中間レポートの提出がすべて終わり、

北京大学での生活も残り1ヶ月、北京での生活も残り2ヶ月となりました。

 

留学したての頃は、中国語3,000字のレポートと言われ、

本当に泣きたくなっていましたが、

書くことにもだんだんと慣れてきて(質はわかりませんが笑)

最後のレポートを書き上げた時にはなんだか少し達成感がありました。

 

そんなレポートに追われる生活をしながら、

先週の週末にりおや他の学生と一緒に南京へ行ってきました!

 

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南京に何をしに行ったのかというと、

南京にある聾唖学校(耳の不自由な学生のための学校)との

交流会に参加して来ました。

 

この交流会に参加するために私たちは3月から毎週1時間手話の練習をして来ました。

ここで驚きなのが、私たちは北京手話の先生をお呼びして習っていたのですが、

北京の手話と南京の手話は少し違うのです!

(もちろん日本と中国も違います)

 

3ヶ月の練習を通して、

簡単な会話と自己紹介、“朋友”と“阳光总在风雨后”という歌の練習をしました。

 

交流会の流れとしては、

生徒たちとの校内見学→ホールにて手話やダンスの演目

という流れでした。

私たち日本側は“朋友”(友達)という曲の手話、ソーラン節、“阳光总在风雨后”の手話を用意していきました。

南京の生徒たちは、二種類のダンスを見せてくれました。

3ヶ月の練習で簡単な会話はできるのかなと思ってはいたものの、

実際に生徒たちと手話で会話しようとすると思い出すのに時間がかかりました笑

でも覚えた手話で会話ができて伝わった瞬間はとっても嬉しかった!

手話は動作ではなく「言語」であり1つのコミュニケーションツールなのだと実感しました。

 

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写真のように私たちは、

聾唖学校の生徒たちが視覚から感動できるものを披露したいと思い

ソーラン節を踊りました。

 

2泊3日で南京を訪れ、その中で一番感動というか心が動いた瞬間は、

この交流会の中での出来事です。

 

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このように、聾唖学校の生徒が綺麗な衣装を着てダンスを披露してくれていました。

彼女たちに見とれていると、全員がある1点を見つめていることに気がつきました。

 

そこにはある1人の女性が立っていたのです。

 

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この女性は踊っている彼女たちに向けてずっと手話をしていたのです。

そして踊っている彼女たちの後ろの方にも1人同じように手話をしている人がいました。

 

耳の聞こえない踊っている彼女たちにとっては、

ダンスをしていても音楽に合わせて踊ることがすごく難しいことです。

そのために、曲の歌詞の手話を前と後ろに立っている先生がすることによって、

彼女たちはその手話を見てダンスを踊っていたのです。

 

初めは全くこの事実に気がつきませんでしたが、

このことに気づいてからというもの

鳥肌が立ち、涙をこらえるのに必死でした。

 

涼しげな顔をして踊っている彼女たちが

ここまでの完成度を作り上げるのに、

想像できないほどの努力があったんだろうな。。。。

 

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交流会の最後には、このように私たち留学生と聾唖学校の生徒みんなで

“阳光总在风雨后”という歌を手話付きで披露しました。

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最後には私たちが作った千羽鶴を送り、

聾唖学校の生徒からはパンダが書かれた絵をいただきました。

 

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この交流会でたくさんのものが得られて胸がいっぱいになりました。

本当に参加してよかった。

 

この交流会以外にも、

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老人ホームへ行ってソーラン節と歌を披露しに行きました。

最初老人ホームに入った時にはなんだか歓迎されてないような気がしてしまいました。

南京事件があった南京に住んでいる老人の方だ、日本に対して悪い印象を持っているかもしれない、、、

とも思っていました。

でも、私たちがソーラン節や歌を披露すると

みるみる彼らが笑顔になっていくのです。

帰り際1人のおばあさんが

「来てくれてありがとう。感動した。また絶対にきて」

と言いながら私の手を強く握ってくれました。

あの時のおばあさんの手の感触は一生忘れられない気がします。

 

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他にも南京大虐殺記念館へ行き、副館長とお話しをしたりなど

多くの貴重な体験をさせていただきました。

 

二泊三日でたくさんのことを感じ、感動しましたが、

この活動に意味を持たせるためには、

実際に参加した私たちがこの活動の「継続」のために今後も尽力し、

ここで感じた感情を「発信」していくことが大切なのではないかと思いました。

 

北京に来て8ヶ月が経とうとしています。

これまで振り返ってみると、本当にいろんな体験して、

いろんな感情を持って、たくさん心が動いた体験をしました。

南京の活動に参加したことで、

「継続」と「発信」の大切さに気づけたことがすごく大きかったと思います。

ここまでの活動や経験、体験を残り2ヶ月の留学生活、

そして帰国後も「継続」「発信」していこうと思います。

 

とっても長い文章最後までお読み頂きありがとうございました!

 

〜おまけ〜

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この間地下鉄に乗っていたら

急に電気が消えて真っ暗になりました。

停電かな!?と思い日本人の私は1人であたふたしていました。

結局停電ではなくなぜ電気が消えたのかは全くわかりませんでした。

車内が真っ暗なまま電車も普通に動くし、

中国人の乗客の方々は何も動じておらずビックリしていました笑

さすが中国。

 

 

 

 

 

 

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