家出をでる

祖母の激しい束縛

父は、見てみぬふり。

母は、祖母に抗えず、

いつも、祖母と母がお金でもめている。

 

毎日、仏壇に手を合わせ、お経を唱え、

お寺にいけば、信仰心があついというより

欲の皮をかぶった大人たち。

 

友達もいない。

親にも、頼れない。

誰でもいいから、助けてほしかった。

 

家庭の話を少しでもすれば、

やれ、反抗期だの、

関わりたくないというオーラをだされ、

打ち明けることも、あきらめた。

 

バイトして、お金を貯めようにも

バイト先に、祖母が手を回し

働けなくなった。

 

ああ、お金もつくることができない。

 

仕方ないので、当時テレクラのバイトを

内緒ですることにした。

家族が寝静まったら、電話の子機を

部屋にもちこめる。

 

内緒でできるバイトだった。

 

いろんな人が、10代の私となんとか会おうと必死だった。

実際にあったりしたが、欲望ばかりで

うんざりした。

 

そんななか、やめようか、悩んでいたら

家族の話を聞いてくれる人に出会った。

 

聞けば、彼も、父親にふりまわされ、

お金もないようだった。

 

私たちは意気投合し、

共鳴してしまった。

 

かなり年上だったのに、

仕事も、安定してない。

 

おまけに、家もぼろぼろ。

お金もない。

頭では、この人と居てはいけない。

わかっては、いたけど。

 

誰にも他に頼れない。

 

私は彼に人生を預けてしまった。

...続く

 

 

 

幼少期の私③

祖母は私に言葉の呪いをかけました。

 

おまえがダメなのは宿命だから。

 

要は、がんばっても報われないみたいな意味で、

過去世において、罪をおかして生まれてきたから。

現世では報われないというのです。

 

 

半ば、10代にして、ほんとになんのための生まれてくるだろう?

 

両親も助けてくれない、一人部屋をもらっても

 

勉強をずっとしていないとものすごい剣幕で怒り

 

ドアもノックしないで、ずかずか

 

心の奥まで入ってきてズタズタにしていきます。

 

母が私の部屋に入ろうとすると、それを阻むことも・・・。

 

「今、勉強してるから、邪魔するな、偉いひとになるんだからな!」と

 

また、時には親子で、少しでも楽しそうに話そうとすれば

 

嫉妬なんだかわからいけど、自分中心にしないと

 

また、文句が延々と続きます。

 

祖母の顔色をみんな伺いながら、息をひそめて暮らしていました。

 

実家にいるときは、

 

それがおかしいとは本格的には思えなくて、

 

誰かに相談しようにも、祖母が外ずらがよかったため

 

私が反抗期でわがままになっていると思い込んでいる人もいて

 

打ち明けることもできなかった。

 

両親のことも、恨んだし、祖母にもあまりにも心もとないセリフを

浴びせられるので、時々殺意が芽生えてくるようにもなっていた。

 

このままでは、感情が爆発して、祖母に手をかけてしまうかもしれない。

それでは、自分があんまりだ!

これは、犯罪者になる前に、家を早くでねばと、内心きめて

顔にもださないように、大人になるのを待ちました。

 

続く・・・

 

 

 

幼少期の私②

友達もいない。

 

何やってもダメな私は、学校でも一人。

 

おまけにストレスなのか、顔じゅうにアトピーもできてしまいます。

 

今度は学校でアトピーでからかわれ、ほんとに辛い。

 

アトピーがでると、おばあちゃんは

 

「汚い!」と私を見るたびいうので

 

ちっともよくならない。

 

見た目も中身も否定される毎日。

 

おまけに信仰心の暑い彼女は休日は仏教のお寺に通い

 

家族そろってでかける遠出も、お寺の本拠地。

 

とにかく、みんなのうちは

 

どうしてみんな仲良くて、楽しそうなんだろうと?

 

私は何のために生きているんだろう?と

 

よく思っていました。

 

進路を考える年ごろになれば

 

「彼氏なんかつくることない!」

 

「偉い人になれ!」を繰り返すようになりました。

 

 

 

祖母の前では、反抗しようものなら

 

言葉の暴力を延々と浴びねばなりませんでした。

 

「おまえのおかあさんも、お父さんもダメ人間だ」といって

 

祖母はいつもいつもイライラして、それを知ってか知らずか、

 

父も母も、祖母から私を助けてくれない。

 

いつしか、両親にも絶望します。

 

・・・続く

 

 

幼少期の私①

普通に学校に通い

家には共働きの両親がいて、おばあちゃんも同居の過程で育ちました。

 

物ごごろ着いた時から、おばあちゃんが

いつもそばいました。

 

学校以外は朝ご飯も、夜寝るときも

ずっと一緒。

 

それが普通なんだと思って、毎日過ごしていました。

 

ただ、このおばあちゃんが、

曲者でした。

 

外ではニコニコして愛想のいいおばあちゃん。

 

だけど、ひとたびうちに入ると、

こどもの私に向かって

あの人のあれが嫌だの、あの人は、顔がだめだの

とにかくありとあらゆる文句をいうのです。

 

そして、私の両親のことも悪くいうのです。

(ちなみに母とおばあちゃんは血のつながった親子です。)

 

あんたの親は、ダメな親だ

あんな風になっちゃいけないんだよ」と

 

ことあるごとに言い聞かされた私は

そうかうちの親はダメな親だから

わたしはそうならないようにしなきゃと

思いこまされました。

 

そして、おばあちゃんはとにかくすべてが気に入らないから

 

私にも毎日ダメ出しです。

 

顔がダメだの、友達なんかつくるもんじゃないとか、

遊んじゃだめだの、学校が終わってまっすぐかえらないか

 

予想した時間に帰ってこなければ、二時間も三時間も延々と

責め立てます。

 

みんなの早くうちに帰りたいなという言葉が

全然意味がわからなくてないなと思っていました。

 

だって、私は帰ったら怒られてばっかりなんだもの。

 

 

・・・続く

 

 

 

ブログ、始めます。

はじめまして。

 

私は見た目コンプレックスが

 

昔から強くて、

 

実際、肌もニキビでボロボロ、

 

おまけに割と若いうちから白髪もでてしまって・・・

 

ついでにお金も全然貯めれなくて

恋愛も仕事も上手くいかないなあって

 

いつも悩んでました。

 

そんな私は、今現在 昔よりはほんの少しだけど

胸を張って毎日を生きています。

 

前向きになれるまでには

いろんなことがありました。

 

ぽちぽち過去を振り返りながら

綴っていこうと思います。