夏になると子供のころに行ったキャンプを思い出します。小学生のころ、毎年のようにキャンプに行っていました。富士山の近く、富士五湖という湖のほとりにあるキャンプ場でしたが、8月なのにとても涼しくて空気がおいしかったのをよく覚えています。
知り合いに誘われていったのですが、キャンプ自体初めてでしたし、まして山奥なんて行ったことがなかったので初めての連続でした。
食事はすべて自分たちで作り、1日のプログラムや遊びの内容も中学生を中心にみんなで考えます。大人も付き添いで何人かいますが、子供が主役のキャンプなのでやることや考えることが多く、楽しかったです。
驚かされたのはもう一つあり、気候です。真夏でも山奥だから涼しいのですが、夜や朝方は長袖がないと寒いくらい気温が下がります。さらに山の天気は変わりやすいという通り、毎日のように夕立がありました。当時雷が怖かった私は必死に大人の陰に隠れていました。でも、少しするとすぐに天気は回復し、水たまりに反射する青空がとてもきれいでした。
キャンプファイヤーもしたのですが、雨が降って中止になるかと思いきや、夜はすっかり腫れて満天の星空が見えました。山奥で明かりがほとんどないので、都会よりよく見えます。宝石をちりばめたような星空も初めてで、ずっと空を観ていたいくらい圧倒されました。
初めてだらけで疲れてしまうこともありましたが、とても楽しく、思い出に残っています。真夏のキャンプはぜひ一度体験してほしいです。