[アメイジング]なエンタメ・レビュー!

僕が好きな映画・ミュージカル・その他色々なものについて書き綴る、[アメイジング]なレビュー。

【映画レビュー】『オデッセイ』

2月5日公開、『オデッセイ』を観てきました!f:id:bj-r13-springawakening:20160209001547j:image

『グッド・ウィル・ハンティング』ディパーテッド』『インターステラー』等出演のマット・デイモンと、名監督リドリー・スコットがタッグを組み、大注目の作品です。

過去の栄光を強酸性の血液で溶かした『プロメテウス』とかいう駄作を生み出したリドリー・スコットでしたが、今回は良かったですねぇ。

映画をリアル路線にもってくると、どうしても暗くなりがちですが、本作は違いましたね。嵐と重力以外は理に適った演出だそうで。
主人公のスーパーポジティブな性格のおかげで、リアル路線なのに明るい珍しい映画に仕上がっていました!

こちら、パンフレットは720円。(ちなみに僕はいつも鑑賞後にパンフレットを買います。駄作だったら買いたくない、という単純な理由)f:id:bj-r13-springawakening:20160209003814j:image


詳しいストーリーなんかは置いておいて、今回は映画好きなら嬉しい見所をご紹介!


以降ネタバレ注意です。




①「エルロンドの会議」

火星に取り残されたマーク・ワトニーを救出するため、NASAで会議が行われます。そのシーンで、「エルロンドの会議だ」という台詞が。
ロード・オブ・ザ・リング』シリーズをご存知の方はお分かりだと思いますが、指輪を捨てるための旅の仲間を招集する、秘密の会議がありました。
それが「エルロンドの会議」。

そして

なんとその会議に出席していたボロミアことショーン・ビーンが『オデッセイ』にも出演しているのです。これは嬉しかった。

エルロンドの会議f:id:bj-r13-springawakening:20160209002808j:image

おもわずニヤリとする配役に拍手したい!


②2度目の「宇宙ひとりぼっち」
記憶に新しいSF傑作映画『インターステラー』。
この作品に登場するマン博士は、地球に代わる人類の星を探索するため遠い宇宙へ飛び立ち、氷の星でひとりきり、コールドスリープに入っていました。
このマン博士を演じたのがマット・デイモン
。笑
数ヶ月前に『オデッセイ』の予告編を見た時点で「またかい笑」と思っていましたが。

↓『インターステラー』のマン博士。白とオレンジの配色がBB-8や今作『オデッセイ』の宇宙服に似ていますね。
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③2度目の「吹き飛び」
詳しくは言いません。『インターステラー』を観てから『オデッセイ』を観ていただきたい。また吹き飛びました。

④アメコミ・キャスト!
アントマン』『ファンタスティック・フォー(リブート版)』『キャプテン・アメリカ』シリーズをご覧の方に嬉しい配役がなされています。どのキャストか劇場で探してみましょう!


【映画小考察】ライトセーバーの色

映画『スター・ウォーズ』シリーズにおける武器、光線剣ライトセーバー
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ジェダイの騎士、またはシスの暗黒卿により使用されています。
今回はこのライトセーバーの色について弟と話していて気付いたアイデアを書きたいと思います。(既に世に出ているアイデアかもしれませんが)

ずばり、

本人が暗黒面に堕ちた時に赤色になるライトセーバー


いや今でもそうだろう、とお思いの方もいらっしゃるでしょう。ちょっとだけそのツッコミ待ってました。

違います。シスの暗黒卿たちが使っているライトセーバーに人工石が使われているために赤色に光り輝いているだけで、

ダークサイドのフォースに呼応して赤くなっているわけではないのです。

実際にエピソード3にてダークサイドに落ちたアナキンは以前と同じライトセーバーの色ですね。
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これが、前述したアイデアではどうなるでしょう。
簡単に言うと、ダークサイドに堕ちた人物がどの時点で堕ちたか視覚的にわかりやすくなるのです。

たとえば、、

揺れ動くアナキン。この時はまだライトセーバーは青。オビワンは説得、そして葛藤の中で戦うふたり。
まだ、色は互いに青。

色々あって、なにかのきっかけでアナキン堕ちる。彼の表情は映らない。アナキンの背後方向から、対峙するふたりが描かれる。
その次にライトセーバーを構えると、

その刃は赤く光っていた、、(その後を予期させるゆったりとしたインペリアル・マーチ投入)


的なね!

「ああ、嘘だ、アナキン、、そんな、、、」

と狼狽えるユアン・マクレガーの演技まで思い浮かべることができました。


スター・ウォーズにおける正義と悪の二極対立の描き方が、このアイデアによって生まれ変わるのではないでしょうか。


【靴レビュー】NewBalance ニューバランス M996

21歳の誕生日のプレゼントとして彼女に買ってもらったのがこのニューバランスM996。
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カラーはCGY(チャコールグレー)。ニューバランスの定番のグレーよりも少し深い灰色で、秋冬向けの新色のようです。
 
街中でよく見かけるこのニューバランス、他に類を見ない圧倒的な履き心地の良さと、「ハズし」(意:お洒落な人が敢えてダサいデザインのアイテムをワンポイントに使うことにより、肩肘張らないファッションを楽しむという高等テクニック。まだ習得ならず。)に使えるダサかわいい外観が特徴の、少し高級なスニーカーです。
 
Nの文字が特徴。スエードの落ち着いた佇まいがスニーカーらしくなく、好きです。
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雑誌で取り上げられ続けた数年前の爆発的な流行りは過ぎたようで、サッカニーなんかが後に続きました。しかしまだNB熱は冷めていないようですね!
 
僕とニューバランスとの出会いは大学一年生の頃に遡ります。今回手に入れたM996(メイド・イン・アメリカ)の廉価版、MRL996(メイド・イン・アジア)を履いたときの衝撃は忘れません。12000円のスニーカーを履いたことも無かったし、こんなにフカフカに足を包み込んでくれる靴があるなんて知りませんでした。
それが廉価版とも知らずに。
 
MRL996は2年以上ハードに愛用し履きつぶした結果、靴底のクッション性がほぼ0となり、購入当初の柔らかさもほぼ消え去りました。シルエットも変わってしまいました。中敷きを変えてみるも、直に固い地面を踏みしめる感じ、、
4.5年履いておられる方は履く頻度が低いからクッション性が保たれているのでしょうか。
 
僕のニューバランス2足目となるM996は価格もMRL996の2倍ほど。(彼女に感謝)、履き心地はもちろん高く上を行きます。
全方向から柔らかく包み込まれる感触は、試し履きしたM1300のそれよりも個人的に好みです。
ニューバランスは英数字でモデルが分かれており、M1300M1400はM996よりもシルエットが少しポテっとしていて丸い印象。M574やM576もあまり好みじゃないカタチ。996シリーズは爪先がシャープです。
 
3年は元気にフカフカ履いていきたいなと思うので、履く頻度を減らして長持ちさせる方向へシフトする予定です。
 
地味な色が好みなので、2度連続おとなしい色を選びましたが、今度またニューバランスを買うなら、差し色に出来るような少し目立ったカラーの物に挑戦したいかな。
 
 

【映画レビュー】『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』

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記念すべきファースト・レビューは2015/12/18公開、『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』です。109シネマズ大阪エキスポシティにて、IMAX(3D)の上映で鑑賞してきました。

予告編はこちら。


「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編

世界的なSF映画の金字塔である『スター・ウォーズ』 シリーズの最新作。ジョージ・ルーカスに代わりJ.J.エイブラムス監督作品。

ご存知の方がほとんどだと思いますが、このシリーズは時系列と公開順が異なっています。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年公開)
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年公開)
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年公開)
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年公開)
スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年公開)
スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年公開)

今作はこの時系列の続きというわけです。

このシリーズはこの風変わりなシステムのせいで新しい時代の映像のほうが古臭いというなんともいえない違和感が生じているわけですが、そんなことは気にするほうが無粋ですね。(ちなみに金銭的・技術的な都合、また物語の明快さ的にこの順番で製作されたようです)

ウォルト・ディズニーの配給による『フォースの覚醒』から始まる新・新3部作(なんていったらいいの?)が始動したことでこのシリーズは今のところ全9部作となることが決定しています。

すでに旧3部作(4.5.6)派と新3部作(1.2.3)派が銀河の覇権をかけて、太陽系のちいさな青い星で争ってきましたが、ここに新たな勢力が誕生した形になります。 

 


以降ネタバレ注意

 

 

  

良かった点

□冒頭

ド頭から胸が高まりますね。あのブラスのメインテーマが流れて、「ルーク・スカイウォーカーが消えた」の一文。唯一無二の様式美です。前作までの主人公が消息を絶って、敵味方がどちらも彼を探している、分かりやすくガツンとくる作品背景の提示。これでワクワクしないSWファンはいないでしょう。


□主人公

砂漠の地に生きる孤独な少女、デイジー・リドリー演じる主人公レイはかなり魅力的でした。「SWシリーズに女が主人公?けしからん」みたいな前時代的な意見を吹き飛ばしてくれたと思う。このスペース・オペラの主人公たる立ち振る舞いが自然。

サブ・タイトルの「フォースの覚醒」とは、彼女の身に起きたフォースの覚醒を表していたんですね。あの一族の血を引いているのでしょうか。

ちなみに、僕のイチ押しハリウッド女優、エマ・ストーンもこのレイ役のオーディションに参加していたようでしたが、デイジー・リドリーで正解だったと思います。

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(エマ版・レイ。かわいい。似てるし、これはこれでアリ?)


□映像美

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映像の点で一番比較しやすいのは、前章でも活躍したハン・ソロの船、ミレニアム・ファルコンでしょう。観ればわかるあのかっこよさ!CG技術は少しずつ進化を続けています。うん、日進月歩っていい言葉ですよね。


□懐かしのキャラクター

ハン・ソロルーク・スカイウォーカーやレイア・オーガナをはじめとする旧3部作のキャラクターの登場が、ファンには嬉しかった!

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チューイを従えたハリソン・フォードは年をとったけどやっぱりしっかりソロ船長だし、レイアは年をとったことで若いときより可愛くなってた気さえしました。ラストシーンちょろっとヒゲさんも、力強さとやさしさが秘められた印象的な目元は変わらず。映画作品において、このように人気だったキャラクターを再登場させる効果は抜群に高いですよね。その映画・主人公のメインテーマが重なれば(それが有名なことは前提だが)なお良し。

例:ハリソンフォード主演『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の登場シーン。


インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

(0:40)


□BB-8

例の金色おしゃべりドロイドと白青有能ドロイドは完全にファンサービスどまりでしたが特に残念というわけでもありません。というよりはあれ以上出てこられるとウザい気さえしますね。ドロイドたちに別段思い入れはありませんが、今回初登場のBB-8は巷で大人気のようです。ホワイト×オレンジの配色は古臭くもありますが、新鮮味も感じさせます。機械なのに感情豊かなコミカルな動きは、この映画のアクセントとしては大成功でしたね。

 


悪かった点

ライトセーバー

きっと次作以降に進化した殺陣をお披露目するために、わざとライトセーバー戦の描写をセーブしてるのかとは思いますが、もう少しだけでいいから見たかった。ライトセーバーは言うなればこのシリーズのアイコンですからね。

□カイロ・レン

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ありがちな出自の秘密をもっていた本作の悪役、カイロ・レン。ブラスターのビームをフォースで空中停止させたシーンではおおっ!となりましたが、うーんキャラ立ちが弱い。中身の俳優さんアダム・ドライバーはちょっとオタク臭いです。チューイに撃たれ、パッション屋良のモノマネをし、小娘にやられるというみごとな小物っぷり。スター・キラーの爆発に飲まれたような描き方でしたが、たぶん生きてるんでしょう。

てか生きててくれ。

EP4のオビ=ワンやEP1のクワイ=ガン・ジンと同じ運命をたどった彼の父ハン・ソロの生死が気になるところ。


□キャプテン・ファズマ

えーーと、



彼女は必要だったんでしょうか?

今作は全体的に悪役側(ファースト・オーダー)がしょぼい。

 



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それでは最後に、まだ観ていなくて、且つこれから2回以上は観るぞという方におすすめの観方を。


1回目:2D吹き替え

2回目:IMAX上映


です。初回鑑賞にIMAX(3D字幕)は、正直なところ内容把握には向いていません。吹き替えでストーリーの流れを理解したうえでIMAX(字幕上映が多い)や4DX、MX4Dでさらに感動することをおすすめします。

エキスポシティのIMAXは、箕面に比べて一皮剥けた印象でした。現在の日本で一番大きいスクリーンだということで、本当に巨大です。「うひょー!」となるでかさ。でかいことは正義です。素晴らしい劇場が関西に誕生してくれました。

シートに腰を下ろしてみると視界すべてが画面で、良く言えば本当に大迫力。座席の高さにもゆとりがあり、前の人の頭を気にする必要はありません。

悪く言えばすっげえ疲れます。IMAX画角でファルコンが縦横無尽に飛び回るさまは爽快の一言に尽きます。


でもすっげえ疲れます。


いやはや、次作、エピソード8以降も楽しみですね! 

それでは、フォースとともにあらんことを!


はてなブログ開設

あけましておめでとうございます。

2016年が始まって、はや4日が過ぎましたね。

兵庫県在住の私立大学3年生、ダイキです。趣味は映画鑑賞、吹奏楽団に所属してクラリネットを吹いています。

これから、自分が好きなもの全般について、[アメイジング]なレビュー・感想をこのブログにしたためていきたいと思ってます。Let's 思考のアウトプット!

読者の方々に楽しく読んでいただけるように努力していきます。

また、このブログの目的のひとつは文章を書く力を向上させるためでもあります。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。