ハイパーシコシコ自分語りうどん部

†お会計時に渡されるクーポン券は食器返却のときそのまま捨てがち†

2024年 3月 記録

 

 

リクルートの一環で学生さんと話す機会が増えた。流暢に会社の説明をする一方で、脳内に直接「(……ゲロ………逃ゲロ……)」をブチ込んでいるんだけど届いているかな?

 

 

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どういう感情?

 

 

純文学作品を読むことにした。何を読めばいいかわからないのでネットのランキングに上がっている作品を読み進めている。以下にその感想を記す。

 

 

夢十夜 / 夏目漱石

第一夜が異様に美しすぎる作品。短編集なのでかなり読みやすかった。第二夜、第六夜、第七夜が好み。どれも共通するのは主人公が"気づき"を得るというもので、漱石本人にとっての気づきや自戒というものを含んでいるのかなと想像するのは楽しかった。調べるとどれも"死"について描かれているらしい。へぇ〜(こういう作品の"テーマ"や"共通点"を探してしまう自分が少し嫌になったのも事実で、気持ちの悪い読後感をそのままにしておけない事実に悲しくなった)

 

 

雪国 / 川端康成

冒頭の一節があまりにも有名な作品。あまりにえっちだった(語彙)。人物の描写が"細かい""繊細"というよりはしつこいくらいに"ねちっこく"て、それがずっと続くため終始微熱。その描写の"ねちっこさ"は舞台である雪国の風景描写にも反映されており、読むだけで世界が容易に想像できる説得力には感動すら覚えた。でも1文が長くて読みづらい。

「雪国」を現代風のタイトルにすると「上流階級ニート、雪国で芸者と関係を持つ〜アブナイ4角関係〜 (でも心は惹かれてないんだから他の女を好きになってもセーフなんだからねっ)」になりそう。

 

 

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鴨川シーワールドに行ってきた。これまで行ってきた水族館でもトップクラスに好きな水族館になったかもしれない。特に鰭脚類(アザラシやセイウチなど、ヒレのある哺乳類)の展示が豊富で、ずっと「かわいいねぇかわいいねぇ」言いながら泳ぐ彼らを眺めていました。ベルーガかわいい。

触れ合いイベントもたくさん行っているようで、場内は子供達で溢れていたのもまたよかったね。ここで命の尊さを学ぶんやな…と後方彼氏ヅラ命の尊さおじさんになっちゃった。

 

 

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シャチのショーです。迫力ハンパねー!!と興奮する一方で「(どうしてこんな大きな生物が人間に従っているんだろう…)」という疑問がぐるぐる巡っていて困った。シャチとトレーナーの間に愛があるのはわかる。それ以外は?彼らの間には愛以外に何があるのでしょうか?そして私はそのショーに、なにを"視た"のでしょうか?ショーおもしれーー!!!(思考停止)

 

 

海沿いの水族館ってさ

 

 

 

 

めっちゃいいよな…

 

 

 

2024.04.07

 

 

2024年 2月 記録

 

 

仕事、たのしいかも

 

 

転職活動を終え肩の荷が下りたのかもしれない。相変わらずクソ忙しいけど、できる仕事が定着してきて他の業務にも少しずつチャレンジできるようになってきて仕事が楽しいです。結構充実してます。転職しないでよかったね。

 

 

あとは年収1,200万にするだけだな❗️😁

 

見てるか弊社ァ⁉️  ここにいるぞ‼️‼️

 

 

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さすがにハイキュー‼︎の話していい?

 

 

映画ハイキュー‼︎〜ゴミ捨て場の決戦〜を観てきた。も〜〜〜めちゃくちゃによかったよ。最近観たアニメ作品の中でもダントツピカイチなくらい好きな作品でした。いや〜めちゃくちゃよかった。

 

 

原作から受ける"ゴミ捨て場の決戦"の印象って、とりわけ「祭り」の要素が強くて、春高という超大舞台なのにエクストラゲームみたいな楽しさがあると感じていたんだよね。だから烏野と音駒の集大成の戦いであることが本筋で、研磨の策略とそれを打ち破った日向の成長、黒尾サンと月島の因縁も"スパイス的"なものでしかないよな、とか思ってた。というかそんな風にしか思ってなかった。

 

 

でも違った。蓋を開けてみたらそれはもうバレーに人生を賭けた者たちのターニングポイントたりえる話じゃねえかと。集大成でありながら未来予想図じゃねえかと思ってしまったわけです。バレーの始まりを、バレーの繋がりを、バレーの終わりを、その全てを黒尾に見たんだよな。黒尾サンは負けちまったけど繋いで託したんだよな。バレーの楽しさとか、おもしろさをさを。それが舞台を去るものにとってどれだけ嬉しいことかと。そんなことを考えるだけで胸がいっぱいになっちゃった。どうしようもなく堪えられなくなっちゃったよね。

 

 

観終わったあとも「(そっか、ゴミ捨て場の決戦って彼らの人生の転換点でアンカーたりうる試合だったんだな…)」「(この祭りの楽しさとか高揚感を胸にこの先の人生歩んでいくんだよね…)」という思考がぐるぐる渦巻いて止まんなかったよね。ということが直感的に理解できた。黒尾、見てるか黒尾。ありがとう黒尾。しかも2人もだ、黒尾。そこから将来に繋がるのも納得よな。名刺交換していい?会釈のときトサカ顔面にめり込ませていい?

 

 

仕事中「たーのしー…」って言って自我を保ってるとこある。研磨すき。

 

 

ポケスリに一段深くハマっていて最近は朝起きるのが楽しみになってきている。「朝起きるのが楽しみ」ってすごくない!?

すごいよポケモン

 

 

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人生初、パドックでウ○コする馬ちゃんを観ながら鬼殺し飲んだ。馬かった。

 

 

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初めての競馬観戦?、かなり楽しかった。馬が目の前を駆けていく迫力。怒声と歓声が混ざった客席。絵に描いたような鉛筆ペロリオジサン。田舎のジャスコくらい広い建物。ちょっと割高なフードコート。自分がイメージする"競馬場"がここにあって最高。

 

 

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見て、くちゃくちゃに丸めて捨てられた馬券。これ見たときめちゃめちゃ興奮しちゃった(希望と期待とそこに至るまでの金と金を稼ぐための時間と集約した人生の全てが"負の感情"として吐き出されているため)

 

特級呪物

 

 

NISAとはまた別に株式投資を始めたんだけど、金額設定ミスっちゃって生活苦になってきてる。まぁ銀行に預けてるよりは投資に回したほうがいいか…とか思ってたけどそんなこと言ってる場合じゃねえ!!返せ!!!!返せよ!!!!!!!

 

 

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イェーイデカいテレビ買った〜‼️デカいテレビサイコーー‼️(生活苦)

 

 

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大学院時代にクソお世話になったボス(教授)が退職するとのことで仙台へ。講義を受けてパーティーという名のクソデカ同窓会に参加し、明け方まで飲み散らした。写真は国分町の通路脇。治安が終わっていてサイコー。

 

 

もともと愉快なひとだ(失礼)と思ってたけど、やはり教授にもなる人は話が面白いなと感じた。面白い。知識があって、知恵があって行動力があるとこんなおもしれぇ人生になるんだ、話を聞いてみたいと思えるほどの味わい深い人間になるんだなと思った。なんか、それだけでこれからの人生にも希望が持てるよな。

 

 

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そのうちチャットGPTにこの日記を書かせようと思っている。まだちょっとメルヘンチックだけど初手でこの精度はすごい。

いつかあなたが読む日記は本当のおれが書いていないかもしれない…

 

 

2024.02.29

 

2024年 1月 記録

 

 

2024年もクソ日記………

 

 

 

 

 

継続!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

久々に会った従兄弟、自分よりデカくなっててて癪だったのでお年玉をチラつかせて跪かせてやった。おれより小さな存在、キモティ〜〜〜〜〜!!!

 

 

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年末年始は妻や友人、家族とたくさん美味いものを食べた。好きな人たちと美味いメシを食べる、なんて幸せなことだろう。

 

 

こないだ吉野家で牛丼食ってたら緋村剣心が「飛天御剣流よりも(提供が)早いっ!」つってて流石に憤慨してしまった。お前が認めてしまったら…比古清十郎は…なんのためにッ…クソっ…クソオッッ!!!!!

 

 

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このテプラを打ち込んだ人はどんな気持ちだっただろうと考える。こうして私は他者を知り、自分を知ることができるのだ。

 

 

"他者を理解する"、"自己を理解する"というテーマで久々に歌詞読みのようなものをした。のに誰も読まねえ。ここに紹介しておく。

 

 

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見て。これは"スモール泡立て 特大"。人間みたいに大きな矛盾を抱えているね。

 

 

あすけん(食事管理アプリ)をはじめて1ヶ月が経った。「毎食食べたものを記録する」ってのはなかなかめんどいな〜」と最初は思っていたけどなんか続いている。ポケスリも続いているし、基本的にチマチマ物事を継続するのが得意なのかもしれない。また最近のそういうのは「続けられる工夫」が凝らされていてやりやすい。

 

 

またお尻から赤血操術「穿血」しつつある。そろそろ人間ドッグ受けたい。

 

 

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IKEAに行ってきた。楽しすぎるナ〜1日中おれる。

 

 

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IKEAで草を買ってきて家中を草まみれにするやつをやった。草、サイコーーー!!!

 

 

そろそろ転職活動の記録でも書くか。

 

 

転職活動を終えました。結果としては現職に残ることになりましたが、実りの多い期間になったため忘備録としてここに書き残しておきます。

 

転職理由:転勤、異動の多さ。対価に見合わぬ給与

>昨年10月に異動してきたにもかかわらず今年初めには長期出張を言い渡されていたため「(もうこれこのままだと一生家族と過ごせられんな、アカンわ)」と思ったのが事の発端。結婚してから妻とは一緒に暮らしたこともなく、今後も苦労をかけてしまうことは目に見えていたため転職を決意。(というと聞こえがいいけど、楽観視していた自分の背中を妻が弾き飛ばした形で転職活動を始める)

 

転職サイト:リクルートエージェント、ビズリーチ

>友人らからお勧めされていたリクルートエージェント、キャリア狙いのビズリーチに登録。指示通りに職務内容、キャリア、パーソナルデータを登録したら終わり。そしたらすぐに求人情報が入ってきた。楽でいいね。

リクルートエージェントは情報が明瞭で見やすい!そして求人数が多い!オイビズリーチ何してる!ちゃんと働け!

 

転職活動の流れ:面談→書類選考→面接→面接2(間に適性検査が入ることもしばしば)

>実務ベースでキャリアを積んできたので、職歴を書くことも面接で話すことも特に困らなかった。就活より全然楽。とはいえ異業種になると途端に書類も通らなくなるし、通っても何を軸に話せばいいかわからんしで苦労した。入社するか迷ったとこは2日間みっちり業界&企業研究したのに、面接では「近いから(家から会社が)」が決め手になって泣いてる。流川かよ。

 

転職辞退理由:キャリアダウン、業務内容が退屈なのに(おそらく)多忙であること

>かなり迷ったけど転職を辞めた理由はここ。最終面接で偉い人に言われた「オーバースペック」という言葉が頭から離れなかった。なんやねんオーバースペックって。人を電子機器みたいに言いやがって。

とはいえその言葉があったからこそ転職しないで済んだの"かも"しれない。もしかしたら恐ろしいほどつまんね〜仕事で、それをあと30年以上続けるとなると流石にしんどいからね。などという議論を重ね結局は辞退した。

実際に選考が進んだ会社は今の働き方の改善が見込まれたけれど、それ以外が合致しなかった。今の会社、結構いいのかもしれない。

 

まとめ:何も失ってないのに喪失感がすごい。

>色んなところに足を伸ばしたのに結局同じステージに戻ってきてしまった。新しい道の先に今の道が続いていた、そんな感覚です。現職、結構良かったんだなぁということに気づけたのが今回の収穫。とはいえこんなにグルグルと同じところを回っているのになんの成果も得られてなかったのは癪なので、引き続き会社では「(いつでも辞めれるんだぞ?)」みたいな雰囲気だけでも出していこうと思います。

 

 

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セカライ3rdに行ってきた。ここ数ヶ月ログインしてないけどあまりにも火(心)、灯りすぎちゃったな。

 

【ユニット別プチ感想】

レオニ:レオニさんは古参オタさんを大切にしすぎではありませんか!?(ニコ動青春小僧狂気)

モモジャン:ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!?!?!!????、(その衣装で踊るんだ…//)

ビビバス:😁(少年漫画の顔つき)

ワンダショ:"楽しい"←意味を知る

ニーゴ:だめなのに身体、動いちゃうね(ドラムドコドコベースベンベン)

バチャシン:大人組、"癖"すぎる……

女オタさん:人ってこんなに"はっちゃけて"いいんだ…!(感動)(広がる知見)

 

 

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捨てがちなアレ

 

今年も元気に楽しんでくぞ!!

 

 

 

2024.02.01

【葬送のフリーレンより】晴る/ヨルシカを読む

 

そんなこと考えてないだろと自覚しながらの歌詞読み。徒然なるままに、妄想。

 

 

春 ≒(大切な)貴方と過ごした時間

晴る≒笑顔、あたたかな思い出

 

 

1番

貴方は風のように

目を閉じては夕暮れ

何を思っているんだろうか

風 ≒過ぎ去りし存在、時間の概念

夕暮れ≒さみしさの象徴、郷愁

貴方を見つめる私の描写。掴みどころのない貴方の横顔にどこか切なさと郷愁(居場所)を思い出す。

「全く、人間の考えていることはわからない。」

 

目蓋を開いていた

貴方の目はビイドロ

少しだけ晴るの匂いがした

ビイドロ≒本心を見透かす瞳

晴る≒笑顔、あたたかな思い出

目蓋を開いていた≒共に過ごした時間を想起する描写。

「ヒンメルの瞳はなんでも見透かしてしまう。時には私ですら気づかぬ本心でさえも。」

 

晴れに晴れ、花よ咲け

咲いて晴るのせい

降りやめば雨でさえ

貴方を飾る晴る

哀しみさえも洗い流してしまうほどの晴る≒あたたかな思い出。

「晴るのせい」と表現するほどに"貴方"の存在は大きく、思わず心が動いてしまう。

雨≒哀しみをも凌駕するほどのあたたかな思い出がそこにあることを指す一節。

「ヒンメル、君は晴れ間の青空みたいなやつだね。」

 

胸を打つ音よ凪げ

僕ら晴る風

あの雲も越えてゆけ

遠くまだ遠くまで

胸を打つ音≒心音。まだ気づかぬフリーレンの心を表す。

僕ら晴る風≒通り過ぎたあと人々の顔面に笑顔が咲き誇るような、勇者ヒンメル一行を表す詩。

あの雲も越えてゆけ≒心を覆う雲(もや)を払わんとする隠喩。まだ見えぬフリーレンの本心を貫かんとするヒンメルの願い、またパーティを組んでどこまでも行きたいと願うフリーレンの本心が表された一節。

「なんだろう、この胸の高鳴りは」

 

2番

貴方は晴れ模様に

目を閉じては青色

何が悲しいのだろうか

貴方は晴れ模様に≒笑顔の様相に

目を閉じては青色≒青空のような清々しさを含んだ寝顔≒死化粧。もしくは目を閉じて浮かぶ彼は青空のような人間であることを指す。

何が悲しいのだろうか≒未だわからない心の内を表す。

「もっと、人間を知っておけばよかった」

 

目蓋を開いている

貴方の目にビイドロ

今少し雨の匂いがした

目蓋を開いている≒死化粧。

貴方の目にビイドロ≒心眼。共に過ごした時間が育んだ、彼と同じ視点。

雨の匂い≒哀しみ

「わかっていたはずなのに」

 

泣きに泣け、空よ泣け

泣いて雨のせい

降り頻る雨でさえ

雲の上では晴る

泣く≒泣く

空よ泣け≒心からの涙。感情の発露。

雲の上では晴る≒涙の先にある他の感情。

「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」

 

土を打つ音よ鳴れ

僕ら春荒れ

あの海も越えてゆく

遠くまだ遠くまで

土を打つ音≒雨音、つまり悲しみの音色。または春雷のような怒りの矛先の対象。

春荒れ≒大切な時間を奪われた哀しみ、苛立ち。

海も越えて≒つまり国や文化を跨ぐ行為、つまり旅立ち。

「私は人間を知ろうと思う」

 

Cメロ

通り雨 草を靡かせ

羊雲 あれも春のせい

風のよう 胸に春乗せ

晴るを待つ

通り雨≒涙を越えた先。時間の経過。

あれも春のせい≒私を突き動かす春≒かけがえのない思い出。

胸に春乗せ≒かけがえのない思い出を乗せて。

晴るを待つ≒人間の持つ"晴る"を知る≒人間を知る≒自分自身を知る行為

 

ラスサビ

晴れに晴れ、空よ裂け

裂いて春のせい

降り止めば雨でさえ

貴方を飾る晴る

空よ裂け≒「花よ咲け」とは異なる能動的に本心を穿つ行為。

裂いて春のせい≒人間を知りたい欲が止まらない。全部あの時間のせい

貴方を飾る晴る≒自らの感情が彩る晴る≒哀しみさえも思い出に変えた彼と同じ気持ち≒喜び

 

胸を打つ音奏で

僕ら春風

音に聞く晴るの風

さぁこの歌よ凪げ!

胸を打つ音奏で≒「胸を打つ音よ凪げ」の対比。心のままに

僕ら春風≒「僕ら晴る風」の対比。大切な思い出を胸に進む者たち。

音に聞く晴るの風≒貴方の声

歌よ凪げ≒耳を澄ませて

 

晴れに晴れ、花よ咲け

咲いて春のせい

あの雲も越えてゆけ

遠くまだ遠くまで

「私は、人間を知るために旅をしているんだ」

 

 

あとがき

「晴る⇔春」の用法の違いを考えているうちに全ての詞を意訳をしてしまいました。「何言ってるかわからないけど分かる」という独特の感性でこの楽曲を聴いていましたが、葬送のフリーレンの物語になぞるととてもわかりやすかったです。要は…

 

勇者一行として冒険をするフリーレンの物語(1番)。

ヒンメルの死(別離)を目の当たりにし、感情を発露させるフリーレン(2番)

ヒンメルを失った哀しみから彼女は「人を知りたい」と思うようになり、旅に出る(Cメロ)。

旅先で描かれるフリーレンの心情。それはヒンメルと過ごした日々が育んだものであり、その"願い"を託された彼女は、彼の想いを胸に歩み続ける(ラスサビ・オチサビ)

 

ウワーーー!!!(驚嘆)

驚くほど端的かつ正確に、彼女の物語を丁寧になぞっているではありませんか!こじつけだと分かっていても解釈をやめられねぇ!

原風景を通して描かれるフリーレンの物語!

フリーレンを通して描かれるヒンメルの願い!

願いによって芽生えるフリーレンの心!

心によって生まれる物語!

なんて複雑にしてくれてんだ!!!全てが美しく繋がっていて、言葉の意味を汲むたびに"理解(わか)る"ことをやめられませんでした。

 

そして大切なのは、そこに「普遍的な物語」が含まれているということ。フリーレンのみならず「誰もがこの曲に共感することができる」ということを理解することです。風景描写や人以外に向けられた動詞(≒他動詞)が多いばっかりに隠れがちな楽曲の持つテーマを、正しく掬い上げる必要がある。私はフリーレンの物語を通して、この楽曲を下記のように解釈しました。

 

歩み続ける者達への祝福

 

要は応援歌なんじゃないかと。「あの雲を越えてゆけ」「遠くまだ遠くまで」という詩に全てが集約されているように、聴く人の物語を応援する"願い"が込められている。そこに至るまでの詩はもちろん聴者が各々に描く「物語(人生)」ですし、その物語にはもちろん"喜び"も"悲しみ"もある。それらをひっくるめて「春」だと称しているんですね。最高の春もクソみたいな春も全部「春」なんだと、「あの頃の経験があったから今も生き続けてるんだ」と胸を張れる。胸を張れと背中を押される、そういう曲なんじゃないでしょうか。晴れ(張れ)だけに。

 

閑話休題

 

というわけで葬送のフリーレンを通して晴る/ヨルシカの詞を読んでみました。

そもそもこの文章を書こうと思った経緯が、過去にヨルシカのコンポーザーであるn-bunaさんが「風を時間、花を命と見立てて、風によって舞う花びらに命の儚さを描いている(意訳)」みたいなことをラジオかなんかで言っていたのを思い出したからに他ならないのですが、「晴る」においても描かれる言葉のひとつひとつに"モチーフ"が設けられているのではないかと。そう思ったのが事の発端でした。確か春泥棒だったかな。

楽曲中では「咲く↔︎裂く」や「音よ止め↔︎音奏で」などのキモチイイライムの対比もありつつ、作中の”貴方”との時間を過ごした"私"の心境の変化まで描いていて見事でしたね。特にフリーレンの物語は「自分の心を見つける物語」だと思っているので、ヒンメルの願い(晴る)から生まれた春(大切な思い出)がフリーレンを突き動かしていると思うと堪りません。

 

というわけで晴る/ヨルシカを読んでみました。久々に歌詞読みしたけど楽しかったー!

実はフリーレンを読んだのが2年前、アニメも薄目でしかみてないのでちゃんと観ます。ごめんなさい許してください!ここの記事内容は全部妄想なので真に受けないでください!

 

 

 

2023年 12月 記録

 

もう毎月のように「今月も何もなかった」なんて言うのはやめよう。おれがその"何か"を見つけられていなかっただけだ。

 

 

自らの行いを悔いる普段は元気系なジャンプ主人公になっちゃうな。

 

 

呪術2期「渋谷事変」を観た。見応えあるバトル描写や声優陣の迫真の演技に圧倒されまくりの楽しい4ヶ月でした。渋谷事変は目まぐるしく変わる状況や展開が面白いのもさながら、闘いの中で虎杖が自らの"存在意義"について葛藤する話なので、声優さんの演技や豊富な演出によって解釈が広がったのがよかったです。特にvs.真人戦での榎木淳弥さん(虎杖悠仁役)と島崎信長さん(真人役)の掛け合いは終始鳥肌モンでした。声優さん、ガチですげえ。

 

 

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今月はマクドナルドのナゲットが安かったので爆買いして冷凍してチンして細々と食べてた。←義兄夫婦がこのやり方をしていて2023年最大の目から鱗

 

 

最近会話の中でスッと使えて嬉しかった言葉

・身も蓋もない

・二束三文

ウルトラC

・申し訳ございません

 

 

会話の中でめっちゃ横文字使う人に初めて会った。意味がわかんねーからその場でテキトーに流してそのあとネットで調べて勉強してるんだけど、それは本当に「会話」と呼べるのだろうか。そしてそれを指摘しないおれも「分かり合おう」としているのだろうか。なるほど!人間は真に分かり合うことはないということがわかった!

 

 

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楠木ともりさんのライブに行ってきた。初めて聴いた時からいつか行きたいと常々思っていたので誘ってくれた友人には感謝しております。アザッス。

他者と彼女の境界線みたいなものを感じた、と表現すると少し寂しい気がするけれども、そんなスタンスの裏に含まれる「自分」と「相手」は違うからこそ歩み寄れるのだ。違うからこそ寄り添い合えるのだ。という信念めいた愛を感じられたのがデカかったです。愛の人なんだな。相手のことをずっと考えてモノを創ってる表現者なんだな。

 

 

一方で自分の感性がカサついてきていることを自覚してしまい淋しさを覚えている。なんかこう…昔はもっとライブ中に喜んだり泣いたりしたのにな… 意図的に心を動かさないようにしているのかな、ということを自覚してしまうとより一層淋しくなってしまうので来年は心が動く方へドンドン飛び込んでいきたい。

 

 

(以下、12/31記載)

紅白観たいのでもう書かなくていい?

 

 

2023年10月〜12月ベストソングです。ご査収ください。

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憧れて優しさを知った

騙されて正しさを知った

深夜6時/レトロリロン

 

音作りでこんなに好みすぎるバンドがいてビックリ!ということで1音目からハマったバンドのトップソング。このバンドを通じて自分がピアノが入ってるアーティストが好きだということを自覚した。詩も優しくて好き。

 

 

足りない物があってもさ

生きていける様にできてるはず

荒野を行く/tacica

 

ここで言う「荒野」ってのは間違いなく人生なんだけど、そんな荒野に寄り添うtacicaの音楽は優しく私達の背中を押してくれる。いや、押してくれるっていうより"横に居る"ってのを再確認させてくれる感じかな。それが心強い。

彼らの音楽は夜に聴きたくなるのはなぜだろうか。

 

 

この四半期はあまり曲聴けなかった。2023年前半はUNISON、後半はSUPER BEAVERばっか聴いてた。特にBEAVERはドンドン染みてるので2024年はなんとしてもライブに行きたいです。

 

 

紅白観たいから書くのやめていい?なぁ?やめらんねえよ足掻くことを

 

 

 

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2023年も毎月書いたぞ!読んでくれてありがとうございました。来年も書くかもしれないし書かないかもしれません。おわり

 

 

2023.12.31

 

 

2023年 11月 記録

 

 

 

やべ、今月も書くことがあまりない。

 

 

 

月末にうーんうーん唸りながら今月の出来事や気づき・学びを振り返る行為にどんな意味があるのかを考える。ぶっちゃけこの記事を書くという行為に意味はないし生産性もない。ただ意味のない行為というものにも意味がないなりに価値があって、続けていればいずれ意味や理由が生まれる、と思っている。

 

 

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LINEのアイコンをポケスリのプリンにしていたら、LINEで注文する系の居酒屋でめちゃめちゃ飲み食いするプリンが爆誕した。プリンにはアンチョビポテトフライなんて食って欲しくない。

 

 

東京にも満員電車にも慣れてきた(先月のおブ参照)。人間の"慣れ"というものは本当に恐ろしいもので、あんなに嫌っていた満員電車に"親しみ"を覚え始めている自分がいる。なんかこう…満員電車って人間がパンパンに詰まったひとつの生命体みたいだよね。うねうねしながら進むし、人が出たり入ったりするさまは食事と排泄に似てる。頑張って生きてる。かわいい、満員電車。

 

 

 

 

 

 

 

流石にキモいか

 

 

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上司に詰められてるときのおれじゃん。

 

 

多忙ですね。

みんなも多忙してる?そっかそっか。大変だよね、多忙。なんでこんなに忙しいんだろうね。岸田ァ!!3億人子を産んでくれ。そんでみんなで作ろう。国を。より良い国を

 

 

自分が多忙なのはいいとして、自分よりも多くの業務を抱えた先輩・上司が深夜になっても帰れない状況が続いているのは見るに堪えない。もうこの苦しみから解放してあげてほしい。といつも願っています。自分も将来こうなるのかとげんなりしてしちゃうね。

 

 

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こんなに忙しねぇのに不覚にも東京が綺麗だと思ってしまう。空が綺麗でよかったな。

 

 

気性的に「暇」よりも「多忙」のが向いてるんだよな〜、という気づきを転職活動の中から得ました。気づいたら転職サイトのお気に入りが残業<給料の企業ばっかになっていて悲しい。頑張らないを頑張れない。

 

 

そろそろ決着をつけるか…

「新幹線の座席どこ座る問題」に。

 

 

まずはこちらをご覧ください。

東海道新幹線"のぞみ"の座席を模式的に表したものです。

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これのどこに座るのがベストなのか。結論から言うと、基本は座席Eを選択。Eが選択不可な場合、状況に合わせて他の席を選ぶ。です。普通。

 

 

経緯を話します。

人は全人類共通してE>A>C=D>>>>超えられない壁>>>>Bの順に席を選ぶので、逆説的に「この根底が覆る事象」を考えることにしました。さらにそれを大別する設問をいくつか用意し、フローチャート化することでどんな状況でも適切な席を選べると考えたのです。

 

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こちらがその新幹線どこ座るかフローチャートver.0です。

 

まず①車両全体が空いてる?という設問。これでE席に座るかどうかを客観的に判断します。隣に人が座られるのは嫌なので、空いてる(空いてる見込み)ならEに座るし、そうでなければ他を選択する、というものです。

次に②乗車時間が長い?という設問。これは乗車時間が長くなるほどトイレやストレッチに立ち上がる可能性が高い(当社比)ことからここに配置しました。ただこの設問のみでは判断しかねるため、次の設問に進みます。

続いて③人の目を気にする?という設問。これは乗車中にPC作業や読書、はたまたゲームなどをしても気にしない/問題ないかを確認するものです。ここのA↔︎C席の選択は割と主観です。ここで少し脳みそを使います。

最後にD,Bを選ぶための設問。ここまでくると消去法でしかないためもう座れればなんでもいいです(適当)。以上。

 

 

仕事で毎週新幹線に乗るので、いつか判断の自動化をしたいと思い書いてみた。チャートには結構自分なりの判断基準を盛り込んでいて(空く見込みとか2時間以上乗るとか)全ての人に適応するのは難しいけど、だいたいこれでいける感じになった。よかったな。

 

 

ちょこちょこ甚爾になっちゃうな。

 

 

降霊甚爾のよかったな、かなりよかったよなぁ。アニメのいいとこ出てた。実はどんな作品もアニメより漫画や小説のが好きなんだけど、こう…自分にない解釈をブチ当てられるといきなり世界が広がる感じがする。おれあそこもっとぶっきらぼうな感じだと思ってたもん。

 

 

積みゲーと化していたNieR:Automataを始めてズブズブになってる。むちゃ面白い。まだクリアしてないので考察やら推察やらは来月に置いとくけど、刀を担いだゴスロリ風美少女アンドロイドがディストピアでロボット対戦するっていう"癖"のエレクトリカルパレードに興奮しない訳がない。というのだけは伝えておく。

 

 

来月には転職活動も終わっているのでしょうか!?乞うご期待

 

 

 

2023.12.12

2023年 10月 記録

 

【10月お気持ち日記】

 

・満員電車やべぇ

 

・満員電車やべぇ、ライブ会場すぎる

 

・乗りすぎだろ、電車に

 

・満員電車に乗ってるみんな、なに考えてん?

 

 おれはオメェらをぶっ飛ばしてェよ…

 

・ビル、高すぎるて

 

・既に満員でギチギチなのになんで入ってくるの?ねぇ!?簡単に人入れないって約束したじゃん!!?!??ねえ!?!!?!?!??

 

・通退勤時に観る転職サイト、背徳感あって面白すぎるな。アクティブ複数交際人間みたい。

 

・満員電車キモすぎる〜〜〜〜!!!!

早くやっちまえ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!真人〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(クソデカ大声)

 

・キッショ、なんで入るんだよ

 

・駅で10頭身くらいのブロンドハーフ美女を見かけて「(おれのイラストでも流石にそんなにはならねぇ…!!)」とか思った。キャプ翼の頭身や。

 

・本社の椅子よすぎるな。東京様はやっぱ違いますねぇ〜〜〜?

 

・人ってそんな満員電車に乗らないとダメかな?

 

・満員電車の上の部分、無駄すぎるな…

 

・満員電車に乗る人は細切れになってるべきだよな。岩の隙間に入る礫のように。礫にの隙間に入る砂のように。砂の隙間に入る水のようになればいっぱい入るのになぁ…

 

・人類、小さな画面に囚われすぎだろ…

 

・東京きてからデカい鼻くそばっか取れるな

 

・満員電車をタックルしながら降りてく150cmくらいの女性がいた。この人くらいパワフルに生きていいんだ…!と謎に勇気をもらった。

 

・通勤、無駄すぎるな

 

・満員電車に乗る俺たちを見た外国人観光客のカップル、「マジかよ…!」みたいな顔したあと、おもむろにスマホで撮り始めてムカついたのでピースしてやった。

おれのヘイトよ、世界へ羽ばたけ。

 

・あぁ〜ここで放屁カマしたら気持ちいいんだろうなぁ〜〜〜

 

・ぽまいら、働きすぎ。

 

 昼休みは休むもんだろ…

 

・大人の余裕、欲しいけどガキのままでいる魂は捨てちゃいかんのよな

 

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というわけで人事異動により今月から東京で働いています。憧れのスーツ出勤オフィス勤務でバリバリ働いちゃるぞ!とか思う暇もなくお気持ちは満員電車へのヘイトで溢れていますね。満員電車という手段でしか辿り着けない東京に来たことを激しく後悔するばかりです。なんなんだよ東京。富山に帰りたい。

 

 

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富山はいいところでした。海があって山があって食べ物が美味しくて空気が美味しかった。そこに住まう人も田舎特有の閉鎖的なコミュニティを築いていて、そこに少しずつ割って入っていくのが好きでした。彼らとは富山ならではの食に舌鼓を打ち、富山ならではの遊び(キャンプ、スキー等)を堪能しまくっていましたし、幸せな4年間だったと思います。最期の地に富山を選ぶのもアリだと思うくらい好きな街となりました。富山に帰りたい。

 

 

というわけで通退勤のストレスもありついに転職活動を始めました。異動後の職場は火に油を注ぎ続けるような忙しさで出社2日目には仕様書を作らされていたワケですが、歓迎会とかされてるウラでバリバリ活動進めているのは背徳感でゾクゾクしますね。とはいえ"いつでも辞めれるんだぞ"みたいな心持ちが逆に現職へ火をつけているとこもあって、どんどん現職もウマくいっているという感じです。「(結構できるようになったな〜)」と思って東京来たら自分が一番ドベでした。ハァ〜〜…ほんっとゾクゾクする…♡

 

 

転職≒裏切りみたいに思ってしまうのは違うんだけど、誠実さには誠実さで応えたいので、辞めるときは本当に苦心しそうだな。職員室に帰った先生を呼び戻しにいくときの委員長のようなきもちだ。今からつらい。申し訳ない。本当に申し訳ない。

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私生活は割と充実してます。新居に合わせて家具を新調しまくりました。450Lくらいのクソデカ冷蔵庫を買ったら廊下を抜けられなくて流石に凹んだ(壁が)。こらこら、肝まで冷やさなくていいんだよ😉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ??? やんのか????????

 

 

都会の勤務、まじで日常的に"3時間人生 ※1"で嫌んなるな。休日しか休みないじゃんね。残業20hだったのになんでこんなに疲れるんだろ〜?と思ったけど通勤に1h×20dayが加算されてるから実質残業40hだもんな。そりゃ疲れるわい…

東京、首都なんか辞めちまって田舎でのんびり暮らそうぜ…

 

 

現職が大変だけどがんばるぞ!!!楽しむことは忘れるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

2023.11.09

 

 

※1 3時間人生…食う寝る働くの時間を除いた実質人生自由時間。筆者の造語。子育て中の人はこの数字がさらに少ない。すごい。