その恋の行方

今の職場に入って、4か月が過ぎたけれど、別段、何も変わらない。変わったことと言えば、ある従業員が病気になり来なくなったことぐらい。

 

直感で

その従業員(50代男性)は、「昔やんちゃしてたんだろうなぁ」という感じのおじ様で、根は明るく、私も入社したての頃は話しやすいのでよくおしゃべりしていた。ある日気づいたことがある。そのおじ様と、女性従業員(50代)が異様に仲がいいことに。うちの社、地元の人が大半なので「遠い親戚」とか「家が近所」といった関係の人が多い。その二人も、そんな感じなのかな?と初めは思っていた。最初の一か月は、気にも留めていなかった。

二か月目に入り、残業が増え始めたので帰りが遅くなることが多くなった。当然、おじ様とおば様も帰宅が遅くなったりして、社を出るタイミングがお二人と同じになることも多かった。「お疲れさまでした~」と入り口で二人と別れ、帰ろうとしたとき、ふと駐輪所を見ると…違和感を覚えた。「あ、あの二人…」という直感が働いたのである。

確信に変わる

そのすぐ後ぐらいに、飲み会があった。私は少し遅れて参加したので、ふと周りを見ると…あのお二人は席が向かい同士で座っていた。仲がいい…レベルじゃないよなぁ~となんとなく思っていたのが、確信に変わったのはその後だった。「カラオケに行きましょう!」ということになり、カラオケ店へ。人数が少ないのに、やけにだだっ広い部屋に案内された。みんな思い思いに座ってカラオケがスタート。しばらくすると…おじ様がおば様の方を抱き、二人で何やら話している…大胆すぎるだろ(笑)私は少し離れていたのだが、思わず「あの二人、できてるよね?」と口走ってしまったのである(笑)。そこは大人の事情、口には出してはいけないのだが、泥酔に近い状態だった私は思わず口走った。そこは、同僚のヨシコさんが私の口を手で塞いでくれたので、お二人には聞こえなかったのである。しかし、これで完全にお二人が「黒」だというのは確信できた。

不倫に対して意見はないけど

そんな飲み会の翌日、ヨシコさんと休憩が一緒になり、前日の「あの二人」について語る時が来たのである。

「実は前から私も思ってた…ってか、みんな知ってると思う」

というのが、ヨシコさんの話だった。やっぱり…というのが感想で、それ以上の意見はない。不倫しちゃだめだ!とか、そんなのはどうでもいい。正直、したい人はすればいいんじゃないかと思ってる。たとえ、それが不幸しか生み出さなくても。それこそ、「へぇ~」しか生み出さない話である。ただ、ひとつ言いたい。

周りにバレバレなことだけはするな!

二人が好きになって、仲良くなって、それ以上の関係を続ける云々は、どうだっていい。だが、バレバレな態度やバレバレな行動は慎むべきではないのか?学生恋愛じゃないんだから。よく、「二人は仲がいいの~」アピールしているカップル、バカップルを見かけるが、正直見ていて気持ちのいいものではない。そういうのは、人目につかない二人だけの時にすればいいのになぁ…と思う。そんなお二人は、おじ様がお休みされる直前まで、そんな感じで続いていたのである。

 

早くその関係が終わりますように

50代になると、そういうものなのか。いったん、若いころの恋愛感情に戻るとか。

 

bomibomi-retoro06.hatenablog.com

ここで出てくるケイさんもそうである。彼女も50代。私はまだ、その域に達してはいないから、わからないけども。好きな人も、彼氏もいないけど(笑)。

どうか、おじ様とおば様の関係が、早く終わるように願うばかりです。おじ様は、今、闘病中だしね。家族に支えられ、きっと家族のありがたみを感じているだろうから。そこにおば様の入る隙は無いだろうから。おば様だって、すごくいい人だし。だから傷ついてほしくないなぁと切に願う。

 

春の雨

4月も半ばに差し掛かりつつある。雨が降って、サクラが心配になりつつも、けなげに咲いてる花を見ると、「頑張らんとなぁ…」とぼんやり思うのである。思うだけだけど。

 

私は傘をさすのが嫌いだ。

 

さすがにゲリラ豪雨なら、さすかもしれないが。基本、ささない。この間、テレビを見ていたらある女優さんが傘をさすのが嫌いで、傘をささないと言っていたら、周りの共演者から「え~!?」と驚かれていた。私は「わかる、わかるよ!」とテレビの前で共感していた。彼女は、もともと陸上部で、雨の中を走るのが好きだと言っていた…全く同じだ(笑)私も、学生時代は陸上をしていて雨の中を走るのが好きだった。濡れるのは、ちっとも嫌じゃない。その女優さんだって、某ミュージシャンだって、傘をさすのが嫌いというのだから、私はちっとも変りものじゃない。

人間って、自分の物差しでしか人を見ないわけで、私だってそれは同じ。傘をさす、ささないにしてもそう。雨が降る→傘をさすが、当たり前でいる人にとっては(大半がそうだけど)私や前出の女優さんや某ミュージシャン(誰だよ)のようにささないのは不思議なことなのだが、だからと言って傘をささない派の私たちは、傘をさしている人を「おかしい」とは思わないけど。

 

先日の某テーマパークに行ったときに、思ったことがあった。春休み中にもかかわらず、制服を着たJKが何人かいたのである。何人か…というよりは、行くとこ行くとこにいた(笑)。「春休みなのに、制服???」疑問に思っている私に、アイコちゃんが「最近は、制服で出歩く子が増えてるらしいよ」と言われた。聞けば、「私服が面倒なのもあるんだろうけどね」ということだったが、ふと思い出したことがあった。

80年代、ソバージュヘアが流行っていたころ、男子ウケしないのに女子はほとんどがソバージュをあてていた。それはある意味の自己主張であり、「男になんか!」と媚びない女子の象徴だったのに、最近は「双子コーデ」や「モテコーデ」など人と同じであることや、男子ウケするのが流行りのように思う…という内容のツイートを見かけたばかりだった。あぁ、そういうことか…と納得してしまった。確かに、制服だと楽だろう。コーディネートに悩むことはない。人と違うことをするのは、おかしいんだ…という時代になってしまったのだろうか?個性ってどこに行っちゃったんだろ?

 

人との違いがあるから、面白いのに。もう時代についていけない歳なんだなと、改めて思う。

 

ナルシストストーカー

4月に入り、気持ちも新たに…なんて思っていた矢先。

私のiPhoneに、インスタグラムの新しい通知。「なになに?」と思ってみてみたら、

数か月前に、ブロックした男友達からだった。

 

いやいや、今頃。

いやいや、気持ち悪い。

 

多分、ブロックしたことにも気づいてないだろうなぁ…と思って

ブロックを外した。とにかく、フォローが外れてくれればいいやぐらいで。

なのに、いまさらご丁寧に探しあてて、フォロー通知。

悪いけど、全く興味ないから。気持ち悪いだけだから。

 

 その男友達とは、数年ぶりに再会し、少しトラブった(ご想像にお任せする)

ルックスはまあまあだし、遊び人だし、妻帯者。

数回の飲みに行ってトラブったので、ブロックした。

面倒だった…妻帯者だし。

なので、すっぱりSNSという、細い糸は切ったつもりだった。

今更感が、半端ない。

ネットストーカーか??しかも、無言でフォローしていただいている。

無条件に私がフォロバするとでも?

「俺に気がある」とでも思ってるのか…かなりのナルシストだし

その辺は否めないけどね。

あぁ、メンドクサイ。男ってメンドクサイ。

 

とにかく、暇になったんだろう。暇になったから、「お前の相手してやるぞ」

ぐらいの、心意気のフォローなんだろう。

あぁ、メンドクサイ。男ってメンドクサイ。