6年が経ちました
2015年6月20日、981型ボクスターSが納車されました。
https://boxster981.hatenablog.com/entry/2015/06/20/230128
あれから6年が経ちました。
981型ボクスターSはもう手元にありません。
売却したのはいつだったでしょうか?
記憶にありません。
718型ボクスターGTS4.0を買いたい気持ちが高まっています。
迷っています。
安い買い物ではありません。
コンフィギュレーターで仕様を組んだら1300万円を超えました。
贅沢にオプションを付けたわけでないです。
たとえばオーディオをブルメスターしたりしません。
自分の中での最低限。それでも1300万円なのです。
信じられないよ。
高いです。
ボクスターGTS4.0
981ボクスターのオーディオ
先日久しぶりにボクスターに乗りながら音楽を聴きました。思いのほか良い感じに聞こえました。前に書いたようにボクスターのオーディオはイマイチです。あまり期待していなかったので得した気分になりました。
時々ラジオとかを聴いてる間にスピーカーが良い感じエイジングしたのだろうか?などと思い、他の曲もかけてみました。やっぱりイマイチでした。オーディオと曲の相性はあると思っていて、たぶんたまたまかけた曲が相性が良かったのかなと思いました。ボクスターでも良い感じに聞こえるミックスとか作ればいいのでしょうけれど、私にはもうそんなガッツはありません。
そういえば、週末に洗車もしました。すっかり暑い季節で汗だくになりました。普段全く体を動かさないので、洗車は私にとってスポーツです。健康になる気もするし、車もピカピカになるしで、暑い季節の洗車は嫌いじゃないです。冬は辛かった。
新型ポルシェ911(991.2)に試乗しました
話題の新型に試乗しました。991から991.2へのマイナーチェンジとはいえ、エンジンがNAからターボに変わったということで、ポルシェ好きの中では大きな話題になっている新型911です。
あまりにテンション高く試乗したため写真をほぼ撮り忘れてしまい1枚だけです。デザインが大きく変わったのはリアのエンジンフードです。せめて後ろから撮れば良かったと後悔です。
私は今回試乗するまで911に乗ったことがありませんでした。現在のボクスター購入時には911は全く考えておらず、ボクスター1本に絞って探していたので、911を始め他のポルシェ(ケイマンやマカンなど)に試乗する機会がなかったのです。
ボクスター購入後は、911に乗って欲しくなったらどうしよう、、という思いもあって実は試乗を避けていました。そういうわけで、今回の試乗が人生初の911ということになります。初めて乗った911がターボエンジンということになりますね。
外観はリアのエンジンフードが大きく変わっていますが、その他は小さな変更のように思います。私はあまり気づきませんでした。リアフードは横縞から縦縞へ変わりました。新型の縦縞なかなか良いですよ。
試乗車の色が非常に良かったです。新型から追加された新色ですが、濃い青系のグレーで品が良くて好みでした。
外観でちょっと気になったのはリアフェンダーの周囲についている樹脂パーツです。ちょっと違和感を感じました。リアフェンダーの樹脂パーツは日本仕様の後付パーツのようです。後輪タイヤが太くなった?せいで、タイヤがちょこっとフェンダーからはみ出るらしいのです。車検が通らないので日本仕様ではあとづけフェンダーを付けているのかと思います。個人的には外観で唯一のマイナスポイントがそこでした。慣れれば気にならないと思うのですが。
さて、問題の乗った感じです。一言で言えば最高でした。素晴らしいです911。ターボの恩恵で低速トルクが太く、走り出した瞬間からいきなり速いです。エンジン回転をあげると過給器のシュコ—っという音が少しだけ聞こえました。個人的には好きですが、いかにもターボという音なので嫌いな人は嫌いかもしれません。
ただでさえ速いのですが、さらにギミックがあります。ハンドル横から出ているボタンの中にブーストボタンのようなものがあります。ボタンを押すことで(20秒程度かな?)過給圧が最大になるボタンのようです。コレを推すと当然ですけど、凄く速いですね。なんだかゲームのような感じです。まさに大人のガジェットです。
試乗中は素晴らしいという印象しかなく、実は帰り道に自分のボクスターに乗るのが不安なりました。新型911があまりに素晴らしかったので、自分のボクスターに乗ったらガッカリしないかな?ということです。
ちょっと不安な気持ちを抱えつつ、自分のボクスターに乗りました。大丈夫でした。ボクスター、素晴らしかったです。新型911も良かったんですが、ボクスターも非常に良かったです。もちろんターボじゃないですし、そもそもエンジンパワーが違うので、911の方が速いのですが、ボクスターの少し無骨な乗り味が非常に良かったのです。なんというか、911の方が乗り味がより洗練されていました。GTカー的な要素があると言えばいいのでしょうか。ボクスターの方がよりゴーカート感があるように感じました。
私にとって車は移動手段というよりは、趣味であり玩具という位置づけが強いです。フカフカで洗練された乗り心地よりも、少し無骨で機械に乗っているような感覚を好みます。そういう意味で過去に試乗した中ではアルファロメオ4Cは別格でした。4Cは本当にゴーカートという感じで実用を振り切った先にある楽しさがあるんですね。
4Cはさておき、、ボクスターの乗り味、その実用と玩具のバランスがちょうど私の好みに合っているのだと思います。絶妙なバランスで私の好みをついてる感じです。新型911の乗り味は、私の好みから言えば、もう少し無骨でもいいかなと思った次第です。
ちょっと支離滅裂になってきていますが、新型911に乗った後にボクスターに乗ってもがっかりすることは無いということです。車の性格が明確に異なると感じました。乗り味だけで言えば、個人的には新型911より自分の981ボクスターの方が好みだったと言ってもいいかもしれません。私は絶対的な速さを求めるタイプではないので、新型911は素晴らしいですが、ボクスターを失ってまで欲しいか?と言われるとかなり悩むと思います。
ボクスターに乗っていると、911への乗り換えというのは避けては通れない思考プロセスだと思うのですが、なかなか踏ん切るの難しそうです。もちろんお財布の問題もありますが、いまのボクスターが素晴らしすぎて踏ん切りがつかないという面もあります。
もし私が911に乗り換えるとしたら、どうしても後席が欲しくなったときかもしれません。後ろに席が欲しいなと思う時があるのですね。しかし、後席を得るかわりにオープン時のルックスの良さは失うことにもなります。やっぱりオープンカーは2シータ—の方が似合うと思うのです。そうなると、911を買うならオープンじゃなくてクーペかなと思います。しかしそうなると屋根が開かない。それはドライブの楽しみの50%以上を失う気もする。などなど、終わらない妄想に入ってしまいます。妄想モードに入るぐらいに新型911は魅力的だったわけですが。
試乗のキャンペーンのお土産に911の形をしたペーパーウェイトをもらえました。ちょうどペーパーウェイトが欲しくて楽天で物色中だったので非常に嬉しかったです。
走行距離が1万キロを越えました
981型のボクスターSを6月に購入して半年で1万キロ走りました。走りすぎですね。リセールバリューが不安になります。
買ったときは、まさかこれほど乗るとは思いませんでした。週末ドライバーですし、年間5000kmは行かないだろうと思っていましたが、まさかの半年で1万キロです。
購入前には想像も出来なかったような運転する楽しさがボクスターにはあったというのが理由です。買って良かったなと思います。
ところで、1万キロ行ったら表示がどうなるのか気になっていたオドメーターとトリップメーターの表示桁数ですが、トリップメーターの方は1週して0に戻りました。4桁までなのですね。ということで、オドメーターとトリップメーターの数字を同じ値にしておくのは走行距離1万キロ未満限定だったわけです。
981ボクスターは乗り飽きない
ボクスターを運転していない間に色々な情報に触れます。後期型ボクスターの718はもちろんですが、他メーカーの新型車などです。
色々と見ていると、いいなと思うクルマの情報もあるわけです。ボクスターの次に乗るなら何かなとかも考えます。
ところが、いざ自分のボクスターに乗り、スポーツモードを押してプラリとドライブに出かけると、これより乗りたい車は無いだろうなと思うんです。何度乗っても楽しいし、飽きないんですね。
思えば、今年は色々なクルマに試乗しました。その中にはボクスターよりずっと高価なクルマもありましたが、それでも結局ボクスターの方が乗ってて楽しいなと思ったんです。
唯一、試乗したら本当に乗り換えたくなるかもしれない、そう思って試乗を控えてるのが911ですね。やはりポルシェのフラグシップなので。来年はターボもでるということなので多分試乗するのですが、どうでしょうか。楽しみでもあり、ちょっと怖かったりもします。