2023年、色々ありましたね〜。
いやーJ事務所がこんな事になると思わなかったし、
自軍から1人卒業するのはなんとなく感じていたけどやっぱりまだ慣れないし、
自担このタイミングでその人と結婚するかね?!って何度も思った!!
正直その事に関してはまだ笑い飛ばせるレベルに達していないくらいだよ!!びっくりマーク多用しないと語れない心持ちよ!!
ライブや三次元の分野で自分の推し先が1箇所しかない場合、そこで何かあるとメンタルへの負荷が相当なものであると私は感じた。ひしひしと感じた。そんな私のメンタルを拾い上げてくれた星こと及川光博氏。
2023年の〆現場は東京ドームではなくLINE CUBE SHIBUYA、及川光博 年忘れライヴ2023『ゆくミッチーくるミッチー』だった。
これはジャニオタ10年目の私が突如として及川光博の泉(世間的に言うところの沼)に浸かり現場へ足を運ぶようになったベイベー1年生の記録の第2弾である。レポと言うよりも断片的な記憶の感想文でしかないため順序が前後する場合があることを念頭に置いて読んでいただけると幸いです。
相棒season21最終回が終わったあとにファンクラブ入会したベイベー1年生の私。2023年ワンマンツアーでは溢れるほどの多幸感に包まれた。勿論、ゆくくるも初めてなのである。
それはもうワクワクである。
開演前
開演前の会場内BGMでは第九が流れている。夏に行われたワンマンショーはツアーTシャツの人が多かったイメージだが、ゆくミッチーくるミッチーは少しおめかしした服装の人が多いように感じた。大人のデート服みたいな。今回はそうね、年末だもんね。(そう言う自分は普段着パーカーで参泉)
グッズで販売されていた光るタンバリンを携えるベイベー達。会場に流れる第九に合わせて、鳴らすよね、そりゃ鳴らすよね。曲が盛り上がるにつれベイベー達の鳴らすタンバリンの音も大きくなりもはや本編始まったのかと思うほどの揃い様である。ツアーの時も思ったけどね、揃い過ぎなのよベイベー達。(褒めてます)
第1部ミッチー登場
第九のBGMが静まると遂に本日の主役・及川光博氏ミッチーの登場。
わ〜ミッチー、マント羽織ってる〜✨
かっこいい〜✨似合う〜素敵〜✨
んで、ミッチーの後ろにはいつものダンサーさっちん&ゆうこりんが御座す。お二人とも相も変わらずお綺麗で………
…って、はっ?!
さっちん&ゆうこりん、コスプレしてる?!
こ、こ、これは鬼滅の刃に登場する栗花落カナヲと甘露寺蜜璃のコスプレでは?!
ということは…………
もしかしてミッチー、鬼舞辻無惨のコスプレしてる…?!
いやいやいや、待て待て、ちょっと待て待て待て…(トラジャのアレ状態)
白いハットに白いネクタイ、黒ジャケットに白いパンツ…
鬼滅の刃 2|集英社 ― SHUEISHA ―
鬼殺隊入隊の最終選別で、異形の鬼と対峙する炭治郎は、師匠・鱗滝から教わった技で立ち向かう!! はたして選抜突破なるか!? そして、鱗滝の下へ戻った炭治郎は、目覚めた禰豆子と共に、毎夜少女が消えているという町へ向かい…!?
やっぱそうだ…(トラジャのアレ状態その2)
やっぱり無惨様じゃん…
待って、もう無理しんどい最高じゃん、と思わずSnowMan佐久間大介のような口調になってしまう。鬼舞辻無惨のコスプレなんてなんぼやってもらってもええですからねえ〜。しかもそれを生で見る事が出来る。チケット代9,900円(+手数料)なんて、それもう実質無料だろ。
無惨様コスにもびっくりなんだけど、こんなに堂々とアニメキャラのコスプレをしてライブで見られることにジャニオタとしては度肝を抜かてしまった。しかも渋谷公会堂の規模でよ。あ、あ、あ、あ、ありがてぇぇぇぇぇ〜。
バンドメンバーも鬼殺隊の隊服を着ている。そして、コーラスのあさみんが禰豆子で、コレがめっっっちゃ可愛くて似合ってる。最高じゃん?!なんだよ、皆で鬼滅コスするなら言ってよ…だったら私は愈史郎をやります(キリッ
気がついたら鬼舞辻無ざミッチー様の登場だけで脳がショートしてしまい2曲目くらいまでの記憶が乏しい。そのくらい良かった鬼舞辻無ざミッチーなのである。
いい加減先に進もう。
MC
タイトル「ミッチーのドキドキパニック電車」の話が始まった。
ミッチー、この年の瀬に十数年ぶりに電車に乗ったらしい。アプリでタクシーを呼び出すもなかなか捕まらず苦肉の策で電車利用したそうな。それも平日18時代に…。普通に通勤通学ラッシュ時間帯じゃん…。T大学駅まで行きたいところ気が付くと通勤特急に乗っちゃったんだそう。残念、その電車、T大学止まらないよね。各駅電車じゃないとね。そもそも乗れたんだ…電車、買えたんだ…切符、と思ってしまった。お疲れ様ミッチー…。
MC中に何かのタイミングでミッチーが「お前たち、可愛いぞ」とおっしゃる。前々から男性に「お前」と呼ばれることに抵抗があり、例えばそう呼ばれたとしても「お前ではありません、私の名前はおいわです」と素で返すほどドライな私である。が、しかし何ということでしょう…。ミッチーに「お前たち」と呼ばれても嫌な気持ちに全くならない。なんて言うの、王子様が優しく動物や植物に話しかけてくれてる感じとでも表現しようか、そんな感覚がある。さすがイケおじ(いけ好かない元王子)である。
MC明け
曲中であったり曲との間で、ジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩め取り、シャツのボタンを開け、前髪をかきあげる…。一気にやるのではなく、徐々にステージ上ではだけていく。鬼舞辻無惨から及川光博に変化していく。これはこれで良い。とても、良い。
愛と哲学の小部屋
ミッチー「それでは参りましょうこのコーナー、愛と哲学の小部」
ベイベー「 屋ー!!」
大丈夫、今回はダチョウ倶楽部みたいな「屋ー!!」私も出来ました。
ワンマンショーツアーでもやってたこのコーナー、ゆくくるでもやるんですね。
ゆっくりミッチーのお話聞ける時間があって嬉しいです。
お話の中でミッチーは「来年(2024年)はちょっと活躍したいね」的なことを。
ミッチー的に今は大御所ではなく中御所にも及ばずチョイ御所くらいのポジションだと感じているらしい。そこをワンステップアップして中御所を目指したいそう。現在54歳で長く芸能界で活躍し毎年ワンマンショーツアーもとい生き様発表会を催している人でありながらもう少し上を目指したいと。素晴らしい。人間って現状を維持することも難しいくらい意識しなければ退化する生き物だと私はよく考えているため、このように向上心がある人生の先輩を目の当たりにすると素直に尊敬する。ただそれにあたり現状を荒らされたくない気持ちもあるようでその事をミッチーは「大事に育ててきたお花畑(ベイベーや男子達と築いた関係性)を荒らされたくない」と表現していた。あれ、もしかして私がさっきミッチーに「お前たち」と呼ばれても腹が立たないむしろ良いと思ってたことの伏線回収された?はぁ…好き。と1人でトゥンクしてました。ベイベー1年生が何を言ってるんだと思われるかもしれないが、及川光博という人が自身のファンをとても大事に思ってることが伝わるお話で胸にくるものがあったし2023年に起こったオタ事を色々思い出してちょっと泣きそうになった。今までミッチーを応援し支えてきた先輩ベイベー先輩男子の皆さんの存在がとても大きな存在で今私もこの人のエンターテインメントに触れる事が出来ているのだと感じた。そして今日、本当に来て良かったと思ったのであった。
ひと通りお話したあと客席に声をかけるミッチー。
ミッチー「2階席準備はオッケーですか?!」
ベイベー「オッケーでーーーーす!!」
ミッチー「1階真ん中ベイベー?シャングリラですか?!」
ベイベー「シャングリラでーーーーす!!」
突然の方向転換にも乗り遅れることが全くないベイベー達。流石である。
ミッチー「1階前ベイベー、チンドン屋ですか?!」
どうしてそうなった!!!よく分からない!が本人が楽しそうだから、良し!!
2部
2部、怒涛の俺的好きソングばかりハッピーな気持ちになれる曲続き。
実のところベイベー1年生の私は未履修曲が数多くある。曲はサブスクで聴けるが所持しているライブ円盤は5本ほどで振付は分からない曲がまだまだ多い。ただし「死んでもいい」は完璧に踊れる!2022年のワンマンツアー円盤死ぬほど見たからな!グルサー好き!それに「ミッチーのライブと言えばポンポン」という話はどこからともなく耳にしていたからな!
皆でポンポンを持って一緒に踊ることがこんなに楽しいなんて私は去年まで知る由もなかった。特に昨年のツアーはテーマカラーが黄色でグッズポンポンも黄色、そしてゆくくるにもそのポンポンを持参するベイベーが多かったように感じた。そのため会場の9割以上の人間が黄色いポンポンを頭上高くに挙げる様は2階席の私から見ても圧巻であり舞台にいるミッチーにはそれはそれは素敵な景色を眺めることが出来たのではないかと思うとその要因の一部に、お花畑の一部になれたことは大変誇らしい気持ちである。これはシャブだ、合法的シャブだ。病みつきになるぞ。
「怪傑ミッチーのうた」
特撮テーマソング好きな私にはたまらない曲。ミッチーの個性も爆発している。
かけ声も分かりやすいので聞いたことない人も思わず「ミッチー!」と声を出したくなるだろう。
それこそ振り付けを知らない曲だったが楽しかったことはよく覚えている。
特撮が好きなそこの君、一度聴いてみてくれ。楽しいから。
アンコール
最後の曲は「バラ色の人生」
バラ色の人生って〆に最高ですよね〜。(ラーメンみたいな言い方になっちゃった)
私はLINE MUSICアプリ内にバージョン違いのバラ色の人生だけをまとめたマイプレイリストを作るほどこの曲が好きだ。
某歌劇団のショーのようであり、ミュージカルのクライマックスのようであり。振り付けもソシアルダンスやバレエのようで華やか煌びやかもりもり詰め合わせ曲である。
「僕のすべて注ぎこんで笑えるほどきれいに君を飾ろう」「バラ色の口づけで世界を変えてしまおう」という歌詞、最高じゃないか。ミッチーが私を飾ります、私の世界を変えます。
新しい年を迎えるにはもってこいの曲だ。晴れやかな気持ちになりますね。
エンディング
ツアー時と同様にミッチーがバンドメンバーを紹介して一人ずつ舞台を去って行く。
そして最後、舞台にひとり残るミッチー。
Can't take my eyes off of you(和題「君の瞳に恋してる」)が流れる中でのエンドトーク。
あれよ、結婚式とかでよく耳にする♪I Love You baby〜 ってサビの曲よ。ほら、私たち及川光博氏を推す女性の総称『ベイベー』じゃん、エモすぎるじゃん…。もう私はこの曲を聴いただけで白飯3杯いける勢いですわ。
その中での『遠隔ハグ』。
ミッチー「両手を広げて」
ベイベー男子「🫲 🫱」
ミッチー「遠隔ぅ〜〜〜〜〜、ハグッ!」
ミッチー&会場全体「(ぎゅーーーーーーーー)」
すごいよ、物理的に言えばミッチーには触れていないにも関わらずミッチーにハグされた気持ちになれるなんて…。幸せの極みである。
しかもBGMがちょうどサビ“♪I Love You baby〜”の部分が流れるんですもの。エモ死ねる。
最後は『遠隔真剣白刃取り』
ミッチー「構えて!(キリッ」
ベイベー「👐(キリッ」
ミッチー「遠隔ぅ〜〜〜〜〜真剣白刃取り!(ズバッ!!!」
ベイベー「🙏(パンッ」
綺麗な一本締めにてこの公演は終了。
私の知るオタク界隈で「お花畑」という言葉はどちらかと言うとネガティブな言葉と言いますか、いわゆる「脳内お花畑」で平和ボケで能天気という意味合いがある。Jオタな自分と向き合ったときに素直に楽しめない自分がいると気付いた2023年。自担の顔を見るだけで良くない噂が脳裏を過るし1人足りないグループにまだ慣れない自分がいる。いっそ脳内お花畑になれた方が楽しいだろう、むしろ脳内お花畑って純粋に楽しめている人なんだよな、と分かった上でその言葉を揶揄していた自分が恥ずかしくなった。
ミッチーがベイベー男子たちのことを「お花畑を荒らされたくない」と話していたことを「バラ色の人生」を聴いて私は思い返していた。良いじゃないか、お花畑。なろう、ミッチーのお花畑に。
2023年は本当に色々あって塞ぎ込んだ時期もありましたがこの曲が希望をくれたと私は思ってます。
ありがとうミッチー!
2024年もよろしくミッチー!