好きな言葉は衰退産業

酸素に炭素に水素に窒素、その他わたしを構成している知識や経験や感情。基本的に口は悪いしダークサイド寄り。

職場と入籍、価値観のすれ違いもろもろで大変揉めた話。

 

他のスタッフが


「日曜に出勤とかありえないんだけど」とか
「月に何回以上は日・祝にお休みを貰えないと無理です」って言うもんだから、わたしともう一人のスタッフがほとんど出勤していた。

 

だからこそ、プロポーズをされた後、

いざ両家に結婚の挨拶だ、両家顔合わせだってなった時には日曜・祝日に希望休を申請したんだけど、今まで日曜に希望休なんてほぼ出してこなかったから、職場の人たちに陰で


「この前の旅行でプロポーズされたんだ」とか
「結婚だ」と憶測を飛ばされた。
(まあ事実なんだけどさ!!!!!)

 

まだわたしの口から結婚するとは直接言っていないのに
「どうせ結婚したらすぐに辞める」とか
「今後妊娠したりしたらどうせ居なくなるんだから個人的な仕事を持つな、引き継ぎをしろ」などなど言われることが続いてて、希望休出すのにも、結婚関連の事を考える事にもストレスが溜まっていた。

 

うちの職場は慢性的な人員不足で、かつ専門分野の仕事を回せるのがわたしともう1人ベテランの人しかいなくて。
わたしが日・祝に希望休を貰うときはその人に代わりに出て貰わないといけなくて、だけどその人は例の日・祝に出勤とかありえないと言ってた人だから、毎回ちょっとした嫌味を言われてた。

 

挙げ句の果てに顔合わせのために希望休を出した時には、

「それ平日じゃ出来ない予定なの?」

「別に結婚はしていいけど、今あなたに穴を開けられると仕事が回らなくなるから妊娠だけはしないでね?」とか言われる始末。
未婚かつ年上の人が多いからか、この手の祝事はあまり良く思われない職場。

 

加えて旦那氏は基本のんびりだから、両家顔合わせの日程どうしようかーとかぼやぼや言ってて、ふたりで希望してた入籍日に入籍するためには早急に希望休も申請して段取りも詰めなきゃいけないし、このペースじゃとてもじゃないけど間に合わないなってそれにもイライラしてた。

 

希望休も嫌な気持ちにならなきゃ取れないし、
いっそもうすぐ結婚するので希望休貰うことが増えると思うのでよろしくお願いします!って職場に伝えたほうが良いんじゃないかと思って旦那氏に相談したんだけど、わたしの職場で唯一の既婚者の人が旦那氏の会社の人と結婚してるから、「そっちの職場で俺たちが結婚するの伝わったらまだ俺が上司に結婚すること報告してないのに別のところからリークくるとか超感じ悪くない?普通は入籍してから伝えない?」って少し機嫌悪くされて。

 

もともと旦那氏がプライベートな事を会社関係の人に深く探られるのを嫌がっていたのは感じていたけれど、

あー旦那氏はこれを祝事と思ってないんだな

だから会社にも伝えたくないんだなって感じて悲しくなって、

かつこのペースだと希望休も取りづらいし段取りもルーズだし、入籍希望日には絶対間に合わないなって思って、ますます悲しくなった。

(そもそも旦那氏は日曜・祝日には絶対にお休み貰えるからそこらへんの苦労もしなくて済んでいたのも、わたしの気持ちなんてわからないだろ!!!とイラつきポイントだった。)

 

色々考えて落ち込んでたら、旦那氏に

「日程合わなかったら入籍してから顔合わせしたら良いじゃん?」

「お互いの両親には挨拶済ませてるんだし何でわざわざ両家顔合わせの為に焦る必要があるの?」

ってなんだか世間的にズレたを言われて、ついにわたしがブチ切れました。

 

いやね。

当人同士で「お付き合いしますー、はい別れましたー!」とかっていうのとは訳が違うじゃん。

「うちら結婚しまーす!両家ともそこんとこヨロシク!!」って簡単な話じゃないじゃん。

 

(仲がいいかは別として)わたしが社会に出るまでお金や時間を最大限に投資して育ててくれた両親が、娘を嫁に出すわけですよ?

うちの親に対して失礼すぎじゃね??? 

そもそも結婚に対する価値観軽すぎない???

お前、今後結婚してわたしが妊娠してもし子供ができた時、

女の子が生まれたとして、そんな軽い感じで相手の男に同じような事を言われたら何とも思わないわけ???

男の子が生まれたとして、自分の息子がそんな無責任なこと言ってたら相手の親や彼女に対して何の申し訳なさも感じないわけ???

と導火線に火がついてしまったわたしは、もう既に何を言われても反抗的に捉える始末。

 

もうこの時ばっかりは、仕事も結婚もやめてやろうかと思いましたね、本当に。

(今思い出しても腹立たしいわ!!!)

 

普段めったにキレないわたしの逆鱗に触れた旦那氏は

「そもそも憶測でしかないのにそういう噂を流す職場の人たちがどうなのって感じじゃん…」などモゴモゴとどもっていましたが、

 

そ う い う  問 題 じ ゃ ね ー ん だ よ !!!

 

そもそももう流されてしまった噂なんてどうしようもないんだし、そこに対して恨み言をグズグズいうより先にやらなきゃいけないのは、その噂や嫌味に打たれて傷ついてる上に焦っている嫁へのメンタルケアとか、じゃあもっとスムーズに動けるように俺も段取り考えるよ!!的な協力的な姿勢を見せるところからじゃねーのか。

そもそも結婚しますって堂々と公言できれば融通だって利きやすくなるところを、上司への報告がうんたらとか言って渋ってんのはお前なんだからな???

そのせいでまずこっちの職場でわたしが色々言われて行き詰ってるって自覚ないよね?????

 

結局その後、旦那氏のご両親から「顔合わせって結納?食事会?結納ならこっちも結納品とかの準備したりしないといけないんだけどどうなってんの?」など詰められ、

そこらへんはわたしも畏まるのはあまり得意ではなかったので食事会で、とは伝えたものの、プロポーズから顔合わせ、入籍までの日程は本当にカツカツだったので結婚指輪の準備も間に合わず、そこらへんの段取りもどうするのかと悩んでいたら

「適当に食事しながら話してればよくない?」とまた旦那氏が呑気なことを言い始めるので

 

「へー!いきなり話題提供もなく話しろってかなりハードル高いねー!!!」

 

とわたしが露骨に嫌味を言うなどして不機嫌になり、最終的に旦那氏が義両親とわたしに追い詰められて逆切れする…という負のループにはまったりもしながらも、なんとか和やかに両家顔合わせを終えることができたのでした…

 

(結局顔合わせ直前に旦那氏が不安になり、ぎりぎりまで段取りを考えました。)

(最終的には結婚指輪の交換の代わりに、両家父に婚姻届けへ署名してもらう、という形で当日は落ち着きました。)

(予約したお店も、両家顔合わせでよく使われるお店を選んだので、お店の畏まった感じに押され、結果としてスタート時は両家だんまり、結局ざっくりと決めた段取りで旦那氏が進行することになったのでした。)

(ほらみろとしか言えない)

 

人生の節目、赤の他人同士の結婚、自分たち以外の人たちも含めた大きな決め事。

いやー、本当に価値観の違いやズレに関して考えさせられる一件でしたね!!!!

ほんと、二度と経験したくないわ…(白目)

いやしないけどね!?!?!?

 

…と、散々な口調で暴言を吐きまくりましたが、職場の人とも良好ですし、旦那氏の事は尊敬もしているし大変愛しておりますので、どうかご安心くださいませ!!

 

 

 

コンプレックスの塊

 

わたしは自分が長身である事が嫌いだ。

標準的な身長の女性が、旦那氏の横に立って見上げるような仕草をした時とか、それが目に入るだけで嫉妬で狂いそうになる。

(上目遣いとか、見上げる仕草はトキメキポイントが高いとよく恋愛系の記事で見掛けるせいである。)

 

太りやすい体質なのも嫌いだ。

もともと浮腫みやすい体質や便秘体質なのも相まって、油断したらすぐに太る。


友人に誘われて小さい頃からバレーボールをしていて、かつ両親の背も平均より高めだったのも相まったのか、成長期には夏休みだけで4cm以上も背が伸びたわたしは、周りの女の人より頭ひとつ背が高い。

平均的な身長の女性の理想体重を述べる男の人に、「は!?お前体重そんなあんの!?デブじゃん!」と言われたり、かつての彼氏には「ブスのくせにデブとか縦にも横にもで良い所なんもないじゃん」と言われて激痩せした時期もあった。
(身長170くらいで体重40kg前半くらいまで落ちた)

 

過度なダイエットとストレスが原因で生理が止まり、ピルを始めたら始めたで異常に増えた食欲と劇的な体重増加が恐ろしくてすぐやめた。
そのあとはごはんを噛むだけで味が無くなったら吐き捨てたり、朝より夜の方が体重が重ければ指を突っ込んで吐いたり、下剤を常用したりですぐに痩せるような生活を繰り返していた。

 

痩せて体力が無くなり、階段さえも登るのがしんどく感じるようになった頃、ふと思った。

 

"わたしは何のためにこんなに頑張って痩せているんだろう?"

 

思い返せば、かつて"彼氏"を顔や身長だけで選んでいたわたしと同じように、相手方に"わたし"は値踏みされていたのだ。

だから平気で容姿も貶せるし、蔑ろに扱う事も出来た。

 

そんな関係性に生産性を感じられなくなり、女性をアクセサリー感覚で横に置く男の人と関わらないようにしてからは、割と来る人拒まず、一緒にいて苦にならない、感情に波風が立たない相手を選ぶようになっていった。
(悪い言い方をすれば男性に対する容姿などへの敷居が低かった)

 

そうなってくると、"わたしに付き合って貰えるなんて!"っていうような容姿の人や内向的な性格の人ばかりと付き合うことが増え、自尊心も回復し、気が付けば平均的な体重を維持出来るようになっていた。

 

だけど、とある当時の彼氏(薄毛・重い体重・借金・果てに犯罪行為)が全く避妊をしてくれなかった事もあり、

 

「コイツの子供は絶対妊娠したくねーな!」

 

という確固たる信念のもとピルも再開していたのも合間ってか、前の仕事を辞めると同時に光の速さで太っていった。

 

その彼氏とは転職後にすぐ別れ、その場限りや身体だけの関係の相手は作れど本命の彼氏はずっと出来なかった時期。
いざ自分の身体を改めて見つめ直した時、あまりのだらし無さに吐き気がした。
(針を刺したら割れそうなくらい顔がパツパツ!)

 

慌ててジムに通い始めて、有酸素筋トレ筋トレ筋トレ有酸素サウナに全身マッサージで絞り上げを週2~3回。

最初に肥満体型と診断されたグラフは一カ月でアスリート体型と判定を受けるくらいに筋肉量が増え、軽くインストラクターさんにドン引きされ、

「このままじゃムキムキになるから筋トレは控えたら?」

と言われたので有酸素メインでメニューを組んだ。


そこからしばらく通い続けてやっとこ5kg落として、そこからはずっと平行線。
(当時続いていた身体の関係だけだった人には"自覚があるデブやブスならまだマシ"と言われ続け、痩せたり化粧や髪型を少し気にすれば素直に褒めてくれたから頑張れたのもある。ある意味感謝している。)

 

そこから旦那氏と出会い付き合い始め、特になんの努力もなしに2kgほど落ちたので恋する乙女パワーは絶大だと身をもって知った。

その後旦那氏に色々とやらかされメンタルが無事に死亡したり、

更に入籍だ結婚式だでバタバタしたりのストレスで更に痩せ、

結婚式の時にはピークデブ時より10kg以上のダイエットに成功していたのであった…(不健康)

 

しかし。

 

ここまで痩せても未だに”痩せなくては”という意識が薄れない。

というのも、旦那氏はモデルさんや女優さんを見ても、若くて可愛くてすごく細い子を純粋に可愛いって言うし、割と女優さん相手でも顔のパーツや体型に辛口。(プレッシャー!!)
だからなのか、少しだけ昔の感覚に戻ってるところがあるって言うか、度々「このままじゃいけない!」「痩せなくては!」

激しい脅迫概念に駆られることがある。

 

今はまだ「俺にとって貴方が1番可愛い!」ってべた褒めしてくれてるから、病的なまでには気負わないように、現状維持に努めたいと思っているけれども…

 

女の価値は、容姿だけじゃないと信じてるんだぜ…(自分に言い聞かせてる)

 

元カノ死ねと思う現カノさん達へ

 


単刀直入に言う。

まじで怖い。


わたしにもかつて長い事引きずった元彼がいた。

別れた理由は他にも女が数人居たからである。
(用事があるからまた今度連絡すると言われ、わたしは予定がなくなったので帰路につこうとしていたら目の前から女と手を繋いで歩いてきた)
(会う予定があったので電話を掛けたら知らない女が出てお前は誰だとキレられた)


その中でも元彼が初彼氏初体験♡なMちゃんは、文化祭で背中に元彼の名前を「〇〇担」とデカデカと書いた写真を某SNSにアップしたりする熱心な子だった。


わたしと元彼は趣味繋がりで共通の友人が多かったので、熱心に元彼の友人付き合いに参加していたMちゃんの耳にも、どうしても元カノであるわたしの話題は耳に入ってしまうようで、共通の友人からMちゃんに色々と言われているって言うのは知っていた。

 


…だけならまだ良かった。

 


世代がバレるかもしれないが、当時友人間でホームページなどを作り、各々が日記を書いたりホームページ付属のBBSで友人達と交流するのが流行っていて、例に漏れずわたしも鍵付きで日記をつけていた。


Mちゃん、わたしのホームページを発見したのち、日記の鍵を撃破、中身を網羅したのち、わたしが元彼に未練があるような記事を読むや否や、共通の友人を使ってわたしを呼び出し尋問。 


「今はわたしの彼氏だしいつまでも引きずって悲劇のヒロイン気取ってんじゃねーよ。迷惑!」
「あそこに書いてあった内容って全部本当なの?妄想なんじゃない?」


などなど棘を刺されながらも、なんとかヒートアップしたMちゃんを宥め話を掘り下げて聞いてみたら、元彼の発言とわたしの日記に矛盾している内容がいくつかあり、どっちの発言が事実なのか分かりかねて混乱してわたしを呼び出したようだった。


とくに"元カレがわたしと完全に終わる前にMちゃんと付き合い始めている"事が1番腑に落ちていなかった部分らしく、何故か既に終わった男との事の顛末を、現彼女に時系列で詳しく説明する羽目になったのだった。


(混乱の末に全部妄想なんじゃない?とか言われてもなぁ…いや彼氏を信じたい気持ちは分かるんだけどさ)
(貴方が新しい女だから時間を多めに割いてくれてるかもしれないけど、多分他にも女いますよ)
(まず自分の気持ちを整理するために書いてた誰にも見せてない鍵付きの日記に嘘書いてどーする)
(こっちだって突然別の女がいる事が発覚して別れる事になって未練タラタラだし傷口もまだ塞がりきってないのに現カノにほじくり返されて事細かに説明までさせられて超可哀想なのでは?)


共通の知人が多くわたしが話題に出てくるのは本当に申し訳ないが、別にこっちは未練はあれどよりを戻すつもりはないし今後元彼と接触する機会もないしするつもりもない事を伝えたら、その場では納得したようでお互い帰路についた。
(駅前マクドナルドさんごめんなさい)

 

 


…で、終われば良かった。

 


後日。
Mちゃんの某SNSの日記では何やらわたしや元彼に向けた恨み言が延々と綴られていたり、
元彼との共通の友人の中でもとりわけ仲良くしていた女の子に「あんたって嘘つきだったんだね」と言われ突如縁を切られたり、
なんだか最近出合い系のメールが多いな?と思ったら出合い系の掲示板にアドレスを晒されている事が発覚したりと、何やら色々な報復を受けたのであった。
勿論元彼との共通の友人グループの中でも、とりわけ仲の良い子以外は疎遠になった。


色々な物を失う事になった散々な一件であった…

(書き出しているだけで疲弊した)


以来わたしは自分が加害者側になってしまうのが恐ろしくて、その後出来た彼氏の昔の女の話は掘り下げて聞かない様にしてきたし、聞いたってどうせいい気分にならないのも分かってるし、旦那氏の元カノに関してもほとんど何も知らない。
(大学時代の教育学部の女子であった事と、彼女が保育士を目指していた事と、別れてからある事ない事吹聴されて女子グループにディスられたりと散々な目にあったらしい事は旦那氏から聞いた)
(以来旦那氏は比較的女性が多い職業に怯えるようになってしまった。)


が、あの経験は、表面上だけの付き合いだった人達がふるい落とされた良い経験だったと前向きに捉えるようにしている。 

現カノからしたら、元カノはどうあがいても良い気分になれる存在ではないにしろ、その元カノに実害は出さないようにしてあげてくださいねっていう怖いお話。