コミネジャケットの袖口を補修した話
私が愛用しているコミネのオールシーズンジャケット、JK-555。
オールシーズンと言うだけあり、インナーさえ調節すれば真夏と真冬以外は一年を通して着ることができるのでなかなか気に入っています。
しかし、袖口のマジックテープ。デザインはかっこいいのですが、こいつが劣化のため全くくっつかなくなってしまいました。
強くこすりあわせるようにすればなんとか付くのですが、それでも走行中に取れてきては信号待ちでつけ直し…と、最高にダサい状態でした。
購入してから2年も着たのでそろそろ寿命か…とも考えましたが、袖口マジックテープ問題さえ無ければまだ普通に着られる状態だったので補修をすることに。
そこでマジックテープの補修について調べてみましたが、「挟まったゴミを取る」だったり(試したが大して効果は出なかった)、「新しいものに付け替える」といった面倒なものしか出てこなかったので、ドットボタン(スナップボタン)を取り付けることにしました。
取り付け方は簡単で、ボタンを取り付けたい場所にポンチで3mmほどの穴をあけ、その穴を挟むようにしてボタンをカシメるだけです。
いまいち想像がつかないかたは適当にググってみてね!(投げやり)
用意した物
ポンチ(108円)はダイソーで、ボタン(734円)は手芸用品店で調達。このほかに金槌も使いました。
ボタンのパッケージに入っていた取説を参考にパパっと取り付け。
↑こうなりました。
役目を終えたマジックテープはポイーで。生地についていたふわふわのほうはニッパーで外し、KOMINEロゴが入っているほうは根本からハサミで切りました。
思っていたより綺麗にまとまって満足。
今回はスナップボタンの種類についてよく知らず「ドットボタン」を選びましたが、モッズコート等に使われることが多いボタンなだけあって、留まり方がやや強力過ぎる気がします。
袖口用なら、ドットボタンよりも軽い力で脱着できる「バネホック」のほうが適していると思います。
使いごこちですが、劣化したマジックテープのせいで広がるようになってしまっていた袖口が、きちんと留まるようになって快適になりました。当たり前か。
また、飾り(コミネロゴ付きのマジックテープ)を取り外したことで袖口がスマートになり、ロンググローブの中に袖が入れやすくなりました。(嬉しい誤算)
もちろんGK-796のようなショートグローブも、このように袖の中に収納できるようにしてあります。
今回の補修ですが、費用は800円ちょっとで済ませることができ、方法もかなり簡単なので愛用のジャケットを長く使いたいコミネマンにはかなりおすすめです。