しぃ庵*わたしの染筆

生きゆく部録が花ならば、したたかに香るのみ

帰省記〜はな参り〜

 

新幹線まだ無かったなぁ •́⁠ ⁠ ⁠‿⁠ ⁠,⁠•̀

兄自身が10代の頃から刺激を求めて盛岡↔東京をひっきり無しに繰り返していたものですから、7コ下のあたしはそのたびに東京へ向かう兄を追いかけてホームの端まで泣きながら走って見送っていました

あぁ、今こうして書いていてもその頃の熱情がこみ上がってくるものです

だったらやっぱYかな

 


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今春の実母の庭は、チューリップと木瓜(ぼけ)が満開に華やぎ

 

 

31年間かかさず兄を忘れずにいてくれた叔母は32年目にして忘れてしまって、いわゆる健忘っぽいみたいで

誰もが通る道を叔母も通るもの

先日に通った1本のチューリップの赤は、もしかしたら叔母の心臓なのかもしれない

強い、叔母だから

そこを歩いて求めた対の束は、かすみ草とアルストロメリアと黄色いカーネーション

そして

華々しい蜷川実花氏のラスクを墓前で「これね、蜷川幸雄の娘がデザインした群馬で有名なラスクなんだよ」と、ほおばる

小麦粉だから、1枚だけだけど

代わりに母がガン食い

 

 

「6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱〜」が始まったら絶対に起こすよう言われたので、何度も起こしたんだけど寝ちゃってたの

しぃワイン飲んでたから本当は起こしてなかったんでしょ、みたいに怒られて

えーあたし?

あたしのせいなの?

確実に起きてる時間より眠ってる時間のほうが多くなってきていて、でもあたしにキレる時はキレッキレなひとり暮らしの後期高齢者ですので

役所の方々はもとよりご近所の皆さんも気にかけてくださっていて、ありがたいのです

キレる母をなだめるべく

フライ返しの無い彼女の台所で卵焼きをこしらえました、混ぜたのはネギじゃないよエシャレットの葉の部分だよ

うん

菜ばしだけで巻いたから空間はあれど(おまけに包丁も切れないし)、我ながら美味しそう♪

 

 

叶うものと叶わないものがあって、今年もこうして帰省をできて 

結局は自分で

自分の思いだけでいられない緊張感とそれ上手くいかないドキドキ感に浸りたいのって、もしかしたら兄ゆずりなのかなぁ

とか

昔から大好きな漬物をマイ土産に買ったら、先輩もそれ覚えててくれてカブるし

 

 

「炒めま専科」とゆうシュールな名のこんにゃくは青森県のなんだけどね、青森に住んでる時分によく食べてたのよ

「北上ガレット」はグルテンフリーで、米粉とパルメザンチーズのガレットなのよ

 

 

あぁすいません、普段は更新の頻度が著しく低いこのブログですのに

皆さまにおかれましては見に来てくださってありがとうございます、本当に嬉しいです

盛岡を発つべく『こまち』に乗り込む改札口手前で、車内でいただく駅弁を買うのも鉄子には必須です

ほら、ここにも鬼剣舞

では、左上のもしゃもしゃは何でしょう

 

 

そうです、蕨(わらび)です

激安で激ウマそうだったので、こまちに乗せて群馬に持ち戻ったのでございます

産直屋さんなんですけどね、いつも米粉カステラも売ってるんですよ

 

 

帰省記〜はな参り〜

お花にまみれたにわか鉄子の帰省だったとゆー事と、望んだわけじゃないけど鼻栓したまんまな帰省だったとゆー事の、はなだった大型連休前のそれを書かせていただきました

では、群馬のゴールデンウィークは次回からといたしましょう

(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠ノ🌷 Special Thanks

 

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帰省記〜鉄子魂〜

 

車を運転できないとあらば、ポジティブににわか鉄子の本領を発揮しなければいけません

「しぃの車窓から」

直線に黄色い水仙の差し色が心憎い

分岐に萌えすぎて車窓の下が切れたのも心憎い

 

 

高校生の時分にカヌー競技を始めたのですが、その3年間は電車通学をしておりまして

あたしが通う時代は

1学年・ひとクラス50人✕10クラスマンモス校でしたのに2025年には他校と合併するってゆーんですから、ひしに年月を痛感しながら

懐かしき東北本線からわが母校をながめやり、もう少し進んで大谷翔平クンの母校を過ぎますと

宮沢賢治の飼料倉庫が右手にそびえます

いや、宮沢賢治の絵が書かれている大きな飼料倉庫があります

 

 

もっと進んでワンマン運転北上線に乗り換えます、1両だからねバスみたいでかわいいの♪

北上市といえば鬼剣舞

『おにけんばい』って読みます、字のごとく鬼が剣を振って舞う郷土芸能です

前述した東北本線が縦に走るなら北上線とは横走り、隣県の秋田県とを行き来します

 

 

さて

盛岡を故郷に持つにわか鉄子のプチ自慢は、何と言ってもこの光景でございましょう

映像等で見るのとは違って、音とかダイナミックですし作業そのものもセクシーなんですもの♡

あたしのこだわりは、盛岡に向かう時は「はやぶさ」に乗って、盛岡を発つ時は「こまち」に乗ります

にわか鉄子の鉄分補給です

 

 

あたしはこのホームを、何度も何度も何度も走った頃があります

泣きながら走っていたあの頃から、もうだいぶ歳を重ねて生きています

•́⁠ ⁠ ⁠‿⁠ ⁠,⁠•̀ ⁠)ノ🚃

 

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帰省記〜姫さんぽ*2024〜

 

「姫ちゃん♪」と呼びかける「ひ」言っただけで、全力で走り寄ってきてダイブ

あたしゃ福田パン

実に、1年ぶりに姫ちゃんと再会しました

 

 

昨年もブログに載せましたが、おとなりの姫ちゃんは母の様子を毎日みにきてくれます

人間の年齢だとアラフォーでして、お洋服を着ていない理由はどうにもお体重がお増加して入らなくなっちゃったんですって

分かるわぁ分かる

共感し合う1人と1匹

とあらば北上川ぞいをお散歩しましょう

 

 

北上川を漕ぐ白いツブツブは、キンクロハジロ(カモの仲間)だね

足元には、菊咲一華(キクザキイチゲ)が咲いているよ

 

 

蕗(フキ)はぜひとも採りたかったのですが、ちょーっとまだ小さくて

採って食べられないわけではありませんが食べ頃は実母にまかせましょう、代わりに笹舟をつくって持ってこうね

と、1人と1匹

 

 

そうなんです、姫ちゃんの頭を撫でるあたしの指先はかれこれ10年ぶりとかかなぁジェルネイルしたんですよ

低たんぱくと鉄欠乏性貧血でお手入れをおこたると爪がボロボロになるので、普段は補強成分が入ったポリッシュでセルフケアしてまして

ただ、毎日を塗り重ねたり、時にオフして塗り直したり、それらが乾くまで何もできなかったり

を考えてみても、保護の観点でジェルをして帰省しようとかかりつけ医に事前に相談をし

なるべくなら爪の異変が分かるデザインにしてみたら、あらまぁこれはこれで洗練感があるじゃん

シンプルなフレンチって何気にお洒落

しかも白じゃなく自爪よりワントーン明るいベージュ、ベージュだけでも20種類近くある中から選ぶ楽しさも久しぶりで

姫ママが下さった『わかめご飯の素』を洗練ぎみに撮ってみました

 

 

ネイルアートやってる方ならお分かりでしょうが、ジェルネイルはやっぱりどうしても少しずつ爪が薄くなるし

でもせっかくなら様々な色やデザインを楽しみたくなってきちゃいますもの

今回かぎりで収めるのは残念ですが、オフ後はポリッシュに戻します

しかしさ姫ちゃん、耳はパピヨン、顔はチワワ、そして足はダックスフントなんだから、お洋服を着ないとお腹が汚れちゃうわよ

ってことで新調した

 

 

クール素材のワンピースの、フリフリ側がお尻です

(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+🍋

 

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帰省記〜散るも咲くも〜

 

岩手山の残雪は去年より多い気がします

姫神山は、あたしが子供の頃は綿帽子をかぶっていましたが大人になってからは脱いでます

ん、脱ぐ? 溶ける?

ん、あたし大人?

 

 

おかげさまで帰省中はお天気にも恵まれ、山も花もド春の装いを存分に魅せてくれました

「しぃ、群馬から風つれてきたべ」と言われるほど風が強くて染井吉野は散ってしまっていました

ごめんなさいね、そーゆー能力があたしにはあるもんですから

 

 

ニュース見るのに、群馬も岩手も関係ないはずなのですが

大谷翔平クンがゴジラ越えしたり、スキージャンプの小林陵侑クンが凱旋イベントしたりってのを

岩手で見ると至福感が増すんですね、それとか子どもの頃から当たり前に見てる水筒分水もね

 

www.isawa-heiya.or.jp

 

想いは一筋

あぁ、田植えの季節なんだなと

流れは八筋

あぁ、散る花もあれば咲く花もあるんだなと

次から次へと遅咲きの桜が、競い咲き

 

 

内科からもらってる神経痛のお薬と耳鼻科からもらってる鼻炎のお薬は、車の運転を禁止されてるので

レンタカーは断念

内科医からも耳鼻科医からも、なんかしつこいくらい念をおされたのを後輩に話すと

「しぃ先輩、運転しそうな顔してますもんね」って

おい、どんな顔なんだよ(苦笑)

運転しない真面目なしぃ先輩は、近所のリンゴ畑に行くのです

ちょっと変わった水仙の向こうがリンゴの木です、水仙のまわりは八重咲きのクリスマスローズと咲き始めたライラック

ここのお宅は、珍しめなお花を好んでいらしてとても魅力的です

 

 

供える対の切り花を買いにゆく道すがらには、雪みたいな白い芝桜から

1本の赤いチューリップ

あえてじゃなく、自然にこうなったようにあたしには見えます

 

 

自然にこうなったものには意味など無いのです

白いからとか赤いからとか

春だからとか故郷だからとか

意味を持たずとも、自然は自然です

(⁠•⁠ˇ⁠‿⁠ˇ⁠•⁠)⁠ノ🌸

 

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帰省記〜福田にダイブ〜

 

大変にご無沙汰をしておりましたのは

こちら(群馬)にて吹雪のごとく舞う花びらにまみれながら、ギリ夜桜を堪能した翌朝には

 

 

1年ぶりに『はやぶさ』に乗って帰省しましたら、盛岡駅がツートンカラーになっていたり

今日の「ぽかぽか」のゲストは誰かと実母にたずねると「にしおさとこ」だと…目に入った東尾理子という漢字をおそらくは西尾里子と変換して発してしまう彼女の神秘だったりな故郷は

実に刺激的で、遅ればせながらもそれらをかいつまんで綴ろうかと思ったのでございます

 

 

「ところでさ、いま盛岡には群馬のきゅうりばっかり売ってるんだよ」と、話題をそらす母とお買い物をしますと

美しき福田パンが、海原レベル

あ、福田パンとは盛岡のソウルフードのひとつでして

今や小麦粉不耐症である身としては

 

 

埋もれたい

ダイブして埋もれたくなるほど愛おしいのですが、ズラリと並ぶ山菜をいただきたかったので

ダイブするのはやめてみました

 

 

ホントだぁ、母のそれは虚言ではなくはやぶさにそびえる八百屋の山は

マジで、群馬県産のきゅうりでした

云うても

薄っぺらい人生だと自覚をしていつつも、折に触れるささいな縁でも嬉しくなる可愛らしさが

まだあたしにも残っているようです

ヾ⁠(⁠・⁠ω⁠・⁠*⁠)⁠ノ🥒

 

 

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