cali≠gari@野音

9月23日、日比谷野外音楽堂で行われたcali≠gariのライブを見てきました。一言で表すと最高としか言えないくらい圧倒的にかっこいいライブを見させていただきました。

 

野音に行ったのは今回が初めてで、席はB席だったんですがB席でもとても近かったです。てっきり小指の爪くらいにしか見えないかなと思っていたのですが、緩く坂になっていてステージの全体像が見えてメンバーの姿が頭の先から爪先までばっちり確認できました。花道も設置されてもう間近じゃん!と一人で興奮し案の定緊張状態に陥る始末でした。

およそ5分押しで開演。1曲目、みんながステージに立って演奏してる姿を見て、石井さんが歌いだした瞬間に何故か感極まって泣いてしまいました。ライブに行くようになったのは一昨年からで行った本数も少ない私がこんなことを言っても重みも何もあったものじゃないんですが、この光景が見たかったんだと思うと感情を抑えることが出来ませんでした。まさかトカゲのロミオで泣く日が来るとは思いませんでしたが、そのままマグロでも泣き続けていました笑

トイレでGO!では新たな伝説が生まれた瞬間に立ち会えたといっても過言ではないです。間奏の部分で青さんが客席に降りてきたんですが気付けばそこに設置されているのは便器。青さん曰く客席のみんなの声で便器の蓋が開くそうです。青さんの煽りでトイレでGO!を叫んだら便器の蓋が開いて大量のスモークが噴き出し、いつの間に花道に潜んでいた黒子の方がトイレットペーパー(風の紙だったのかもしれません)を大型扇風機のような機械で宙に飛ばしました!もうすでに一瞬でも正気に戻ったら心の底から楽しめないと思うと笑いが止まりませんでした。こんなクレイジーな演出cali≠gariにしか許されない。

汚れた夜やロゼヲモンド、三文情死、本当に圧巻でした。これがアダルトヴィジュアル系だと言わんばかりの完成度です。他の曲ももちろんですが、いつものメンバーの演奏にサックスとピアノとパーカッションが絡み合った結果こんなにもかっこよさや色っぽさが増すなんて。分かり切ってることを敢えて書かせていただきますが生音最高です。私は個人的に石井さんの三文情死の歌い方が、CDでは絶対に出せない感情や迫力を感じて大好きですがこの日も改めて大好きだと認識させられました。

中盤の暴れ曲、野音は席があるので他のお客さんともみくちゃにならないからどんな感じになるのかなと思っていましたがむしろ自分の分のスペースが確保されているのをいいことに飛んで跳ねて暴れ倒してしまいました。青さんに煽られるともう問答無用にテンションが上がって頭のねじがどんどん外れるようになってしまいました、思いっきり騒ぐのはとても楽しかったです。

 

5分後のお達しをきっちり守って始まったアンコール、1曲目はオーバーナイトハイキングでした。野外で煌くみっしつさんや懐中電灯の光があまりにも幻想的過ぎてよりライブに入り込んでしまいました。そして次はオヤスミナサイ。ずっとずっと大好きで聴きたかった曲でした。その優しくも哀しい曲のあとはまさかのいつか、どこかで。15年前の野音で演奏された曲を、15年振りにやりますとのこと。青さんが曲中で15年経ってもまたこの曲をやれています!と言ってまた泣きそうになってしまいました。曲が終わり、過去にcali≠gariが青春でしたと言った青さん、でも、cali≠gariをやって、前に進んでいるうちはずっと青春です!と言ってくれました。どうしてこんなに人の心に響く言葉を生み出せるんでしょうか。青さんが作って良かったと思えた青春狂騒曲を今日この日に聴けて本当に良かったです。作った当時の気持ちは当時の青さんにしか分からないけれど、今の青さんの気持ちをこうして発信してくれて、それがどんなに嬉しくて幸せな事か。曲の間ずっと泣いてました、もうぼろぼろと。

そんなアンコールの余韻をぶち壊すように煽り失敗からのグダグダのゼロサムゲームでダブルアンコが始まりました。もう涙なんて引っ込んじゃいましたね。畳み掛けるような187と37564。野外で37564の振りやるの最高に楽しかったです。一切を乱暴にで暴れた勢いのままラストはサイレン。真っ赤に染まったステージ、鳴り響く爆音、狂った歌声、一心不乱に頭を振り乱し腕を掲げる客席、何もかもが気持ちを高揚させる材料でしかなかったです。青さんが狂ったように僕のことを助けてよと言い、マイクに頭をぶつけるパフォーマンスには釘付けになってしまいました。

終わって捌けていく際に、15年間やれて良かったです、ありがとう、本当にありがとう!と、締めくくりの言葉を残して去っていく青さん、いつまでも続いて欲しかった時間は終わってしまえばあっという間で、拍手を止めることができませんでした。

cali≠gariはいつだって今が一番かっこいいです。どの曲も大好きだし、昔の曲を聴けるとすごく嬉しいけど、それは今の何もかも進化した、大家さん、秦野さん、yukarieさん、白石さん、研次郎さん、石井さん、青さんがいるcali≠gariが演奏したものを聴けるから嬉しいんだなってところが一番大きいんだなって気が付きました。

何もかも忘れたくないです、景色、演奏、メンバーのことだけじゃなくて、空気も匂いも静寂に響いた虫の声でさえ全部全部、どの瞬間もいつでも思い出せるように残しておきたいと心から思いました。今こうしている間にも記憶からぽろぽろ抜け落ちていってるという事実が哀しくなるくらい、素晴らしい空間でした。

ライブに行くようになってまだ日が浅いし野音に行ったのは初めてでしたが、この場に居てcali≠gariのライブが見られたことが一生の宝物になりました。ライブ行くたびに思いますが本当にcali≠gariを好きで良かった、これからも追いかけ続けて私の青春を謳歌したいです。

 

 

 

・石井さん出てきた瞬間天女!!!ってリアルに変な声が出た

・世界中の人が知ってることだけど石井さんは世界一かっこよくて歌が上手いです

・みんなここ歌うんだよ~歌うよ~~はい歌うよ~~はい!みたいなジェスチャーが信じられないくらい可愛かったです

・特攻のスモークにハイキックする研次郎さんに心を射抜かれました

・バナナ欲しがって動き回るも手に入れられなかった研次郎さんかわいい

・相変わらず凡人の理解の遥か外をいく指の動き

・モヒカン青さんもう最高、最高

・トイレの蓋を手動で開閉する青さんかわいい

・煽りがほんと上手、青さんに煽られてテンション上がらない人なんているの??

・MCの時間カットしてなるべくやる曲を増やすって言ってたけど随所随所で泣かせてくる青さん、大好きです

cali≠gari@札幌

7月21日と22日のcube gardenでのライブ、そして7月23日のリトハでのインストアイベントが終わってしまいました。夏休みをとって帰省し、cali≠gariご一行が札幌を去ると同時に私も一人暮らしのお家に戻って仕事再開です。文字通り私の夏が終了しました。

 

先月の青森仙台のライブに行って以来だったのでおよそ1か月ぶりのcali≠gariでしたが、楽しみにしすぎたせいかとても長い時間に感じました。ライブ当日からまた一人で勝手にそわそわしちゃうのはもう癖みたいなもので治りませんね笑

cube gardenは天井の高いお洒落なライブハウスで音がとってもよかった!札幌は男の人がいつもより多いような気がしました。

cali≠gariのライブは内容はもちろんですが何といってもメンバーがどんな衣装・ヘアメイクで出てくるのかというわくわく感を味わえるのがたまりません。メンバーが出てくるたびに見た目からして違うので毎回テンションががっつり上がりますよね。あの高揚感は何回味わっても慣れられそうにありません。今回も最高にかっこよかった…

 

21日は最初そこまで押しひどくないなって思ったんですが徐々にお客さんも盛り上がってきて中盤あたりからは私も飛んで跳ねて大忙しでした。それでも少し大人しめですねって言われましたが笑

そして今回のツアーでは初めてアレガ☆パラダイスが聴けました!この曲本当に大好きで、近年の青さん曲では1番って言っても過言じゃないくらいなのですごく嬉しかったです。上手く言えませんが、きらきらした音と多幸感と切なさが混ぜ合わさったあの空気感をまた味わえて泣きそうになりました。アンコールでは札幌のご当地ソングでもあるママパパが聴けてここでもまた涙腺を刺激されました。オタクは涙脆い生き物です。

ダブルアンコ終わってからも鳴りやまないアンコールに応えて頂きトリプルアンコで2度目のクソバカ!!もうこの時点で燃え尽きそうなくらい暴れました、最高です。

 

22日は暗転した瞬間から押しが凄かったです!この時点でもう大分前の方まで詰まっていきました。昨日よりお客さん多かったのか、2日目ということもあって皆さんの熱も上がっていたのか、とにかく最初から激しかったですね。ファニソン→マッキーナ→混沌の猿→紅麗死異→淫美→マネキン→一切を乱暴にのあたりはもう暴れすぎて私のひかるみっしつさんは根元からぽきっと折れてお亡くなりになってしまいました…拾って頂いたお姉さん誠にありがとうございました。落花の時石井さんのイヤモニトラブル?で一旦曲を中断せざるを得ない状況に。その間ばっちり青さん研次郎さんの夫婦漫才で場を繋いでました。直ってから一切を乱暴にのラスト16小節くらいからやり直すという。青さんが「(トラブルを)なかったことにするの得意!」って言ってたのが可愛かったです笑

そしてこの日は8年前にcali≠gariが活動再開後の初シングルを出した記念の日でもありました。前半で踏もやっていましたがアンコール1曲目でスクールゾーン!でもイントロのギターが違うと研次郎さんが指摘して、青さんがずっとこれで弾いてましたよ!!と力説しててめちゃめちゃ笑いました。後でスコアを写メって送ってくださいとのこと。ライブで初めて聴けて嬉しいなあと思っていたら次がまさかのブルーフィルム。1日目に引き続き脆い涙腺が崩壊しました。サビで指をくるくるする夢が叶いました、本当にありがとうございます。自分でcali≠gariのコピーをする時、これだけは絶対にやる!と意気込んだ1番大好きな曲を聴けて、大袈裟かもしれませんがこんな幸せがあっていいのかと思うくらい感動しました。この日はサイレンも聴けて、トリプルアンコのクソバカもやってもらえました!2日間で4回クソバカをやったのって冷静に考えて凄いですよね。本当にかっこよくて魅力的で、気付けばあっという間に終わっちゃってたくらい心の底から楽しめた2デイズでした。

 

密会では相変わらずメンバーを目の前にしたら蚊の鳴くような声しか発せない雑魚っぷりを遺憾なく発揮しましたがみなさん乾杯や握手をしてくださって感激でした。緩やかな空間がcali≠gariらしくて、心臓はどきどきしっぱなしでしたが来られて本当に良かったです。

 

23日のインストはリトハで行われたのですがスペースがとにかく狭い!笑 多分30人くらいしか店内に入れずメンバーは本当に目の前にいらっしゃいました。トークもマイクなしでも聞こえるくらいの距離感で、メンバー同士話してるところを見るのが大好きな私は間近でそれを見ることが出来てとても貴重な経験でした。握手時はまた不審者に戻ってしまいましたが、サイン頂けて少しお話出来てもうこれ以上は望みません…

 

駆け抜けるように3日間が終わってしまって、夢のような時間を過ごせました。これから9月まで私はライブに行くことが出来ませんがその間の活動と野音への思いを糧に頑張って労働したいと思います。cali≠gariが本当に大好きだと改めて認識しました。はやくライブに行きたい~~!!

cali≠gari@青森

もう10日以上経ってしまいましたが6月17日に行われたcali≠gari@青森Qurterライブについて書こうと思います。

 

私事ですがcali≠gariを知ってからもう早十年が経ちました。途中FCを抜けていた時期もありましたが、cali≠gariの音楽は聴き続けていて、大学時代所属していた軽音サークルではコピーバンドもやるくらい、かっこよくて大好きなバンドです。

ライブに行ったのは去年の憧憬ツアーが初めてで、結論から言えばどうしてもっと早くからライブに行かなかったんだ!!と後悔しました。

 

GOATBEDには行っていましたがcali≠gariは本当に1年振りで、開場してから開演するまでの約30分間は私が一番緊張しているんじゃないかってくらいどきどきそわそわして胃のあたりがきゅっとなっていました…はやくはじまれ…

 

ステージが暗転して青さんが静かに登場して、噂には聞いていたけど、ほんとにギターさえ持たないでそのままパーカッションを叩き出した。ギタリストがギターを持っていない状況に疑問を抱けないくらいかっこよかった。順にメンバーが登場して1曲目のゼロサムゲーム。曲がかっこいいのはCDで聴いてるから勿論わかってるつもりだったけど、ライブだとスピーカーの音圧とか、照明の使い方とか、一つ一つの要素が折り重なってより魅力的に演出されていました。

 

ライブが進むにつれてメンバーも勿論お客さんもどんどんヒートアップしていって、青さんの煽りに全力で応えるあの瞬間の一体感はすごい!青森は一番動員が少なかったらしいですが人が少ないなーって感じは全くしませんでした。まあ私にとっては青森がこのツアーの初日だったんですが笑

 

個人的にオーバーナイトハイキングという曲が私は少し苦手というか、可愛らしいきらきらしたシンセの音の裏側から暗い感情が滲み出てくる感覚があって怖いと思ってしまってあまり普段は聴かないんですが、生で聴くとそんな思いも払拭されました。とにかく綺麗。光も闇も何もかも綺麗。そう思わされました。

 

13の曲で一番ライブで楽しかったと思ったのはファニソンでした。青さんがまたパーカッションに徹して、お客さんもみんなノリノリ凄い中毒性のある曲でした。またファニソンで踊りたい!

 

三文情死→ゼリーのジャジーな流れから、コック ア ドゥードゥル→ファニソン→淫美→マッキーナで飛んで跳ねて踊り狂って、JAP ザ リパー→紅麗死異→一切を乱暴にで暴れ倒して、ここでまさかの破れた電報石井ボーカル!最初新曲かカバーかと思ったくらい気付かなかったけど、石井さんバージョンは凄く迫力があってただただ圧倒されました。この曲からコンビナートに続いて、さっきまでの盛り上がりとこの続いた2曲との対比が印象的でした。テンションの落差は激しいけどどちらの良さも際立ってたなあ。コンビナートのギターソロがかっこよくてずっと青さんの方を見てました。ギターのことは分からないから主観でしか話せないけど、かっこよくてでも何だか泣きそうになるような、そんな感覚でした。

 

落花は聴き入られると困るようなことを青さんが言ってたらしいのですが聴き入るなと言う方が無理だ…サビの石井さんのハイトーン最高です。この曲も哀しいくらい綺麗だなって印象でした。

 

最後はギラギラ→クソバカゴミゲロで再び暴れて終わり!1年振りのcali≠gariのライブは本当に楽しくて仕方がなくて、色んな趣向が凝らされていて見るたびどんどん好きになっちゃう。もう後戻りできないししたくもないです!

石井さんは本当に歌上手すぎてびっくりした…知ってたけど毎回驚かされる。あとベース弾いてる研次郎さんの指の動きは素人の理解の範疇超えてて意味が分からない…みたいな凡コメしかできません。青さんはギターだけじゃなくてパーカッションやったり踊ったり煽ったり、お客さんをのせる天才だなって改めて思いました。楽しそうにしてる青さん見るととても幸せな気持ちになる。

 

だらだらと長いこと書いてしまいましたが一言でまとめるとcali≠gari最高!って話です。ライブ行ったらすぐに次のライブに行きたくなります…札幌まで我慢できない…