Let's jumping to your dream

推しと供に夢を見たい

だから私は筆を折る

二次創作を辞めようと思う。いや、やっぱり辞めたくないから少しの間、休もうと思う。

理由は単純だ。

私の作品を好いてくれるフォロワーが、私の新刊の告知にレスポンスをしなかった。たったそれだけで筆が折れてしまうような承認欲求の塊に、私はいつの間にか化けてしまったようだ。

仕事で忙しかったのかもしれない。フォロワーはフォロワーで原稿を抱えていて、TLなんて見ている暇がなかったのかもしれない。

それでも、フォロワーは信者レベルで信仰している作家の新刊の情報に対しては、ツイートした瞬間反応していたし、裏垢で騒ぎ立てていた。

目障りだった。

新刊を出す度に騒ぎ立てる彼女を、許せなかった。

フォロワーが信仰している作家は歴10年の猛者だ。その猛者に対して嫉妬している私もどうかと思う。到底適わないのに。私ももっと早く、その作家と出会っていれば、フォロワーと同様に信仰できたのかもしれないけれど。

それでも私は私で、フォロワーにとあるカプで信仰されていた。それでも、私はフォロワーにとっての神作家には適わなかった。

無邪気に、悪気なく推し作家のことを話すフォロワーのことが憎かった。

界隈が完全に村社会なので、エアリプも匂わせツイートも憚られた。苦しかった。

一人だけ、ものすごく匂わせたツイートをしている人がいた。次の朝起きたらそのツイートは消えていたけれど、私だけじゃなかったとほっとしている自分もいて、心底気色悪い世界に来てしまったんだな、と後悔している。

 


だから私は、彼女の目の前から消えようと思う。もう疲れた。フォロワーが目に入らないような小規模のアカウントで、自分の好きなように文字を綴っていきたい。

さようなら。楽しかったよ。

 


もう今は完全に書く気力を失っているので、今はゆっくり韓国のアイドルを愛でている。顔が良い曲がいいダンスキレキレサイコーーー!!!だけで済んでしまう世界に、救われている。時間に余裕ができたら友人に勧められたゲームも始める予定だ。

 


それでもこんなお気持ち表明をするのは、やっぱり何かを文字にすること・文字をタイプすることが大好きだからなんだと思う。今度はもっと自由な世界で転生できますように、という祈りとも呪いともとらえられる言葉と共に、締めさせていただこう。