ご自愛
ここ最近、体調を崩して1週間程入院しました。そしてその前後ふくめ、かなり長いこと仕事をお休みしてしまいました。
とにかくなかなか下がらない40度近い熱と吐き気と頭痛、体の痛みが辛すぎて、今となっては大げさですが、消えた方がマシと思ってしまう程でした。(はじめはインフルエンザかと思われたけどそうじゃなかった。)
なんとなく疲れはたまっていることはわかっていたけれど、インフルエンザも流行るなか風邪すら引かず、自分でも驚くほど元気だったのに、まさか急にこんなに大きく体調を崩すとは。
思い返してみると、しばらく前からとんでもなく腰が痛くて痛くて仕方がなくて腰に湿布を貼って過ごしていましたし、今まで脚なんてつったことなかったのに、やたら脚がつったりしていました。
自分にとって健康とは、「風邪を引かない、インフルエンザにならない」くらいの意識だったし、大きな病気もしたことがなく、多少の無理はきく体だという自負みたいなものに甘えていました。
入院中、苦痛でうなされながら、立ち上がることも起き上がることもできず、スマホを見るのも辛かったので、色々なことをただただ考えました。
ご自愛くださいとはよく言いますが、私はご自愛したことはいままでなかったことに気が付きました。
私は自他共に認める周りの人を気にしすぎ人間です。
大学時代は比較的自由に生きていた気がしますが、社会人になってからはそれはもう、自分が何をやりたいかとかどう思うかなんて2の次3の次。
いかに周囲に認められるか、まわりの皆さんの仕事が楽になるか、仕事で活躍できるか、資格を早く揃えられるか、評価をしてもらえるかばかり気にしていたような気がします。
そもそも特にこれといったやりたいことも無く、やりたくないことも無く、(運動以外)なんでもそれとなくできる私は、すぐ内定をもらえ雰囲気の気に入った現在の会社に入社しました。
まだそんなに長くはないけれど自分なりに精一杯働いてきました。
一度も立ち止まることなく。
今回とても辛い体験だったけれど、乗り越えた今、立ち止まって自分のことを考えることのできる大切な機会だった気もします。
今の働き方が本当に自分に合っているのか考えたりしました。ここまで歯をくいしばってまで偉くなろうとしたり、評価されたりしようとする必要あるんだっけ?って考えてみると、このままだと大切なものを色々犠牲にすることになってしまいそうで恐ろしくもなりました。
未だにどうご自愛したらいいのかわかりませんが、少しずつ自分の心と体の声に耳を傾ける1年にしたいと思います。
入院する直前が誕生日でしたので、新しい年の目標です。
友達のことを
なんか過去の男の人のことや、連絡も取っていない友人のことを考えて、もやもやとした気持ちになる時があるよね。
元彼に対しては別に想いが残ってるとかではなく、ふとしたことから。友人もそう、ふとしたことから。
今日は元彼の共通の友人aから、「bと最近連絡とった?」って急に連絡が来た。
aは私が海外の大学に1年間だけ行ってた時の向こうで出会った日本人の男の子。当時英語でしかお互い会話しなかったから不思議な感じ。
元彼bくんと長いこと連絡がつかないとのことで、私を頼ってきたらしい。
結局私がLINEしたらすぐ返事がきて事なきを得たんだけど、正直めっちゃ心配した。
bくんは私より年下で、卒業も就職も私よりずっと後だった。とてつもなくおとなしい子だったから、就活もうまくいかなくて、悩んでたみたいだったし。そんななか私から別れを伝えたし。
まさか「そんなこと」は無いよね…と。
すごく自意識過剰だし、何年も前の話だけど、私と別れてから、もっと落ち込んでたらどうしようとか思った。
もう私は他の人と結婚するし、これから彼のことケアしてあげることはできないのに何故連絡を取ったかというと、やっぱり自分が安心したかったからかな、自分ずるいな、って思っちゃう。
みんな元気でどこかで幸せにしてて欲しいとか本気で思っちゃう私はずるすぎるのかなぁ。
そんな流れで、友達aと元彼bと仲良かったマレーシア人の男の子cの話を久々に聞いた。彼はとてもヤンチャだったけど本当にいい子で、日本人とつるみがちだった私を積極的に飲み会とかに連れてってくれて、まぁまぁ危ない場所に連れてかれたこともあるけど笑、すごく有り難い存在だった。
そんな友達aと元彼bくんとcはすごく仲良くていつもつるんでたんだけど(あ、みんな男ね)3年以上も音信不通らしい。大学の卒業式にもいなくて、中退したかもわからないらしい。そして彼のお姉さんもcと連絡がつかないらしい。お姉さんとは本当に仲が良かったのにお姉さんも消息がわからないとは。Facebookのアカウントも消えてたし。
最近身近でショックな出来事があったばかりで、色々なことを思う。最後にみた笑顔や、ふとした表情を思い出す。今となっては断片的な記憶で、どれが最後だったのかも思い出せない。その人が満足する生き方ならそれでいいし、所詮他人の私が全ての今まで出会った人々を支えて生きることなんてできないのに、それでも色々考えて自分まで辛くなってしまうのは何故だろうか。
幸せな結婚
今日はお休みを取って、公園で彼とピクニックをしてきました。本当は朝早く起きるつもりだったけど、結局いつもお昼近くなってしまう。
そばにいるとわからないけど、家に帰って思い返すと、そんな時間さえも、たまらなく愛しく思います。(隣にいると、どうして起きてくれないの?って怒ってしまいます。)
どうして隣にいたら、こんなにも大切なこと忘れちゃうんだろうなぁ。
お互い初めての恋人じゃなくて、何番目かの彼女と、何番目かの彼氏。私は誰かと付き合う度に、毎回相手を運命の人だと思ってきた。
もうすぐ私達は結婚します。一生だなんて何だかわからないまま、一生を誓います。
たぶん私も彼も今までのみなさんを背負いながら、生きていくんだろうなぁ。どうしても私は今までを無かったことにはできなくて。ひとりでも欠けたらだめだったと思いたい。
過去の恋人のみなさんと一緒にいた時間よりずっとずっと長い時間を、私達はこれからずっと一緒に過ごします。そんな大事なことを決めてくれた彼に、どうやって愛を注いでいこう?って日々考えています。
今日のお休みで、愛することは、何かひとつ大きいことをすることではなくて、日々の小さな積み重ねだなぁと気付きました。
おっきなサプライズより、お風呂上がりの彼をバスタオル(きれいでいい匂いがするやつ)を持って待っているとか、美味しそうにできた方のコロッケ(大好物)をあげるとか。
そう思うと、毎日毎日が小さな好きと愛だらけで最高に幸せな結婚だね。