はぽねさとめひかの

日本でメキシコ人の彼と出会って、気づけばメキシコ。 スペイン語習得目指して留学中。ほぼエッセイ。

荒ぶった話

家の中がどちゃくそ寒い!

冷たい便座に座るとき、とても切ない気持ちになるひろみです。

 

私のまわりだけでしょうか。

 

車が故障しまくっています。

 

\(^O^)/

 

車検とかないのか…?

それとも整備士が適当なのか…?

ただの偶然か…?

 

機械ですから故障するのは仕方がないと思うのですが、

そのたびに彼のところに「ちょ、迎えに来ておま!」って電話がくるのが厄介。

 

いや、他に選択肢がない場合ももちろんあるでしょう。

しかし先日のこと。

 

わーーーい久しぶりのデートだ!

(いつもお出かけには彼の家族もしくは友人がいる)

とウキウキしていた私。

すると彼のパパから電話。(Hijo大好き!一日5回はかけてくる)

彼「今日はひろみと○○へ出かけてくるよー」

パパ「そうかそうか気をつけてな」

 

5分後。

再びパパから電話。

パパ「Tonyの車が故障しちゃったらしくてな、✕✕まで迎えにいってやりたいんだが予定があるから代わりにいってくれないかhijo。」

彼「えっ...うん、わかった行くよ。」

 

えええええええええええええええええええ

まじかよとうちゃん!

 

○○と✕✕は逆方向にある街です。

しかもここから3時間はかかる。

とうちゃん自分予定あるからって、こっちも予定あんだよ知ってただろうがええ!?

ていうかTonyもいい歳のおっちゃんだしお金持ちだし、タクシーでもUberでも使って

てめえで帰ってこいや!(ブチ切れ)

 

仕方なく迎えにあがった私たちですが、予定の時間になっても来ないわ、でもまってなきゃいけないのでごはんもおあずけ、近くにはいるんだけど互いの位置がわからずうろうろうろうろ…

 

やっと会えて彼の実家までおくり届け、彼らにはディナーがまっていたわけですが、私たちにはあまったおかず。

 

1日終了。

 

ということがありました。

なんなんやねーーーーーーーん!!!!!

 

時間返せうらっ!

 

なーんかおとうさん自分のメンツ守りたかっただけなんじゃないか…

あいつに言えばなんとかしてくれる頼れる良きアミーゴ!でありたかっただけなんじゃないか…

 

ま、お世話になってるんで言うこと聞くしかないんですがね。

自分でできることは自分でする、っていう考えがまず違うんだろうなあと思いました。

 

友人たちがこぞってジムに通いだしたので、筋トレをはじめたひろみです。

冬休みも終わるころにはきっと引き締まったからだに…

それはまあ惨めなくらい子どものころから運動音痴で運動嫌いなのですが、体型維持のためにはそんなこといってられねえ!

おしりがぷりっとなりたい。ぷりっと。

 

ひどい筋肉痛もなく、なんとか続いてます。

 

そして!

お勉強も再開しました。わーい

 

日本での勉強つかっていたテキストがあったので、習いきれなかった箇所をやって、もう一度はじめからさらおうと思っていたのですが。

 

が。

 

ほとんどのテキストはあくまで「スペインの」スペイン語であり、わたしのテキストもそう('ω')('ω')('ω')

 

なんかこれちげくねーーーーーこんな言い方聞いたことないえええええええええ

 

というのが頻出であることに再び見直して気づき、やめました。

 

代わりにちっちゃなコーヒーに関する本を買って、翻訳しながら勉強することにした。

コーヒーが好きなくせにコーヒーのこと何も知らないわたし!これは一石二鳥だわ!Matar dos pájalos de un tiroだわ!(言いたかっただけ)

 

メヒコも朝晩は冷え込むようになってきましたね_(:3」∠)_

おでんが恋しくて震える今日この頃。

関西風おでんひとすじだったけど、学生時代食べまくったしぞ~かおでんも愛してるわ。日本に帰ったら石川県のおでんが食べたーーーーい!!!

 

とっておいたどん兵衛食べよ。

 

 

 

 

 

 

 

Diciembre

先日最後の授業とテストを終えて、冬休みにはいりました!

もう会えなくなっちゃうクラスメイトも多く、さみしいです( ;∀;)

 

私は次のセメスターも受けようと思うので、この休み中も勉強しなきゃーーーーー

と思いつつポケ森にすっかりはまってしまうわ、倉庫の掃除しててみつけた「フェルトでサンタのくつしたをつくろう!(Made in U.S.かなり年代物)」みたいなのをクリスマスまでの完成させねければいけないという使命感などに追われ(しょうもない)、その他もろもろ家のことなどしていると、あっという間に一日が過ぎてしまうのでした。

 

あは!

 

少しずつクリスマスモードのメヒコ。

私もPmaとMarcoとツリーを飾り付けたり、おうちをデコレーション。

そして今日はNacimiento。

赤ちゃんイエスの誕生と、それを祝う人々、動物たちの様子をちっちゃな人形で再現します。

しかしなんかすっごい混沌としたPmaのNacimiento。おもしろいです。

同じモチーフで違う作風のものがたくさんあったり、三賢人やマリア、ホセとはあまりに色味が違いすぎるメキシカンなサボテンや人々もたくさん!

もっと厳かな、聖なる雰囲気の飾りつけなのかと思いきや、さずがメキシコ、Fiesta感がぬぐえません。

 

いやーメキシコの人たちの色彩感てほんとすてきだなあと改めて思う。

私にはない感覚で、いつもすごく新鮮です。

お洋服も、鮮やかなのを着てるときは必ずほめてくれる笑

わたしはいつもぺたんこバレエシューズだし色は白、生成り、黒、ネイビーくらいしか着ないから、おばあちゃんになっても真っ赤なリップにヒール、大ぶりなアクセサリー、香水もかかさない彼女たちは、とってもすてき(*‘ω‘ *)

 

その代わり洋服買いにいっても、化粧品買いにいっても、私の趣味とはほど遠くていつもなんにも買えないんだけどねーーーー!

 

 

Camión

メヒコのバスはなかなかハードモード。

学校から家までは、数をこなして慣れてきたものの、

家から学校はまだうまく乗れない…( ˘ω˘ )

 

日本でいう市バスみたいなのは、大人5ペソもしくは6ペソ。

(特徴的なデザインのバスは6ペソ。なんだそれ。)

時刻表はもちろんありません。うふ。

はやめに行って気長に待ちましょう。

また、同じバス停に違う場所行きのバスがいくつもやってきます。

そのため私はぼーーっとしててよく乗り逃がします。おい。

加えて同じ行先でも遠回りだったりするのでお急ぎのときはご注意。

 

前から乗って、運転手さんにお金を渡しましょう。

両替係のにいちゃんが同乗している場合には、そのまま乗っちゃってください。

後からおにいちゃんがお金を受け取りに席までやってきます。

 

私はまだうまく乗れなくて、

今日もひとりでCentroいこーって待ってたはいいんですが、目的地行きのバスを財布ごそごそやってて乗り逃がし(めっちゃ乗るアピールしないと置いてかれる)、

次きた目的地行きのバスにはりきって乗ったものの、

途中で目的地が変わっちゃうやつだったらしく、降りそびれるわ満員だし降りれないわで、ずいぶん遠くまで行ってしまいました…しくしくしく…

 

降りるのもボタンとかないからなかなか大変。

通常運転手さんがミラーで降りそうな人を見つけたら停まってくれるけど、もし満員のとき確実に降りたければ「Bajaaaaaaaaaan!!!!」と叫びましょう。

 

私はいまだに恥ずかしくて言えてません。笑

うええええええアジア人がいっちょまえに言ってらああああ、とか思われそうで…

いや自意識過剰なんだろうけどな。

でも観光客以外でアジア人とバス一緒になったことないし、私にはレディーファーストしてくれないし、いつもめっちゃガン見されるのでバスは正直苦手です。

そしてたまにお釣りちょろまかされます。

 

でもお年寄りや、小さな子どもを連れたお母さんに自然に席を譲れるところ、誰かが降りたがっていたら代わりに合図してくれたりするところ、バス停に間に合わなくても運転手さんによっては乗せてくれるところ(乗せたぶんが稼ぎなのも関係あるんだろうけど)、とっても好きです。

 

わたしもはやく「Bajan!!!!!」って言えますように。

 

メヒコめし。

とうふ、納豆、薄切り肉、パン、鮑とかさざえとか貝の刺身、緑茶、日本米...

恋しい日本の食べ物。

 

来てすぐは「うおおおおおお納豆食いてええええ」とかいう日もあったし、どうしても刺身が恋しくてアボカドをわさび醤油で食べ続けるとかしたけど

 

日本食への執着はだいぶ薄れました。

まあ恋しいけどな!

 

最初得意でなかったトルティージャも、(最初ずっと小麦粉のトルティージャだった)

ちょっとずつ克服。

辛いのも、今では「ん?なんか辛いのほしいな」と自ら欲する。

チョコレートのモレはまだ苦手だけど…

 

世界きっての肥満国メキシコ。でも伝統的なメキシコ料理はむしろ健康的なんじゃないかしら。サボテンのサラダとか、野菜たーーーっぷりのスープとか、お豆さんにとうもろこし、チレ。

 

問題視するなら

お菓子類、ケーキ類が過度に甘いこと。ハイカロリーな屋台料理。コーラを筆頭に炭酸めっちゃ大好き(いやこれが乾燥したメキシコで、屋台料理を流し込むのに最高なので正直仕方ない感もある)。

それからおそらく調味料をあまり多くつかわないため、無意識に塩分をとりすぎる。

高地では味覚が鈍るのでその量はさらに増える。気がする。

 

ただ、正直

健康に生きたかったら控えなさいよ、くらいしか言えない。

彼らにとってこうした食生活は日常なのだし、別にどうなろうと最終的には個人の意識の問題でしかない。肥満が多いことで何かしら政府や国が被る不利益があるにしても、だ。

 

あーーーーまた堅苦しい文章になったよ!

 

とりあえず言いたかったのは、

「ケサディージャはまだ小麦粉のトルティージャ派です。最近自分でつくるようになって(遅い)、アレンジを楽しんでまーーーす!」

 

 

 

 

 

 

スマホの通信料チャージしてきた。

メキシコにきて、約3か月。

はじめいろんなものをすごく吸収してる実感があったけれど、途中思いっり停滞して追い詰められて笑、でもそれも越えた今ーーーー

 

かなり安定しています。わーい。

 

今日ははじめて携帯電話の通信料チャージ?をコンビニでしてきました。ほくほく。

今さら感満載ですね!

 

前2回は通信会社の機械で済ませていたので無人だし簡単、スペイン語できなくたって一人で大丈夫!だったのですが、車で行かなきゃならない距離にしかその機械がなく

チャージのためにいちいち彼の手を煩わせるのもどうかなあと思い、今日やっとコンビニでのチャージデビューしたというわけです!

 

授業のあと、すぐ近くのOXXO(オクソ、と読みます)に行ってレジのおねえさんに

思い切って

「¡Hola! ¿Racarga celular,por favor?」

(このスペイン語あってんのか…?)

パンむしゃむしゃ食べてたおねえさん。快く対応してくれました。

通信会社名と希望の金額を伝えて、お金払ったら完了。

すぐさま携帯がぶーぶー鳴って、途切れていた通信がよみがえったわあーーーーーーい

全然大したことじゃないんだけどできたことがうれしくって

「¡Gracias!」って心の底から言ったら

笑顔で「¡A ti!」って返してくれて恋に落ちるかと思いました。うん。

 

(大体の店員さんは愛想悪いかやる気ないので、「¡Gracias!」って言っても「Sí.」

ありがとうにはい、とかうん、ってなんだよ)

 

人にどう思われるかとかすごく気にしてしまうせいか、一人で現地の人のように買い物する、会話する、とかとても苦手意識があるけど、

少しずつできることを増やしていきたいと改めて思いました。

 

最初はびびりまくっていたバスも今では日常だもんな。

驚き。

 

 

 

 

Recuérdame

先週の日曜ディズニー映画「COCO」を観てきた。

 

公開後すぐに、舞台であるメキシコで!

全編スペイン語で!

メキシコあるあるとか理解しながら!

観ることができて、しあわせだーーー泣

 

美しくてかわいくて、あったかい、愛にあふれた作品でした。

今このタイミングでめぐりあえたこと、ほんとにしあわせ。

くすぶっていた思いが涙といっしょに流れていって、

私今とってもしあわせな気分です!うん、私って単純!

 

身近な人の死に、幼いころからたくさん向きあわざるを得なかった私。

ずっと死について、生について、考えていました。

はじめネガティブなものでしかなかった「死」。

でも時が経って、少しずつ変わってきたかな。

 

死は終わりではないし、逆をいえば自ら死を選んだとして苦しみから逃れることはない、のだと思う。

きっとすべては無分別。

だから言葉で思考する私たちは、その答えに、永遠にたどり着くことができないんだろうなあ。

 

まあなんでもええわ!

だからあなたがあなたでいてくれりゃあ、それでいいのさ。

 

物語のカギを握る曲「Recuérdame」が本当に心にドーーーーーン!ときて

ドーーーーーン!(笑ゥせぇるすまんかお前。)

いつも口ずさんでます。

ココばあちゃんかわいすぎな!

よかったらぜひ。

私はこのバージョンが好きです。

 

-Recuérdame  Luis Ángel Gómez Jaramillo,Rocío Garcel

https://youtu.be/zRK_zAWAvOE