ちゃっぴーの雑記帳

香川県で細々と演劇したりダンスしたり観劇したり本を読んだり映画を見たり……日々の思いや考えを綴っていきます。

【世界がシャープに切り取られる】ケイコ 目を澄ませて

大学時代から聴こえにくさを抱えた人と接する機会が多かった。 だから、こういう映画は気になる性分なんです。 Introduction Story Cast・Staff 感想 最後 Introduction 16㎜フィルムから溢れ出す、街を漂う匂い、降り注ぐ光の粒、ケイコの心が軋む音。 観る…

【良質なインプットを】3年でプロになれる脚本術

10月頃から脚本を書くことに悩んでいた。 時々、脚本を書く機会がある。 その時々で何とか書いていたが、かなり騙し騙しだった。 そこに限界を感じ始めて購入したのが「3年でプロになれる脚本術」だった。 著者の紹介 はじめに その① 客観視する能力 その② …

【真夜中の魔法】ミッドナイトスワン

草彅剛主演 映画「ミッドナイトスワン」を観た。 midnightswan-movie.com 人間の不完全さと多くの愛を感じる映画だった。 www.youtube.com 「ミッドナイトスワン」とは ストーリー 出演 監督・脚本 音楽 感想 実力派の出演陣 タイトルの理由は何処 複雑な人…

【そこは地獄か天国か】ミッドサマー

映画「ミッドサマー」を観た。 通常版もディレクターズカット版も観た。 2回も観るべき映画じゃない。 でも、もう既に3回目が観たいと思っている自分がいる。 謎の中毒性がある映画だ。 『ミッドサマー』予告編 「ミッドサマー」とは ストーリー 「 監督・脚…

【幸せ少しいただきます】パラサイト 半地下の家族

第92回アカデミー賞® 最多4部門受賞 (作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞) 「パラサイト 半地下の家族」を観てきた。 第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編 「パラサイト 半地下の家族」とは ストーリー 「ポン・ジュ…

【100年経っても輝き続ける】開校100年 きたれ、バウハウス ー造形教育の基礎ー

2020年3月1日(日) 開校100年 きたれ、バウハウス ー造形教育の基礎ー @高松市美術館 www.city.takamatsu.kagawa.jp 前知識も何もない。 ただ「ポスターに惹かれた」という理由で見に行った。 かなりシンプルに見えるけれど、そこにある「基礎力」と「思考…

【四国初導入】三豊市パートナーシップ宣誓制度記念イベント「様々な家族について考える」

2020年2月29日(土)13:00~16:30 三豊市パートナーシップ宣誓制度記念イベント 「様々な家族について考える」 @三豊市文化会館 マリンウェーブ 令和2年1月1日 三豊市で「パートナーシップ宣言制度」が導入されました。 四国では三豊市が初めてで、その記…

【原発について老人は何を考える?】中村敦夫 朗読劇「線量計が鳴る 元・原発技師のモノローグ」

2020年2月24日(月・祝日)14時~ 香川県社会福祉総合センター 朗読劇「線量計が鳴る 元・原発技術者のモノローグ」 出演:中村敦夫 色んな舞台作品を観に行ったことはあるが「朗読劇」というものにはあまり触れてこなかった。 今回はテーマも気になるし、愛…

【一歩一景、光の森】チームラボ「栗林公園 光の祭」

チームラボ 「栗林公園光の祭」 私個人も、時々、舞台作品で照明を組んだり操作したりすることがある。 視覚にダイレクトに迫って来るし、何気ない風景を象徴的に切り取ったりできるので、照明が凄く好き。 そういうこともあって、今回の展示に興味を持った…

【笑って学べる「LGBT」入門書】能町みね子著「オカマだけどOLやってます」

「オカマだけどOLやってます。完全版」 作:能町みね子 2009年初版。 その頃はまだまだLGBT(最近はLGBTQ+って言うのかな?)という言葉が世間一般に普及する前のこと。 そんな中、この本を手に取った。 「能町みね子」とは 「オカマだけどOLやってます」と…