今できること

It is only with the heart that one can see rightly; what is essential is invisible to the eye. Antoine de Saint-Exupéry. 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。

"思想"〜創価学会とマルクス主義〜

 昨日は初めての記事投稿でした。自分の考えを文章にするのって本当に難しい!でも頭の中でグルングルンしてることを、説明できるようにするのってとっても大切。説明できなかったら素晴らしい考えでも意味ないもんね。

 

頭の中だけだと空想。誰かに伝えれば意見。大きな共感を生めば思想。

 

 哲学者や宗教の思想は何千年も語り継がれて人の生きる指標となってるんだもんな〜。

 

 でもそのせいで争いが生まれるのは悲しいことですね。

 

 小学生くらいのときから「なんで人生を良くするために信仰してる宗教なのに、そのせいで対立がおこるんだろう??」って疑問でしょうがなかった。なんでそんな疑問を小学生ながらに抱いてたかというと、宗教や思想に対する冷戦が家族内で起こっていたからだと思う。

 

 私の父親は数学教師だった。そして共産党支持者でもあった。数学を愛し、マルクス主義を信じていた。てか、今も信じている。よくNHKの勧誘にブチ切れていたのを思い出す。笑 

 動画:この池上彰さんの「世界を変えた本」の中で紹介される、マルクスの「資本論」についてがわかりやすくてオススメです。

www.youtube.com

 

 そして父親の両親、特におばあちゃんは熱心な創価学会員だった。泊まりに行くと朝5時から「何妙法蓮華経〜何妙法蓮華経〜」と聞こえてきてた。一度だけ「私も起きてお祈りする!」って言ったけどおばあちゃんの膝の上で寝てしまったのを覚えてる。おばあちゃんは信仰に対して押し付けるようなことは一切なかった。創価学会の教えや自分の考えを語ることすらなかった。去年亡くなってしまったのでもう聞くことすらできないのだけど。。。あと創価学会についてはいろんな考えがあります。自分で調べて感じてもらうのがいいかと。

 

 2人は仲が悪かったのかというとそんなことはなかった。少なくとも私の前で喧嘩してるのは見たことなかった。お父さんはなんかぐちぐち言ってたような気もするけど。家の前に公明党のポスターとか貼ってたし。おばあちゃんは人の悪口を言ったり意見をぶつけ合うようなタイプではなかったな〜。本当に優しかった。

 

 そして、私の名付け親はおばあちゃんで、私の「ちひろ」という名前は、おばあちゃんが"いわさきちひろ"さんという画家の「ちひろ」からとってくれた。

matome.naver.jp

子どもたちのなんともいえない表情を捉えた繊細な水彩画は、大人になってみて改めて大好きになりました。

 

 私はず〜っとおばあちゃんが好きな画家の名前から付けてもらったんだと思ってた。でも察しがいい人はあれっと思いますよね。だっていわさきちひろさんの旦那さんは日本共産党国会議員松本善明さんです。

いわさきちひろ - Wikipedia

 

 お父さん曰く、"共産党に対して理解を示してることをおばあちゃんなりに伝えたかったんだと思う。"って

 

これはおばあちゃんが亡くなってから初めて聞いた。

 

ぶわぁ〜っと涙が止まらなかった。

 

なんて愛のある名前をつけてもらったんだろうっていう感謝と、もっと早く知りたかったっていう悔しさでいっぱいになった。

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そこから政治や宗教観に対して調べるようになった。

そしたら自分が今までどれだけ興味なく過ごしてたのか愕然とした。何も知らない。

創価学会とは何なのか、共産党だけじゃなく、自民党民主党ってどういう政党なの?宗教って元々なんなの?キリスト教って??????????

だって学校じゃ教えてくれないし。でも今はなんでもネットで調べることができます。とりわけ、ユーチューブは一番の情報収集源になりました。

池上さんのとかはテレビをユーチューブに再アップしてくれてるものですが。

www.youtube.com

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またまとまらなくなってきた。こうやってまとめてるとまだまだ知識不足だなぁと感じる。きちんと説明できない。頭ではわかってる気になってる。。

ちょっとここら辺で切ります。

とにかく思想に対して興味を持ったきっかけはこういう出来事でした。

 

最後に付け加えで思うのは、

2人とも思想は違えど、私からすると素晴らしいひとだということ。

人生がより良くなるために、社会がより良くなるために、模索し、探求し、思想を持つことは素晴らしいことだと思います。

 

これはオノヨーコさんの本に書いてあったんですが、「戦争産業の人は文化を破壊しても、人を殺しても、自分たちが世界を征服しようという精神がそこでぴたりと一致している。だからものすごく強い。しかし、平和産業の人はみな理想主義者。その理想をめぐって平和にするための方法を批判し合い、争う。」

この言葉はとても心に残りました。

 

あ、日付変わってしまった。。。

 

とりあえずここら辺で。今日も学びのある1日でした。お休みなさい。

 

 

 

 

 

 

"永劫回帰" ~Eternal return~

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 ブログタイトルを"今できること"にしたのは、今からでも遅くない、今から始めればいい、"今"は過去でもあり未来でもあるんだから、という願いを込めて。

 

その"今できること"というのはシンプルに表現すると

 

"自分を大切にすること"

 

そんなの当たり前じゃーんって。

でもそんなシンプルなことがなかなかできなかったりする。

具体的に自分を大切にすることが何なのかは、これからブログであげていきたいと思います。

 

そして、まず、忘れてはいけないのは 

 

"あなたの命はたくさんの命とともにある"    

 

ということ。

 

 漫画『ぼくの地球を守って』より。植物の気持ちがわかる種族が、娘に命について諭すシーン。

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 これは哲学者ニーチェの考えである「宇宙は永遠に循環運動を繰り返すものであるから、人間は今の一瞬一瞬を大切に生きるべきである」とする、"永劫回帰"の理念ともいえます。

 

 この漫画のお話も輪廻転生や宇宙の話をメインにした恋愛のお話で、作者が言いたかったのはこの永劫回帰のことだったのではないかと思います。(昔から人気のある普及の名作です。是非読んでほしい。)

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 あなたはたくさんの命を頂いてきました。そして、食されてきた植物や動物たちはその運命を受け入れてきたと。その食べてきた命であなたの体は成り立っています。

 

それが、"あなたの命はたくさんの命とともにある"    ということです。

 

食べる前に手を合わせます。

 

「いただきます」

 

これはとても神聖な行為です。

 

クリスチャンの場合はお祈りを捧げます。他の宗教でも同じです。

 

その教えは弱肉強食といわれる世界で、人間が生かされているということを再認識させるための儀式だと思います。

 

 

"生かされている"

 

動物も植物も昆虫だって、命あるものは皆、対等だということ。

 

 

食をただ空腹を満たすだけのためにしないでほしい。

 

食べているものであなたは作られるのだから、今日1日何を食べるのか、

自分を大切にしていくためにきちんと選択してほしい。

 

適当にコンビニで食を満たすような食生活を送っているのは、自分を大切にしていることにはならない。よく考えてほしい

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 人間はナチュラルな生物。植物や動物と一緒。化学製品じゃない。ロボットじゃないんだから、添加物いっぱいの人間の都合で作った食品を食べていれば心身不健康になるのは当然の流れ。

 

 なので自分で勉強し、何を食べるかを選択する必要がある。食だけでなくいろんな情報の精査と判断がこれからは必須。これはしかも世界をよくする。!!!!

 

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 大量生産が何を産んだか。。。

 

 文章を書くのが久しぶりすぎて、どうまとめればいいのかわからなくなってきたけど、このブログでは信頼性のある情報をより良い生活のために、まとめてあげていきたいと思う。なんで世界が良くなるのかも。いろんな観点から。

 

 とりあえず。初日のブログでした。お粗末様でした。