PCをリモートコントロール InputInterfaceServer&Client紹介
PCをリモートコントロール InputInterfaceServer&Client紹介
この記事を読んでいるみなさんは、だいたい2つから3つのPCを同時に使うことがありますよね。
はい、もちろんあると思います。高速計算用のデスクトップPCと音楽プレイヤー&メール、タスク管理用のラップトップなどなど。。。
あると思います。
そんなとき、いちいちマウスとキーボードが変わるのは非常に面倒です。違う方のキーボード打っちゃったり、キー配列が違ったりと結構煩わしいはず。。。
かといって、リモートデスクトップで画面共有するのはちょっと。。。SSHでいじるのもちょっと。。。という時に役に立つソフトウェアを紹介します。
InputInterfaceServer&Client
- Platform : Multi Platform(Desktop環境必須)
- 言語 : Java
- 依存関係 : JRE(Java Runtime Environment)
- 使用ポート : 8383番
- Github Repository for Server : https://github.com/abeja-yuki/input_interface_server
- Github Repository for Client : https://github.com/abeja-yuki/input_interface_client
操作される側のPCでInputInterfaceServerを起動、操作する側のPCでInputInterfaceClientを起動するとClient側のマウス・キーボード操作をそのままServer側に反映できるというもの。
バージョンは現在1.0aということで、まだ実装途中です。
導入方法は以下で説明します。
導入方法 サーバ編
導入は非常に簡単 Repositoryをローカルにクローンする
git clone https://github.com/abeja-yuki/input_interface_server input_interface_server
Repository内のrelease/v1.0a内にある.jarファイルを実行
cd input_interface_server/release/v1.0a java -jar ./InputInterfaceServer.jar
以上。 デスクトップに.jarをコピペして、ダブルクリックしても起動可能(なはず。) 動き出しても、特に画面に変化は現れません。
なお、導入にはJRE(Java Runtime Environment)がインストールされていることを前提としています。 こちらは今回は触れません。
導入方法 クライアント編
こちらも導入は非常にシンプルです。 Repositoryをローカルにクローンする
git clone https://github.com/abeja-yuki/input_interface_server input_interface_client
Repository内のrelease/v1.0a内にある.jarファイルを実行
cd input_interface_server/release/v1.0a java -jar ./InputInterfaceServer.jar
以上。
ひとこと
このソフトウェアの作者は僕なので、バグなどあったら報告お願いしますね。 ちょっと更新頻度をあげていく予定です。 時間があれば、キャプチャをあげたいのですが、今回は無しで。気になった方は使ってみてくださいな。
JavaでOpenNI&NiTE 導入編 [Java][OSX][OpenNI][NiTE][Xtion]
JavaでOpenNI&NiTE 導入編 [Java][OSX][OpenNI][NiTE][Xtion]
環境 :
導入 :
OSはいいとして、JDKは既にインストールされているものとする
OpenNIの最新版をダウンロードする
OpenNI SDK (open-source)-Download | OpenNI
NiTEの最新版をダウンロードする
早速インストールする
- ファイルのUnpack & rename (それぞれOpenNI2 , NiTE2へ)
- /usr/local/下に移動 (この辺は自由)
- 以下コマンド実行
/usr/local/OpenNI2/install.sh /usr/local/NiTE2/install.sh
- zshを使っているので~/.zshrcに以下を追記
source /usr/local/OpenNI2/OpenNIDevEnvironment source /usr/local/NiTE2/NiTEDevEnvironment
- 以下コマンドで編集を適用
source ~/.zshrc
- ライブラリをリンク
説明
.jarはIDEで直接設定するとして、.jar自体は.jni.dylibを必要とする
そこで、IDEのVM Optionあるいは実行時のVM Optionの設定で
-java.library.path=/usr/local/OpenNI2/Redist:/usr/local/NiTE2/Redist
としてあげる必要がある
さらに、.jni.dylibが.dylibを探すときにはDYLD_LIBRARY_PATHを見に行くわけだから
ln -s /usr/local/OpenNI2/Redist/libOpenNI2.dylib /usr/local/lib/libOpenNI2.dylib ln -s /usr/local/NiTE2/Redist/libNiTE2.dylib /usr/local/lib/libNiTE2.dylib ln -s /usr/local/OpenNI2/Redist/OpenNI2 /usr/local/lib/OpenNI2 ln -s /usr/local/NiTE2/Redist/NiTE2 /usr/local/lib/NiTE2
といった感じでリンクしてあげる
- IDEでプロジェクトにJarライブラリを設定する
以上でインストールは終了
次回以降はコーディングに関して
- OpenNIのカラー・デプスとNiTEの人物トラッキングを同時に使う
- OpenNIとJavaFXを同時に使う
点に関して書く予定