PCをリモートコントロール InputInterfaceServer&Client紹介

PCをリモートコントロール InputInterfaceServer&Client紹介

この記事を読んでいるみなさんは、だいたい2つから3つのPCを同時に使うことがありますよね。

はい、もちろんあると思います。高速計算用のデスクトップPCと音楽プレイヤー&メール、タスク管理用のラップトップなどなど。。。

あると思います。

そんなとき、いちいちマウスとキーボードが変わるのは非常に面倒です。違う方のキーボード打っちゃったり、キー配列が違ったりと結構煩わしいはず。。。

かといって、リモートデスクトップで画面共有するのはちょっと。。。SSHでいじるのもちょっと。。。という時に役に立つソフトウェアを紹介します。

InputInterfaceServer&Client

操作される側のPCでInputInterfaceServerを起動、操作する側のPCでInputInterfaceClientを起動するとClient側のマウス・キーボード操作をそのままServer側に反映できるというもの。

バージョンは現在1.0aということで、まだ実装途中です。

導入方法は以下で説明します。

導入方法 サーバ編

導入は非常に簡単 Repositoryをローカルにクローンする

git clone https://github.com/abeja-yuki/input_interface_server input_interface_server

Repository内のrelease/v1.0a内にある.jarファイルを実行

cd input_interface_server/release/v1.0a
java -jar ./InputInterfaceServer.jar

以上。 デスクトップに.jarをコピペして、ダブルクリックしても起動可能(なはず。) 動き出しても、特に画面に変化は現れません。

なお、導入にはJRE(Java Runtime Environment)がインストールされていることを前提としています。 こちらは今回は触れません。

導入方法 クライアント編

こちらも導入は非常にシンプルです。 Repositoryをローカルにクローンする

git clone https://github.com/abeja-yuki/input_interface_server input_interface_client

Repository内のrelease/v1.0a内にある.jarファイルを実行

cd input_interface_server/release/v1.0a
java -jar ./InputInterfaceServer.jar

以上。

ひとこと

このソフトウェアの作者は僕なので、バグなどあったら報告お願いしますね。 ちょっと更新頻度をあげていく予定です。 時間があれば、キャプチャをあげたいのですが、今回は無しで。気になった方は使ってみてくださいな。

JavaでOpenNI&NiTE 導入編 [Java][OSX][OpenNI][NiTE][Xtion]

JavaでOpenNI&NiTE 導入編 [Java][OSX][OpenNI][NiTE][Xtion]

環境 :

  • OS : MacOSX 10.9

  • JDK : 1.7.0_45-b18

  • OpenNI : 2.2.0.32

  • NiTE : 2.2.0.11

導入 :

OSはいいとして、JDKは既にインストールされているものとする

OpenNIの最新版をダウンロードする

OpenNI SDK (open-source)-Download | OpenNI

NiTEの最新版をダウンロードする

NiTE 2.2.0.11 | OpenNI

早速インストールする

  • ファイルのUnpack & rename (それぞれOpenNI2 , NiTE2へ)
  • /usr/local/下に移動 (この辺は自由)
  • 以下コマンド実行
/usr/local/OpenNI2/install.sh
/usr/local/NiTE2/install.sh
  • zshを使っているので~/.zshrcに以下を追記
source /usr/local/OpenNI2/OpenNIDevEnvironment
source /usr/local/NiTE2/NiTEDevEnvironment
  • 以下コマンドで編集を適用
    source ~/.zshrc
  • ライブラリをリンク

説明

.jarはIDEで直接設定するとして、.jar自体は.jni.dylibを必要とする
そこで、IDEのVM Optionあるいは実行時のVM Optionの設定で

-java.library.path=/usr/local/OpenNI2/Redist:/usr/local/NiTE2/Redist

としてあげる必要がある
さらに、.jni.dylibが.dylibを探すときにはDYLD_LIBRARY_PATHを見に行くわけだから

ln -s /usr/local/OpenNI2/Redist/libOpenNI2.dylib /usr/local/lib/libOpenNI2.dylib
ln -s /usr/local/NiTE2/Redist/libNiTE2.dylib /usr/local/lib/libNiTE2.dylib
ln -s /usr/local/OpenNI2/Redist/OpenNI2 /usr/local/lib/OpenNI2
ln -s /usr/local/NiTE2/Redist/NiTE2 /usr/local/lib/NiTE2

といった感じでリンクしてあげる

  • IDEでプロジェクトにJarライブラリを設定する

以上でインストールは終了

次回以降はコーディングに関して

  1. OpenNIのカラー・デプスとNiTEの人物トラッキングを同時に使う
  2. OpenNIとJavaFXを同時に使う

点に関して書く予定