この前、パートナーともし女の子が産まれたらどんな名前がいいかと言う話になって「蛍(ほたる)」って名前いいよねとなった。
暗い中でも自力で光って、周りを明るくできるように、ってすごくいい由来だなと思った。
いいねいいね!と言い合い、本当に蛍って名前にしたいなぁなんて思った。
ふと、蛍ちゃんって実際結構いるのかなと思ってGoogleで調べてみたら、雨上がり決死隊のホトちゃんの写真がたくさん出てきて、そうだったそうだったと思った。
先日5年以上ぶりにディズニーランドに行ってきた。
並んでいる時にパートナーが「アトラクションの待ち時間を全部0分にするにはどうしたらいいと思う?」というオリエンタルランドの面接官みたいな質問をしてきた。
いい質問ですね、と思った。
体感0分だけど実は待っているみたいな時間を増やすのがいいとなり、ひたすら歩かせるとか考えてたけど、結局待ち時間は5〜15分くらいは必要だという話になって答えは出なかった。
私はこれ系の質問が好きで、以前一緒にデパートに行った時も、立体感駐車場の下りのエレベーターが混んでいた。
エレベーターは高層階の人で満杯になり中層階の人は毎回乗れていなくて、これもどうすればいいかという話になった。
各階乗るのは何人まで、と決めたらいいという話になったけど、ルールを守る人がどれくらいいるのかという話になったところでデパ地下に到達したので、ケーキ美味しそ〜という話に変わり答えは出なかった。
こういう質問は答えが出ないのが心地よかったりする。
夏は無性に夜の散歩がしたくなる。
この前、パートナーと夜に家の周りを散歩していたら、道端に猫を見つけた。
近くの不動産屋で飼っている猫が3匹ほど外に放たれているらしい、
不動産屋の前で大学生ぐらいの女性が1人、座り込んで猫を撫でていた。
通りかかった私たちも「猫だ」「猫だね」と言い、私は近くにいる猫を撫でようと寄って行った。
1メートルほど猫に近づいたところで、猫は体をすくめて警戒した。
私が警戒心を説くような笑顔でしゃがんで手を差し出すと、猫は糸にでも引かれたかのようにサーッと走り去っていった。
しゃがんだまま、猫の行方を目で追った。
こういう時、笑顔をいつ戻せばいいのかわからない。
「よし」と言って立ち上がり、背後で立ったままのパートナーに「行こう」と声をかけた。
夏の夜の散歩はまだまだできる。