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いとたけ考 8月
こんにちは。8月になりました。夏休みですね!旅行シーズンです。
旅行といえば、去年の夏の北海道旅を思い出します。今月は「いとたけ考」にもかかわらず、糸も竹も全く関係ない話題で行きたいと思います!
タイトルにあった内容の記事にする…こういった堅い考えは良くありません。リベラルに行こうではありませんか!
そんなわけで、写真の通り、今回は去年の夏に乗った急行はまなすの思い出を書いていきます。
ところで、急行はまなすと聞いてピンとくる方はおそらくいないでしょう。この列車は青森と札幌を結んでいた夜行列車で、7両の客車のうち2両が寝台車、つまりベッドがついている車で、他5両が座席車両、ただし1両だけカーペット敷きでゴロ寝できるカーペットカーというユニークな編成です。ダイヤは青森発22:18、札幌着6:07です。
急行という種別もめずらしいです。とはいっても関東の私鉄なら小田急、西武、京王などは速達列車としての種別名称に使っているので、珍しくはないですが、JRでははまなすだけです。昔は急行料金の発生する急行が多く走っていたのですが、特急に格上げすることで急行料金から特急料金に値上げできるため、ほとんどが特急になってしまいました。特急は「特別急行」の略ですが、特別じゃない急行がはまなすだけということになりました。
ところが、今年の3月、北海道新幹線の開業に伴ってはまなすは廃止されてしました。これによって全国のJRから定期急行が消えたことになります。(臨時急行は時々走ることがありますが)もっとも、臨時急行よりも臨時休講のほうが嬉しいですね!
そういうわけで、去年の夏乗ったのが最初で最後でした。僕が乗ったのは座席車のうちカーペットではない車両です。ドリームカーっていいます。↓
このシート、もともとグリーン車用のを流用したらしく、めっちゃリクライニングできます。おかげでぐっすりと眠れました。
地味な存在ながら人気があり、カーペットカーだと指定券が発売と同時に売り切れます。僕も1か月前の発売日にみどりの窓口で予約を入れる「10時打ち」という戦術を用いましたが、取れず、座席のほうにしました。
夜行列車は景色は観れませんが、寝ている間に目的地に着くという利便さと、夜間を走ることへのロマンがあります。青森発のはまなすでは起きている時間帯に青函トンネルを通過するので見ることができますが、青函トンネルは照明がまぶしかったことしか覚えていません。
青森を22:18に出た列車は青函トンネル専用の電気機関車ED79に牽引されて、1:00に函館に着きます。ここから札幌までは非電化区間のため機関車を付け替えます。函館からはディーゼル機関車DD51に牽かれます。この付け替え作業を見るために起きだしてホームに降りました。8月だからとなめていたら、さすがは北海道。気温は20度を下回っているようで寒い。旅に出ると気候の違いを身で感じることができるので楽しいですね。
さて、新幹線の開業によって東京-札幌の所要時間は確かに短くなりましたが、札幌に一番早くつける時間が遅くなってしまいました。新幹線開業前では、東京を前の日の17:00すぎに出て青森からはまなすを利用すれば翌朝の6:00には札幌に着くことができましたが、はまなすの廃止により、北海道新幹線の1番列車に乗っても札幌着はその日のお昼です。割と使い勝手がよかったんですね、この列車。
廃止理由は車両の老朽化と青函トンネルの電気の電圧を新幹線用に昇圧したことでED79が走れなくなったことによります。とても残念ですね。
旅行の移動手段を飛行機などで出来るだけ早くして、目的地に着くというのが当たり前のような風潮ですが、僕は移動に時間をかけてこそ、その地の遠さを実感し、旅を楽しめると思うのです。夜行列車はそういう意味でも旅情を演出します。
現在、定期的に走っている夜行列車は東京から四国に行くサンライズ瀬戸および出雲市まで行くサンライズ出雲のみです。↓
功利主義やら合理化がもたらした廃止で、夜行列車はもはや風前の灯ですが、狭い夜行バスではなく、鉄道を利用してみるのもいいと思います。鉄研の先輩には夜行列車で夜の景色を肴に一杯やってる人が多いです(笑)
9月の鉄研合宿の際にはこのサンライズに乗るつもりです。楽しみだ!
皆さんも、旅の風情を味わってみてはいかがでしょうか?
ということで糸も竹も全く出てこない8月の記事でした~
【7/3】七夕コンサート【レポ記事】
こんばんは!藤原です!
数ヶ月前に書いた自己紹介について「中身が薄い」と酷評されましたが元気です!今日もその調子でペラペラな文章を書いていくので、暇な人は読んでいってください。
今回は先日7月3日に開催された七夕コンサート、通称「たなこん」について書こうと思います。
紫千会(旧:竹葉会)では7月のこの時期になると七夕コンサートが開催されます。
七夕コンサートは、演奏してみたかった曲を会員に披露したりして気楽に楽しめる会ですが、サークル内で1年生が初めて人前で演奏する機会でもあります。
自由参加ですが、今年はたくさんの1年生とOB・OGの先輩方に参加していただき(しかも浴衣で)とても華やかな会になりました!
たなこんで演奏されたのは、
①さん・さん・さくら(Aグループ)
②さん・さん・さくら(Bグループ)
③合竹の賦
④三絃小曲集
⑤旅路
⑥茶音頭
⑦OBOG尺八演奏 巴
⑧天空の城ラピュタより 君をのせて
⑨普大寺伝調子&平調六段
⑩群Ⅰ・Ⅱ章
⑪三段の調
と、いろんな曲が揃いました!
すべてを紹介することはわたしの知識とボキャブラリーの乏しさによってできないのですが、写真と共に当日の雰囲気をお楽しみください!
当日は14:30から始まるコンサートに向けて、朝早くから練習したり最終確認をしたりする会員がちらほらいたり。
(近くの駅まで某アプリでぴょんぴょん跳ねる首相の演説を聞きに行った人もいました)
↑部室がいつか広くなる日を夢見ています…
↑さん・さん・さくらの 様子です。1年生が今年はたくさん入ってくれたので部屋の広さと楽器の関係で2つのグループに分けて発表しました。1年生がⅠ箏、上級生は1人1パートずつ担当しました。
↑愉快な三絃の新入生による三絃小曲集の演奏です。個人練習をしていた様子をこっそり見ていたので、本番もこっそり応援していました。
↑旅路です。プロでした。
↑茶音頭です。わたしは箏を弾いていて三絃は体験でしか触れてないのですが、歌う+ツボを正確におさえる+楽譜をめくる+位置をずらさない ですごく器用だなー!すごいなー!と思いました。とても心地よかったです。(感想がボキャ貧ですみません)
↑普大寺伝調子&平調六段です。この写真の尺八の人が眠りにつくときのBGMにしてるそうです。箏を演奏したのは同期なのですが、ほんとうに天使でした。しなやかな美しさがありました!
↑暑かったけどなんだか爽やか
他にもいろいろまとめ足りない部分はありますが(特に尺八部門)、きっと誰かが補足してくれると思うので今回はこれにて終了にします!ここまで読んでくださってありがとうございました!それでは解散!
いとたけ考 7月
こんにちは。今年も半分が過ぎてしまいましたね…早いものです。
先だってのご報告となりますが、わたくしども竹葉会は去る2016年6月19日での新歓総会にて、会の名称が変更になりました。新名称は、千葉大学「紫千会」(しせんかい)となります。今後とも当会をよろしくお願いします。
改名理由ですが、ここ数年で会員の数が急激に増え、従来の体制では会の運営が困難になってまいりました。そこで大型サークルに見合った体制への刷新の旗印として会の名称も新しくし、気持ちも新たに臨むことになりました。名前の由来ですが、「千紫万紅」、千葉の「千」、紫の気品高さを合わせたものになっております。
以上が事務的なご報告でありました
ところで、冒頭に述べましたように7月に突入しましたね。7月というキーワードで何か記事を書くとすれば、僕は1998年7月についてを書きます。
1998年は年号で言うと平成10年です。この年は長野オリンピックや中央総武線に209系950番台がデビューするなど、いろいろな出来事がありましたが、この年の7月にコロラド州デンバー市にてワールド尺八フェスティバル’98、ファイナルコンサートが行われました。ここで演奏されたのが人間国宝山口五郎師の残月です。山口師はこのおよそ半年後に亡くなられてしまうのでこの演奏は公での最後の演奏の一つといわれています。
残月という曲は地歌もので僕が好きな曲の一つです。この地歌曲を、ワールド尺八フェスティバルという外国人相手の所で演奏する…これぞ日本の音楽という感じがします。
中学校の時に海外派遣なる任意の国際交流イベントがありました。僕は行きませんでしたが、話によると訪問先のロサンゼルスでホストファミリー向けにアメリカ国家をリコーダーで演奏するというタスク?があったようです。これはあくまで僕の考えですが、外国に行ってその国の音楽を演奏するって訪問先へのお土産を現地調達するようなものと同義に感じます。もらう方はうれしいけど新鮮じゃないな~というのが本音ではないでしょうか。こういう機会では日本音階の曲を披露するべきです。民族音楽にはその民族にしか出せない良さというものもあり、これこそ外国への手土産にはもってこいですよね。
僕自身の考えとしてはその国のものはその国のままでというのがあります。ミュージカル「オペラ座の怪人」も吹き替え版よりも英語版のほうがいいです。英語にしか出せない雰囲気もありますからね。ただし、アナ雪のように日本語版にすることによって小さい子でも歌詞に親しめるというメリットもあるので、吹き替え版を否定はしません。
話を戻すと、地歌を演奏するというのも、日本音楽を日本人が海外で演奏するのには素晴らしいものであると僕は思います。西洋音楽の影響を受けた近代以降の曲ではどうしても現地調達感が出てしまいます。その点地歌のように日本語でしか表現できない、メロディーとマッチした歌というのは外国人にとっても新鮮ではないでしょうか。
残月を聴きながらふとそんなことを考えた2016年7月1日でありました
前回までのホウガクライブ!
こんばんは、かなえです!
またしてもアニメのパクリから始まりましたが今回の記事では、4月に竹葉会メンバーが参加していた演奏会と、それらに関わっている団体のことを書いていこうと思います!
ラブライブはいいぞ。
ほんとはそれらの演奏会が終わってすぐ書こうと思っていたのですが、終わった途端にバイト、レポート、体調不良、金融危機(預金残高的な意味で)とまったく落ち着かなかったので、ここまで伸びてしまったのです……申し訳ない
◯関東学生三曲連盟のおはなし
和楽器を演奏するサークル・部活のある大学は、千葉大学竹葉会にとどまりません!
関東、主に東京にある多くの大学に、たくさんの和楽器サークルが存在しているのです٩( 'ω' )و
それらが集まり様々な活動を行っている団体、それが関東学生三曲連盟なのです!!!
関東学生三曲連盟、略して「学三」は、月に一度の総会、春と夏休み期間に行われる合宿、後述する演奏会の主催・参加などを行って、和楽器を演奏する大学生を支え、交流を深めています(`・ω・´)
もちろん千葉大学竹葉会もその一員として、いろいろな活動に参加しています!
何を隠そうこの私は学三係なので、2年生の中ではもっとも多く学三に関わっています。
おかげで、他大学にたくさんの友達やつながりができました(*´∀`*)嬉しい限りです
つながりを持った団体さんの演奏会を聴きに行くのもいい刺激になりますよ!
◯新人演奏会
そんな学三が主催する演奏会のひとつが『新人演奏会』です!
毎年4月下旬に、加盟大学のホールをお借りして行われています。
参加するのは加盟団体の新2年生で、演奏だけでなくその前のパフォーマンスも行います。
竹葉会は今年、大嶽和久作曲『熊野讃景』を演奏しました。
多くの団体にとっては、自分たちの演奏を公に評価してもらい、そして同じ経験を積んだ人々の前で披露する初めての機会です。
それ故にスッゲェ緊張するんですよ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
私自身そんなに緊張するタイプではないのですけど(と言うよりはヤケクソになっているんですけどね笑)、新人演奏会の舞台ではめちゃくちゃ緊張しました……おかげでミスを連発\(^o^)/
しかし、今年の新人演奏会で我々竹葉会はなんとなんと演奏部門優秀賞を受賞しました!!!
名だたる団体の中で演奏ベスト5入りしたのです!!
いやはや、とっても嬉しいですねヾ(*´∀`*)ノ
これを励みにこれからも頑張ります!
◯三曲名流演奏会
こちらは日本三曲協会主催の演奏会です。毎年新人演に前後して行われているみたいですね。
名だたる方々が所属する協会とあって、なんと舞台は国立劇場!!!
普通の人生を送ってて国立劇場の舞台に、それも学生の身分で立てる人なんてまずいません。
しかし、それが学三の一員なら可能になるのです。なんかのCMみたいだな笑
実は私が竹葉会に入る最後の一押しとなったのがここでの学三の皆様の演奏だったりします。そんなあこがれの舞台に、箏を始めて1年で立つことが出来ました……!
今年の名流演奏会には、学三の一員として、竹葉会から私を含めた3名が参加しました。
演奏した曲は、笹本武志作曲『旅人考』。演奏会の大トリを務めました!
「邦楽を楽しむ若者の姿を見せて欲しい」というところからオファーが来ていると聞いていたので、楽しく、熱意ある演奏を魅せようと頑張りました(`・ω・´)ノ
ミスもたくさんでしたが、おかげで自分の納得いく演奏が出来たかなと思います。
来年もこの舞台に立てたらいいなあ(´-`)
さてさて、4月に参加した演奏会を振り返りましたが、なんと学三主催の演奏会がまたしてもあるのです!!
それが7月9日に行われる関東学生三曲連盟定期演奏会でございます!!!!
学三加盟団体の面々が勢ぞろいのこの演奏会、もちろん竹葉会からも参加者がおります!
みなさま是非、聴きにいらしてくださいね(`・ω・´)
学三の活動や演奏会情報などは、竹葉会公式Twitter(@chikuyoukai)でも随時告知orリツイートしているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
今回も読んでくださってありがとうございます。
それではこの辺で|・д・)