この1週間の生活

OLYMPUS XZ-1用のケース

OLYMPUS XZ-1を買ったので、ちょうどいいケースを探していた。求める条件はこんな感じ。

  • リュックにつけたいので、カラビナがついていて垂直にひっかけられること
  • カラビナ1カ所だけだと不安なので、水平に巻き付けられるベルクロがあるとなおよい
  • XZ-1が収納できるギリギリの大きさであること(大きすぎるのはいや)
  • できれば、いかにもカメラ用なケースじゃないほうがいい

条件に合うケースを探して渋谷と新宿を歩き回って、たどり着いた新宿の新盛堂でイノベーターのポーチ 31144の白を買った。

かなりきついけど、なんとか閉まる。
きついけど何とか閉まる

余裕はほとんどない。
ぎりぎりの大きさ

カラビナとベルクロつき。
カラビナとベルクロ

本当にギリギリの大きさなので、押し込みが弱いとファスナーの開閉時に金具がXZ-1をこすってしまうかもしれない。取り出すときに再生ボタンを触ってしまうことが多いので「再生ボタン起動」はオフにしておいた方が安全。前ポケットには充電用のUSBケーブルを入れることにした。

2010年のよかった探しリース

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  • iPhoneアプリプログラマデビューしたこと
  • 仕事で面白い案件、クライアントに恵まれたこと
  • ロードバイクを譲ってもらって自転車の楽しさを再発見したこと
  • MacBook Airを買ったこと
  • 両親の前で仕事についての発表をして「楽しそうに仕事してるみたいでよかった」と言ってもらえたこと
  • MOSA Software MeetingでiPhone開発者の方々とお話できたこと。とくに、iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンスの著者の所友太さんにお礼を言えたこと。
  • AppBank勉強会&オフ会で開発者やユーザーの皆さんとお話できたこと。とくに、ダイヤモンド社の常盤亜由子さんとお話できたこと。

MacBook Air 11.6インチを買った

MacBook Airを買った。会社ではここ1年くらいMacを使っていて、次に自分のお金でパソコンを買うならMacにしようと思っていた。

11.6インチと13インチのどちらを買うか少し迷ったけど、13インチでもiPadシミュレータをポートレート100%表示では動かせないので、小さい11.6インチにした。フラッシュストレージは128GB。メモリは標準の2GB。

買う前は、会社のiMac(2008年モデル)をメインマシンとして使って、外で作業するときにMacBook Airを使おう、と思っていた。でも、使ってみると僕の用途だと特に支障なく使えてしまったので、MacBook Air1台でいくことにして、iMacは会社に返してしまった。考えてみると昔から「デスクトップをメインマシン、ノートをサブマシン」という使い方が嫌で、常にいつも使っている環境を持ち歩きたくてずっとノートパソコンを使ってきたのだった。

主な用途はXcodeiOS用のアプリのプログラムを書くこと。あとはOfficeで資料を読み書きしたり、Photoshopで素材加工したり、iTunesiPhoneiPadと同期させたり。Windowsの仕事もたまにするので、VMWare Fusion上でWindows7を動かしたりもしている。さすがにWindows on Macを常用しようとは思わないけど、たまの作業なら、ま、使えないことはないというレベル。

会社ではLaCieの1TBの外付けUSBハードディスクとiiyamaの24インチディスプレイをつないで使っている。ディスプレイとの接続にはパワーツールズのMini Display Port to HDMIケーブルを使っていて、音声もディスプレイから出力されている。

普通に使っててパワー不足を感じたのは、仕事しながら坂本龍一のライブをUSTREAMで聴いてたとき。同じ環境でiPadアプリで視聴したら問題なかったのに、MacBook Airだとプチプチ音飛びしてしまった。

前に会社で使ってたMacBook Pro(2007年モデル)はパームレスト部分がとても熱くなるのでノートパソコンなのにApple Bluetoothキーボードとマウスを使っていたけど、MacBook Airはそこまで発熱しない。たまにほんのり温かくなるくらいで、通常はパームレストで熱を感じることはあまりない。

マウスを多用する作業のときはロジクールのワイヤレスマウスをつないで使っている。レシーバを本体のUSBポートにつないだときは問題なく動くけど、USBハブにつないだときはなぜか動かない。最初動いてもしばらくすると動かなくなる。使っているマウスはロジクールのVX-Nで、ハブはエレコムのU2H-Z7SWH。原因がMacBook Airなのか、マウスなのか、ハブなのかはまだよくわからない。

買ってまだ10日だけど、今回の買い物にはとても満足している。いつもバッグにMacBookを入れて持ち歩いている。そのために、iPadを持ち歩くことがほとんどなくなってしまった。iPadは今後資料の持ち運びとかで活用できればいいなーと思っている。できれば、MacBookを持っていてもiPadを持ち歩きたくなるようなアプリを自分で作りたいなあ、と思う。それこそがiPadらしいアプリだと思うので。

はじめてお金をもらってプログラムを書いたころのこと

はじめて仕事としてプログラムを書いたのは、15年くらい前に事務用品の販売店でアルバイトをしていたときのことだった。
プログラマとしてじゃなくて事務のバイトとして雇われていた。小さな会社で社内にまともな業務システムがなくて、顧客管理をワープロ専用機の住所録機能で間に合わせている状態だった。増え続ける顧客にとても対応できなかったので、「顧客データをちゃんとしたデータベースに移行しましょう」と提案して、ワープロ専用機のデータをDOS版の桐でインポートできる形式に変換するPerlスクリプトを書いたのがはじまり。

やがてWindowsの時代になって桐からMS Accessに移行して、必要な帳票をデータベース使って出力したいよねえ、とかそんな社内の要望に応えているうちに、いつのまにかただのデータベースが業務システムになっていった。つぎはぎだらけでDBの設計もおかしくて、今から考えるとよくあんなので業務まわしてたなと思うけど。
Accessでつくったアプリケーションを改善することが社内の業務を改善することに直結していて、家にいるときでもいつも改善のことを考えていて、ネタを思いついたときは次の日会社に行くのが楽しみでしょうがなかった。

今は転職してプログラマとして雇われていて、楽しく仕事してるけど、あの頃の「仕事楽しかった感」にはまだ追いついてないなあ。
でも、プログラマが僕の一生の仕事だということは信じている。

中島聡さんの記事を読んで、そんなことを思った。

実係数の2次方程式が異なる2つの虚数解を持つとき、それが共役複素数になる理由

結城先生の問題に答えてみる。

問題
実係数の二次方程式が異なる二つの虚数解を持つとき、その二つの解は、どうして共役複素数になるのでしょうか。わかりやすく説明してください。

もし共役複素数でないとすると、2つの解は
a+bi, c-di (ただしb≠dかつbもdもゼロではない)
と表せる。

この2つの複素数を解に持つ2次方程式
(x-(a+bi))(x-(c-di)=0
と表される。展開すると
x^2 - (a + c + (b -d)i)x + ac + bd - (ad - bc)i = 0
と表される。

ここで、係数は実数であるから1次の係数の虚数部に注目すると
b - d = 0
つまりb = d
でなければならない。しかしこれはb≠dと矛盾する。

逆に、2つの解が共役複素数の場合、解は
a+bi, a-biと表される。

この2つの解を持つ2次方程式
(x-(a+bi))(x-(a-bi))=0
と表される。展開すると
x^2 -2ax + a^2 + b^2 =0
となり、2次方程式が実係数であることと矛盾しない。

従って、実係数の2次方程式が2つの虚数解をもつとき、は共役複素数でなければならない。

証明終わり。だけど、「わかりやすく説明」はできてないなー。