22巻215話「流氷の天使」にて白石が食べようとしたクリオネ。
それを食べた人がいる!
今回はそのレポートから、クリオネの味に迫ってみようと思います。
これが、本物のクリオネ。
手との比較で見ると、本当に小さいですね。
では、そのお味は・・・?
1匹をつまみ上げ、そのまま口へ運び、噛み締めてみると……
うわなんだこれシンナー臭い!!! 塗装中の建物の中に入ったときの、あの頭がくらくらする不快臭が口中に溢れます。どうも内臓になにかシンナー臭さを醸し出す成分を保持しているようです。こんなに小さいのに、びっくりするほど強いにおいです。
そしてその臭さと合わせて、メタクソに強烈な苦みが口中を襲います。これは……キツイ。食べたことを全力で後悔します。
それでもクリオネちゃんの命を無駄にするものかと、何とか味わいや食感を感じ取ってみようと試みました。
おそらく身自体にはほとんど臭みがなく、ジャキジャキした植物食材的な歯切れの良さと、生の貝柱のような動物質の繊維感が楽しめます。例えるなら先般より流行りのチアシードやスイートバジルシードを大きくして、歯ごたえを楽しめるようにしたカンジでしょうか。まあ、そんなポジティブ要素も、このシンナー臭さと苦みの前には全く台無しですが……
吐き出した様子から見るに、白石はかじっていないようですが――かじらなくて正解だったと思われます。
「臭い!」というのは、海中から採ったばかりのプランクトン系は皆そんな感じだからではないでしょうか。
というわけで、
なんとなく気になっていたクリオネの本当のお味。でした。
Twitter
@MinnadeCitatap
元ネタ情報募集中!!
その他、より詳しい情報、間違い指摘、ナドありましたら、ぜひぜひお知らせ下さい。