ちわぷ〜の書評ブログ🐶

アラサーの物書き愛犬家の書評ブログです🐶

女装男子の先輩の美人パイロット…「魔剣天翔」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

最近ハマって連チャンで読み続けている森博嗣先生のVシリーズ!

本日は折り返しの第5作目となります!

 

まだ1作も読んでいないよ〜という方は、以前オススメした一作目からお読み頂けますと幸いですm(_ _)m

chiwawatan.hatenablog.com

 

また、本作もネタバレ無しで書きますので、シリーズの全貌を見通してから検討したいという方は、ぜひ本記事も最後まで読んでいってくださいね〜☆

魔剣天翔」 森博嗣(著) 講談社

あらすじ

女装男子レンちゃんの先輩で美人アクロバットパイロットが物語の核になる。

飛行中の完全密室で殺人事件が起こり…

今作も引き続きレンちゃんが中心!

レンちゃんとその先輩の美人パイロットの関係性が主軸になる物語で、レンちゃん推しの方はきっと楽しめるかと思います!

 

阿漕荘の愉快な仲間たちももちろん登場するのですが、個人的にはあの人たちが集まった時のゆる〜い空気感が好きなので、もうちょっと出てきてもらいたかったな〜とは思いましたが、10作品のシリーズなので、こういう事もあるでしょう!

 

ミステリーとしては、飛行機という空の上の完全密室というネタは面白く、飛行機なんで理系な部分も入ってきてて森先生っぽい!と思いました^ ^

 

ミステリーというよりもキャラクターの空気感が面白いシリーズと個人的には思ってますが、今作に関してはミステリーの部分もかなり凝っていて面白かった(^ω^)

ミステリーの部分に関してはここまでで一番好きな作品でした☆

まとめ

レンちゃん推しは必見の作品で、飛行機の中という完全密室ミステリーが見どころの作品!

ミステリーにうるさい人でも楽しめる謎になっていると思いました☆

 

森先生のミステリーシリーズは、以前ご紹介したXシリーズもオススメです☆

chiwawatan.hatenablog.com

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こんな人にオススメ

レンちゃん推しの方

森先生のファンの方

「夏目アラタの結婚」が完結&映画化発表された事と、脳の雑学「一万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

以前ご紹介した「夏目アラタの結婚」が先日完結しました!

最初から全力疾走といった感じの全12巻で最後まで楽しませて頂きました!

 

そして、映画化のキャスト、監督が発表され、

主演は柳楽優弥さんと黒島結菜さん

監督は堤幸彦監督!

 

原作ファンとしては、あれどうするんだろ?これは実写化じゃ無理だよな〜という箇所は色々あるんですが、30秒の特報を見た感じ原作の雰囲気は大事にしてる様に感じました!

原作のスピード感が実写映画に合ってそうですし、ロングバージョンの予告を見てみて楽しそうだったら観に行ってみようかな〜と思ってます^_^

 

公開は9月6日なので、そこまで巻数は多くないので公開を待ちつつ原作をチェックしてみてはいかがでしょうか〜☆

chiwawatan.hatenablog.com

 

さて本日は、脳の雑学っぽい本です☆

「一万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法」 加藤俊徳(著) ダイヤモンド社

内容

脳医学第一人者である名医が語る、脳の秘密。

左利きのみならず、有用な情報が載っている(私も右利き)

雑学本っぽい感じで、気軽に学べる!

ネットニュースで取り上げられていて読みたい本リストに入れていた本になります!

タイトルから結構難しい感じなのかな〜、左利きじゃないと読んでも意味ないのかな〜と思っていたのですが、実際は脳に関する雑学的な感じでした!

 

右利きの方でも応用可能な脳の活かし方が載っており、効率よくできる様になれば仕事も生活の質も向上しそう!

まとめ

脳に関する雑学、脳の活かし方といった感じの本で、タイトルのイメージほど難しくはないので気軽にお読みください☆

 

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こんな人にオススメ

脳の活かし方を学び質を上げたい方

 

学園の爆笑王VS元天才高校生芸人…「べしゃり暮らし」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

本日はお笑い業界を描いた笑って泣けて前向きな熱い気持ちになれる作品をご紹介いたします!

熱い物語を描かせたら定評のある「ルーキーズ」森田先生です☆

べしゃり暮らし」全20巻 森田まさのり(著) 集英社

あらすじ

高校三年生の圭右は自称学園の爆笑王。

ある日、大阪から元芸人の辻本潤が転校してきて…

お笑い業界を熱く描く!

「ルーキーズ」の作家さんだけあり、期待通りの熱量のこもった作品でした!

でも、あれ全20巻だったっけ?

 

実はこの作品、割と最近に実写化したのですが、それに合わせてヤンジャンで集中連載を行ったので、19巻から4年の歳月を経て20巻が発売されているのです!

それは私も全然知らなかったので、この記事を書いている途中に気づき、急いで読んでから記事にした感じです!

(とはいえ、漫画は電子派ですのでセールを待ったりなんやかんや2ヶ月の歳月が過ぎてました笑)

 

森田先生はお笑い業界に非常に興味を持たれていた様で、かなり念密な取材をされていたとか。

ニードル様に教えて頂いた事によると、M-1にもチャレンジなさったみたいですね!

「ルーキーズ」とはまた違った方向性ですが、こちらも熱量が半端なかった!

 

そして、森田先生ならではの熱い涙が込み上げてくる箇所も数々あり。

思わず声に出して言いたくなる森田先生が考えたギャグあり(笑)

 

主人公の周りの先輩芸人達のエピソードがすっごく好きでした☆

まとめ

とっても熱い、お笑い業界を描いた物語です!

「ルーキーズ」が好きだった方は楽しめる感じの熱さだと思います!

 

私の様に20巻が発売されたのを知らない方も多いのではと思いますので、そんな方は是非20巻も読んでみてくださ〜い☆

 

森田先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆

 

 

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こんな人にオススメ

お笑い業界を描いた作品に興味のある方

森田先生のファンの方

 

【早逝の天才漫画家、風間やんわり】空想上の生物で最もヤバい男!花見に行ったら桜が散るまで解散しない!「たもっさんの時間」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

若くしてこの世を去った、天才ギャグ漫画家、風間やんわり先生。

前回読んだ作品が面白かったので、今回は代表作の一つを読んでみました☆

「たもっさんの時間」全5巻 風間やんわり(著) 講談社

あらすじ

徹底的に自分主義!

花見に行けば、桜が散るまで解散せず、社会は全体的に敵(笑)

フリーターで、自分勝手で、好き放題やりたい放題のたもっさん!

こんな主人公、見た事ない(笑)

仕事が忙しく、気が滅入りがちな時に読みがちギャグ漫画。

今作も笑わせてもらい、元気が出ました^ - ^

 

なんか、やんわり先生には私の中のギャグ漫画の常識を覆されてばかりです(笑)

ギャグ漫画とはいえ、いやギャグ漫画だからこそ、主人公にはある程度人を引きつけるものが必要なのでは?と思ってましたが、

たもっさんは人をまったく引きつけない(笑)

 

こんな人と友達になりたくないな〜という、そんな人の特徴を全て組み合わせて生まれた感じの生命体(笑)

今まで読んできたギャグ漫画の主人公が常識的に思えるくらい(笑)

 

どういうのが伝わりやすいのか例え様のないクレイジーさなんですが…

こち亀両さんとか、ジャイアンから、良い所を一滴残らず絞り出して、悪いところを更に詰め込んだ感じ?(笑)

 

受け入れ難い人物が主役なら、当然物語だって受け入れにくいはずが…

何故だかとっても面白い!

 

ギャグ漫画なのに、じっくりと読んでしまう。

前回読んだ「ポチ極道」ほど、ネタに凝っている感じはしないのですが、じっくり読めちゃう。

 

なるほど、代表作になるわけですね!

まとめ

恐らく、皆さんが出会う空想上の生き物の中で、一生で一番ヤバい男です(笑)

ギャグ漫画が好きな方は是非、風間やんわり先生の作品をチェックしてみてください!

 

続編が1巻だけあるとの事ですので、そちらもすぐに読んでみます☆

 

風間やんわり先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆

chiwawatan.hatenablog.com

 

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こんな人にオススメ

風間先生のファンの方

独特なタッチのギャグ漫画を読みたい方

ナムい心、忘るべからず。「お寺の掲示板」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

コロナ前は仕事であちこち行きましたが、そんな時によく目についたのがお寺の前の掲示板。急いでいる時なのでそんなにはっきりと思い出せないけど、なかなか濃ゆいものがあった印象!

 

そんなお寺の掲示板をまとめた書籍があるとの事でしたので、読んでみました☆

「お寺の掲示板」江田智昭(著) 新潮社

内容

各地のお寺の濃ゆい掲示板をまとめた書籍。

仏教の教えをユニークに噛み砕いたり、一言でハッとさせてきたり、なかなか面白い。

お寺の前を通り掛かっただけで喝を入れられた感じ!

高校の頃、大学受験前にお寺で写経したり、坐禅を組み煩悩を捨て去る為に喝を入れられ、シメに学問の神様菅原道真を祀った神社に参拝する、

という、なんか色々大丈夫?というファンキーな遠足があったのですが、私は行けず…

 

そうやって人は時に喝を入れてもらい、心を入れ替えたくなる生き物。

そして本書籍で紹介されている様な掲示板の前を通ったら、お寺に入らずとも自動的に喝を入れられそう(笑)

 

解説付きで分かりやすくその掲示板の背景が綴られているのですが、なるほどなと心に刺さる事が多かったです!

 

印象的だったものは全部!と言いたいところですが、それでは完全にネタバレなので少しだけご紹介!

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」築地本願寺

 

あと、タイトルに選んだものもですが、ナムい心って、どうゆう事って思っちゃいますよね(笑)

まとめ

ユニークなものだったり、ハッとするものだったり、お寺の掲示板の金言をまとめたものです!

けっこうぶっ込んできたりしてて面白かったです^ ^

 

続編?でコロナ禍の時の掲示板をまとめたものもある様ですので、そちらもまた読んでみたいと思ってます☆

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こんな人にオススメ

ユニークでグサッとくる書籍をお探しの方

お寺の掲示板に興味のある方

水曜どうでしょうDの藤やんの言葉だからこそ刺さる人もいる!「けもの道」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

たまに無性に火がついてしまう、水曜どうでしょう愛。

 

これを書いている今はとっくに鎮火済みなのですが、先日どうでしょう最新作2023を見て、大泉エッセイを読んだ事により完全に火がついてしまって、それを鎮めるべく、どうでしょうディレクターの藤やんのエッセイを読んでみました☆

「けもの道」 藤村忠寿(著) KADOKAWA

内容

水曜どうでしょうのあの独特な笑い声でお馴染みのディレクター、藤やんのエッセイ。

仕事に対する向き合い方、番組作りの事など、意外や意外、真面目に語られている(笑)

あの笑い声は本当に仕事を楽しんでいる人の笑い声

藤やんと言えば、あの独特な笑い声!そして時折勃発する大泉先生とのバトル!

 

私たちは、水曜どうでしょうというある意味で異常空間における藤やんの事しか知りませんが、今回はそんな藤やんの内面に迫った内容!

この人の内面に迫ってしまって大丈夫かとも思いましたが、しっかりと語り尽くしてくれます(笑)

 

仕事に対する真摯な姿勢、番組への愛などなど、おちゃらけはほぼナシで真面目に答えてる…その状況が何だか私的にはおかしくて笑えてしまいましたが(笑)

広く社会に勤める人に刺さる内容だな〜と思いました。

 

藤やんの仕事に対する姿勢を知れて、あの笑い声は藤やんがしっかりと仕事をした上で本当に仕事を楽しんでいるからという事が知れて良かったです!

 

たぶんこれを読むと藤やんのイメージが変わります!

変わる前は大体、大泉先生が罵倒してる時の印象のままでした☆

まとめ

水曜どうでしょうの藤やんの仕事に対する事を中心に綴られた、割と真面目なエッセイ。

 

何かメチャクチャ凄い事を言っているわけではないのですが、真摯に仕事に取り組んでいる藤やんの言葉は思いのほか?重みがあり、一見の価値あり。

偉人の言葉より、藤やんの言葉だからこそ刺さる、という方が絶対にいるはず。

 

どうでしょうファンで仕事に対してどこか違和感を持っているという方は、藤やんの言葉に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

 

水曜どうでしょう軍団のエッセイは、主演の大泉先生のこちらの書籍もオススメです☆

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こんな人にオススメ

水曜どうでしょうのファンの方

藤やんの笑い声が好きな方

ツキに見放されたその殺し屋は、信じられない災難を引き寄せる…「777-トリプルセブン-」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

伊坂先生の大人気シリーズ、殺し屋シリーズ!

本日は最新作をご紹介いたします!

 

シリーズとは銘打ってますが、登場人物も入れ替わりストーリーに直接の繋がりはないので、読みたい順番で読む、または読みたい作品だけ読む、というのもアリだと思います(^ ^)

 

一応、1作目をご紹介した際の記事を貼っておきますので、順番通り読みたいよーという方は下記の記事からお読み頂ければと思います☆

chiwawatan.hatenablog.com

「777-トリプルセブン-」 伊坂幸太郎(著) KADOKAWA

あらすじ

何故かいつもあり得ない不幸に見舞われる殺し屋、天道虫(てんとうむし)

ホテルに届け物をするだけのはずが、ある女性との出会いから、とんでもない戦いに巻き込まれてしまう。

まるで人生の縮図の様なサスペンス!

新幹線を舞台にしたノンストップバトル「マリアビートル」が2023年私が選んだベスト作。

その殺し屋シリーズの最新作となればやはり読まない手はありません。

 

今回はあるホテルが舞台の手に汗握るバトル!

構図としては、持たざる者が持つ者に立ち向かう、という感じで、

 

殺し屋といえば凄腕なんだからいわゆるデキる悪い奴をイメージしますが、今回はコンプレックス強めの陰キャが多め!

何なら悪人ではなく、善人…とはいえないけど、普通の人よりも心優しい人らが出てくる!

 

陰キャチームを心の中で応援しながら、敵もなかなか濃ゆくて良い!

最近流行りのハイテク?を駆使した情報戦みたいなものもあり、ちょっと今までの殺し屋シリーズとは色合いが違くてそれも良い!

 

推しキャラはミント婆さん!

そのあだ名の由来も面白い(笑)

 

ハイスピードの究極エンタテイメント作品だった「マリアビートル」に対し、今作は

うまく緩急を使い、心にグサグサ刺さってくる、言葉が入り込んでくる印象。

ハイスピードで進行する中で、人生って何だろうと考えさせられました。

 

そして、ラスト、メチャクチャ良すぎ!

読み終わって改めて思いますが、タイトルはもうこれしか無いっていう良い名付け!

 

トータル的にとてもハイクオリティな作品でした☆

まとめ

大人気シリーズ、殺し屋シリーズの最新作で、あるホテルを舞台にしたバトルが繰り広げられます!

テンポの良い展開の中、心に響く言葉なんかもあったりして緩急がうまい!

 

殺し屋シリーズは、ちょこっと過去作が触れられてるだけで、登場人物も変わるし、話も繋がっていないので、気になる作品からぜひ読んでみてください☆

 

殺し屋シリーズは、ブラピ主演で映画化されたこちらの作品もオススメです☆

chiwawatan.hatenablog.com

凄腕殺し屋なのに恐妻家のこちらも面白く、ジーンときました☆

chiwawatan.hatenablog.com

 

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殺し屋シリーズのファンの方

伊坂先生のファンの方