0からのリスタート

大切な物を失った男が少しずつ明るく前向きに生きていく日々を綴ります!

母、61歳になる。

今日は、兄弟が集まって母の誕生日をお祝いした。

 

母ももう60超えてんだな…

 

そりゃそうか

 

一番下が30いってんだもんな

 

うちの母は、

 

とにかく頭が良くて

 

記憶力も咄嗟の判断もすごくて

 

頭カチカチな父を上手くコントロールできる柔軟さもあり

 

料理も上手くて

 

テレビドラマとかクイズ見てるときに自分の予想を言い出して

 

それが当たっちゃうから黙ってて!って感じだし

 

もういいわ!っちゅうくらいおせっかいだけど

 

誰よりも僕の事を大事に思ってくれている

 

本当に大切な母親です。

 

祖父母の介護もあるし、パートもしてるのに、

 

毎日睡眠は3時間くらいしかとってなくて、

 

かなり体重もあるから

 

色々と心配です。

 

今まで全く親孝行できておらず、本当に迷惑ばっかりかけててごめんね

 

最高の親孝行は、僕がちゃんと幸せになる事だと思うから、

 

頑張るよ。母に幸せな笑顔を見せれるように。

 

だからそれまでは絶対長生きしてね。

言語化能力

超久しぶりに書きます。

 

今自分に足りないもの。

 

色んな本を読んでやっとわかった。

 

それは言語化能力。

 

日々カルテ書いてて思う。

 

リハしてて、親御さんから感じる事とかも沢山あるのに。

 

上手く言葉に出来ないからかけない。

 

感想を聞かれても、上手く言葉に出来ない。

 

以前はもっと出来ていたと思うけど…

 

色々あってふさぎ込むようになったから出来なくなったのかな。

 

ここが改善されれば人としてもっと成長できるよね。

 

そう思ったので日頃から色んな事を言語化できるように

 

ツイッターとかブログでトレーニングしようと思います。

 

 

①感情を構成要素に分解する。

 

なぜその感情が生まれたのか。

 

どうしてそう思うのか。

 

どうしたらその気持ちは変わるのか。

 

急に訪れる気持ちのもやもやを細かく分析してみたり、

 

テレビや本から生まれた感情に対して、どこをどう思ったのか考えてみる。

 

 

②自分や普段接している人の性格や特徴を言語化してみる

 

 

 

おおまかに分けるとこの二つなのかな?

 

とりあえずやってみよう!

 

 

まずは自分の性格や特徴ってどんなんかな?

 

・性格、特徴

【悪い面】

見栄っ張り

少しプライドが高い

だらしない

中々行動に移せない

頭の回転が遅すぎる

なんも考えてない

優しさの押し売り

自分が否定されると熱くなる

怒りっぽい

承認欲求が強すぎる

寂しがり屋なのに一人になりたがる

流されやすい

自分の意見言えない

家族(両親)を大事にしたいと思ってるけど出来てない

ダメな人を陰ではダメな奴だと思っている

優柔不断

今できることを先延ばしにしてしまう

片頭痛がある

すぐ人に頼る

自分で考えられない

自分で解決できない

すぐ人のせいにする

考えがまとまってないのに動いてしまう

全てが受動的

色々とセンスがない

偽善者

諦めが早い

熱しやすく冷めやすい

感情の起伏が激しい

自分の中での基準を相手に押し付けてしまう

口だけになって行動が伴わない

自己肯定感低すぎ

記憶力悪すぎ

継続できないから力にならない

手広くやろうとし過ぎて失敗する

めちゃめちゃ感情をひきずる

話を聞いている振りがうまい

コミュニケーションが下手

うまく返せない

二つの事を同時に出来ない

とにかくネガティブ

勘も悪い

自分がやろうとしている事があると他の情報が入ってこない

その場で考えることが出来ず、あらかじめ準備が必要

臨機応変に出来ない

 

【良い所】

落ち着けば自分の悪い所を客観的に考えられる

与えられた作業はそつなくこなす

背はそこそこ高い

気前がいい

好きになったら一途

常に危機感をもっている

誰よりも謙虚

よく笑う

 

 

 

考えればまだまだ出てきそうだけどとりあえずこんな所にしておこう。

 

 

良い所すくなっ

 

 

そりゃ自分の事嫌いにもなるわな

 

もっと自分を客観的に見ることが出来れば、良い所ももっと出てくるのかな

 

とりあえず言語化

 

続かないかもだけど少しずつ頑張ってみよう

 

 

 

 

裏切りから立ち直る方法

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大切な人に裏切られた時、

 

「なんてやつだ!」

 

「もう許さん」

 

「復讐してやる」

 

などと思いがちです。

 

 

 

だけど、そんな思考をしているようでは、

 

心のもやは晴れません。

 

 

正直僕もまだ立ち直り切れていません。

 

 

そんな時は、

 

まったくの逆で、

 

「相手の幸せを願う」

 

事で、気持ちが解消されるそうです。

 

 

以前、精神力や

 

自己肯定感の記事でもあげましたが、

 

 

「人の脳は主語を認識せず処理する」

 

「他人への怒りは自分に返ってくる。他人への優しさも自分に返ってくる」

 

こう考えると、相手の幸せを願う事で

 

いつまでも凹んでいる自分から脱却出来ます。

 

 

 

とんでもない嘘をつかれて、

 

精神的にも、

 

金銭的にもダメージを負ったとしても、

 

 

「相手にもそうしなければならなかった事情がある」

 

そう思える人は、きっと立ち直って、

 

 

裏切った人よりも何倍も幸せになれるはず。

 

 

 

「まぁいっか」

「なるようにしかならない」

 

 

今の僕が大好きな言葉です。

 

投げやりになるのではなく、

今の自分を認めてあげれる気持ちになります。

 

 

少しずつ明るさを取り戻して、もっと社会に貢献して行こう!

あなたを必要としている人は必ずどこかにいます!

 

 

 

MIRACELEB(ミラセレブ)

③自分を成長させる~信頼関係を築くコミュニケーション~

 

アドラー心理学では「人間の悩みは全てが人間関係の悩み」と言っています。

 

人間関係をより良い物にするためには、

 

”信頼関係”を築く必要があります。

 

そのためにコミュニケーションスキルを高めることがとても大切です。

 

コミュニケーションは、学校では教えてもらえません。

 

苦手なまま大人になってしまった人も多いかと思います。

 

僕もそのうちの一人です。

 

今回は、信頼関係を築くためのコミュニケーションについて考えてみます。

 

 

 

 

僕は日頃から、コミュニケーション能力の低さに悩んでいました。

 

担当の患者さんとお話する時も、

 

僕「今日はいい天気ですね」

 

患「そうですね」

 

僕「今日はお昼何食べました?」

 

患「今日はお肉でした」

 

僕「おいしかったですか?」

 

患「おいしかったです」

 

僕「…」

 

患「…」

 

といった具合です。

中々会話が弾まない時もありました。

 

こんな状況では、適切な信頼関係を気付く事は到底出来ません。

 

 

信頼関係を築きたいけど、うまくいかない。

 

僕以外にもそう感じている人は沢山いると思います。

 

 

どんな人に対して、信頼関係を築きたいですか?

 

家族、職場の同僚・上司、お客様、友人、恋人…

 

どんな人に対しても当てはまる必須コミュニケーション能力はあるのか?

 

それを自分なりにまとめてみたいと思います。

 

 

 

 

 

僕が大切だと思ったのが、

 

①傾聴する事

相手の気持ちを考える事

言語化能力・抽象化能力(要約)

④ほどよい自己開示

 

 

こんな所でしょうか。

一つずつ考えてみます。

 

 

 

①傾聴

 

コミュニケーションとは、キャッチボールです。

 

大前提として、相手が投げた球を避けたり、打ち返したりせずに

 

正確にキャッチしなければなりません。

 

自分が話したいばっかりで、相手の話をさえぎるような事があると、

 

信頼関係は築けません。

 

人間は、自分の話を聞いてもらえると安心したり、嬉しくなる生き物です。

 

まずはしっかり相手の話を聞き、

 

「この人はちゃんと話を聞いてくれる人だな」

 

と、思ってもらうのがスタートだと思います。

 

なので、まずはリアクション。

 

 

僕も無意識に乱用してしまうのですが、

 

「なるほど…」

 

「そうですね…」

 

「会話で出てきた単語だけをオウム返しする」 等

 

これらのリアクションしか返せない時は、

 

相手の話を理解できていない場合が多いと思います。

 

”聞いてるフリ”の状態です。

 

相手によっては、「聞いてくれてるな」

 

と感じる人もいるかもしれませんが、するどい人には見抜かれてしまって

 

不信感を与えてしまう事もあります。

 

実際に、大企業での商談では「なるほど…」と言った時点で、

 

商談終了になってしまう所もあるそうです。

 

 

話を聞く態度や言葉遣いがとても良かったり、

(しっかり目を見てくれる、適切な敬語を使える)

 

声のトーンが明るいと、

(音階ではファの高さが理想とされています)

 

感じが良い人に思えますよね?

 

でもそれは人と接するときに取るべき、

 

最低限のマナーだと思うので、

 

ここでは除外します。

 

 

じゃあ、どうしたらいいの?

 

僕が人と話をしていて、

 

「この人、ちゃんと話を聞いてくれるな」

 

と思うのは、

 

「話の内容に対して適切な質問をしてくれる」

 

「話を要約してくれる」

 

「話の流れを先読みしてくれる」

 

「前に話したことを記憶してくれている」

 

この4つだと思います。

 

例えば、話の合間に

 

「なんでそうなったのかな?」質問

 

「それってつまり~事?」要約

 

「もしかして…こうなの?」先読み

 

「前に~って言ってたね?」記憶

 

というリアクションを ”適度に” 取ってくれる人は、

 

安心します。

 

当たり前ですが、

 

質問しすぎれば「話が前に進まないじゃん」

 

要約しすぎれば「僕の話分かりづらいかな?」

 

先読みしすぎれば「いやいや、そこは自分の口から言いたいよ」

 

って思われてしまう可能性があります。

 

なので ”適度” なリアクションを取る事が大事かなと思います。

 

 

 

 

 

相手の気持ちを考える

 

先ほど、コミュニケーションはキャッチボールとお伝えしました。

 

自分もボールを投げなければなりません。

 

しかし、相手の準備が出来ていないところに投げてしまえば、

 

相手も上手く受け取ることが出来ません。

 

では、相手の気持ちを考えるとは、

 

「今から投げるよー」

 

「このへんに投げるよー」

 

と、準備を促すことだと思います。

 

そこで大切なのは、

 

”思いついた言葉をそのまま口にしない”

 

という事です。

 

ストレートに思いを伝えた方が、上手くいくこともあります。

 

だけど、上手くいかないこともあります。

 

ストレートに言った方が良いと判断した結果であれば良いですが、

 

言葉にする前に、相手の頭の中を想像することで、

 

無用な争いを避けたり、

 

却下されたかもしれない頼みを承諾してもらえる可能性があります。

 

「こんな風に言ったら、どう思うかな?」

 

そのステップを踏むだけで相手との信頼関係を築きやすくなります。

 

 

 

言語化・抽象化(要約)

 

思っている事を相手にわかりやすく、言葉にすることです。

 

まずは言語化

 

「上手く言葉に出来ないから、言うのやめた」

「ここのラーメンヤバイよ」

「あの映画ヤバかったな」

 

日頃、こんな言葉を使ってしまいがちです。

 

だけど、この行為は、

 

言語化の放棄=考えることを放棄する

コミュニケーションの放棄

 

もしくは、「察してね」などと

 

相手任せのコミュニケーションである。

 

と言い換えが出来ると思います。

 

 

具体的に言語化能力を高めるにはどうしたらよいか。

 

それは、”曖昧な感覚や概念を言葉にすること” です。

 

生活の中で自分が思ったことや感情を

 

どんな事でもいいので、

 

とにかくアウトプットすること。

 

紙に書いたり、携帯のメモや、ボイスメモに残したりという具合にです。

 

 

具体例をあげると、

 

先ほどの「ここのラーメンヤバイよ」を、

 

「ラーメンの何がおいしいの?」

「どのようにおいしいの?」

「なんでおいしく感じるのかな?」

 

などと、自問自答してその答えをアウトプットします。

 

「このラーメンは、濃いめのスープが美味しくて、

 

中細麺だけどストレート麺だから、スープが麺に絡み過ぎないから、

 

こってりだけど、あっさり食べられる。それに、

 

チャーシューもとろとろで柔らかくて味もしっかりしてるし、

 

スープを吸い込んだほうれん草が絶妙。

 

またスープを吸わせた海苔をライスの上に乗せて食べるのがまた逸品。

 

そして何より、小さいころから

 

家族でよく食べに行ってた思い出の味だから大好きなんだ」

 

と、「ヤバイ」に含まれる小さな情報たちを表舞台に立たせてあげます。

 

これを意識してみるだけで言語化能力は高まります。

 

ただ、これをそのまま人に伝えるのは、

 

情報量が多すぎて逆に分かりにくくなってしまう可能性もあります。

 

そこで、言語化した事を抽象化します。

 

 

抽象化とは、

 

”物事の共通部分を抽出して把握すること”

 

と定義されています。

 

「抽象的すぎて分かんないよ」

 

などで使われる”おおざっぱ”という意味とはちょっとニュアンスが違います。

 

要は、言語化したものを抽象化することによって、

 

”本質を抜き出して再定義する→わかりやすく調整する”

 

つまりは要約するという事になります。

 

先ほどのラーメンの文を抽象化すると、

 

「このラーメンは、横浜家系のラーメンで、

 

家族の思い出の味だから大好きなんだ」

 

という事が出来ます。

 

つまり、スープや麺などの情報を

 

”横浜家系ラーメン”という言葉に置き換えることで

 

情報量を少なくして伝わりやすくすることが出来ます。

 

(ただ、横浜ラーメンを知らない人に話す場合は、

先ほどの言語化したものをそのまま伝えてもよいと思います)

 

 

簡単に言うと、

 

そのままでは伝わりにくい小さな情報たちをまとめて、

 

みんなが知っているような大きな情報に置き換える事で、

 

相手に伝わりやすくするという事です。

 

 

 

この抽象化能力を鍛えるには、抽象化ゲームがおすすめです。

 

ネットで「抽象化ゲーム」で調べると

 

どなたかがホームページを作ってくださっているのですが、

 

適当に文字を入力すると

 

「人生とは川である」

といったような「AはBである」という文章が出てきます。

 

それを、まずはそれぞれの小さい情報をいくつか出していきます。

 

A人生

・いいことばかりではない

・一度きり

・一人では生きていけない

・最後は必ずみんな死ぬ

 

B川である

・まっすぐな川はない

・最後は必ず海に流れ着く

・水が流れている

・場所によっては澄んでいたり濁っていたり

・場所によっては激流だったり穏やかだったり

 

 

このいくつか挙げた小さい情報でどちらにでもいえるような

部分を抜き出して、

「AってBみたいだよね」

と言えるようにします

 

 

「まっすぐなものではなく、

せわしかったり、穏やかだったり、

最後に行きつくところはみんな一緒だったり、

人生って川みたいだよね」

 

 

この抽象化ゲームをする事で、

 

抽象化思考のトレーニングができます。

 

 

つまり何が言いたいかと言うと、

 

人に説明するときは抽象化された大きな情報から話し、

 

補足として小さい情報を必要な分だけあげていくという事です。

 

 

 

 

④自己開示

 

いよいよ、キャッチボールにおけるボールを投げる部分です。

 

”会話において、相手に対する印象や評価は4分で決まる”

 

と言われています。

 

なので、初めにどんなボールを投げるかで

 

相手からのおおむねの評価は決まってしまいます。

 

 

そこで”信頼できる”と思ってもらえるようなボールを投げなくてはなりません。

 

まず、自己開示とは。

 

文字通り、自分を開き、「僕はこういう人間です」

 

と、相手に伝えることです。

 

ここでも自己開示には”適度さ”が必要となってきます。

 

そして、自慢話はせず、

 

”軽い失敗談を話す事”

 

が理想とされています。

 

ここでも注意が必要で、

 

「人間として大丈夫か?」

と思われたり、ひかれてしまう事は避けなければなりません。

 

良い自己開示とは、

具体的には、

 

「最近煙草をやめたのでご飯がおいしくて、太ってしまいました」

 

「最近、記憶力が低下してて…自分から話しかけたのに、話している途中で何を言いたかったのか忘れてしまう事があります」

 

 

などと言った、程よい自己開示が、

 

気安く話しかけやすい雰囲気を作ります。

 

また、その自己開示は短くすることが良いとされており、

 

長くても1分以内にとどめましょう。

 

 

自己開示は、相手の警戒心を和らげ、

 

相手のボールを投げる時間を作る事が目的であるため、

 

自己開示はほどほどに。

 

 

 

 

 

以上、信頼関係を築くためのコミュニケーションスキル向上に必要と考えた、

 

 ①傾聴

相手の気持ちを考える

言語化・抽象化(要約)

④自己開示

 

の4点をあげました。

 

 

こんなの日頃から出来ている人からしたら

 

当たり前な事だと思います。

 

でも、苦手な人には、是非実践して、

 

様々な方と、信頼関係を築いて

 

生きにくい人生から脱出して頂きたく思います。

 

 

 

「人間、死ぬときは一人。一人を怖がるな。」

 

落ち込んでいる僕に、尊敬している人が言ってくれた言葉です。

 

確かに、一人でも強く生きていく道はあります。

 

でも、道はそれだけではありません。

 

本を読んで知識を得るように、

 

どんな人からでも学ぶ物はあります。

 

なるべく多くの人から

 

多くの物を学んだ方が、

 

一人で頑張るより、人生が豊かになると思います。

 

 

僕自身もこれから、コミュニケーション能力を磨いて、色んな方と信頼関係を築いて、

 

より大きな人間に成長できたらいいなと思っています。

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

参考書籍

【番外編】自分を成長させる~理学療法士として必要な物~

今日は”自分を成長させる”の

 

”人として”ではなく理学療法士としての

 

スキルアップできる事を考えてみる。

 

 

理学療法士として働く中で、

 

「この患者さんのこの筋肉を働かせたいんだけど上手く働かない」

 

そんな思いが日々ありました。

 

 

ふと、以前参加した勉強会で有名な先生がおっしゃっていた事を思い出しました。

 

「どんな筋肉でも、しっかりモールディング出来れば必ず働かせられる」

 

モールディングとは、筋肉を治療者の手で包み込み筋肉の収縮を促すというもの。

 

先生の言うモールディングは働かせたい筋肉のみを、

ピンポイントにつかんでそれだけを働かせるというもの。

 

それは、リハビリ業界でいう”選択運動(分離運動)”を促すという事。

 

ちなみに僕は、選択運動という表現の方が好きです。

 

選択運動とは、使いたい筋肉や関節を選択的に動かせるというもので、

そのためには他の部位は安定的に働かねばならない。

 

実際にやってみるとよくわかります。

 

座った状態で、右手をまっすぐ肩と水平になるまで上げます。(肘、手首はまっすぐ)

 

そこで、手のひらを下に向けた状態で、人差し指”だけ”を上下に動かします。

 

他の部位は動かないように意識します。

 

人差し指以外の指、手首、肘、肩、体幹

 

人差し指以外のすべての関節・筋肉が姿勢を安定させるように働くのがわかりますか?

 

つまり、このように末梢の関節(指)を緻密にコントロールするためには、

 

その他の部位の、”適度な”筋緊張が必要となります。

 

これ全部をひっくるめての”選択運動”であり、

 

考えたこともないと思いますが、この選択運動が、

 

日常生活では非常に重要です。(健常人は無意識に出来ています)

 

脳卒中後の患者さんや、脳性麻痺のお子さんでは、

 

末梢を選択的に使うための、中間関節の筋緊張が、

 

高すぎたり、低すぎたりと、

 

選択運動が非常に難しくなります。

 

その選択運動を改善させるための手技として、

 

モールディングで筋緊張をコントロールさせます。

 

 

ちょっと遠回りしてしまいましたが、つまり何が言いたいかというと、

 

筋肉を選択的に安定させるためには…

 

筋肉をちゃんと促通するには…

 

筋肉の端と端(エッジといいます)を、

 

しっかりと見極めてモールディングして、

 

選択的な感覚を入れてあげなければならない。

 

 

ということは『繊細な触診技術が必要!』

 

これが言いたかっただけです。笑

 

実際、セラピストの方でも、ピンポイントに、

 

触れない方が沢山いると思います。(僕もそうです)

 

実際に僕自身が、有名な先生にモールディングしてもらいましたが

 

筋肉の反応が全然違います。

 

つまり、”なんとなくこの辺”程度のモールディングでは

 

まったく活性化できないという事。

 

 

 

講習会の中では、「どの筋をどのタイミングでどう働かせるか」

 

という事は教えてもらえますが、どこをどうモールディングするかは

 

教えてもらえません。

 

それは当たり前ですが、人間には個別性があり、生活スタイルなどによって、

 

筋肉の位置も少し変わってくるからです。十人十色です。

 

だから、患者さん一人一人、個別的に、しっかり筋を操作できるように、

 

触診技術を磨くために必要な事を考えていきたいと思います。

 

 

 

 

まず第一は、当たり前ですけど

 

『とにかく意識して、イメージして、触診の練習をする』

 

とにかく意義のある練習を積み重ねていかねばならないと思います。

 

でもこれは一人では出来ないので置いておきます。

 

 

 

この記事の主題はここからです!!

 

『指の立体認知覚を鍛える』

 

簡単に言うと指先で触ったものを把握する力です。

 

これがあれば、筋肉を細かく区分化したり、

 

微細な収縮を感じ取れたりと、

 

まさにセラピストには必要不可欠な力!!

 

これを高めるために必要な事を考えてみます。

 

①まずは、指の可動域。

指先でものを認識する時は、皮膚や関節の感覚受容器だけでなく、

筋肉からの情報も重要とされています。

 

よく言われているのが、手の中にある、

 

「手内在筋(虫様筋や骨間筋など)を鍛える」

 

ですが、この手内在筋が効率よく働くためにも

 

筋肉の長さが必要となってきます。

 

つまり、広く大きいほど、手内在筋は働きます。

 

そのためにとにかく指と指の間を広げるストレッチをします。

 

親指と小指が水平に開く位の柔軟性があると、

 

小指で安定させたまま、親指で筋肉を操作したりと

 

治療の幅も広がります!

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②次に、指腹のセンサー機能を高める練習。

 

方法は本とミシン糸(10cmくらい)を用意します。

 

本の0ページの半面の中央辺りにミシン糸を置き、

 

1ページめくり、ミシン糸を覆います。

 

その上から指腹を使って糸を探索します。

 

指が糸を確認出来たらどんどんページをめくっていきます。

 

 

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全神経を指に集中させて、

これで何ページまで糸を探索できるかやっていきます。

 

これを繰り返していくと指のセンサーとしての機能が高まり、

立体認知覚が向上して来ます。

 

やってみると面白いのですが、

左右差があります。(僕の場合 右:45p 左37p)

 

探索していてわかりにくい方(僕の場合左手)では、

 

指先ではなく、手首や肩が疲れてきます。

 

つまり、”左の方が選択運動が上手く行えていない”という事。

 

だから僕は分かりにくいときは必ず右手で確認します。

 

左手のコントールを高めるために体幹~左肩甲帯の

 

安定性も高めなくちゃだな。などと

 

自分認識にもつながりますね!

 

 

 

この練習をしていて思ったのが、

 

盲の方が取り入れている

 

点字

 

点字って立体認知覚必要かな?」

 

 

色々なものに点字はあるけど、

 

気にしたことがなかった。

 

 

興味半分でやってみましたが、

 

めちゃくちゃ難しい。。

 

「なんでこれでわかるの?」

 

ちょっと向きが変わったり、

 

一文字間違えるだけでどんどんわからくなっていく。

 

点字読める人の、指先の繊細な立体認知覚は本当にすごい!!

 

 

これから、趣味として点字の勉強もしていきながら、

 

もっと患者様のために仕事のスキルも磨いてゆきたいと思います。

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

②自分を成長させる!~崩れない精神力~

自分を成長させるため、2番目に必要と感じたのが精神力。

 

”精神力とは”

 

何かをやりぬこうとする意志の力。

 

強い精神力があれば、

 

”辛いことがあっても、へこたれない”

 

”周りの目を気にせず、堂々としていられる”

 

”ブレない芯のある人間になれる”

 

まさに僕に足りないものばかりです。

 

強い精神力を手に入れるために必要なものを考えてみました。

 

その答えを

『本当の自信を手に入れる9つのステップ』

『鈍感力』

『やる気のスイッチ』

以上の3冊の書籍から見つけました。

 

キーワードは、

 

”Beの自信”

 

”鈍感力”

 

”やる気のスイッチ”

 

の3つ。

 

順を追って考えてみます。

 

 

①”Beの自信”

 

「自信がないから出来ない…」

 

「何をやっても駄目だ…」

 

「プレッシャーに弱い…」

 

 

僕が良く思うことです。

 

だから、自信をつけるために一生懸命勉強して、練習して、

自信を付けようとします。

 

ですが、自分のそんな自信のなさは払拭できませんでした。

 

こうした付け焼刃の自信は、

ある出来事をきっかけに簡単に折れてしまうからです。

 

”~出来る” という ”成果” によって

自信をつけていると、その成果を発揮することが出来ない状況に

陥ってしまった時、その自信は簡単に失われてしまいます。

 

ましてや、その成果をあげられることによって、

「人としての価値を保っている」と感じている人においては、

立ち上がれないほどの大ダメージを負う事になります。

 

つまり、

 

”成果” による ”自信” は不安定

 

という事です。

 

この成果による自信の事を本書では ”Doの自信” としています。

 

その対極の位置にあり、折れない自信を手に入れるために必要なものは

 

”Beの自信” です。

 

Beの自信とは、自己肯定感と類似しますが、

自分に対する無条件の肯定感です。

 

ポイントは、”心の姿勢” です。

 

「〇〇が出来る」

「△△より優れている」

 

のような、Doの自信ではなく、

 

「自分はこうありたい」

「出来るだけ、〇〇したい」

 

といった、生きる姿勢についてのそこはかとない肯定感や安心感を言います。

 

??

 

と、頭の中が?でいっぱいになったところで、

もう少し具体的に考えてみます。

 

例をあげると、

「今に集中して生きていきたい」

「現実をありのままに受け入れていきたい」

 

といった内的な「あり方」は形として見えないため、

評価の対象になり得ません。

 

また、

「どれくらい今に集中できた?」

「どれくらい現実を受け入れられた?」

という成果を問うものでもないため、比較の対象にもなりません。

 

つまり、評価や比較の対象とならないため、

「お前は〇〇だからダメな奴だな」と評価されたり、

出来る同僚と比較されて焦るなどの気持ちも起こりません。

 

要は、状況に左右される事もありません。

 

この本当の自信につながる心の姿勢( ”Beの自信”) を

獲得するにはどのように考えればよいか。

 

いくつものステップがあるのですが、僕が良いなと感じた所だけ

ピックアップさせて頂きます。とは言っても、大事な部分が多すぎる…

a)~h)まで、8個あります!

 

 

a) 「”するべき” ではなく ”したい” と考える」

 

「常に冷静でいるべき」「他人を優先するべき」

 

などという”べき”は自分に対して「ちゃんとできてるか?」

 

という厳しい評価を下すこと。これではBeの自信は育たない。

 

「なるべく冷静でいたい」「出来るだけ他人の事も考えてあげたい」

 

というように「なるべく(出来るだけ)」という気持ちが大切。

 

 

b) 「そこはかとない”自分はこれでよいのだ感”」

 

街を散歩している時に、ごみを見つけたとします。

 

「自分が住んでいる街を出来るだけ大事にしたい」

 

という心の姿勢を持っていれば、

自分の”〇〇したい”に基づいて、ごみを拾える。

 

それは、ごみを捨てた人に対する怒りも感じないほどに、

気持ちの良いことになります。

 

つまり、誰にも褒めてもらえなくても、”〇〇したい”を

大切にできる自分に良い感じ方が出来ます。

 

 

 

c) 「完璧を手放そう」

 

Beの自信は完璧だったり、永遠に続く事がポイントではありません。

 

イメージするのは、風に揺れるヤシの木。

 

風が吹くとしなりますが、決して折れない。

 

風がやめば、再びしなやかに戻ってくる。

 

つまり、”いつでも体制を立て直せる”事がポイントとなっています。

 

 

d) 「悲しみのプロセス」

 

大切な物を失ったときに悲しみのプロセスを通る必要がある。

 

一時的に生きるエネルギーが下がった状態となり、自分をいたわり、

態勢を立て直すためのプロセス。

 

このプロセスを乗り越えた人は、

自分に対しても、他人に対しても優しくなれる。

 

逆に、「メソメソしていたらいけない!」

 

「常に前向きでいなければ」

 

と、悲しみのプロセスを無視して、

傷ついた心を認めないでいると、

どこかの時点で心がポッキリ折れてしまう。

 

「自分の弱さを受け入れるところに、本当の強さがある」

 

 

e) 「ありたい自分をイメージする

 

僕の場合、

「両親や兄弟、祖父母を大事にしたい」

「療育に関わる理学療法士として、自分に出来る限りのことを

子供さんやご家族に提供して、寄り添っていきたい」

「なるべく、色々な事を吸収してより立派な人間に成長したい」

 

決して折れない信念として、常に心の中にイメージしておきたいと思います。

 

 

f) 「自分がどう思われるかではなく、自分がどう思うか

 

相手による自分への評価はコントロール出来ません。

 

なので、相手の評価など気にしても仕方がないという事。

 

例えば、

尊敬している先輩と会食。

 

しかし、相手を楽しませる自信がなくて緊張する。

 

「あぁ…つまんない奴だと思われてるかな…」

 

ではなく、

 

「尊敬する先輩と食事が出来て嬉しい!」

 

と自分がその状況をどう思っているのかを考える事が大事。

 

 

g) 「批判的なトーンは気にしない」

 

人から受ける何らかのコメントには『内容』と『トーン』があります。

 

批判にもこれらが含まれます。

 

『ここを改善した方がよい』

 

という言葉でも、

 

『内容』は同じでも

 

『トーン』には

 

『よく頑張っているけど』

もしくは、

『全然できてない!ダメだ!』

などと違いがあります。

 

人から批判を受けて、成長したいのであれば、

 

『トーン』に気を取られるのではなく、

 

『内容』をしっかり受け止めていく必要があります。

 

 

h) 『魔法の言葉 ”そう思います?”』

 

他人からネガティブな評価を下された時に、

自分にかけてあげる魔法の言葉。

 

f)の考え方と同じであるが、

評価は相手が主観的につけたもの。

 

実際に相手に『早く結婚しなさい!』

 

と言われたとしても、それは相手の領域での話。

 

自分の考えとは違うものであるため、

自分が『早く結婚しなきゃ…』と思う必要は全くないのです。

 

つまり、自分の気持ちを大事にする。

 

という事ですね。

 

 

 

まとめるとつまり、”Beの自信とは”

 

『自分に正直に生きていく事』

 

と言えるかもしれませんね。

 

 

 

②”鈍感力”

 

この本は僕が学生時代に何の考えもなしに買った本。

 

最近、読み返してみたけど全然記憶にない。

 

買って満足して一度も読んでなかったようです。

 

ですが、この本100万部以上売れてる大大ベストセラー。

 

ナイスチョイスしてる当時の自分を褒めてやりたい。

 

話はそれましたが、この本のキーワードは言うまでもなく

 

”鈍感力”

 

本書では、この鈍感力が生きていく上でいかに重要かが書かれています。

 

”鈍感”とは、否定的な意味として使われやすいです。

 

ですが、その言葉の意味を、少し広くとらえるとイメージはかなり変わってきます。

 

例えば、

 

二人の少年A.Bが同じ個所を蚊にさされたとします。

 

少年Aは、慌てて蚊を叩き、刺された箇所が痒くて掻いてしまい、

湿疹になってしまう。

 

少年Bは、蚊に刺されたのも気付かず、とくに痒くもなく、平気な顔をしている。

 

この場合、敏感なのは少年Aで、少年Bが鈍感という事になります。

 

こう考えると、鈍感な少年Bの方が生きていく上で優れている事がわかります。

 

つまり、鈍感な方が余計なストレスを感じることがない。

 

よって、体調面にもストレスによる悪影響が出づらいのです。

 

この本には、様々な場面での

 

過敏な人と鈍感な人を対照的に書かれています。

 

鈍感力を養うためには、日頃から鈍感な人を

イメージしながら生活するのがよさそうです。

 

僕が鈍感力が必要と思われる場面をあげます。

 

叱られたり、嫌な事を言われてもへこたれない。

(心の鈍感さ)

 

どんな場所でも眠れる。

(視覚、聴覚、触覚面での鈍感さ)

 

褒められた時に、図に乗る調子よさがある。

(皮肉だとしても、ポジティブに受け取る鈍感さ)

 

諦めずに口説く。

(相手に好意がなくとも、それに気付かずにアプローチできる鈍感さ)

 

などと言った、いい意味での鈍さが必要。

 

僕自身も、部屋のほこりやキッチン周りの汚れをすごく気にするあまり、

妻と何度も言い争いになっていました。

 

あの時の僕に鈍感力があったなら…

 

家庭は上手くいっていたかもしれません。

 

このように、”鈍感力” は人が生きていく上で、

ましてや、誰かと共存する上で、必要不可欠な能力であると感じました。

 

他にも、生活の場面で”鈍感さが必要”と思われる場面があれば、

 

皆さん教えてください!

 

 

 

”やる気のスイッチ”

 

誰にでもやる気が湧く時がある。

 

でも、長続きしない。

 

どうやら、やる気はコントロールする方法があるらしい。

 

 それを書いているのが ”やる気のスイッチ”

 

具体的にやる気をどうやってコントロールするのか。

 

5点にまとめます。

 

 

❶”気付く事”

 

人間にはホメオスタシス(恒常性)がある。

 

熱が上がれば汗をかいて下げようとするし、

 寒ければ、体を震わせて熱を作ろうとする。

 

やる気も同じで、

やる気が上がればそのうち下がる。

やる気が無くなれば、そのうち出てくる。

 

この性質に気付くのがとても大事で、

 

やる気は急に上がれば急に下がるものだと知る事。

 

だから、変化はゆっくりがいい。

 

頑張りすぎずにちょっとずつ慣らして、

 

十分に馴染んでから次へ。

 

それに加えて、感覚的ではあるが、やる気の正体とは

 

『集中』であって『興奮』ではない。

 

興奮してテンションを上げるのではなく、

 

集中してテンション高めの平常心をキープすること。

 

書道家のように心は澄んだままで。

 

 

❷”人を褒める事”

 

人間の脳には「主語を認識せずに処理する」特徴があるらしい。

 

つまり、人を褒めることで自分のやる気をも引き出している。

 

反対に、悪口は自分に跳ね返ってくる。

 

この辺は自己肯定感のとこでも似たような作用がありましたね。

 

 

❸”アファーメーション”(おまじない)。

 

声に出してみるだけで、心が明るくなる。

 

「すべては上手くいっている」

 

嫌な事が続いた時の魔法の言葉。

 

「よくある事。よくある事。」

 

脳は言葉で思考するため、言葉にするだけで、

いい方向へ方向転換できます。

 

 

❹”メンタルブロックを外す”

 

「どうせ僕なんか〇〇できない…」

と自分の心にブロックをかけてしまう事がある。

 

そんな時は、自分に問いかける。

 

「なんでそう思うの?」

 

その理由が不要なものなら外してしまった方がいい。

 

外し方は簡単。言葉にすること。

 

「僕が〇〇することを許可する」 

 

メンタルブロックが外せれば、また一つ成長できる。

 

 

❺”心のスクリーン”

 

個人的にこれが一番大事だと思う。

 

心の中には一枚のスクリーンがある。

 

本を読んでいても、人の話を聞いていても、

 

「あれ?財布どこへやったっけ?」

 

と気になると、心は財布を探し始める。

 

目で文字を追っていても、耳で会話を聞いていても、

 

心のスクリーンは脱いだ上着のポケットや

バッグの中などの映像が映し出される。

 

目で追ったり、耳で聞いている文字や言葉は意味を失う。

 

こんな風に、心の中のイメージは一つしか写せない。

 

スノーボードは自分の見ている方向に滑っていく。

 

行きたい方向を見ていれば、勝手に進んでいく。

 

転んでいる人をずっと見ていたり、

 

「ぶつからないように!」と考えれば考えるほど、

 

転んでいる人に向かっていく。

 

そんな時には、ぱっと視点を変えて、誰もいない所をみればいい。

 

こんな風に、「もしも起きたとしたら」

 

と考えると無意識に体が反応してしまう。

 

つまり、心のスクリーンに描くものは、

 

常に”自分が望む映像”にする必要がある。

 

ここで必要になるのが、先日紹介した瞑想。

 

心のスクリーンに浮かんだ”過去や未来”の雑念を、客観視してスルーして、

 

”今”をイメージする。自分が望む映像をイメージすることで、

 

ネガティブな感情をコントロールできる。

 

 

 

 

 

 

 

長くなってしまいましたが、

崩れない精神力を養うために、

僕が書籍から得た知識を紹介いたしました。

 

分かりにくい所もあったと思いますが、

すぐに実践できる事もあると思います。

 

僕自身、元々とうふのようなメンタルの持ち主でした。

辛い別れを経験して、もう立ち直れないんじゃないかと

思ったこともあります。

 

だけど、人はやり直せるし、変われます。

 

色んな人に支えられて、色んな経験をして、強くなります。

 

これから僕自身がそれを証明してゆきたいと思います。

 

 

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

皆様も、日常生活で様々なストレスを抱えていらっしゃると思いますが、

ほんのちょっとでも、楽に生きられるようなお力になれれば幸いです。

 

これからも、沢山の本を読んで、

感銘を受けた所などを根気よく紹介していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

①自分を成長させる!~途切れない集中力~

自分を成長させるために一番必要だと考えたのが、

 

集中力。

 

そう考えた理由が、

自分を成長させるためには、先人達が残してくれた

莫大な本をたくさん読んでインプットして、

実際に使ったり人に話したりしてアウトプットして、

定着させることだと考えた。

 

まずは、本をしっかり読み切るための集中力をつけよう!

 

という事です。

 

私事ですが、
三十路になり、最近は集中力が衰えてきているように思う。
物覚えも悪くなったし、色んな事への好奇心もなくなってきてる。
他にも、人の話を真剣に聞いている時も、
全く別の事を考えてしまって、全然話が入ってこないことが多々ある。

最近は特に、大切な子供達と別れてしまったため、
会話してても、本読んでても、頭の中に我が子達の映像が流れ込んできてしまう。

集中力が衰えたというより、雑念が多すぎて集中できない。

 

そんな時どうしたらいいんだ…

 

色々調べまわって辿り着いたのが、

 

メンタリストのDaiGoさんが書いている

「自分を操る超集中力」

 

ジョン・トッドさんの

「自分を鍛える!」

 

という二冊の本。

 

 

さっそく読んでみたら、

集中力を高めるためのコツが沢山書かれていた。

沢山ありすぎて全部は実践できていないけど、

僕が実践してみて効果を感じられたり、

続けてやってみようと思った以下3つの事を

お伝えします。

 

【瞑想】

【習慣化】

【整理整頓】

 

 

 

 

 

 

 

 

【瞑想】

最近では、”マインドフルネス”って言うらしいけど、

あんまり馴染みがなかった。

でも、近年の脳科学の分野で、瞑想は脳の活性化に有用であると

認められているんだって。

瞑想で得られるものは、

①集中力・注意力の向上する

②リラクゼーション効果

③緊張や不安に強くなる

④ワーキングメモリが鍛えられる

⑤感情がコントロールできるようになる

⑥体脂肪が落ちる

⑦睡眠の質が向上する

自己認識力の向上

 

だそうです。こんなにいいものはやらない訳にはいきませんね!

しかも1日3分でいいって…

すごすぎる‼

 

マンガでよく、師範的な人がよく瞑想やってるけど、

本当に効果あったんですね…

 

具体的なやり方は、

「じっと座ったままゆっくりと呼吸して、呼吸に意識を向ける」

”呼吸に意識を向ける”とは、

呼吸の際に、引っ込んだり膨らんだりする胸郭やお腹に意識を向けます。

 

これが簡単そうに思えて中々難しい。

途中で色々な雑念が浮かんできてしまう。

そんな時は、雑念を無理やり追い出すのではなく、

「あっ、〇〇が浮かんできた」と客観視して、

再び呼吸に注意を戻します。

 

このようにそれた注意を再び呼吸に戻す事で、

脳が活性化されて集中力が身につくそうです!

 

また、呼吸は口ではなく、鼻呼吸が良いそうです。

酸素消費量が口>鼻であるため、

口呼吸では脳が休まらないそうです。

 

これを見て、自分の集中力のなさに合点がいきました。

僕は慢性的な副鼻腔炎蓄膿症)で鼻の通りが、

猛烈に悪かったのです。

その後、耳鼻科に行って点鼻薬をもらって毎日さしているのですが、

それだけでも集中力が上がったような気がします。笑

 

ある研究で、瞑想の時間が累計3時間に達すると、

注意力と自制心が向上するという報告があるそうです。

 

瞑想はすごく良い効果があるけれども、

続けた人にだけ良い効果が訪れますよ。

 

という事ですね!

 

「継続は力なり」

 

頑張って続けてみよう!

 

 

 

【習慣化】

集中力を発揮する時、脳の前頭葉という部分を使うのですが、

どんな事でも”習慣・自動化”してしまえば、あまりエネルギーを使わずとも、

小脳がオートマティックに行えるように働いてくれます。

 

リハビリ場面でも、歩行訓練を開始したばかりの患者様は、

「歩く」事を意識しすぎるため、動きがぎこちなかったり、

周りを見る余裕がなかったりと、とにかく余裕がありません。

練習を重ねて、脊髄や小脳が運動を自動化してくれると、

辺りを見回したり、物を運びながら歩いたりといった、

~しながらの~という動作が出来るようになります。

それと考え方似てる!

 

この”習慣化”を取り入れることによって、

脳のエネルギーの浪費を防ぎ、そのエネルギーを別の新しい習慣を取れ入れるために使えるようになる。

ということですね。

 

具体的に、習慣化するためにはどうしたらいいのか?

 

コツは”判断や決断を減らすこと”

 

人の脳は判断や決断の際にエネルギーを消費するそうです。

つまり、判断や決断をしなくてもよいように、

環境設定することで脳の浪費を抑え込む事が出来ます。

 

僕は、結婚生活をしていた時、

嫁に「弁当を作って」といつも言われていました。

嫁はこだわりが強かったため、僕が作ったものによく文句を言っていました。

 

「料理苦手だけど、クックパッドで調べながら考えて頑張ったのに」

 

すごく腹が立ってイライラすることもありました。

世の中の主婦(夫)は本当に尊敬する!と思うのですが、

この”献立を考える”という行為が、脳のエネルギーをすごく使ってしまうようです。

 

今更遅いのですが、笑

そんな時の対処法として、

”毎日のお弁当の献立を曜日で固定してしまう”

これで、脳のエネルギーの消費を抑えられたのかもしれません。

あくまでも、料理が習慣化して、脳のエネルギー消費を抑えられるように

なるまでの間の話ですが。

 

というか、世の中の主婦(夫)達は料理や献立を考える事まで含めて、

全てが習慣化しているのかも知れませんね。

本当に尊敬します。

 

それともう一つ、脳のエネルギー浪費を抑えるには、

”即時決定”

が重要だそうです。

 

「今は疲れてるからあとでやる…」

と、決定を先送りにすると

無意識下で「やらなくちゃ」と考えてしまうために

持続的な脳の疲れが増していくそうです。

 

だから「やるべきことは今すぐやる!」

もしくは、

自分なりのルールを作り、

「やろうかな…どうしようかな…」

と悩む余地を残さず、即時決定を習慣化してしまう事が肝心だそうです。

 

もう一つは、

”同じ仕事を同じ時間に例外なくひたすら繰り返す事”

これは意外と難しいけど、僕は読書を習慣にしたかったので、

どんなに眠くてもしんどくても、

朝起きてから30分と夜寝る前の30分は必ず、

読書をする習慣を付けました。

 

初めのうちは頭がぼーっとして

「これ読んでる意味あるのか?」

と思っていましたが、

それでも続けていくうちに

いつの間にか読書をする時間を確保するために、

自然と朝早く起きれるようになりました。

 

習慣化の力は恐ろしいもので、どんなに遅く寝ても早く起きれてしまいます。

この習慣化の力を自分の成長のために使えれば、

どんな人でもどんどん成長できると確信しました。

 

しかし、悪いことにも習慣化は起こります。

悪い習慣を付けずに良い習慣を積み重なていけるように気をつけたいですね。

 

 

【整理整頓】

これはすごく、簡単に出来て効果があったなと思うのですが、

 

”部屋の中や机の上を整理整頓する”

 

これをすることで”集中する”というよりも、

 

”他の事をしない”

 

これが集中力をあげる一番の方法です。

 

僕の場合は、

机の上に本やノート以外は何も置きません。

ただそれだけで、本当に集中力は上がった気がします。

 

加えて、夜寝る前に机の上に読みかけの本を

読んでいるページを開いて置いておいたり、

 

仕事に出かける前に、帰ってきたら取り組みたい参考書の

ページを開いて出かけたりすることで、

自然と習慣化に拍車がかかったような気がします。

もしかしたらこれも、「やろうかな…どうしようかな…」

という、決定疲れをさせないための工夫になっているのかもしれません!

 

と長くなってしまいましたが、

最近集中力がなくてお困りの方は、

【瞑想】

【習慣化】

【整理整頓】

の3つを是非試してみてください!

 

 

 

自分を成長させるためには。

 成長

 

僕が成長するためには、

 

どんな事が必要なのだろう。

 

”人として成長する”

 

理学療法士として成長する”

 

この二つしか思いつかない。

 

理学療法士としては、勉強会に行ったり、

 

日々の臨床で試行錯誤するしかないとして、

 

”人として”の方に焦点を当てて考えてみたいと思う。

 

 

 

 

”人として成長する”

 

すごく抽象的な言葉で、人によって受け取り方は違う。

 

僕にとって、自分に足りないものを考えてみる。

 

①集中力

精神的な強さ

コミュニケーション能力

肉体的な強さ

 

必要な順番に番号をつけてみた。

とりあえずこの4つを手に入れれば、少しは

 

”成長した”と実感でき、世の中の色んな事が上手く回せると考えた。

 

具体的に一つずつ、どうやって手に入れたらいいか考えてみる。

 

自己肯定感、持っていますか?

先日少しお話させていただきました、

 

水島広子先生の【自己肯定感、持っていますか?】

 

のレビューを少し書かせていただきます。

 

この本は自分のバイブルです。

 

この本を読んで世界観が変わり、

 

自分にも他人にも優しく接することが出来るようになりました。

 

 

「自己肯定感」

 

この本でもキーワードになっていますが、その意味は

 

「自らの在り方を積極的に評価できる感情」

 

「自らの価値や存在意義を肯定できる感情」とあります。

 

それは「自分の事を好き・大事と思える事」と言い換えが出来そうです。

 

僕はこの「自己肯定感」が非常に低いまま大人になってしまいました。

 

両親や親戚からも大事にされ、兄二人にも可愛がられ、

 

何不自由なく育ったはずななのに、自己肯定感が低い。

 

そう思ったきっかけは、

 

『自分が嫌い』

 

『何をやっても自信が持てない』

 

『人に嫌われないように気を使いすぎる』

 

などと思う事が頻繁にあったからです。

 

 

そんな自分を変えたくて

 

「自信を持てるまで一生懸命勉強する!」

 

「自分の好きな所に目を向けてみる!」

 

と勇み足で色んな本を読んだり、

 

仕事のスキルアップのための講習会に死に物狂いで参加したり、

 

自分を磨くために一生懸命でした。

 

 

ですが、大嫌いな自分はいなくなりませんでした。

 

そんな自己肯定感が低い僕だから、

 

家庭も上手くいかなかったのかもしれません。

 

「もう自分はダメだ…死にたい…」

 

何度も何度も思いました。

 

そんな時にこの本に出合いました。

 

書いてあること、すべてが自分にとって必要な事であると、

 

読み始めてすぐに感じました。

 

少し読んでみて、同じジャンルの別の本にも目を通しましたが、

 

『やっぱりさっきの本は別格だ!』と、購入を決意しました。

 

 

この本の導入にはまず、

 

『自己肯定感を高めるには…』

 

『× 自分の好きな所を探す』

『〇 他人に対する見方を変える』

 

と書いてありました。

 

「えっ?今まで読んでた本と違うじゃん。」

 

「自分が自分をどう思うかでしょ?」

 

「自分次第だと思ってたけどなんで他人?」

 

そんな今までの自分の知識を裏切られる所から始まりました。

 

 

ここから、この本の内容で、

 

僕が「なるほど。」と思った所を

 

僕の感想を交えながら、以下の3つに分けてお伝えします。

 

 

 

①自己肯定感が低い人の特徴

 

 

②自己肯定感を高めるためには

 

 

③他人をリスペクトするためには

 

 

 

 

 

 

 

 

①自己肯定感の低い人の特徴

 

自分なんて…と思ってしまう人

 

頑張りすぎてしまう

 

他人に振り回されてしまう

 

親しくなれない

 

嫌われてしまう

 

他人の言動に腹が立つ

 

どうして~さんのようになれないのだろうと落ち込む人

 

誰からも好かれないと思ってしまう人

 

一生懸命やっても、何か足りないと感じてしまう人

 

自分をいたわれない人

 

ノーが言えない人

 

いつも自分だけが場になじんでいないという気がする人

 

 

 

こんな様々な特徴があります。

 

僕は全部の事が当てはまりすぎてびっくりしました。

 

余程、自己肯定感が低いのだろうと

 

改めて、自分の問題点を客観視できました。

 

 

②自己肯定感を高めるためには

 

自己肯定感が低い特徴は大方分かったと思います。

 

そこで、そんな問題点を解決するための

 

自己肯定感を高める方法とは。

 

本書の中ではそれを

 

『他人をリスペクトすること』

 

としています。

 

「なんで他人?」

 

の答えですが、自己認識よりも

 

他人についての認識を変えるほうが簡単だからです。

 

他人をリスペクトしている時の人は寛容で

 

そんなリスペクト感が自分にも波及するために

 

自己肯定感が高まってきます。

 

「良い意味でも悪い意味でも、周りに対する対応が自分に帰ってくる」

 

という事になります。

 

 

 

③他人をリスペクトするためには

 

”リスペクト”って?

 

ここでいうリスペクトとは、

 

単なる ”尊敬” という意味ではありません。

 

尊敬とは広辞苑で「他人の人格や行為などを尊び敬う事」

 

と定義されているそうですが、

 

これは”条件付きのリスペクト”とされます。

 

「〇〇が優れているからすごい!」

 

例えば、「あの先輩は難しい資格を持っているから優秀だ」

 

などと持っている資格に対して優れているという評価を下す訳で、

 

 

自分から見て優れているとは思えない人に対しては

 

尊敬は抱けない。という事になります。

 

 

本書での”リスペクト”はこの”条件付きのリスペクト”とは

 

対極の位置にあります。

 

その”リスペクト”とは

 

【無条件で、その人の存在に対して感じる敬意】

 

これだけでは、ピンとこない方も多いと思うので、

 

少し深堀してみます。

 

世の中では、様々な人が、様々な事情を抱えて生きています。

 

様々な事情とは、

 

性質、気質、体質、環境、能力などです。

 

すべての人は、その生まれ持った事情の中で、

 

それぞれが出来るだけの事をして生きています。

 

人から見て、全く努力していないように見えるのに、

 

偉そうな事ばかり言う上司。

 

それは、

 

生まれつき集中しにくい性質かもしれない。

 

なにかトラウマがあったのかもしれない。

 

過去に努力が報われず、心に大きな傷を抱えてしまったのかもしれない。

 

自己肯定感が低いために、自分を正当化して虚勢を張っていないと、

 

自分を保てないのかもしれない。

 

 

そんな、様々な事情を受けて今のその人がいる。

 

そうした事情を知ると、

 

「色々大変なことがあるのに、その人なりに試行錯誤して、

 

一生懸命生きているんだな」

 

と思えてきます。この感覚が

 

”リスペクト”

 

【無条件で、その人の存在に対して感じる敬意】

 

となり、その人が何かに優れていなくても

 

”頑張って生きている”という事に対する

 

”敬意”だそうです。

 

この気持ちを持てることが、

 

自分に対しても大切にできているという感覚を持つことが出来、

 

自己肯定感が高まってきます。

 

 

自分の事に置き換えてみます。

 

僕の妻が、僕に子供を見させてくれなかった事にも

 

何か事情があったのかな…

 

家事が苦手だから、その分を一生懸命子供を見ることで

 

補おうとしていたのかもしれない。

 

結婚前からずっと、

 

色々な男と関係を持たないといけないことにも

 

何か事情があったのかもしれない。

 

少し話は変わりますが、

 

僕は義理のお父さんが大嫌いでした。

 

娘が大好き過ぎるあまり、

 

何かもめ事があると「全部お前のせいだ!」

 

といったり、離れて暮らす僕の両親をないがしろにするような発言をしたり、

 

明らかにお義父さんが悪いのに「お前みたいな年下には死んでも謝らない」

 

といったり。

 

そんな義父は義母とも毎日のように喧嘩していました。

 

その家族の中では日常茶飯事の事みたいでしたが、

 

僕は仲の良い家庭で育ったので、その光景を目の当たりにするのが

 

地獄のような日々でした。

 

そんな環境で育った妻が、そういった不可解な事を

 

してしまうのも、今では頷けるような気もします。

 

 

話は少し逸れてしまいましたが、

 

僕自身も

 

「家事もろくに出来ないダメな人だな」

 

「家にいるのにいつもなにやってんの?」

 

などと、妻の事情を考える余裕などありませんでした。

 

「できない裏には事情がある」

 

それをしっかり考えて、ありのままを受け入れてあげられたら

 

こんな現実にはなっていなかったと後悔しています。

 

 

ですが、過去の事を悔やんでもしょうがない。

 

あの時の僕は僕なりに精一杯やっていました。

 

そんな自分を認めてあげたいと思います。

 

長くなりましたが、

 

この本を読んでから以前よりも、

 

他人・自分に対する感じ方が全く変わりました。

 

自己肯定感が低いせいで、

 

色々な事が上手くいかない人は

 

是非、一度見て頂くことをオススメいたします。

 

 

 

 

自己紹介します。

現在の自分の置かれている状況を

 

簡単に説明させていただきます。

 

関東育ちの20代、理学療法士

 

就職のタイミングで、他県の病院へ就職。

 

そこは小児リハビリテーションに力をいれていて

 

元々、小児リハに興味があった僕が学生実習の時に

 

大変お世話になり、小児リハの楽しさとやりがい

 

それに、難しさも教えて頂いた所。

 

そこで人生の伴侶を見つけ、二人の子供を設け、幸せに暮らしている。

 

 

はずだった。

 

 

結婚当初からすごく気になる事があった。

 

妻が僕に子供の面倒を見させてくれない。

 

「寝かし付けがしたい」

 

「お風呂に一緒に入りたい」

 

「休みの日に公園に遊びに行きたい」

 

すべてが却下だった。

 

結婚生活4年間、何度も何度もお願いしたけど

 

「私の癒しをとらないで」

 

との一点張り。

 

僕は仕方なく、朝食づくりや掃除などの家事をするしかなかった。

 

それが理由で何度も何度も喧嘩したけど、

 

子供達の笑顔のために耐えていた。

 

そんな時、嫁の不貞行為が発覚する。

 

「喧嘩が多かったから?」

 

「僕への愛情が無くなったから?」

 

理由はそんな単純な物ではないらしい。

 

どうやら、結婚する前からずっと、

 

かなりの数の不特定多数の人と関係をもっていたよう。

 

今回の事が発覚するときにたまたま妻の携帯を見てしまった。

 

過去の出来事も全て知った僕は、

 

妻を許すことが出来なかった。

 

「子供を連れて実家に帰ろう」

 

そう考えた僕は、

 

妻に気持ちを伝えた。

 

すると妻は悪びれず、子供を連れて家を出て行った。

 

その後、子供を取り返すべく、弁護士に相談に行ったが、

 

日本の法律では母性が優先される。

 

今まで熱心に看護してきたほうが親権を取ることになると。

 

不貞の証拠も携帯を預かっておいたが、

 

遠隔操作(別の携帯でログインする)で消されてしまった。

 

 

僕は愕然とした。

 

 

子供の看護をしたくなくて

 

して来なかったわけじゃない。

 

いつもの喧嘩が始まると子供達がおびえるから

 

自分が身を引くようにしていただけなのに。

 

嫁は弁護士をたてて、僕に対して

 

「不貞の事実はありません。離婚の原因はあなたが

 

育児に積極的でなかったからです」

 

などという訳のわからない言い分を押し付けてきた。

 

 

結局、僕は子供を連れて帰る事が出来ず、

 

一人だけ傷だらけになって実家に帰ってきた。

 

 

仲の良かった上司や同僚に

 

沢山話を聞いてもらい、

 

沢山支えてもらった。

 

だけど、僕の心の傷が癒えることはなかった。

 

 

子供達に会えなくなることが

 

これほど辛いことだったなんて。

 

想像もしたことなかった。

 

どんな形であれ、

 

子供達の成長を間近で見られたらこんなにつらい気持ちになる事は

 

なかったのかもしれない。

 

全ての事に対してやる気が生まれなかった。

 

あれから半年近く経ち、色々な方に支えられて

 

少しずつ生きる気力が湧いてきた。

 

どんな場所にも、味方はいる。

 

いまだに情けない気持ち、悔しい気持ち、寂しい気持ちでいっぱいだけど、

 

何年かして、子供達が僕を訪ねて来た時、

 

胸を張って名乗れる、かっこいいお父さんになりたい!

 

そう決意して、仕事も再開し、

 

自己成長記録として、

 

このブログを始める事にしました。

 

 

様々な情報を取り入れて、アウトプットして定着して、

 

人として成長してゆきます!

 

同じような境遇の方、

 

それぞれの理由で凹んで立ち上がれない方、

 

 

そんな方達の励ましになったらいいなと思います!

 

根気よく続けてゆきますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

  

自分の弱さを克服するために

最近、自分の精神的な弱さや知識の無さを補いたくて

 

色々な自己啓発本やビジネス本を読んでいる。

 

今日は僕が感銘を受けた書籍の紹介をさせて頂きたいと思います。

 

タイトルは「自己肯定感、持っていますか?」

 

著者は精神科医対人関係療法の第一人者、

 

水島広子先生です。

 

対人関係療法”とは

 

うつなどの精神疾患に対して有用とされる心理療法の一つです。

 

僕は日頃から

 

「自分に自信がない」

 

「自己肯定感が低い」

 

などと思っていました。

 

少しでも改善したいと思い、いくつか関連書籍を読んだこともありますが、

 

どれもピンとくるものがありませんでした。

 

だけど、この本は全く違いました。

 

本屋でこの本をたまたま手に取り、立ち読みしました。

 

ふと気が付くと1時間も時間が経っていました。

 

いつも僕が本を選ぶ時は、

 

色々な方のレビューを見たり、その本が何万部売れているか確認していました。

 

産まれて初めて、内容だけを読み、

 

「今の自分に本当に必要なことが書かれている」

 

と判断して、購入しました。購入した時にはすでに半分は読み終えていましたが。

 

それから、帰宅するとそのままデスクに座りその本を読み始めました。

 

すべての言葉が自分の身体に染み渡るような感覚に陥り、

 

その勢いでそのまま全て読み終えてしまいました。

 

買った本をその日の内に読み切ってしまう事など、

 

元々読書が苦手であった僕には考えられないことでした。

 

それだけ、今の自分には必要な事であったと読み終えた後感じました。

 

他人の評価を調べるのは大事だけど、

 

どんなことも自分の目で見て、

 

自分がどう感じるかを大切にしていかなければならないと

 

改めて感じさせられました。

 

本の内容についてはまた後日、

 

詳しく書かせて頂きたいと思います。

 

ここからやり直そう。

この半年間、本当に色々な事があった。

 

「自分達は大丈夫」

 

そんな慢心があったのかもしれない。

 

大切な子供達から引き離されて、半年近くたった。

 

ショッピングモールで楽しそうに子供を肩車しているお父さん。

 

まだ帰りたくないと床に転がって泣きさけぶ子供。

 

我が子に重なって見えて切なさがこみ上げる。

 

二人とも元気でやっていますか。

 

パパは二人に会えないのが悲しくてたまらなくて、

 

全ての事に対するやる気が無くなってしまっていたけど、

 

いつか二人が大人になって、もしもパパの事を訪ねて来た時に

 

胸を張って名乗れる強くて優しいお父さんでいられるように

 

頑張ります!

 

過去はもうやり直せない。

 

未来はどうなるか分からない。

 

明るい未来のために、”今” に集中して出来ることを一つずつ積み上げていこう。

 

まずは、

①自分の弱さ(精神的)

②知識の無さ

③コミュニケーションスキルの無さ

を改善するために、色んな本や人からインプットして、ここでアウトプットしていこう!