anemone

ぼんやりしたり、うっかりしたり。

がんばれなんて言えないよ

引き続き藤浪選手は今後の処遇が不透明な、壊滅的でもなく極上でもない登板内容が続いている。Metsはこのまま藤浪選手を諦めてしまうのか、それとももう少し猶予を与えてくれるのか。何とかメジャーに上がって、市場に、ショーケースに並んでいただきたいもの。そしてあったかい地域のチームにお買い上げされていただきたいもの。いつも通りネットニュースは気分が悪くなるような見出しで、気持ちが暗くなる。で、またしてもSunoで曲を作る。「がんばれなんて言えない」マスコミの取り上げ方やネットニュースのコメントに対しての気持ち、ストレートに言えば反発をかいそうなことでも、歌詞ならすんなり言ってしまえるぞという作戦。

シンプルな応援歌だったりラブソングだったりはSunoは得意なのだが、こうした応援したいんだけどプレッシャーはかけたくない、みたいな微妙な感情の表出は苦手のようだ。歌詞にハッピーとか幸運とかの言葉があると、曲調をググッと楽しいソングにしてしまうし、漢字の読みが苦手なのも相変わらず。こちら側の問題としては、歌詞にどうしてもくどくど気持ちや説明を書いてしまうこと。↓は生成30曲目くらい、アレンジはグランジ風rockでカッコ良いんだけれど、サビでもたつくメロディ、そして歌詞をなんだか詰め込みすぎ。   歌詞を刈り込んだり全体の構成を変えたり、なんやかんや修正を加えていって結局49曲作成、そのなかで最初にあげたのが一番まとまっているかな、というところ。歌詞が足りなかったのか一番自信ない部分を2回歌っている。Sunoの癖なのか、イントロ作らないせいで時間が余ったりすると長いアウトロをつくる。そしてそこで一旦ブレイクしがち。ま、カッコよくてイイんだけどもね。

ぽせいどんさんが書いてくださった最近の藤浪選手の登板内容についての分析。野球に疎いので、詳しい解説はとってもありがたい。読ませていただくと、そうそう悲観的な状況でもないのか?と希望が湧いてくる。シーズン当初千賀投手かと見まごうフォームで投げていた時、リリース位置がずいぶん高くなったように感じて、もう浮き上がって見える球は捨てたのかと思ったが、そうではないのか。とにかく安定して投げられるようになることを祈るばかり。

 

5月上旬の園芸覚書

連休初日に買っておいた苗を植える。この夏はサントリー外し!と思っていたが、結局サントリーの稼ぎ頭サフィニアのピンクと、いまいちマイナーなエンジェルスイヤリングのピンクオパールを買う。植え付ける前にクリスマスローズ の花たちを切り、葉だけにしていく。割とたくさん咲いたなぁ。来年もまた沢山咲くかしら。しかし地味だ。

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今のベランダの女王様は冬越しのサフィニアイエロー。ピンチもせずにほったらかしだったがもりもり茂ってみっしり咲いている。ガウラもぼちぼち咲いてきた。ガウラ、ずっと茶っぽいカラーリーフかと思ったら、普通に緑になってきたのね。

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先発隊で植えていた苗たちもしっかりしてきており、ぼつぼつ花をつけ出した。PW軍団のスーパーチュニアとスーパーベル。スーパーベルの白地に濃いピンクで真ん中にイエローこの色合いはいいな。夏に暑苦しくないし程よいvividさだ。来年はこれメインでも良いかも。誤算はスーパーチュニアの花の大きさ。案外小さいのなー。スーパーベルとかわらんやん。なので追加で購入のサントリーサフィニアは大輪のピンクにした。

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植えたサフィニアピンクとフクシア。土は国華園の燃えるゴミに出せる土。普通の土とは少し違っており、樹木の繊維質からなるフワフワなので、水やりに気を使う。水をかけた部分から横に広がらずにスッと下に流れていく。気を遣って表面にまんべんなく水をかけてやらないといけない。までもゴミとして出せるってのはホンマに憂鬱から解放されてよい。土って気楽に捨てられないのよー。

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まだまだ咲いているパンジーやらビオラ、やはり独裁者になりきれなくて抜かず置いたまま。今年は花粉の季節は洗濯物を外干しせずに体調をキープしているので、イネ科が終わるまでは物干しスペースが空く。そこに並べて置いている。花粉の季節が一段落する梅雨頃にはホンマに抜かなあかんようになるでしょう。

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たとえばビオラ・パンジーをばすばすっと抜いたとしよう。土が燃やせない普通のものだったなら、再利用しない場合は処分に困る。都市部の公園は整備されてて鉢土をボコっとは捨てられない。これは車に乗って山間部の登山道のはずれにでも行って撒いて、虐殺の証拠隠滅を図らないといけない。怪しいやつになってしまうよねー。パンジーを抜いた鉢には真夏の花を植えよう。定番ポーチュラカはよく日差しに耐えて咲くんだけれども、1日しか花が持たない。その落ちた花がバラバラバラバラベランダに散らかって、ズボラな私は少々難儀した。インパチエンスは好みじゃないし、日々草かな。んんー、今の苗が育って花が咲き出したら、色のバランス見て決めようと思う。

 

中之島の春を愛す

福田平八郎展を見に中之島美術館に行く。出展作の画像はこちらのレポにてどうぞ。

福田平八郎(ふって1字入力するだけで藤浪晋太郎って予測表示するの、どれだけ好きなんだ私、いやホンマに今彼のメンタル面すごい心配してますの。彼のチャレンジを貶めて楽しもうとするメディアや一般人が目立つので自衛のためにシレっとしてますが、この遠巻きでハラハラしてる感じ、辛いわー )の日本画、小さな印刷物でも卓越した構成力デザインセンスは味わえるが、きっと実物に対峙したとき、もっと別の何かが感じられるような予感がする。

共に開催中のモネ展には入場待ちのすごい列ができている。こんなに混雑ではモネの絵を見るのは困難ではないのかな。

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朝イチ少し待って開場、さくさくっと進み後半から気になっていた作品を先に鑑賞。あとでまた最初に戻りゆっくり見ていく。やはり対象を忠実に描き出すところから先に進んだ、抽象性を増した頃がとても素敵だ。

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 水面の輝きを切り取った「漣」はもちろん良いのだけれど、竹の屏風がとても良い!展覧会入り口の看板にもなっていたが、明快な色と構図、力強いけれども軽やかで、なんともスマート。

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これは小さな額装の方だけれど(絵葉書写した)、大きな屏風の方が圧倒的に良い!屏風というアイテムが本来持っている空間の支配力とでもいうようなものから、美的センスでもってその重力を軽くしているような感じ。素敵素敵。

もう一つ好きなのがこの鮎の絵。これはショップで買ったファイル。

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もう抽象表現と言っていい水底の石の上を軽やかに泳ぐ写実的な鮎。いいよねーー。センスの塊。モネの睡蓮はモノの重なりと奥行きとしての池(水中のハス、水面のハス、水面に映る木々)だったがこちらの鮎の絵の水底の石は奥行きを否定する。思えば漣も奥行きの否定だな。水面に当たる光を色でのみ抽出した。そこには深度はない。竹の屏風とこの鮎絵が今回の私のツートップだな。

そうだ、もう一つハートを鷲掴みしたのがこちら「冬日」これも絵葉書。

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正確にいうと寒さでぼってり膨らんでいる鳥さんの、枝にちょこんとつかまっているほっそい爪!

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そうそうそう、この「平八郎」という銘、昭和20年ごろ以降写実から軽やかになっていくあたりから、明朝体からもっと柔らかく変化していって、どんどん可愛らしい文字になっていく。どこかのフォントメーカーさん晩年の平八郎フォント作ってくださーい!あと、現代アメリカ絵画展てのに行かれたようで、マーク・ロスコの絵の模写ってのがあったけれど、それがすっごいぞんざいなのが笑えた!ぼんやりしたマーク・ロスコの絵をもっとぼんやり描く福田平八郎画伯…

先ほどのファイルと絵葉書を何枚か購入して出る。中之島もいい天気で散歩するのに気持ち良い。さすが平日とはいえゴールデンウイーク中、人はたくさん。陸橋でつながっているダイビルもレストランは開店前から人がたくさん並んでいる。豪華なダイビルエントランス周り。

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ぶらぶら歩いて梅田まで戻り、ハービスで牛タン食べて阪神で食パン買って帰る。よく歩いた。楽しゅうございました。

ちゃらんぽらん

「バッド・ジャンキー・ブルース」が好き。サウスのラグタイム風のではなく、ハックルバックのファンキーなのをひとつ。ホント言うともっとテンポの速いRockテイストなカバーがいいんだけどYoutubeで探しきれず。

髪は短くネクタイしめた奴らの言うことは
あてにできない いつの間にか騙されてしまう
バッドジャンキーブルース
いつまでも このままじゃいけない

あいつらの言うことはアテにできない、いつの間にか騙されてしまうって歌っているけれども、どう考えても騙されるよね、これから。ちょっと気弱な感じがまた情けなくてグッとくるところでもあるんだけれど。しかし、このままではいけない!ってことで勝手にアンサーソングを作る。

ちゃらんぽらんで乗りきろう!大事なとこだけは死守して、のらりくらりで行こうぜ! ま、この歌のなかの説教垂れる老人の部類に入りそうな私が言うのもナンなんですが。若い人は若いってだけで素晴らしいのだから、なんとか潰されずにやりたいことやっていって欲しい。普段歌詞には使われない言葉を詰め込んでみようという試み。ちゃらんぽらん、したり顔、のらりくらり、瑣末、お為ごかし、すり寄る,一筋縄。

Suno、すこし慣れたかなと思った頃にちょこちょこ変えてくるので面食らう。前は1日経つと50ポイントまた元に戻る形式で遊べたけれど、今はドカンと500ポイントついてそこから曲作るたびごとにどんどん目減りしていく方式。今300ポイントくらいだがそれがなくなると課金せよと言うことなんかな。ポイントの切れ目が縁の切れ目?あとイントロをなかなか作ってくれないのは変わらず。仕方ないので歌詞前にwoo とかyeah!とか入れておく。今回の場合はIt's not going to be easyというフレーズを入れた。この英語のフレーズを日本語の歌詞に混ぜるってのも元々はあんまり好きでは無いけれど、日本語そんなに得意じゃないAIさんだからか、英語のフレーズがあると妙に安心するらしく、辻褄が合いにくいところをその英語フレーズ使って器用に曲をまとめてくれる。pops、rock、funk、BossaNova作ってみたので、もっと他のジャンルも試してみたいな。

藤浪選手、霧は晴れず。辛い。多分ご本人はもっと辛い。素人では理解し得ない、そして今流行りのいろんな数値では測れない何かがそこにあるんだろうなぁ。ご本人が気持ち良いように投げて欲しい。野球、今は楽しめてないよね。笑顔が早く戻るように願うばかり。

 

新駅見物

金曜日からこちらにきている母、どこかに行きたいとおっしゃる。えー、どこも混雑よ、それにそんなにたくさんは歩けないでしょ、でもみんなウロウロ出歩いてるから私も出歩きたい!んじゃ、新駅の箕面萱野駅のキューズモールまで行ってみますか。私もどんな駅か見たいし。ということで2駅北急に乗っていく。千里中央駅は地下駅だが、箕面萱野駅は高架駅で開放的だ。まっすぐ伸びたホームに電車がスルスル入ると、改めて御堂筋線って車輌を10両連結してて長いなぁと驚嘆する。

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ホームは天井が桟の連なりのようになっており、それが色と高さの違う2種類の茶系素材が使われているため濃淡ができて美しい。その線路側の端に照明が切れ目なく繋がって付いているのがスマートな印象をもたらしている。

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ホーム半分がかっちりした構造物ではなくテント様の膜で屋根を形成しているので、その分軽やかに感じるのか。

おぉ、箕面市にはサントリーがメインスポンサーのプロバレーボールチームがあるのね。吹田市豊中市ガンバ大阪だし、市にプロスポーツチームがあると盛り上がる。

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箕面キューズモールに来たのは随分ぶり、カルフールがあった時は良く来たものだったが、万博にららぽーとができてからはご無沙汰になってしまった。施設の輪郭は大体そのまま、店子はまぁどこでもよく似たもの、無印があってユニクロもあってメガネ屋さんだったりスタバがあったりで。しかし店子が入ってないエリアが大きくあるし、カルフールがあったころよりは勢いを感じない。敷地を横切る川べりが親水公園のようになっているのは相変わらず素敵な部分ではあるのだけれど。

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そうそう、以前はイオンの2階は衣料品とか家庭雑貨の売り場が広がっていたのに、現在は広いフードコートとJoshinになっていた。下着やら靴下が買いたいと思っていたが買えず。千里中央にはデパートはあるが「スーパーの衣料品、寝装品」が買える店がない。万博のららぽーとにもないぞ、箕面キューズモールにも無いとなると、宇野辺のイオンまで行かないとお手軽な「スーパーの衣料品、寝装品」は買えないということか。全く具体的な工事が始まらないH2Oによるセルシー跡再開発、ここにできる商業施設にはイズミヤあたり入れていただいて、衣料品や寝装品フロアも作ってくださいませ。いつになるかわからんが。

 

これを読むと、箕面萱野駅よりも、一つ前の箕面船場阪大前駅の方が見応えがありそうだ。また今度。

Paint It Black !

藤浪選手を、そして自分を元気づけたくて絵を描く。やたら時間がかかるメゾチント方式はちょっと置いといて、気持ちのままにわっしゃーっと画像を黒く塗っていく。プロポーションをちょこちょこ触って、んー、やってるうちに切り絵みたいにしたいなという気持ちから変化して、これはメゾチント方式の影響かしらね、無い方が暑苦しくなくて良いかもと思うところを消していく。

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文言を入れたいがために絵を描いてるようなモンですわ。背番号19は、もしか別のチームに行くとしたら違う数字になるのかな。藤浪選手、自分を信じて 自分が気持ち良いように投げてください!投げ続けていれば道は必ずや開けることでしょう。🎵土砂降りの雨もいつか上がる、雲が切れて青空!青空!(ジャマーバンド All-Right)

 

オーパッキャマラド Au pas, camarade

もう何だかよくわからないくらい、今朝の藤浪選手の投球内容が悪い。ストライクが入らない。イップスを研究してきはった人が渡米され、色々とアドバイスなりトレーニング方法なりを伝授してくださったようなのだが、それがまだ身についていないのか、あるいは不要なアドバイスだったのか、外部&シロートの身では計りかねるが、彼のメンタルは大丈夫なんだろうかと心配してしまうくらいの酷さだ。すべてがうまく噛み合ってないようだ。昨年の今頃はどんどん投げることで都度マイナーチェンジをし、その結果好転していったように感じたけど、今のずっと裏で練習を続けごくたまに実戦で成果を試すやり方は、彼に合っているんだろうか。

何かしら壮大な実験の途中経過を見ているのだと思いたい。そういえば、和歌山で民間ロケットが打ち上げ失敗した際の識者のコメントで、「民間ロケットは大体3回くらいは失敗するモンなんだからガタガタ言わんでよろしい(意訳)」ってのがあって、そうなんやーと妙に感心したことがある。そのくらいの受け止めでおりたいもの。でないとこちらのハートが持たないよ。yahooは嬉々としてこのゲロを見よ的な記事をチョイスして載せ、我が意を得たりと嗜虐性を遺憾無く発揮したコメントで溢れかえるのだろう。自衛させていただきます。クラリネットは壊れちゃいない。ただ吹き方をミスっているだけなんだ。

それにしてもMets、フォーム改良で藤浪選手をここまで混迷させているのだから、責任はきちっと取ってください。目処が立たないうちに途中で放り出すなんてことはしないでくださいね。自慢のラボ作ったから僕がもっと良くしてあげる!と繊細な機械をバラバラにしておいて、やっぱムリだったわーって捨ててしまう、そんな悲しいことは絶対にしないでくださいね。(お金持ちはやりかねん?)

可愛い歌を作った。雨の日の朝の歌。うれしい人も苦しい人も、みんな傘をさして冷たい雨から身を守る。そうやって目的に向かって、自分のリズムとテンポで歩いていきましょう。ね、藤浪晋太郎さん。