クロ。7
オレのココ、カッコイイだろ。
黒猫だし、髭もシャキーンと決まってる。
あ、半分しか見えてないけど?どした?オレの髭…。編集し過ぎ…。
眼は、眼光鋭くって感じだろ、決まってる〜。
睨み合いは負けねぇぜ。
カラスも追っ払える。
それは大袈裟だな。
クラッキングしても窓が閉まってるから、カラスには聞こえねぇんだった。
ここだけの話、ビビリだから追っ払えないけどな。
でもな、
ニャオ〜ンと鳴けば、オヤツがもらえるぜ。ちょろいもんよ。
でもな、
オヤツをご飯と認識してるけどな。
「ご飯?」という言葉はわかる。
オレにとってはそれがオヤツなのに、違うのを入れるんだよ、チッ。
それじゃねーよ。
あっちの小さい瓶のやつ!それそれ!
違う!そっち!
わかってねーな。プイ。
アレ、美味しいんだよな〜、もっと沢山くれればいいのに、パラパラと入れるだけだからな〜。ガツガツ食いたいっつーの。
そうそう!それ!
わかってるじゃーん。オレのご飯。
クロ。6
ここだけの話、俺はビビリ。
大きい音、大声、掃除機、雷嫌い。
飼い主ママさんの大きな声もダメ。
アイツよく「わぁー!」とか言う。
ビクッとするぜ。
やめてほしーよなー。
うるせー。
でも、何かあったらマズイと思って、ママさんをチラ見に行く。
偉いだろ!
でもまた「わっ❗️」と驚くからビクッとしちゃう。
俺は繊細な猫。
クロ。5
毛が抜けるぜー。
でもブラッシングするなよー。
オレは自分で整えるぜー。
触るなー。
触るなー。
ブラッシングが嫌いな猫。
コームも、ブラシも、グローブ型も全て嫌い。
威嚇します。
オイオイ、何年君を飼ってるんだ。
良い加減慣れなさい。
ブラッシングすると、噛まれる。
でもね、たくさん食べちゃうと吐き戻ししちゃうじゃん、苦しいでしょ?
取れるなら取った方がいいよ!
バサッと抜けて、体の上に乗ってても気にしない猫。
掃除前はふわらふわら〜と毛束が揺れてる。
クロ。3
オレは繊細な保護猫。
大きな音は嫌い。
掃除機かけないでくれ。
掃除ロボは走らせるな。
オレのコレクションの毛束を吸い込んでいく掃除機、そして掃除ロボよ。邪魔するな。
あれは、部屋のインテリアだぜ。
ふわふわしてて映えるだろ。
それからもう一つ。
ドライヤーは大事に使え!オレの猫パンチで叩き潰す!
繊細な猫は、とってもビビり。
物が落ちる音。
びっくりしてあげた声。
雷。
ゴミ箱を持って運んでると、猛ダッシュ。
洗濯物BOXを運んでいると、逃げていく。
アイロン台、ミシン、カゴ、荷物の入ったエコバッグ、傘、トレー、大きいお皿…。
雷が鳴った時は、ソファの下に避難。体が大きいから、ソファと床に挟まれてた。
あ、ブラッシングのブラシには威嚇するぜ。
手袋タイプ、櫛タイプ、もうやらないでくれ。オレの猫パンチではたき落としてやる!
つづく
クロ。
オレは保護猫らしい。
知らない間にここに来た。
誰の猫でもなかったようで、
この家にいた。
とでも言ってるような顔。
新居に引っ越して2ヶ月、旦那さんが拾ってきました…(´⊙ω⊙`)
『家が傷だらけになるだろー。』(心の声)
子猫がいたお宅におじさんがいたらしく、「いらないなら、ここ乗せて。」とちりとりを出された…と。
『この後の状況は…?この猫はどうなる??』
と思った旦那さんは連れて帰ろうとと。
警察、飼い猫なのか?と調べ、何も反応がなかったという事で、我が家へ迎え入れました。
動物病院に行き、検査をし、猫風邪をひいてたのでお薬をもらい、看病しながら過ごしました。
子供のトイレに手がかからなくなったのに…、私、働こうと思ってたのに…。
まだ乳飲み子、生後2週間くらいとのこと、猫用ミルク🍼を2、3時間おきに与える状態、排泄もやらないといけない子猫。
可愛い、とても可愛い、ですが…、命あるものを飼う責任は重い…。
そして飼ってから子供が猫アレルギーだったと分かり…あはは。
元々犬アレルギーがあったので、疲れていたら触らないと言う約束で飼うことを継続。
共存の道を選んだ。
猫について何も知らないので、本を読んだり、調べたり。
赤ちゃんを育てるってホント大変ね( ;∀;)
しかも喋れない、ニャーニャーしか言わない。
つづく