才能
カードのような厚手の紙に印刷されていてとても捨てにくい美容室のフライヤー。
ある美容室の店長さんによると、お客さんが絵が好きだっていうからじゃあうちの店の広告用に絵を描いてよって言ったら描いてきたのでフライヤーにしたところそれが評判を呼び、一躍人気のイラストレーターになったそう。お店には大きなキャンバスに描かれた絵が飾ってあってオーラがすごかった。
今も東京で活躍中のごようす。http://www.d-cord.com/masami/masami.html
ずいぶん前のだけど絵が気に入ったのでずっと持ってた。もうオンラインでいつでも見れるし、捨てる。
エトランジェ ディ コスタリカのカレンダーは2000年代前半のデザインが好きだった。
etrangerdicostaricaのカレンダーが大好きで、2001年から3〜4年くらい毎年買いつづけた。
ホワイトベースに波のような文様がしいてあってその上に太く黒々としたフォントで数字が並び、漢字、英語、フランス語が並び、単語間にスペースをいれない長いアルファベットの文字列が並び、休日のマスは弓道の的を連想させるデザインになっていて無国籍な雰囲気だけど日本ぽい不思議な感じのするカレンダー。同じものが毎年発売されていたので安心していたのにある年そのカレンダーが店頭からこつ然と消えてしまった。代わりに登場したのは外枠はそのままだけど1月がオレンジ色で毎月色が変わるカラフルなデザイン。
釈然としないまま買った年もあるけど、前のデザインの不思議な世界観は消え失せていて、わくわく感が足りない。でも新しい年を迎えるために来年用のカレンダーを買った。たまってた古いデザインのカレンダーずっと持ってたけど、捨てることにした。
燃えないゴミの日だ!
燃えないゴミの日の袋にいっぱいいろいろ詰め込んで捨てた。
・妹からもらった中古トースター:トーストが半分しか焦げ色つかない。
・アイロン:壊れてないけど古すぎてナイロン製の衣類とか溶けてた。
・ミルミキサー:引き出物のカタログもらったやつ、壊れてないけど使い道なかった。
・省エネ電球型蛍光灯と照明器具:省エネ電球ではなの頃買ったやつで電気つけても暗く、電気つけてるのに電気つけようとしたことある。
明るくなるまでものすごい時間かかる。壊れてないので捨てられなかった。
・スープ皿二枚:百均で買ったばかりのスープ皿2枚、安いのに形がよくてとてもお気に入りだったのにかけててしまった。
・包丁二本:百均で昔買った包丁は切れが悪いので安全ということでキャンプとかにも持って行ってた。でも食材を切るというより潰すに近い。
・鍋の蓋:ぼこぼこになったフライパン用のマルチカバー、ハンドルのネジがゆるんでぐらぐらしてたのでネジを締めたらカバー本体の金属部分の穴がネジより大きくなって取っ手つけられなくなった。
・マーブルコートの剥げたフライパン:4年近く前にセットで買ったマーブルコートのティファールもどきフライパンの一番大きいやつ、内側のコーティングが剝げ、外側の底の金属もボロボロ朽ちてきてる。
・スピーカーとアンプのコード:その昔持ってたステレオとデッキ、アンプ、大きなソニーの木製スピーカーをつないでいたコード。スピーカー捨てるときも辛かったけどコード捨てるのも辛い。
・割れたコップ:コンランショップで買ったやたらガラスの薄いタンブラー。好みのグラスから割れていく。
・入れるとヒューズ飛ぶクッキングヒーター:妹に誕生日プレゼントにもらったポータブルIHクッキングヒーターを、クイックラジエンドのコンロの上に置いて何年も自炊してた。
今回捨てるのは2台目のクッキングヒーター。この度不動産屋がやっとビルトインタイプのIHクッキングヒーターにしてくれたのと時を同じくして壊れた。
壊れてない物を捨てるのは生まれて初めてかもしれない。
でも新しい生活のために捨てる。
古本を売ることにした。
今日は、かねてから整理していた古本を
古本屋さんに買い取りに来てもらうことになった!
衣装ケースのフタが閉まらないくらいの本がある。楽しみ。
ついさっき、想像してた古本屋さんとまったくイメージの違う
ショートカットのきれいな女の人が本の査定にやってきて、
89冊を1700円で買い取って帰って行った。
折れや汚れで値段がつかないと言われた本もザッと見6〜7冊くらいあって
こちらで無料処分してもいいですよといわれたのでひきとっていただいた。
本は買った瞬間市場での価値が下がるんだなとつくづく思う。
持ってる方が価値ある感じがする。
悩んだけれど売った本の中にまだまったく読んでなかった
「恐るべきさぬきうどん」全5巻や、かつては笑い転げた「宝島バウシックス」初版などがあった。
ホイチョイプロダクションの「東京いい店やれる店」初版は売らなかった。