ベストチャート10 feat.2020
“ Monster / 藤原さくら ”
新アルバム「SUPERMARKET」発売にあたって先行配信された曲。ファレル・ウィリアムズ“happy”が元になった曲らしいけどサンプリングに近い。MVもどことなく似てる。でも謳ってることは真逆という。藤原さくらの新境地。
“ Teeneger Forever / King Gnu ”
ずっとライブでは披露してて、それを温めて続けて満を持して今年ようやくリリース。
このいなたいテンポもビートもリリックも、そしてMVも全部、一瞬で駆け抜けていってしまう青春を表してるんだと思う。10代ってのは大人になってから一番思い出すから、Teeneger Foreverなんじゃないかな。
Aメロ、Bメロ、サビ...全部テンポが激しく変わる。こんな転調でも違和感のない繋ぎで名曲に成してしまう津野米咲の才能に惚れる。
この曲は聴いてもらったほうが早いと思います。
“ Prover / milet ”
多幸感という言葉が一番合う曲だと思います。
多幸感は「満足感・幸福感」などはもちろんあるけど、「辛辣・軽蔑」なども含めての言葉だと思う。蔑むことがあるからこそ幸福が生まれるのであって。だからこの曲からは悲しい感情も聴きとれるのかなと思います。
“ 折り合い / 星野源 ”
このジャケット今年で一番好き。
これは星野源初のDTMだそう(めちゃくちゃ良い!!) 恋とかSUNとかのポップアップな曲もいいけど、こういうヒップホップ寄りな曲のほうが星野源の良さは出てるのかなって思う。
“ 感電 / 米津玄師 ”
みんな大好き米津玄師。俺はこの曲で初めて米津玄師の良さが分かりました、。
米津玄師の良さってメロディーラインよりもリリック、歌詞にあると思っていて。文学的でとっても知的な歌詞書くよねこの人。でも多分、今この人が売れてるのはそこじゃなくてメロディーなんだと思う。日本人がどれだけメロディーでしか聴いていないのかっていうのは香水で分かったはず。(悲しいがな我々は)
"肺に睡蓮 遠くのサイレン 響き合う境界線" ここのリリックとドラムがめちゃくちゃ好き。
“ サントラ / Creepy Nuts × 菅田将暉 ”
オールナイトニッポンのコラボから約1年を経てようやっとリリースされたリスナー待望のコラボ曲。でも中々再生数が伸びなくて、全国1億人の菅田将暉ファンはどこにいったんだと話題になってた。
ラッパーという職業と俳優っていう職業を交互に謳っていって重ね合わせて、菅田ターンのサビでは駆け抜ける疾走感で本質を謳っている。
"夢なんて見なけりゃ苦しまない
それでもこうしてもがいて行くしか無い"
ここ、パンチライン。
“ yumeutsutsu / 赤い公園 ”
新生・赤い公園初のフルアルバムにして今年のベストアルバム「THE PARK」の大トリを飾った1曲。赤い公園のこれからを見るような、疾走感と情熱溢れる名曲。
"いこうぜ/美しい絶景の新世界/圧巻の近未来"
圧巻の近未来、’赤の近未来‘に聞こえなくもない。
赤い目で血を滾らせてる赤い公園がそこにはいたんだという悲しい夢現(ゆめうつつ)になってしまった。
“ RUN A WAY / m-flo loves chelmico ”
きたきた、待ってましたm-floとのコラボ。歌詞通り、とてもが付くほどドープ。それと歴史に残るノリ。
"世界一周到着マイアミ/ルノアール、それともcozy corner?/こちとら昭和のマドンナ"
ここのライムが最高。
“ anima / DAOKO ”
シーンが目まぐるしく変わっていく感じ。DAOKOの才能が爆発してる。気持ちのいいリリック、ライム。ひと昔前の、ラップで勝負していくDAOKOが戻ってきたような。
新アルバム「anima」の2曲目に収録されてるんですが、1曲目「VOICE」からの流れがたまらなく好きです。
ほか、
Route 246 / 乃木坂46
chiffon girl feat.Pecori / 赤い公園
KILT OF MANTRA / 赤い公園
ジェニーハイウォッシュ / ジェニーハイ
隕石 / ももすももす
Fly with me / millennium parade
死にたい夜に限って / アイナ・ジ・エンド
砂漠のきみへ / 羊文学
Laughter / official髭男dism
Wake Me Up / フレデリック
Super good / 藤原さくら
生きるをする / マカロニえんぴつ
1997 / リーガルリリー
この辺も入れたかった。
良いお年を。