サッカーで紡ぐ歴史

コンサドーレを中心に過去のワールドカップなど色々書きます。誰も気に留めないようなことを覚えていたりします笑。

対戦相手に潜む元コンサドーレの選手たち(2020シーズン版)

今シーズン対戦するJ1チームに在籍している元札幌戦士たちを紹介します!

対象は一度でも札幌の在籍したことのある選手(ユース除く)で、現在J1のチームに在籍している選手・監督・コーチにします。ユースの監督などは含みません。

 

横浜Fマリノス

・DF前貴之(2011~2014、2015~2016)

荒野達と札幌ユースの黄金時代を築いた選手。2017年に山口へ移籍してからは着実に力を付けていき、とうとうJ1クラブ!しかも昨年王者のマリノスに移籍しました!札幌相手には活躍してほしくないですが期待してます。

 

 

鹿島アントラーズ

・DF奈良竜樹(2011~2014)

荒野、前兄弟たちと札幌ユースの黄金時代を築いた選手。札幌在籍時からフィジカルが凄く強くて2012年の磐田との開幕戦で日本代表前田を完璧に封じたときは磐田サポも「コイツ何者だ?」と思ったことでしょう。2016シーズンからは川崎へ移籍し、すっかりJ1の常連選手って感じになりました。2020シーズンから鹿島へ移籍しました。

 

・GKコーチ 佐藤洋平(1999~2003)

1999年に鹿島から移籍してくると守護神として活躍。2000年のJ2優勝・J1昇格は佐藤洋平なしでは語れません。2003年の途中に磐田へ移籍しました。

 

 

セレッソ大阪

・FW都倉賢(2014~2018)

J2時代の札幌に加入するとフィジカルの強さを活かしてゴールを量産。2016年シーズンはチームトップの19得点でJ2優勝に貢献。J1へと舞台を移した2017シーズンもフィジカルの強さは通用し残留に貢献。2018年シーズンはアディショナルタイムでのゴールを量産し、札幌のJ1での最高順位4位の原動力となりました。2019シーズンはまさかのセレッソ大阪への移籍が発表され、札幌サポーターは衝撃を受けます。セレッソ大阪では怪我でほとんど試合に出ずに終わってしまいましたが、今シーズンはついに札幌に来るか??

 

 

サンフレッチェ広島

・GK林卓人(2005~2007)

札幌に移籍してきたときはとても楽しみでしたが、あまり活躍できずに去ってしましました。その後は仙台で活躍し、札幌サポーターは複雑な心境だったのではないでしょうか。Jリーグ初出場は2002年最終節の札幌戦です(曽田がハットトリックした試合です)。

 

・DF櫛引一紀(2011~2016)

室蘭大谷高校より札幌に加入。2017年に名古屋へ期限付き移籍し、J1昇格に貢献。その後名古屋に完全移籍しましたが、大物DFの加入により徐々に出場機会が減り2019年シーズン途中に大宮へ期限付き移籍。再びJ2となりましたが、2020シーズンから広島への完全移籍が決まり再びJ1へ!

 

  

ヴィッセル神戸

・MF西大伍(2006~2009)

札幌ユース出身。鹿島のレギュラーで日本代表にも選ばれました。まさかここまで出世するとは思いませんでしたね。札幌時代は可愛いイメージでしたが今はすっかりダンディーに。長年在籍した鹿島を離れ、昨シーズン神戸へ移籍。

 

 

ベガルタ仙台

・監督 木山隆之(1998)

1998シーズンにガンバ大阪から札幌移籍し、背番号5で16試合に出場しています。シーズン終了後に札幌から戦力外通告を受け引退しますが、1999年シーズン途中に水戸に加入し現役復帰。2002年までプレーした後は指導者の道に進みます。

 

・DF平岡康裕(2008)

清水から期限付きで移籍してきました。札幌では14試合に出場も残念ながらJ2降格が決定し、清水に戻りました。その後2016シーズンからは仙台でプレーしています。

 

・MF兵藤慎剛(2017~2018)

運動量があり得点感覚もあるMF。2017年にマリノスからJ1残留を目標とする札幌に移籍し、残留の原動力となりました。2018年シーズンは出場機会が減り、2019年シーズンは出場機会を求めて仙台へ移籍しました。

 

・MF中原彰吾(2013~2016)

 札幌ユース出身。視野の広さとパスセンスが売りで2017シーズンにガンバ大阪へ期限付き移籍すると宮本監督に見出され、J1の試合に出場するなど急成長を遂げます。2018シーズンはJ1初挑戦の長崎の一員として躍進を支えました。2019シーズンは満を持して札幌に復帰しましたが怪我もあり殆ど出場できずにシーズン途中で仙台へ完全移籍。仙台でも出場は1試合に留まっており、2020シーズンの復活に期待しています。

 

 

 サガン鳥栖

・コーチ 菊地直哉(2016~2018)

2016年シーズン途中に鳥栖より期限付き移籍で加入しました。移籍直後にもかかわらずスタメンで出場し、安定したプレーと技術の高さを魅せてくれました。五輪代表もA代表の経験もあり、2016シーズンJ1優勝に貢献しました。その後J1の舞台では怪我もあり徐々に出場機会が減り、2019シーズンに福岡へ移籍し、そのシーズンを最後に引退しました。

 

 

湘南ベルマーレ

・MF岩崎悠人(2019)

2019シーズンにJ2の京都から札幌へ完全移籍しました。東京五輪の日本代表でもありましたが、スタメンを勝ち取ることは出来ず2020シーズンから湘南へ期限付き移籍しました!

 

 

柏レイソル

・DF山下達也(2011)

2011年シーズンセレッソ大阪より移籍してきた山下はシーズンを通じて大きく成長し、札幌のになくてはならない存在となりました。山下がいなければ間違えなく昇格できなかったでしょう。2012年シーズンを戦う上で山下はDFの中心として構想され、本人も意気込んでいましたが突然セレッソ大阪への移籍が発表されます。ブログでの発言も相まって札幌サポーターの憎しみ、恨みを爆発させ、以降の札幌との試合のではボールを持つたびに大ブーイングを受けるハメに・・。2019シーズン途中に長年所属していたセレッソ大阪から柏への完全移籍が発表され驚きました。前ほどブーイングは少なくなってきていますが、開幕戦!どうなるでしょう?笑

 

 

横浜FC

・コーチ 古川毅(1997~2002)

1997シーズンに大塚製薬から田渕と共に加入したDF。「先生」と呼ばれており、常に落ち着いた表情でプレーしていた印象です。2003シーズンから2年間山形でプレーして現役引退。その後は指導者の道に進み、2009年から2011年は札幌の育成部に所属していました。

 

以上です!

 

 

 

 

 

北海道コンサドーレ札幌 2020年シーズンへ 移籍・補強情報まとめ(2月10日現在)

 

毎年恒例の移籍情報まとめです!

おそらくもう動きは無いかと思いますので現時点の移籍・補強情報をまとめました! 

 

OUT

・FW岩崎悠人(湘南へ期限付き移籍)

 

 

 期限付き移籍中

・DF中村桐耶(Honda FCへ育成型期限付き移籍中➔移籍期間延長)

 

 

IN

・FWドウグラス・オリベイラ(ルヴェルデンセ(ブラジル)より期限付き移籍)

・MF田中駿汰(大阪体育大学より新加入)

・MF金子拓郎(日本大学より新加入)

・MF高嶺朋樹(筑波大学より新加入)

・GKカウィン・タンマサッチャーナン(OHルーヴェン(ベルギー)より期限付き移籍)

 期限付き移籍中

・MFルーカス・フェルナンデス(フルミネンセよりビトーリアへ期限付き移籍中➔フルミネンセより札幌へ期限付き移籍➔札幌へ完全移籍)

・GK菅野孝憲(京都より期限付き移籍中➔札幌へ完全移籍)

 

 

少なっ!!

まずはOUTですが、なんと岩崎悠人選手1人だけです!!

岩崎選手以外は全員契約を更新したということです!

今までこんなことがあったでしょうか?いや、無いでしょうね。

これはJリーグ全体としても驚きのニュースでした!

さて、岩崎選手は京都から完全移籍で加入しましたが、前線の選手層の厚さの前になかなか出場機会に恵まれませんでした・・。出場機会を求めての期限付き移籍ですが、これは岩崎選手本人としても正しい判断かと思います。

 Honda FCへ育成型期限付き移籍中の中村桐耶選手は期間延長となりました。成長して戻ってきてほしいですね。

 

 

 

それではIN情報です!

今回はOUTが少ないのでINも例年と比べてかなり少ないです!

まずは大卒の3人!!

田中駿汰選手!金子拓郎選手!高嶺朋樹選手!

田中選手は既に日本代表の経験もあるという即戦力です!

金子選手は一応新加入ですが昨シーズンから特別指定選手としてリーグ戦に出場しており、Jリーグには慣れたもんです!笑

高嶺選手は札幌ユース出身です!期待しましょう!

 

 

そして前触れもなく突然加入の発表があったドウグラス・オリベイラ選手!

188㎝88kgという恵まれた体格からどのようなプレーを魅せるのか楽しみです!

 

さらにタイ代表のGKカウィン・タンマサッチャーナン選手が期限付き移籍で加入!

こちらは札幌の第3GKである阿波加選手が長期的な怪我をしてしまったことによる補強です。クラブ・代表で共に控えGKではあるものの実力者であることは間違いなし!

コンサドーレに日本・韓国国籍以外のGKってディド以来じゃないですかね?GK争いも面白くなってきそうですね~

 

そのほか期限付きで加入していたルーカス・フェルナンデス選手が完全移籍!またルーカス選手の魅せるプレーを生で観れますよ!

そしてついに菅野孝憲選手が完全移籍しました!

 

菅野選手がベンチにいるだけで違いますよね~

 

さてさて、例年移籍情報に驚かされますが、今回は移籍の少なさに驚かされましたね。

これだけ選手が残ってくれるというのは選手がやりがいを感じているということで良いクラブの証拠ですね!

 

 

今回の補強・残留に尽力された三上GMを含めたコンサドーレスタッフの皆様!ありがとうございました!

 

 

 

夢のスコアはなぜ生まれたのか?(1998W杯 オランダvs韓国)

「夢のスコア」、略して「夢スコ」という言葉をSNSでよく見かけますよね?

5-0の試合のことを指すのですが、由来を知っている人は意外と少ないのではないかと思います。

 

 

夢のスコアって?

実は夢のスコアの誕生には韓国が関わっており、ワールドカップでの出来事です。

結論を言うとと1998年のフランスワールドカップで韓国がオランダに5-0で敗れました。その時に韓国人がネット上で3-0や4-0と比べて5-0は天と地の差があり、「夢のスコア」であると自虐的に言ったとか。そしてそれがネット経由で日本に伝わったとか。

「夢のスコア」という言葉は韓国のネット上で誕生したのか日本に伝わった際に(2chとかで)そう訳されたのか、この辺の経緯がいまいちよく分かりませんが、当時ネットをしている人はそこまで多くないですしそれが現代まで伝承されたことが凄いですよね笑。

 

とまあ、「夢のスコア」という言葉の由来はもはや当事者に聞かないとわからないのですが、今回はその由来となった試合を紹介します!

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1998年フランスワールドカップのグループステージ第2戦!

その前に、両国のサッカーの歴史や、どういう思いでフランス大会、そしてグループステージ第2戦を迎えたのか知っておきましょう!

 

オランダサッカーの歴史(〜1998)

オランダは1970年代にトータルフットボールで一世を風靡し、1974、1978と2大会連続で準優勝します。しかし、その後1982、1986と2大会連続でW杯出場を逃しました。

1988年のユーロで優勝し、国際舞台に戻ったオランダはフリット、ライカールト、ファン・バステンのオランダトリオを要して1990年のイタリア大会に臨みましたが決勝トーナメントの1回戦で優勝した西ドイツに破れました。

1994年のアメリカ大会では準々決勝で優勝したブラジルに惜敗。

1998年のフランス大会はシード国として大会に臨みます。当然優勝を狙っていました。

 

韓国サッカーの歴史(〜1998)

韓国は1954年のW杯に初出場。1986年のメキシコW杯からは連続で出場しており、アジアの中では抜きん出た強さを誇っていました。

1994年のアメリカ大会では強豪のドイツ、スペインと同組となりましたが、初戦のスペイン戦は終了間際の同点ゴールで引き分けます。第2戦は南米のボリビア相手にスコアレスドロー。最終戦では前回優勝のドイツ相手に3点ビハインドの状態から2点を返す検討を見せました。

1勝1分1敗で決勝トーナメント進出を狙っていた韓国にとってはボリビアに勝てなかったのが想定外でした。

しかし、アメリカの猛暑も手伝ったとはいえドイツとスペインに善戦したことから世界との差は確実に無くなっており、韓国国民は4年後のフランス大会での躍進を疑いませんでした。

1998アジア最終予選でも圧倒的な強さで早々にワールドカップ出場を決めました。

 

フランス大会開幕後のオランダ

シード国(ポット1)として参加したオランダは優勝候補でしたが、初戦は守りを固めたベルギー相手にまさかのスコアレスドロー。

しかもその試合でFWのクライファートが相手選手への肘打ちで退場処分となり、3試合の出場停止が下されました。

韓国戦に勝たなければグループステージ敗退も有り得る状況となりました。

 

フランス大会開幕後の韓国

悲願の1勝と決勝トーナメント進出を狙う韓国は初戦でメキシコと対決。前半ハソクジュのFKが相手に当たって入るラッキーな先制点でしたがその直後にハソクジュが危険なタックルで一発退場となります。前半はリードして折り返すも後半崩れて3失点を喫し、メキシコに敗れます。この初戦逆転負けは2006W杯での日本にちょっと被りますね。それと同じぐらい韓国は絶望的だったと思いますが、次はさらなる強豪オランダ。敗れるとグループステージ敗退が決まってしまう状況となりました。

 

試合

1998年6月20日 グループステージE組第2戦。

会場はマルセイユのスタッド・ヴェロドローム。観客55,000人の7割近くはオランダサポーターでした。

両チーム先発メンバー

 まずはオランダです。

Embed from Getty Images
GK 1 Edwin van der Sar
DF 3 Jaap Stam
DF 4 Frank de Boer (c)
DF 5 Arthur Numan 
MF 6 Wim Jonk
MF 7 Ronald de Boer 
FW 8 Dennis Bergkamp 
MF 11 Phillip Cocu
MF 14 Marc Overmars
MF 16 Edgar Davids
MF 20 Aron Winter
Manager:Guus Hiddink

 

初戦から先発メンバー3人を入れ替えましたが、見ての通り凄いメンバーです。

故障していたベルカンプが今大会初の先発です。

監督は4年後韓国代表監督となるフース・ヒディンクです。

 

続いて韓国です。
GK 1 Kim Byung-Ji
MF 2 Choi Sung-Yong
DF 4 Choi Young-Il (c)
DF 5 Lee Min-Sung
DF 6 Yoo Sang-Chul
MF 7 Kim Do-Keun
FW 9 Kim Do-Hoon
FW 10 Choi Yong-Soo
FW 11 Seo Jung-Won
MF 15 Lee Sang-Yoon
DF 20 Hong Myung-Bo
Manager:Cha Bum-Kun

 

Jリーグでも活躍していた選手も多くいますね。

故障していたエースのチェヨンスが今大会初の先発です。

 

ちなみにこの試合の韓国は2ndユニフォームで上から青ー白ー青です。

韓国が青いユニフォームを着ているのはなかなか珍しいですよね。

この試合オランダは1stユニフォームで橙ー白ー橙ですが、橙が淡色とも判断できるので大丈夫ですがどちらもパンツが白なので、現代だと厳しい組み合わせかもしれませんね笑。オランダもこの大会の2ndは青なのでどうしようもなかったのでしょうがせめて韓国のパンツを青にするべきだったのではと思います。

 

話がそれましたが試合を振り返ります! 

前半

試合は立ち上がりからオランダが主導権を握り、何度もゴールに迫ります。

 

しかし最初の決定機は韓国。8分にチェヨンスのヒールパスを絡めたダイレクトパスを2本続け、キムドフンが強烈なシュートを打ちますがサイドネット。韓国のスピードある攻撃でした。

 

オランダは両サイドをワイドに使った攻撃を仕掛けます。左サイドがヌマンとオーフェルマルス、右サイドはウィンターとRデブールです。

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左サイドのオーフェルマルスはヨハン・クライフの背番号14番を受け継いだ選手ですが、韓国はオーフェルマルスのスピードについていけません。

 

16分には右アタッキングサードでベルカンプの変態キープと鬼フィジカルで韓国DFが簡単に跳ね返されます。ペナルティエリアに入ったベルカンプからパスを受けたヨンクの強烈シュートはキムビョンジがなんとか弾きます。


ベルカンプの変態キープ Dennis Bergkamp HENTAI keep the ball.

この動画はそのときのベルカンプの変態キープなのですが、笑ってしまうほど意味不明ですよね。

 

20分あたりからオランダの波状攻撃が続きます。

最終ラインのFデブールやスタムからベルカンプなど前線の選手に楔がどんどん入ります。

韓国のDFラインはどんどん下がってしまいますが、下がりすぎると23分のようなダビッツの強烈ミドルシュートが待っています。

パスが面白いように回り、ずっと韓国陣内でサッカーをするオランダ。韓国はギリギリのところでなんとか持ち堪えます。

当時アジアの中では圧倒的なフィジカルとスピードを誇っていた韓国でしたがオランダはさらに数段上をいっていました。

 

26分。韓国が久しぶりに獲得したFK。狙うにはかなりの距離ですがチェヨンスがロべカル並みの助走をとり狙う雰囲気を出します。が、遅延行為でイエローカードを提示されます笑。結局シュートは外れます。  

 

30分頃からは韓国も盛り返し、何度かチャンスを作ります。

36分にはソジョンウォンがDFと上手く入れ替わりGKと一対一になろうかというシーンでしたがダビッツが驚異的な速さで戻り、クリアされます。

この大会ダビッツのこういうシーンは多くありました。

 

37分。Rデブールのパスを受けたベルカンプからコクにボールが渡る。

ベルカンプの動きも相まって一瞬シュートコースを空けてしまった韓国DF陣。

つかさずコクが振りの早いシュート!

韓国GKのキムビョンジが一歩も動けないシュートが突き刺さりオランダついに先制。

 

40分。韓国は右サイドPAわずか外でFKを獲得します。何としても同点にしたい韓国はDF2人を残してゴール前に入ります。しかし、簡単にクリアされ、ボールがベルカンプに渡ってしまいます。一度は韓国DFがカットしますが上がって来ていたヨンクにボールを奪われてオランダのカウンター。3対2の状況から左に開いたオーフェルマルスに渡る。切り返しで韓国DFを振り切りニアサイドにぶち込む。オランダ2点目。

韓国にとっては重すぎる失点…

 

そして前半終了。

前半はオランダサポーターの大合唱が響き渡り、韓国は完全アウェイの状態でした。韓国に対するオランダサポーターのブーイングも激しく、特にGKキムビョンジのゴールキックの際は早く蹴るようブーイングが常に浴びせられました。それでもキムビョンジは逆にキックフェイントをみせてオランダサポーターの火に油を注いでいたので強心臓です。

前半のシュートはオランダ10に対し韓国5でした。

 

後半

後半もオランダが攻めまくります。ベルカンプやダビッツのシュートをGKのキムビョンジがなんとか防ぎます。

 

59分。チェヨンスがワンツーから抜けてシュート打ちますがファンデルサールが飛び出してブロック!

韓国はこの試合初の枠内シュートでした。

 

その後オランダの鬼のようなパス回しからのシュートを浴び続ける韓国。オランダの選手は恐ろしいほどピッチ全体を見れていて且つ正確な早いパスを出すのでどうしようもできない韓国。

 

69分。韓国最大のチャンス。キムドフンがオランダDFの裏をかいたパスをソジョンウォンに出します。2006年ドイツワールドカップの玉田のゴールシーンに凄く似てます!GKと一対一でしたが角度が無く外してしまいます!

 

その直後、ウィンターのボールをペナルティアークで受けたベルカンプ!最初は韓国DFに潰されたように見えましたがすぐに反転しゴール方向を向きます!そして1秒間に3回ボールをタッチするという変態技でキムテヨンかわし、最後は右のアウトサイドでゴールに流し込みます!まさにベルカンプ!

これはとても有名なゴールなのですが何度見てもシビレます笑。

 

3点差となった韓国はとにかく点を取りに行こうと前線のソジョンウォンにボールを蹴り出します。

しかし、オランダのプレスも早いためフィニッシュまで行けず、逆にカウンターから決定機も作られてしまう状況となりました。

 

78分。オランダはベルカンプに替えて長身のファンホーイドンクを投入します。いきなりゴール前のFKを蹴らせて試合に馴染ませます。

その1分後に自陣でボールを持ったRデブールからファンホーイドンクへロングパスが渡り、左サイドに開いたオーフェルマルスへ預けます。オーフェルマルスのクロスにゴール前に入っていたファンホーイドンクがお手本のような叩きつけるヘディングでゴール。

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韓国のDFは3枚いましたが、Rデブールから始まったあっという間の展開に混乱状態で誰も競ることが出来ず呆然と立ち尽くしていました。

 

81分に韓国は途中出場の19歳イドンゴクがミドルシュートで一瞬だけオランダを驚かします。

 

83分。ヨンクのパスを受けたRデブールが簡単にDFを交わしてゴール。5点目。

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6点目を狙うオランダに対して韓国も得点を狙いますがオランダのパス回しで体力を消耗しきっていた韓国はもう限界でした。

 

勝利を確信したオランダサポーターの大合唱の中試合終了。

こうして「夢のスコア」は生まれました。

事故の5失点ではなく、なるべくしてなった5失点ですね。

 

フランス大会3戦目以降のオランダ

韓国に圧勝したことで得失点差で首位に立ったオランダはグループステージの最終戦で勝点で並ぶメキシコと対戦しました。前半は圧倒的な内容で2点取ったオランダでしたが後半途中からメキシコに流れがいき、アディショナルタイムにまさかの同点ゴールを許して試合終了。得失点差でなんとか首位突破でしたが納得のいくグループステージではなかったでしょう。

決勝トーナメント1回戦ではアディショナルタイムのダビッツのゴールでユーゴスラビアに辛勝。

準々決勝はアルゼンチンとの名勝負!前半にお互い1点ずつ決め、後半はお互い1人ずつ退場者を出します!最後はアディショナルタイムのベルカンプのビューティフルゴールでアルゼンチンを撃破します。

準決勝のブラジル戦でもブラジル相手にボールを支配する展開で互角に渡り合いました。PK戦の末敗れましたが、大会一の好試合でした。

3位決定戦では圧倒的に試合を支配し、クロアチアの倍以上のシュートを打ちましたが敗れてしまいました。結果4位でしたが、オランダのサッカーは世界中のサッカーファンを虜にし、今でも根強い人気を誇っています。

 

フランス大会3戦目以降の韓国

オランダに大敗し、決勝トーナメント進出の夢が絶たれた韓国は大会期間中にも関わらず監督のチャボングンを更迭しました。最終戦のベルギー戦では先制されますが同点として引き分けに持ち込みました。全敗は免れたものの、縮まっていたはずの世界との差がこんなにもまだ開いていたのかと認識しました。韓国国民は4年後の自国開催を不安視しました。

 

4年後の2002年には立場が逆転

韓国は自国開催の2002年日韓ワールドカップでヒディンク監督のもと、悲願の初勝利をあげ、ポルトガル、イタリア、スペインといった強豪国を次々と破りベスト4に進出します。

一方のオランダは4年前のメンバーが更に成長し、ワールドカップ出場は確実視されていました。しかし、ヨーロッパ予選で同組となったポルトガルとアイルランドに1勝も出来ずにグループ3位…ワールドカップに出場できませんでした。

当時は今以上にオランダサポーターが日本にいたと思われますが、オランダの予選敗退は衝撃的で相当絶望したと思います。

今でも2002年にオランダが出場していればもっと面白い大会になったと思っています。

 

最後に

4年前ボコボコにされた韓国が4年後ワールドカップでベスト4。

4年前ボコボコにしてベスト4だったオランダが4年後ワールドカップに出場出来なかった。

わからないものですねサッカーは・・

 

 

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ルヴァンカップ準優勝について

軽い感じでちょこっと書きます。

もう決勝戦から1週間経ちますが未だにふわふわした感じでyoutubeの動画を見まくっています。

 

直接埼玉には行けないことはわかっていましたが、決勝進出が決まってからずっと頭の中でざわざわしていました。リーグ戦の方は上位争いから落ちていましたがルヴァンカップは初タイトルがかかっているのでメディアもこぞって取り上げてTwitterでも初めての決勝戦に誰もが遠足前の小学生みたいな笑?そんな感じでしたよね。

 

でもキャプテンの宮澤が出場できないという情報が出たときはショックでした。

さらに台風の影響で飛行機の欠航が発生。しかしすぐさま別の方法で埼玉までの移動手段を確保するサポーターは凄いし諦めていたサポーターにも影響を及ぼせる現代のSNS時代は凄い。と傍から見て思ってました。

 

決勝戦は地上波で放送するのでもちろん録画しました。当日にBSでも放送することに気が付いて念のためこちらも録画しました。結果的にこれが大正解でした(地上波の録画はPK戦の途中で切れていました・・同じ現象で最後まで録画できなかった人がちらほらいたらしいです。)

 

・・・・ 

アウェイにも関わらず札幌サポーターの声量は凄いという声をよく聞きます。その中でも「行け札幌!!」から始まるスティングはコアなJリーグ好きなら知っている人は多いはずです。

しかし!今回の決勝戦では日本中に改めてその凄さを知らしめました!

 

 

これ凄くないですか??

ちょうど場内が静寂だったということも相まって突如埼玉スタジアムに雷が落とされたぐらいの衝撃で川崎サポも思わず拍手したとの事です。

誇らしいですね~

 

 画像

コレオグラフィーは期待していましたが期待通りでした。札幌のコレオはレベル高い!

中立の地での決勝戦というのは良いですよね~何より緩衝帯が無いというのが素晴らしい!

 
PK戦の末負けてしまいましたが、前後半の90分と延長の30分の合わせて120分の間に本当に色々なことが起きて「勝ったな」「負けたかな」などの感情が何度も訪れる凄い試合でした。

 

来年こそタイトル!

以上!

お久しぶりです!

皆さんお久しぶりです!

今シーズンに入ってから色々忙しくてブログの更新を全くしていませんでした!

観戦試合数も激減して、今シーズンは5試合くらい?しか観に行っていません。

ホームの試合は行こうと思えば行ける試合がほとんどでしたが疲れていて行けず・・、ただ、神戸戦や浦和戦は行かないと駄目な試合だと体が勝手に動いて観に行きました笑。

神戸戦は逆転勝利だったので印象に残っていて進藤のオーバーヘッドゴールは凄くアツかったです!!

 

さて、今回久しぶりにブログ更新したのは北海道コンサドーレ札幌がYBCルヴァンカップの決勝に進出したからです!!

!!!

ブログ更新久しぶり過ぎて文字大きくするやり方とか忘れてました笑。

忘れないように最低月1ぐらいで更新はしたいと思います~

 

さあ26日川崎と決勝ですよ!!

こんな日が来るとは思ってもいませんでした!

ガンバとの準決勝の2ndレグは観に行ったんですが、決勝は残念ながら行けません!

行く方は私の分というか行けない人の分まで応援してください!

埼スタの北ゴール裏が札幌なのですがどれくらい埋まるのか楽しみですね~

タイトル欲しいですね!!

 

では

 

 

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対戦相手に潜む元コンサドーレの選手たち(2019シーズン版)

昨年に引き続き、今シーズン対戦するJ1チームに在籍している元札幌戦士たちを紹介します!

対象は一度でも札幌の在籍したことのある選手(ユース除く)で、現在J1のチームに在籍している選手・監督・コーチにします。ユースの監督などは含みません。

 

 

川崎フロンターレ

・DF奈良竜樹(2011~2014)

札幌ユース出身。2012年の磐田との開幕戦で日本代表前田を完璧に封じたときは磐田サポも「コイツ何者だ?」と思ったことでしょう。さらなる大物になってほしいですね!

 

 

サンフレッチェ広島

・GK林卓人(2005~2007)

札幌に移籍してきたときはとても楽しみでしたが、あまり活躍できずに去ってしましました。その後は仙台で活躍し、札幌サポーターは複雑な心境だったのではないでしょうか。Jリーグ初出場は2002年最終節の札幌戦です(曽田がハットトリックした試合)。

 

 

鹿島アントラーズ

・GKコーチ 佐藤洋平(1999~2003)

1999年に鹿島から移籍してくると守護神として活躍。2000年のJ2優勝・J1昇格は佐藤洋平なしでは語れません。2003年の途中に磐田へ移籍しました。

 

 

セレッソ大阪

・DF山下達也(2011)

C大阪より移籍してきた山下は2011年シーズンを通じて大きく成長し、札幌のDFになくてはならない存在となりました。山下がいなければ間違えなく昇格できなかったでしょう。札幌サポーターに今一番ブーイングされる選手です。

 

・FW都倉賢(2014~2018)

J2時代の札幌に加入するとフィジカルの強さを活かしてゴールを量産。2016年シーズンはチームトップの19得点でJ1優勝に貢献。J1へと舞台を移した2017シーズンもフィジカルの強さは通用し残留に貢献。2018年シーズンはアディショナルタイムでのゴールを量産し、札幌のJ1での最高順位4位の原動力となった。

 

 

ガンバ大阪

・MF今野泰幸(2001~2003)

東北高校から練習生として参加していた今野を当時の岡田監督が獲得。2001年の東京V戦で怪我のビジュに代わり先発出場!そのデビュー戦でいきなりアシストを記録!その後はJ1へ移籍し、日本代表としてW杯に2度出場!

 

 

ヴィッセル神戸

・MF西大伍(2006~2009)

札幌ユース出身。鹿島のレギュラーで日本代表にも選ばれました。まさかここまで出世するとは思いませんでしたね。札幌時代は可愛いイメージでしたが今はすっかりダンディーに。長年在籍した鹿島を離れ、今シーズンからは神戸の一員に。

 

 

ベガルタ仙台

・監督 渡辺晋(1996)

1996年に駒澤大学から入団し、リーグ戦8試合出場1得点を記録しています。

 

・DF平岡康裕(2008)

清水から期限付きで移籍してきました。札幌では14試合に出場も残念ながらJ2降格が決定し、清水に戻りました。

 

・MF兵藤慎剛(2017~2018)

2017年にマリノスからJ1残留を目標とする札幌に移籍し、残留の原動力となりました。2018年シーズンは出場機会が減り、2019年シーズンは出場機会を求めて仙台へ移籍しました。

 

 

横浜Fマリノス

・MF三好康児(2018)

2018年川崎より期限付き移籍で加入。独特のドリブルで数多くのチャンスを演出し、札幌の快進撃を支えました。終盤戦にはゴールも決め、札幌サポーターに惜しまれつつも札幌を退団しました。東京五輪を目指す日本代表にも選出されています。

 

 

名古屋フランパス

・DF櫛引一紀(2011~2017)

室蘭大谷高校より札幌に加入。2017年に名古屋へ期限付き移籍し、今季は完全移籍しました。スタメンを勝ち取れるのか期待しています。

 

 

以上です!

 

 

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NHKサッカー実況者列伝!(第4回 佐塚元章アナウンサー)

 

 

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佐塚元章アナウンサーとは


佐塚元章(さづかもとあき)アナウンサーは1951年静岡県出身です。1973年にNHK入局し、スポーツ中継など担当していました。
入局直後から高校野球の実況等を担当しています。サッカーの実況はいつ頃担当していたかはっきりとは分かりませんが、1990年のイタリア大会の実況を担当しているのでこの前後かと思われます。

 

1990 イタリアワールドカップ

GSの8試合 決勝トーナメント1回戦のアイルランドvsルーマニア、カメルーンvsコロンビア、準々決勝のアルゼンチンvsユーゴスラビアを担当し、内2試合はPK戦での決着となりました。GSの西ドイツvsコロンビアではバルデラマのスルーパスからリンコンが決めるという有名なシーンをスタジアムの熱狂をそのまま実況で伝えました。


・アイルランド、シーディ。シーディ。右に振った。さあこれはチャンスだ!シュート!ゴールキーパー!!ナイスセーブ!ナイスセーブ!

(GSアイルランドvsエジプト)


・1対1になって、すっかり試合のペースがスローダウン。・・試合に見切りをつけて早めに席を立ったファンが見受けられます笑。

(GSオランダvsアイルランド)


・ヘッディングイギータ!キックイギータ!

(GSユーゴスラビアvsコロンビア)

 

・シュート!決まったー!!ゴーール!!後半43分!リトバルスキーの左足決まった!

(GS西ドイツvsコロンビア)

 

・逆襲コロンビア。ハーフウェイライン突破バルデラマ。バルデラマリンコン。勝負したいバルデラマ!さあ通った!リンコンだ!シュートっ!!ゴォオオオーール!!どうてーーん!!どうてーーん!!インジュリータイムに入って、コロンビア同点に追いついた1対1ー!リンコンのシュート!同点シュート!奇跡の同点コロンビア!

(GS西ドイツvsコロンビア)

 

・さあミラだ!かわした!シュートイギータの体制!決まった!

(決勝T1回戦カメルーンvsコロンビア)


・ゴールキーパールング。これが決まればアイルランドの勝利。決まったあ!PK戦でアイルランド初のベスト8!

(決勝T1回戦アイルランドvsルーマニア)


・ストイコビッチ。ストイコビッチかわした!さあこれは個人技だ!折り返す!ワントラップ!シュートは出来ませーーん!!

(準々決勝アルゼンチンvsユーゴスラビア)


・やはり出てきました。ストイコビッチ。フリーキッカーの名手がまず、ユーゴスラビア。得意は右足・・決めた!おお?!これは?跳ね返っている!これは決まっていない!バーに当たって跳ね返った!名手ストイコビッチが外しました!

(準々決勝アルゼンチンvsユーゴスラビア)


・マラドーナ登場。アルゼンチンの3人目。2対1。3人目になりますマラドーナ、左足アーッ!!マラドーナ、どうした!PKを落としました!

(準々決勝アルゼンチンvsユーゴスラビア)


・アッ!これも落とした!トログリオ落とした!マラドーナに続いてトログリオ落とした!

(準々決勝アルゼンチンvsユーゴスラビア)


・ブルのビッチです。アっとこれも落としました!これも決まらない!4人終わって2対2!

(準々決勝アルゼンチンvsユーゴスラビア)


・今度はリベロのハジベギッチ、ここで落としますとアルゼンチンの勝ち。そのまま入りますとさらにサドンデスのPK戦に入ります。ハジベギッチ、アーーッ!!!この瞬間アルゼンチン準決勝進出!!

(準々決勝アルゼンチンvsユーゴスラビア)

 

 

最後に

佐塚元章アナウンサーの実況を紹介します。

・マラドーナ登場。アルゼンチンの3人目。2対1。3人目になりますマラドーナ、左足アーッ!!マラドーナ、どうした!PKを落としました!

(準々決勝アルゼンチンvsユーゴスラビア)

 イタリア大会では地元イタリア人からブーイングが酷かったマラドーナがPKキッカーとして登場。直前にユーゴスラビアの10番ストイコビッチもPKを外しており、この試合のPK戦はワールドカップ史上初めて5人もPKを失敗しました。佐塚アナもPK戦の恐ろしさを思い知ったでしょう。

 

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北海道コンサドーレ札幌 2019年シーズンへ 移籍・補強情報まとめ(2月2日現在)

1月4日に契約合意選手が一斉に発表され、1月12日にキックオフイベントが行われました。

 

これをもってひとまず補強は終了したことになりますので現時点の移籍・補強情報をまとめました!

不明部分は??にしていますので、判明次第更新していきます。

 

 

OUT

・FW都倉賢(C大阪へ完全移籍)

・FW宮吉拓実(京都へ完全移籍)

・FW内村圭宏(契約満了➔トライアウト参加➔今治へ移籍)

・MF兵藤慎剛(仙台へ完全移籍)

・MF稲本潤一(契約満了➔相模原へ移籍)

・DF河合竜二(契約満了➔現役引退➔札幌フロント入り(CRC就任))

・DF菊地直哉(契約満了➔福岡へ移籍)

・DF田中雄大(契約満了➔トライアウト参加➔秋田へ移籍)

 期限付き移籍中

・FW金園英学(甲府へ期限付き移籍中➔甲府へ完全移籍)

・FWジュリーニョ(山口へ期限付き移籍中➔山口・札幌双方より契約満了➔アヴァイFCへ移籍)

・MF三好康児(川崎より期限付き移籍中➔期限付き移籍期間満了➔川崎から横浜FMへ期限付き移籍)

・MF前寛之(水戸へ期限付き移籍中➔水戸へ完全移籍)

・DF横山知伸(熊本へ期限付き移籍中➔熊本・札幌双方より契約満了➔トライアウト参加➔治療中)

・DF永坂勇人(水戸へ期限付き移籍中➔水戸・札幌双方より契約満了➔??)

 

  

IN

・FWアンデルソン・ロペス(トンビンセよりFCソウルへ期限付き移籍中➔トンビンセより札幌へ完全移籍)

・FW鈴木武蔵(長崎より完全移籍)

・FW岩崎悠人(京都より完全移籍)

・MF檀崎竜孔(青森山田高等学校より新加入)

・MFルーカス・フェルナンデス(フルミネンセよりビトーリアへ期限付き移籍中➔フルミネンセより札幌へ期限付き移籍)

・MF中野嘉大(仙台より完全移籍)

・DF中村桐耶(札幌ユースより昇格)

 期限付き移籍中

・MFチャナティップ(ムアントン・ユナイテッドFCより期限付き移籍中➔札幌へ完全移籍)

・MF駒井善成(浦和より期限付き移籍中➔札幌へ完全移籍)

・MF中原彰吾(長崎へ期限付き移籍中➔期限付き移籍期間満了につき札幌に復帰)

・GK菅野孝憲(京都より期限付き移籍中➔期限付き移籍期間延長)

 

 

まずはOUTですが、リーグ最終戦の翌日に一気に契約満了選手のリリースがされました。

長年チームを支えた河合、内村、そして稲本、菊地、横山、田中、ジュリーニョ、永坂が契約満了となりました。

まだ全員の去就が決まっていませんので早く決まって欲しいですね!

 

川崎から期限付き移籍していた三好は期間満了で川崎に戻ることになりました(その後横浜FMへ期限付き移籍)。

札幌は将来を見据えて期間延長ではなく完全移籍を打診しましたが上手くいきませんでした。

1年間でしたが三好のプレーは常にワクワクしました!

 

そして一番の衝撃はチームの顔である都倉がC大阪へ移籍したことです。

C大阪の杉本が浦和へ移籍したことによる玉突き移籍でした。

最初にメディアで発表されたときは半信半疑でしたが、あれよあれよと話が進んでいき、気付いたらC大阪への移籍が決まってしましました。

とても悲しいですが都倉が決めた事ですし、サッカー選手として限られた時間なので都倉の決断は尊重します!

都倉の今までの貢献には感謝しています。

 

宮吉が京都へ、兵藤が仙台へそれぞれ完全移籍。

兵藤の移籍は事前にメディアから漏れにず突然の公式リリースでしたので驚きました。

兵藤がいなければ2017年シーズンの残留はあり得なかったので感謝しています。

 

2018年シーズン途中で札幌から他チームへ期限付き移籍した横山とジュリーニョは共に契約満了となりました。

また、記載していませんが2018年シーズン途中(8月30日)に契約解除となり、その後新潟に移籍(9月11日)したヘイスはシーズン終了後に新潟を契約満了となりました。

さすがにパウロンはもう札幌に保有権無さそうなので載せませんでした笑

 

 

 

それではIN情報です!

J2の京都より東京五輪代表の岩崎悠人を完全移籍で獲得!

三好や菅と共に東京五輪を目指している日本代表なので期待大です!

 

そして長崎より鈴木武蔵を完全移籍で獲得!

身体能力に優れ、リオ五輪に出場しましたがその後Jリーグで伸び悩んでいた印象でした。

しかし、昨年J1の長崎でキャリアハイの2桁得点!

鈴木武蔵は以前やべっちFCのデジっちでAKB48や高田社長の物真似をしていました。

荒野並みに面白い感じでしたのでムードメーカーとしての役割にも期待です!笑

 

さらに元広島のアンデルソン・ロペスを獲得!

シュート力凄くてスピードが速くて、都倉以上?に筋肉モリモリで、しかも25歳と意外と若いので可能性の塊です笑。

ピッチ上で暴れてほしいですね!

広島時代はJ1で2桁得もとってます。

 

仙台からは中野嘉大を完全移籍で獲得!左サイドですので菅と切磋琢磨して欲しいですね!

ルーカス・フェルナンデスはブラジル1部でバリバリやっていましたので即戦力でしょう!動画見る限り期待大です!

ユースから昇格する中村桐耶と青森山田高校から加入する檀崎竜孔はいきなりリーグ戦は難しいと思うのでまずは練習やカップ戦で結果を残してほしいですね!

将来の札幌を背負う男です!

 

そして忘れてはいけないのがチャナティップ駒井善成の完全移籍!

菅野孝憲は期限付き移籍期間延長!

これは大きい!

中原彰吾は期限付き移籍期間満了で札幌に戻ってきました! 

G大阪、長崎とJ1の舞台で通用していたので凄く楽しみです。

 

 

コーチ陣は特に変更ありません。

ブラジル人選手が加入したので鈴木ウリセス通訳が暇じゃなくなりますね笑。

年始にSTVラジオやっていた特番に出演していたウリセスさん凄く面白かったですよね!

 

さてさて、昨年も素晴らしい補強でしたが今回はさらに上をいく素晴らしい補強です!

岩崎や鈴木武蔵は強豪チームと競合の上で獲得しているので札幌のチームとしての魅力が高まっているということでしょう!

中野も仙台の主力ともいえるような選手が札幌に来てくれるなんてとにかく凄いですよ今回の補強!

 

昨年に続いては若い世代の補強がされました!

今回はベテラン選手が多く抜けたので平均年齢がさらに下がりました。

 

今回の補強・残留に尽力された野々村社長や三上GMを含めたコンサドーレスタッフの皆様!ありがとうございました!

 

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4位!(2018J1第34節 北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島)

 

先週のアウェイ磐田戦は相手のオウンゴールと三好の素晴らしいミドルシュートで勝利しました!

 

この勝利により札幌の4位以上が確定!

そして広島が負けたので最終節で広島に勝てば3位以上が決まることになりました!

2位の鹿島の結果次第では2位浮上も考えられるシチュエーションに!

 

凄くないですか?笑

舞台整い過ぎですよね笑

ACLはもちろん2位と4位では賞金額が7億ほど違うので北海道コンサドーレ札幌の歴史上最大の一戦と言っても過言ではありません!

 

Twitterでは都倉広報担当の影響で「行くぞACL!!!」をアカウント名につける人が続出!笑

 

これにより最終戦のチケットが売れるわ売れるわで前売りでなんと3万4千枚超え!

 

 

■試合当日

雪でしたがそんなの関係なく凄い行列!

 

 

12時前からアカデミーのOB戦が行われました。

 

13時頃からは大森健作さんとアップダウンによるスタジアムTVがありました。

そこで流れた2つの映像が

凄く良かった。

 

その後の大森健作さんの言葉も

凄く良かった。

 


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磐田戦で出した「攻めて攻めて攻めて・・」の弾幕が出ていました。
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広島サポーターも声出てましたね

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札幌サポーターも気合十分。ゴール裏の人たちは赤黒の風船を振っていました。
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【札幌スタメン】GKソンユン、DF進藤、宮澤、福森、MF早坂、荒野、深井、菅、三好、チャナティップ、FWジェイ

【札幌サブ】GK菅野、DFミンテ、石川、MF白井、兵藤、FW宮吉、都倉

 

【広島スタメン】GK林、DF野上、千葉、佐々木、MF青山、森崎、柏、馬渡、柴崎、川辺、FWティーラシン

【広島サブ】GK中林、DF和田、水本、MF稲垣、東、FW渡、パトリック

  

駒井がベンチ外…

数日前から体調不良で出場できない説がありました。スタメン発表後駒井はTwitterで扁桃炎で40℃超えの熱が出てるとツイートしていました。

ジェイも出れるか不安視されていましたが無事スタメンに名を連ねました。

 

そして審判アセッサー?が岡田正義さんとなっていてあの岡田正義さん?( ゜o゜)ってなりました。

 

■試合

札幌2-2広島

(札幌ドーム)

14,250人

 

3'チャナティップ

21'ジェイ

39'馬渡

51'柴崎

 

開始早々の3分!三好、荒野とワンタッチで繋ぎ、ジェイが体を入れてチャナがシュート!

あっさり先制!

 

さらに21分。福森のロングパスにチャナ反応しますが相手GK林が飛び出してクリア!

そのボールを拾ったジェイがそこからロングシュート!

フワッと浮いたボールはそのままゴールに!!

凄い!

2年連続で最終節にスーパーゴール!

2-0!勝てる!

 

しかし39分。広島の馬渡に決められて1点差。

さらに50分に柴崎のヘディングゴールで同点に…

 

その後都倉、ミンテ、白井と投入して猛攻!

しかし決まらない。 

広島も途中から入ったパトリックを前線に残してパワーで押し込んできます。

お互いの意地と意地がぶつかり合うような展開でしたが 試合終了!

届かなかった…ACL

 

■試合後

試合後はサンクスセレモニー

スタジアムDJのグッチさんが司会を務めます。

 

アカデミー紹介

トップチームが入場

Jリーグ通算出場記録の紹介

宮澤キャプテンからの挨拶

サンクスウォーク

 

あれ?野々村社長の挨拶は?笑

 
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その間に来シーズンのユニフォームが発表されました。

 

一周後に無事に社長の挨拶はありました。

サプライズ発言はありませんでしたが良いこと言ってましたね。

その後は今シーズンの戦いを振り返る映像がスクリーンで流れました。

アディショナルタイムの得点が多かったなぁと改めて感じる内容でした。

映像は都倉が主役でしたね!

 
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そんな感じです!

2位になれなかったのは悔しいですが今シーズンは凄く楽しかったです!

また来年ですね!

 

 

 

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2018北海道コンサドーレ札幌オフィシャルトレーディングカードを開封!

さて、昨シーズンに引き続き北海道コンサドーレ札幌のオフィシャルトレーディングカードを購入しました。

 

今シーズンはホームの柏戦で先行販売され、その後9月ごろに一般販売されました。

今年は2BOX買おうと意気込んで大丸に行きましたがBOXで販売されていなかったので一番抜かれてるパックの少ない18パックのものを購入しました!

 

1BOX20パックなので2パックだけ既に買われていることになります!

これで直筆サインカード入ってなかったら泣きますね笑

抜かれていた2パックに直筆サインカードが入っていたパターンです。

 

 
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箱は開封済みでこんな感じです。

 
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 収録カードは以下の通り

【レギュラーカード】

■レギュラーカード32種

■マスコットカード1種

■コンサドールズカード1種

■ニューカマーカード6種

■ゴールゲッターカード8種

■タフスタッフカード2種

【スペシャルインサートカード】

■直筆サインカード10種

 

昨シーズンとの違いは「プレイングタイムベスト11カード」が無くなり、「ニューカマーカード」「タフスタッフカード」が追加されたことです。

ニューカマーは駒井や三好といった新加入の選手たちです!

タフスタッフは試合に連続出場している選手でクソンユンと進藤の2選手のみです!

直筆サインカードは都倉、チャナティップ、駒井といった主力10選手のものです。

残念だったのはジェイのサインカードが収録されていなかったことです。

Jリーグオフィシャルトレーディングカードの方でもジェイのサインカードは収録されていないので今のところジェイの札幌でのサインカードは存在していません!( ノД`)

 

それでは開封しましょう!!

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ドン!

色々出てきました!

マスコットカードのドーレ君が可愛いですね。

昨年のもそうでしたがレギュラーカードはパラレルバージョンもあります!

 

そして気になる直筆サインカードは…?

 

無事に出ました!!

 

 

 

 

 
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札幌のエースストライカー!!

都倉賢!!!

 

 

これは嬉しい\(^^)/

 

 

今シーズンはサイン部分のシールがシルバーになりました(去年はゴールドでした)。

デザイン以外では特に昨シーズンのものと違いはありませんね。

?/40などのシリアルナンバーはありませんが直筆サインカードは40枚限定らしいです。

去年ブログでシリアルナンバーが無いので何枚限定なのか不明と書きましたが今までのも40枚限定かと思います。

 

では!

来年こそは2BOX買おうと思います。

 

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