担当アイドルのことをどう思っていますか?
担当アイドルとの向き合い方は人それぞれあると思いますが、私は担当アイドルのことをわが娘のように思っています。杏奈のことはそういう意味で愛しています。かわいくてしょうがない。
昨年6月にウェディングドレス衣装のイラストが登場したときも、イラスト内で隣にいたのはPでしたが、将来はどこの馬の骨ともわからん別の男が杏奈の隣にいるんだろうなーということを想像していました。でもそれは仕方ないし納得してるんです。
でも、でもですよ。
まだ杏奈は14歳なので恋愛は早いと思うんです。今のところコミュでも恋愛にはほとんど触れてないし、まだまだ興味を持たないでいてほしい。
LTDシリーズで成長Chu→LOVER!!が発表されたとき、「ヤダ~~~!」って思いました。
曲はすっごくいいけどヤダ!うちの杏奈にはまだ恋愛の曲はまだ早い!ダメ!
そういったわけで杏奈にラブソングを歌わせるのに拒否感があったので、なんとか自分を納得させるために成長Chu→LOVER!!について考えた結果をこれから紹介します。
結論から言うと、ラブソングじゃない派の解釈寄りなんですが、アンケを取ったら「ラブソングじゃない」が多数派だったのでそういう人は読んでもあまり面白くないかもです。ご容赦ください。
ラブソング派の人もそれなりにいたし、担当アイドルの楽曲じゃないとなかなか歌詞をじっくり読まなかったりするので、そういう人にはこういう解釈もあるんだなーと思ってもらえれば嬉しいです。
アンケお願いします。結果次第でブログ書くかもしれないです。
— くっきい (@CookieProducer) 2024年4月30日
成長Chu→LOVER!!は
ラブソングは恋愛だけじゃない
結論から書くと、私は「成長Chu→LOVER!!はラブソングといえばラブソングだし、ラブソングじゃないといえばラブソングじゃない」と思っています1。というのも、ラブソングの定義によるのかなと思います。
この曲がリリースされてからしばらくは歌詞をあまりちゃんと読んでなかったので、「ラブした~い」とか出てくるからラブソングなのかなーと単純に考えていました。
その当時どうだったかは忘れましたが、どこかのサイトで成長Chu→LOVER!!はラブソングと紹介されていたのかもしれません。現にピクシブ百科事典ではそう紹介されています。
成長Chu→LOVER!! (せいちょうちゅーらばー)とは【ピクシブ百科事典】
そういった理由から、成長Chu→LOVER!!は「ラブソング」という固定観念がありました。
いつだったかは忘れましたが、『3月のライオン』の羽海野チカ先生がTwitterかなにかに投稿していた内容でそれまでの固定観念が大きく変わることとなりました。
『3月のライオン』の帯には「羽海野チカが描く、河の流れのように進む優しいラブストーリーです。」とあるのですが、それについて羽海野先生がラブストーリーは恋愛だけを指すものではありません的なことを補足していたと記憶しています。(間違っていたらすみません)
言われてみれば、たしかに家族愛や人情みたいなものも「愛」だよなと気づきました。
そういった愛を描いたものをラブストーリーと呼ぶのなら、ラブソングだって恋愛に限定しなくていいんじゃないか!?
自分の中でラブソング=恋愛の歌という図式が崩れた瞬間でした。
成長Chu→LOVER!!はラブソングかもしれないけど、必ずしも男女の恋愛のことをテーマにした曲ではないのかもしれない。そういった視点で歌詞を読んでみることにしました。
成長Chu→LOVER!!の歌詞について
望月杏奈(夏川椎菜)×七尾百合子(伊藤美来) 成長Chu→LOVER!! 歌詞&動画視聴 - 歌ネット
恋愛をテーマにした曲じゃないラブソング、ということを踏まえるとあとはもう歌詞を見たまんま、という感じですが、かいつまんで説明します。
まずは登場人物について、
エンピツで書いた「待ち合わせは、屋上でね」
返事のかわりに消したラクガキ
なんかちょっとね ヒミツみたい…!
2番の冒頭、どこかにエンピツでラクガキをして待ち合わせをしている様子が見られます。同じクラスだったら待ち合わせなどしなくても良いし、教室が近ければ直接会いに行けば良いので、ある程度教室が離れた人を呼び出していそうです。学年が違うのかもしれません。おや、そういえば杏奈と百合子も学年が違いますね…
お揃いスカートで 駆け抜けたら
この歌詞から待ち合わせをしている二人がおそらく女子生徒であることがわかります。
前の段の話もありますし、そもそもあんゆりのデュエット曲なので杏奈と百合子と考えてよいでしょう。「みんなそんなことわかっとるわい」と思ってますよね。すみません。一応ね。
次にラブの対象について考えます。
Love it! (Yes!) Love it! (Yes!)
Love it! (Yes!) All for love!
ここは後ろにくるReally? と合わせて、杏奈と百合子のハンドルネーム(杏奈=vivid_rabbit, 百合子=lilyknight)をもじった箇所になりますが、Loveのあとの目的語がitになっています。himやherではないため、Loveの対象は人物ではなく物であると推測できます。
今日はどんなドキドキを味見しよう
恋話もしちゃう?キュンキュン鳴って So, Dance!
2番の冒頭のフレーズですが、この2人は日頃から色々な"ドキドキ"を味わっていることがわかります。このドキドキは次の行で出てくる恋話のように、"キュンキュン鳴るもの"を指しています。1番で言えば、「新作アイスのキャラメル味」やお互いに教えあった「大好き」や「タイセツ」がそれに当たります。
あまり論理的な回答ではありませんが、私はこれがラブの対象だと思っています。思春期に様々な「大好き」や「タイセツ」に出会って心をときめかせる少女たち。この曲の冒頭の歌詞はそんな物や出来事に対しての「恋してたい…もっと!」なのではないでしょうか。
だから私の解釈では、ラブソングを恋愛をテーマにした曲とするなら成長Chu→LOVER!!はラブソングじゃないし、物事への恋(ときめき)もラブソングの対象とするなら成長Chu→LOVER!!はラブソングという結論になりました。
終わりに
思えばHappy Darlingの歌詞の解釈について考えたのも同じ理由からでした。まだまだ杏奈には恋愛に興味を持たないでほしいなあ、5曲目のソロもそういう感じで頼むわ、という気持ちです。
つってもNO CURRY NO LIFEが逃れようがないぐらい恋愛の歌なのでもう手遅れ2ですけどね…。