cotomotoca 繊細な森の中へ

日々、ものを作り感覚に触れる『うつくしさ』に思うことを綴っています。

新しい美しさの波紋

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先日お届けしたピンクのバラのカップ&ソーサー。
とっても嬉しい感想を贈っていただきました。

モノを通してスピリットにつながること、
あ〜、わたしのしていることはそういうことなのねって、
嬉しくって心がわなわなと震えました。

でもそれって、しようとしてなされる訳じゃない。
わたしが私でなくなることなんだ。

ここにシェアすることをご承諾くださったので、
ご紹介しますね。

たくさんの愛を込めて、心から深く感謝します。
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土って生き物なんですよね。
そう気づいたのはモコさんの作品に触れたついさっきの事です。
わたしにとっては大きな気づきで、
そしてその様な気持ちにさせてくれたモコさんの器には、
静かだけれど確かな息遣いが感じられるんです。

バラのカップはとても柔らかい薄ピンクがとても美しいです。
釉薬によってこんなに印象がかわるんだなぁと、二つを見ながら思いました。
タイプの違う女の子を見ているような(笑)
内側のヒビ模様(という表現が適切かわかりませをんが)が
わたしにとってはリアルな薔薇に感じられます。

ソーサの葉っぱは本物の葉っぱとしか言い様がないほどですね!
触った感触も、ツルツルしている部分やザラザラしている部分があって
本物の植物がそのまま陶器になったような、、そんな気持ちになりました。

二客のカップ&ソーサを並べて眺めていると、
胸やお腹がギュウっとなって、涙ぐんじゃいます。

陶器を越えた存在。
植物だよーって。
そして周りに妖精達がいるのが感じられるんです。
モノ、ではなくて、スピリットな存在なんだと、、
そう感じています。

・・・

ゼロから何かを生み出すって、本当にすごいですね!
モコさんの魂に触れた気持ちになりました。
清らかで美しい世界です。
そして力強い。

自分の中に新しい美しさの波紋が広がっていくようです。
自分を更に愛せそうな気がします。

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ありがとう。

 

バラのカップ&ソーサーについてはこちら

Tomoko Uchiyama Ceramic Works — Classical atmosphere, such as the Rococo. Rose cup...

 

 

 

 

 

 

ニッチにあればいい

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すべての人に受け入れられるようにとは創ってないのです。

 

ないと困るというものを創っているのはないのです。

 

私が生み出したいものは、感覚を刺激するもの。

 

かといって、奇抜なものではなく、
どこか懐かしいような、心情に触れるような、

そういうものがいいのです。

 

そして、日々の暮らしに

どこかナンチャッテの感じを、

自分勝手な感じを面白がっているのがいいのです。