こんにちは、ことねこです。
今年はコロナの影響でお出かけしづらく、連休中にこれといった夏の思い出を作ることもできずに終わってしまいそうです。
子どもにおもいっきり遊ばせてあげられるのはいつになるのかな。
おうち時間を持て余さないようにとおもって、息子にDVD付の図鑑を買ってあげたらめちゃくちゃハマったようでずっと観ています。
日に日に、危険生物に詳しくなっていく5歳児…
を見守りつつ読んだマンガを今日はご紹介しますね。
本日、ご紹介する作品は、
マーメイドライン/金田一蓮十郎
作品紹介&感想
金田一蓮十郎さんの作品はいろいろと読んでいるのですが、けっこう前の作品なのにこちらの作品は全然知らなかったです。
同性愛をテーマに描かれている短編でした。
百合系の雑誌で連載されていたのでしょうか?だから知らなかったのかな?
エンタメとしての楽しさを重視する百合モノというよりは、同性愛について理解や配慮のある恋愛モノだなという感じです。
世間の目や葛藤なども描かれていて、同性同士の恋愛をしている方たちのリアルを描かれています。
ふだん百合系の作品を読まない方でもすんなり読める作品だと思いました。
恋をしただけで、気持ちを伝えただけで、好きな人や世間から拒絶され、汚いものを見るような目を向けられるかもしれないという恐怖ははかりしれないですね。
友達のままでいれば一緒にいられる、付き合ったら相手にも嫌な思いをさせてしまうかもしれない、とか…
そんな切ない想いを抱えて生きているんでしょうか。
同性愛も昔よりは認められつつありますがまだまだ偏見も根強く感じます。
どんな人も後ろ暗く感じたりせず、性を普通に受け入れて素直に表現しても許されるような世の中になってほしいですね。
この作品も特別視されることなく、普通の恋愛モノとしていろんな人に受け入れられるといいなと思います。
おわりに
本日は、『マーメイドライン』をご紹介させていただきました。
わかりやすいハッピーエンドではなくても、読後に人の愛をふっと感じられるような切ない作品も良いですよね。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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