【Speedcubing Advent Calendar 2021 14日目】スピードキューブの大会ができなくなってから約2年が経ちましたね。
皆さんこんにちは、yukiです。
この記事はSpeedcubing Advent Calendar 2021の14日目の記事です。
13日は煎茶さんの「Notionで3-styleを管理する試み」でした。
15日は集中botさんの「關於長方體」です。なんて読むんですかねこれ。
世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスがおさまりつつあり、そろそろ日本でも日常が戻りそうな昨今、スピードキューブ界にも大会やオフ会など人に会うイベントが復活しつつあります。
コロナの流行が始まったのが去年の2020年の3月ごろでしたから、もう2年弱もたつわけです。キューブ界でもありとあらゆるイベントが潰れ、オンラインのみでの交流になりましたよね。
というわけで、今回の記事ではこの約2年間のキューブ界隈のこととそこから僕が感じたことを書きます。それだけです。
まずはコロナが流行する直前の大会のAyase 2020とKanazawa Open 2020についてです。とは言っても、Kanazawa Open2020は僕はいかなかったのでAyase 2020のことしか書けないのですが。
僕はAyase 2020で初めて6x6の競技に出たのですが、MGC6をポップさせて散々な結果を出したのが悔しくてよく覚えています。3x3にも出場したのですが、タイムが悪すぎてちょっとよく覚えてないですね。はい。
実は僕はこの大会では運営のお手伝いとしても参加していたので、「大会の運営って結構大変なんだなぁ」なんて思いながらタイムの入力とかしてましたね。
日本で初めてコロナの感染者が確認されたのが1月だったので、このころは実はもうコロナがかなり近づいていたのですね。
そんなことはつい知らず、いつも通りの楽しい大会でした。
2020年3月、Breath of Spring in Kyoto 2020の開催中止が突如発表されます。理由は政府の自粛要請が出たため。
僕はこの大会に参加する予定ではなかったのですが、先月までいつも通りやっていた大会がいきなり中止になるなんて正直受け入れられませんでした。そしてオフ会もこのころから軒並み中止になっていきました。僕は埼玉県の与野市でおこなわれているYRCCのオフ会に行くのが毎月の楽しみだったので、それも中止になった時はもう本当に絶望でした。
個人的な話ですが、僕は2020年の4月から大学生だったのですが入学が延期になり、僕の大学恒例の同じ学科の人たちで行くキャンプも中止になってしまいました。
もう一つ大変だったのは、急遽海外から一時帰国した僕の家族です。2週間ホテルでの隔離だったので犬もいたので、いろいろ不便だったそうです。
とうわけでコロナの流行が始まってしまいました。
大会やオフ会はできなくなりましたが、オンライン大会やオンラインオフ会という新たな文化が生まれました。
いままでキューバーとは直接会って話すことが多かったので、通話でキューブのこととかについて話すのはなかなか不思議な感じでした。ですが自分のキューブを触って感想を聞いたりとかはできないですし、カメラの画角的な不便さというのはやはりありましたね。
一番虚しさを感じたのはキューブの練習をしていてPBを出した時でした。もちろんtwitterとかに載背たりするのは簡単ですが、「これ今度オフ会とかで自慢しよっかな~」なんて考えても、ないんですよね。オフ会が。
次いつオフ会があるのかわからない、いつキューバーに会えるのかわからない。
個人的にはかなり胸が締め付けれられる時期でした。
2020年6月以降は僕の大学が忙しくなってきたり、Apex LegendsというFPSゲームにはまったりして、あまりキューブをやらなくなっていきました。
時は流れ2020年12月26日。自粛生活が当たり前になってきたころ、キューブ界に一筋の光が見え始めます。
Welcome Back Ayase 2020の開催です。
約1年ぶりの大会ですよ!というか大会名のネーミングセンス良すぎじゃないですか!?これは泣けますよ!
とはいっても大会の形式はこれまでとは大きく異なり、人との接触は可能な限り控えるようにされていました。普段なら朝早くから会場に入って試技の時間以外はいろんなキューバーと交流していたのに、この大会では試技が始まる直前に会場入りして試技が終わったらすぐ帰る、という形式でした。人と交流する時間なんてほぼないというような大会でした。
僕もこの大会に競技者として参加しました。3x3のみだったのですが、sub10を出したのに+2をしたり、なぜかPLLを2回回したという散々な結果だったのであまりよく覚えてないです。はい。
実は、僕はたまたまこの大会でも運営のお手伝いをさせていただけることになったので、一日中会場にいました。なので、コロナの感染には十分気を付けてほかの運営の方々と久しぶりにいろいろ話したのですが、「なんか自分と同じ趣味の人と話すのってめちゃめちゃ楽しいな」と思いました。小中学生くらいなのにかなりいいタイムを出していた子の話で盛り上がったり、新しいキューブの感想とか話したり、コロナで失われたものがここにはあるんだなというのを強く感じました。
これを機にまた大会ができればいいななんて思っていたのですが、これ以降またしばらく大会はありませんでした。
2021年に入ってからはコロナの感染者数が1000人を超えるなんていうのが日常茶飯事で緊急事態宣言が発令されたりされなかったりしていたので大会なんて夢のまた夢でした。僕の大学も対面授業になったりオンライン授業になったり目まぐるしく日常が変化していたのでなかなか忙しかったです。皆さんもそうだったのではないでしょうか。
2021年の8月には東京都の一日の感染者が約6000人になり、大会やオフ会は来年以降になるかなと思っていました。
あ、そういえば僕9月の初めごろに大学でワクチン接種したのですが、2回目の副作用がかなりきつかったです。はい。
しかしワクチンの普及によるものなのか、2021年の秋ごろからは東京都の新規感染者が50人を切っていますね。ここまで長かったな…という感じです。もちろんまだ完全に安心できるわけというわけではないですが、収束に近づいているなというのを感じました。
そしてついに先日の12月11日に待望のWCA公式大会が愛知県の刈谷市で行われましたね。
久しぶりにTLに記録用紙の写真とか試技の動画とか表彰式の写真とかが流れてきてやっと戻ってきたんだなぁとしみじみ思いました。
楽しそうすぎてなんで自分は行かなかったんだろうとはちゃめちゃに後悔しました。次のWCA大会は必ず出たいですね。
というわけで、この2年弱の大体の流れでした。
最後に僕がコロナ禍で感じたことを軽く書いて締めたいと思います。
個人的にキューブ界隈はかなり特殊な界隈だと思っています。というのも基本的な交流の場はtwitterでほとんどの人がハンドルネームで交流するのが普通です。どこに住んでいても割と身近な感じがするし、海外のキューバーもたまに見かけたりするので、良い文化だと思います。直接会う機会があるといえば大会やオフ会など限られていて、もちろん住んでいる地域によってはなかなか大会がやっていないなんていうこともあります。
基本的にオンラインで交流する界隈ですからコロナで直接会うイベントがなくなってもそこまで大きな影響はないのかなと思っていましたが、そんなことは全くなかったです。自分のキューブを速い人に触ってもらって調整方法を教えてもらったり、自分が持っていないキューブを触らせてもらったりみたいなことはやはりオンラインではできないですし、そもそもキューブを練習するモチベというのは良い公式記録を残すというところから生まれることが多いと思うので、その大会がないのであればキューブのモチベもなかなか保てないですよね。コロナになる前は大会やオフ会があるのが当たり前と思っていましたが、それがなくなってしまうとやはりいろいろ変わってしまったり失ってしまうものがあるのだなと感じました。
僕の同期や友達でもこのコロナ禍でキューブをやめてしまった人もかなりいます。それと同時に新しくキューブを始めた方も多いと思います。僕は先日の東海大会にはいきませんでしたが、次に公式大会に出るときには新しいキューバーに会えるのを楽しみにしたいと思います。
来年以降は多くのイベントが復活すことを願いたいですね。
というわけでアドベントカレンダー14日の記事でした。
またね
MsCUBE Ms3L レビュー:GANに追いつけ追い越せ!
今回はMsCUBEのMs3Lをレビューしていこうと思います。このMsCUBEというメーカーですが、GAN356XSを設計したデザイナーさんが独立して立ち上げたメーカーらしいですよ。
そういった意味でサブタイトルを「GANに追いつけ追い越せ!」としてみました笑
Ms3LはMsCUBEの2作目のキューブとなっています。1作目のMs3-V1はあまり良い評判を聞かなかったのですが、今作は進化しているそうなので少し期待できそうです!
キューブの詳細
サイズは56mm、重量は約77g、値段はTORIBOストアで2900円です。ミドルレンジのキューブですね。
最近のキューブは表面の加工がマットな感じにされていることが多いですが、このキューブは一昔前によくあったツルツルした感じです。やっぱり僕はこれが好きですね。
色見は若干薄めです。特に緑とか顕著ですね。
全体的にGANの面影があるキューブなのですが、実はほかのキューブにはない特徴を備えています。それは磁石の搭載位置です。従来の位置に加えてパーツの足の部分にも磁石を搭載しているのです。
その辺も詳しく見てみましょう。
内容物
キューブ本体、スタンド、セッティング用の替えのパーツ、パンフレットとなっています。
パーツの形状
大まかなパーツの形状は356XS以前のGANのキューブによく似ています。
気になるところといえば全体的に蜘蛛の巣のような溝が彫られているということです。
ここまで大胆に溝が彫られているキューブというは珍しいですね。
内部パーツの表面に溝が彫ってあるのは最近ではスタンダードですが、これは潤滑剤を長持ちさせる効果があるみたいですよ。
マグネット
写真を見ていただけるとわかるようにパーツの足に磁石が取り付けられていますね。
コアマグネットではないけどそれに近い効果をもたらす構造を追求した結果がこの特徴的な構造なのだと思います。
もちろん従来の位置にも取り付けられていますよ。
磁石によるアシストがどれくらい効くのかあとで試してみます。
調整
このキューブは3種類のバネのパーツが付属していて、それぞれ2段階にセンターの可動域を調整することができます。キューブの軸ごと交換する珍しいタイプです。
調整方法についてですが、少しややこしいので軽く説明します。
このセンターのパーツを押し込みながら時計回りに180度回すときつくなり、反時計回りに180度回すとゆるくなります。
そして90度回したところでも引っかかるのですが、ここはセンターのパーツを取り外すための部分で、そのままキューブを回してしまうとバラバラになってしまうので気を付けましょう。
潤滑剤
開封した直後はべたべたする感じの潤滑剤がかなり多めについているので、しっかりふき取って別の潤滑剤を差したほうがいいと思います。
ちなみに完全に潤滑剤を落としたい人向けにおすすめの方法なのですが、使わなくなった歯ブラシと中性洗剤でパーツの表面を軽くシャコシャコしてゆすいでしっかり乾燥させるとかなりきれいに落とすことができます。
実際に僕もMs3Lにもともとついてる潤滑剤はあまり好みではなかったので、この方法で落として別の潤滑剤を入れました笑
僕が使ったのはDNM-37とLubicle Speedyです。いつもの組み合わせですね。
回してみて
回転の感触はカポカポする感じです。あまり似てる感触のキューブがないので言い表すのが難しいのですが、強いて言うならMGC eliteに似ているような気がします。
パーツにかなり溝が彫られていてパーツ同士の接触面が少ないからか、かなり軽く回ります。しかし安定性に欠けるかなという印象を受けました。一番きついセッティングを試してみたのですが、それでも少しふにゃふにゃするかなという感じです。
コーナーカットやポップ耐性は申し分ないです。このへんはGANの技術をそのまま継承していますね。
磁石のアシストについてですが、若干アシストの幅が広い気がするかな?といった程度でGANのコアマグネットほど強いアシストではなかったです。
一つめちゃめちゃ気になったのはソルブ中にセンターキャップがよく外れるんですよね。確か大会ではソルブ中に2つ以上外れると失格だった気がするのでちょっと心配です。
とはいっても100ソルブくらいしましたが、メインで使っているキューブとそこまで差がなかったので、それなりに良いキューブだと思います。
総評
ミドルレンジのキューブで価格相応かなという性能でした。
ですが、溝の掘り方だったり磁石の配置の仕方だったりほかのメーカーがやっていないことをやっているのでなかなか挑戦的なキューブだなと思いました。なにより、カポカポする回転の感触が個人的には結構好きです。
最近できたメーカーですが1作目より進化しているので今後に期待といったところです。
おわりに
いやー、なかなか面白いキューブでしたね。
このふにゃふにゃする感じを何とかして、調整の幅を広げて、磁力の調節機能も取り入れれば全然GANやMoYuとかと戦えるキューブになると思います。
個人的にはすごい好きなキューブなので頑張ってほしいです。
というわけでMs3Lのレビューでした。
またね。
MoYu WeiLong WR MagLev レビュー:MoYuが誇るフラッグシップ…紫!?
先日MoYuからRS3M Maglevが発売されましたね。従来センターに使われていたバネを磁石に変更したMaglevモデルです。
そして現状MoYuのフラグシップキューブであるWRM2021にもMaglev版が発売されました!
そういえば普通のWRM2021のレビューを書いていなかったなと思ったので、今回はMoYu WR Maglevを詳しくレビューしていこうと思います。
RS3M Maglevのレビューはこちら↓
キューブの詳細
サイズは55mm、重量は約84g、値段はTORIBOストアで3300円です。フラッグシップキューブでありながらも比較的リーズナブルな値段となっています。
大きく変わった点が今までセンター内部で使われていたバネが磁石になりました。磁石が反発する力を使ってセンターを押さえつけています。最近トレンドになってきているMaglev機構というやつですね。コーナーやエッジなどのパーツ自体の形状はWRM2021と同じです。
そして何より外見で目を引くのは内部のプラスチックの色が紫色になってるということです。
紫ですよ!紫!
こんな変わったことをやるのはMoYuらしいというかなんというか。
原色のプラスチックと紫色のプラスチックとで感触が変わるのかも後で見てみたいと思います。
内容物
キューブ本体、ケース、調整ツール、パンフレットとなっています。
最近のフラッグシップのキューブはポーチとか予備のパーツとかいろいろ付属品が付いていることが多いですが、WR Maglevは割と簡素ですね。
パーツ
それぞれのパーツを詳しく見てみましょう。
まずセンターのバネが磁石に変わっていますね。
エッジについてですが、この図の部分が出っ張っています。これWeilongシリーズの特徴というか伝統という感じで、毎回このような形状をしています。
ポップ耐性の向上のためらしいです。
コーナーは特に変わった特徴とかはないです。はい。
センターの形状もWeilongシリーズならではという感じでほかのキューブと比べると少し変わった形状をしています。
調整
フラッグシップキューブということで調整幅もかなり広く設定されています。
まずセンターについてですが、磁石の反発度合いが9段階の調整が可能で、センターの可動域はネジを絞め具合で変えるので実質無段階で調整できます。そういえば最近のフラッグシップのキューブでまだネジを使っているのは珍しいですね。
エッジの磁力は5段階に調整できるようになっています。可もなく不可もなく必要十分という感じです。
実際に回してみて
正直想像以上でした。GANのように圧倒的に軽かったりコアマグネットのような特別な特徴を持っているというわけではないですが、キューブの正統進化というかベーシックを突き詰めた最終形というような印象です。とにかく思った通りに回ってくれる素直なキューブです。これで3000円台はかなりコスパ良いと思います。
コアマグネットはRouxerやBLDerなど中層の回転をよく使う方にはあまり良くないらしいので、コアマグネットを使っていないこのキューブはかなりおすすめかもです。
内部の紫色のプラスチックはなれるとそんなに気にならなかったですね。
WRM2021とWR Maglevの違い
WRM2021は回転が暴れるという印象があったのですが、それがMaglev機構を搭載したことによって解消されています。回転が少し軽くなったにもかかわらずおとなしくなったという感じです。プラスチックの色の変化による回転の感触の変化はほとんどないと思います。
WRM2021とWR Maglevどちらか選ぶなら個人的には圧倒的にWR Maglevをお勧めします。値段は少し高くなりますが、Maglevを選ぶ価値はあると思います。
Weilong AI Cubeに移植
そういえばなのですが、WRM2021ってWeilong AI Cubeに移植できたんですよね。WR Maglevもパーツの形状が変わっていないのでMaglev機構も含めて移植してみたいと思います。
普通に移植できました。AI CubeにはDual Adjustment機構がそのまま搭載されているのでMaglevの磁石もそのまま付けられました。
世界初かもしれない磁力調整可能かつMaglev機構搭載のスマートキューブの完成です。Weilong AI Cube持っていたら試してみてください。結構いいですよ。
終わりに
最近はGAN一強という感じがありますが、MoYuも勝るとも劣らない良いキューブを変わらず手掛けているので、3000円台で競技用キューブを探している方にはよい選択肢だと思います。
内部が紫色なのは人によって好みが分かれそうですが…
多分しばらくすれば黒か原色のバージョンのものが出ると思います。
MoYuは突飛なデザインのキューブを先に出して普通のバージョンのものを後から出すというのをよくやるので。
GTS3Mをリッジ付きかつかなり強めの磁石で出してからWRM2019というリッジなしで磁石も弱めたバージョンを後々出していますからね。
というわけでMoYu WeiLong WR MagLevのレビューでした。
またね。
GAN12 Maglev/Leap レビュー : 新たな要素を詰め込んだ最高傑作
皆さんこんにちは。
今年もGANのフラッグシップキューブが発売される気時期になりましたね!
毎年、「来年はもうこれ以上のキューブはでないだろ」と思うのですが、なんだかんだ超えてくるのがGANのすごいところなんですよね。
そして今年も前作の11MProを超えるキューブを出してきました!ラインナップは12Maglevと12Leapの2種類となっています。それぞれ詳しくレビューしていきます!
キューブの詳細
Maglev
まず12 Maglevについてですが、サイズは56mm、重量は66gとなっています。11MProが63gなので少しだけ重くなっていますね。それでも十分な軽さだと思います。
価格はまだわからないですが、11MProよりも少し高くなるみたいです。
特徴は何といってもMagnetic GESですね!これは後で詳しく説明します。
Maglevのもう一つの特徴としてはキューブの表面がUV coatedというものになっているというところです。ツルツルテカテカしてるやつですね。僕は結構好きです。
【11/3追記】
Maglev版にはFrostedもラインナップされているみたいです!
Leap
続いてLeapについてです。サイズは同じく56mm、重量は61g。圧倒的に軽いです
こちらも価格はまだわからないのですが、11MProよりは少し安いくらいだそうです。
センターには従来通りのバネが使われていますが、GES Pro+というまた新しいものになっています。
Leapの表面はFrostedというマット加工された感じの表面になっています。少し滑るので僕はあまり好きではないですね。でも11ProやDuoもそうだったのですが、使っているとだんだんツルツルになってくると思います。
内容物
キューブ、ケース、ポーチ、調整ツール、パンフレットなどです。
基本的にMaglevもLeapも内容物は同じです。唯一違うのはこのツールの先端の形状が異なります。
異なるGESを搭載しているのでそれぞれに合わせた形状になっていますね。
ちなみにこれ気づいていない人が意外といるらしいんですけど、この透明なツールはカチッとなるまで引っ張って伸ばしてから使う仕様になっています。
それと今年もケースが新しくなっていますね。
XSのケースと11MProのケースのいいところ取りした感じのケースです。
パンフレットには調整方法などかなり詳しく書いてあるのでいいですね。中国語と英語しかないですが、図がふんだんに使われているので十分わかりやすいと思います。
それぞれのパーツの進化
それでは細かいパーツについてみていきましょう
パーツの形状はGES以外MaglevもLeapも同じです。なので11MProと比較していきましょう
エッジ
ほとんど形状は同じですが、写真の部分が若干太くなっています。
溝の形状も若干変わっていますね。
コーナー
この写真だと見づらいですがコーナーの足の部分に穴があけられています。軽量化か摩擦の低減が目的だと思います。
エッジと同様に溝の形状も若干変わっていますね。
この磁石が伸びているのはこの後のコアマグネットの項目で触れます。
センター
センターにも穴があけられています。センターとコーナーの足を貫く感じで穴が開いている感じですね。
コアマグネット
実はコアマグネットが11MProから大幅に進化しています。
磁石の部分がキューブの中心に近くなっています。というより回転軸の中心に近くなっているので、磁石のアシストが効く幅が広くなっています。GANによるとオートアライニングというシステムらしいです。
コーナーの磁石が伸びていたのはこのためですね。
従来通り付属のマグネティックロッドと合わせて計6段階の磁力に調節できます。
TORIBOのtwitterの動画見ていただければよくわかるのですが、めちゃくちゃアシスト効きます。
GAN12 MagLevのオートアライニング
— TORIBO Japan (@triboxJP) 2021年10月14日
🤯🤯https://t.co/FtV9IL06cp pic.twitter.com/D3HvhCpl58
こちら1/4倍速です💁♀️
— TORIBO Japan (@triboxJP) 2021年10月14日
後半の映像からわかるように、45度付近(±20度くらいの範囲)ではマグネティックコアとコーナーパーツが反発し合い、層全体が浮こうとします。
この範囲を超えると逆に引き合って吸着されます。どうして? pic.twitter.com/K6aVdhGgU6
GES
先ほども説明した通り、MaglevとLeapにはそれぞれ異なるGESが搭載されています。それぞれ詳しく見てみましょう
Magnetic GES
まずMaglevのほうに搭載されているMagnetic GESについてです。いままでGESにはバネが使われていましたがそれが磁石に置き換えられています。磁石が反発する力を使ってセンターピースを押しつけるようになっているわけです。つまり可動部が直接接触していないので摩擦による抵抗が減っているらしいです。また、耐久性の向上にも貢献しているみたいですよ。センターの可動域と磁石の反発力それぞれ6段階の調整ができるようになっています。
GES Pro+
そしてLeapのほうに搭載されているGES Pro+です。これGAN mini M Proと同じやつだと思っていたのですが、mini M Proはセンターの可動域とバネの反発力がそれぞれ4段階だったのに対し、LeapのGES Pro+はそれぞれ6段階の調整ができるようになっていました。
実際に回してみて
Maglev
まず驚いたのは圧倒的な回転の軽さです。そして速く回してもしっかりついてきてくれる驚異的な安定性です。
いままでのキューブでは速く回せるようにするためにキューブを緩めると、キューブ不安定になったりポップやピボットなどが増えるようになっていました。
しかしMagnetic GESによって磁石の反発を強めにしても回転の軽さを損ねない上に、進化したコアマグネットのアシストによって次の回転にスムーズにつなげられます。
感触は若干11MProのような感じがしますが様々な要素をそれぞれブラッシュアップされている感じです。
ただ、一つ感じたのは初心者の方には少し回しづらさを感じるかもしれないです。回転が軽いので意図しない部分が回ってしまったり扱いづらさを感じる部分もあるかなと思いました。
本当に速さを追求する人に向けて作られたキューブという感じがしました。
Leap
Leapのほうはほぼ11MProと同じ感触です。Maglevのほどの回転の軽さはないのですが、コアマグネットの機構は11MProよりも進化してるので安定性は格段に向上しています。
個人的にはこれからキューブを始める方や初心者の方にはこちらのほうがお勧めかもしれないです。安定性に極振りしている感じなのでまだキューブに回しなれていなかったりする方には良い選択肢だと思います。
とはいってもフラッグシップキューブではあるし調整の幅も広いので、初心者から上級者まで広く対応したキューブです。
調整
調整の方法などは長くなりそうなのでまた別の記事にまとめたいと思います。
とりあえず僕は今のところGESの青いパーツは4で、透明なパーツも一番下の段階から4クリックしたところにしています。磁石はデフォルトのままですね。
終わりに
というわけでGAN12 MaglevとLeapのレビューでした。
今年もGANがまたすごいキューブを送り出してきましたね。正直XSが出たくらいで「キューブの進化はもうないかな」なんて思っていたのですが毎年進化が止まりませんね。来年こそはさすがにもうこれを超えるキューブなんて出ないんじゃないですかね…
なんかTORIBOの人によると今中国の働き手不足と電力不足でキューブの生産が結構大変みたいなことを聞いたのでもしかしたらGAN12の日本での発売はもう少し先になるかもしれないです。
コロナが落ち着いてきて、なにやらオフ会の話もちらほら聞こえてきているので近いうちにまた大会ができるようになるといいですね。
またね
ルービックキューブがいっぱいあるので思い入れのあるキューブを語ります
皆さんこんにちは。yukiです。
僕が初めてルービックキューブを解いたのが確か小学4年生の時なのですが、それからかれこれ十数年、なんか家にルービックキューブがたくさんあるので今回はその中から軽く僕の思い入れのあるキューブを紹介しようと思います。
ツクダオリジナル ルービックキューブ
これは僕が初めて触ったルービックキューブですね。40年前くらいの第一次ルービックキューブブーム当時のものです。もともと僕の祖父のキューブだったのですがそれを父がもらい、さらにそれを僕がもらいました。
これが発売された当初はパズルを解くというのが第一の目的だったので、最近の競技用キューブに比べるともちろんめちゃくちゃ回しにくいです。逆に言えば、たかがルービックキューブといえど40年でこんなにも進化するんですね。
DaYan ZhanChi
続いてDayan ZhanChiです。
これは僕が中学生のころにスピードキューブという文化に触れ、競技用のキューブが欲しいと思って買ったキューブです。当時はこのキューブが良いというのは知らなくて、amazonでお勧めに出てきたやつがたまたまこれだったの買いました。白素体なのは当時中二病をこじらせていたのか、なんかカッコイイと思ったからです。
スピードキューブをやりたくてこのキューブを買ったのはいいのですが、F2LやOLLの手順の多さに絶望してすぐ諦めました。
GAN 356 Air SM
手順の多さに絶望した中学生の僕ですが、高校生になってからなぜかまたスピードキューブを始めようとなぜか思い立ち、買ったキューブがGAN 356 Air SMです。
たまたまそのころスピードキューブについて調べたらTORIBO(当時tribox)のtwitterでSMが発売されていたので買った感じです。このキューブを買ったおかげで手順を覚えるモチベーションを保つことができました。
初めて大会に出た時もこのキューブを片手にいろんなキューバーに話しかけに行ったり、当時triboxアンバサダーだった大村周平さん(現SCJ代表理事)の後をばれないように付け回したりしてましたね。
Angstrom Valk3 M
そして最後に紹介するのはAngstrom Valk3 Mです。多分Angstromを知らない方も多いのではないでしょうか。
AngstromというのはアメリカのCubicleというストアのAngstrom Researchブランドのことです。色んなメーカーの競技用キューブをGravitasとDignitasとDNM37とLubicle Blackという潤滑剤を使ってあらかじめセッティングして販売しています。当時Feliks ZemdegsがAngstrom GAN Air SMを使って当時単発世界記録の4.22を出していたり海外ではかなり有名なブランドなのですが日本では意外と知らない人が多いかもですね。
他にもCubicle Pro Shop、Celeritas、Mysitc、MAXというブランドがありそれぞれ異なる潤滑剤を用いてキューブをセッティングして販売しています。手元にあるキューブをCubicleに送ると潤滑剤など調整して送り返してくれるというサービスもあるみたいですよ。
日本でもCubicleのカスタムキューブを気軽に手入れられるようになればいいんですけどね…
Cubicleから直接買うと送料がかなり高いし届くまで時間がかかりますからね…
話がそれましたが、Angstrom Valk3 Mは僕が一番スピードキューブにのめりこんでいた時期に使っていたキューブです。公式大会で初めて単発sub10した時もこのキューブを使っていました。確か当時GAN 356 XSが覇権を握っていたと思うのですが僕はValk3のほうが使いやすくずっとこのキューブを使っていましたね。
終わりに
というわけで僕の思い入れのあるキューブを4つ紹介しました。
やっぱり初めて使ったキューブとか初めて大会に出た時のキューブとかは思い出に残りますよね。
いつもレビューばかり書いていますがたまにはこういう感じの記事も書いていこうと思います~
では!
ノシ
MoYu RS3M Maglev レビュー:これからスピードキューブを始める方におすすめしたいキューブ
皆さんこんにちは。yukiです。
先月くらいに初めてキューブのセンターのバネの代わりに磁石を用いたRS3M Maglevが発売されましたね!
先日TORIBO SCTのまっさんに会ったときにそのRS3MのMaglevを貸してもらったんですよ。
「あまりバネのときと変わらないんだなぁ」なんて思いながらセンターのキャップを開けたら本当にバネが入っていたんですよね。そうなんですMaglev版だと思ったら普通のRS3Mだったんです。
結局僕Maglev版のRS3M触れなかったので自分で一つ買っちゃいました。
せっかくなのでレビューも書こうと思ったのですが、RS3M自体は結構前に発売されていてMaglev版のレビューとかも割と結構あったりするので、レビュー自体は簡単に済ませてMaglev機構をほかのキューブに移植できるかみたいなことをやってみようと思います。
キューブの詳細
サイズは56mm。GANのキューブと同じサイズですね。MoYuは55.5mmのキューブが多い印象があるので意外ですね。
重量は122g。最近のキューブにしてはかなり重くて持った時にかなりずっしりする感じがあります。GAN11MProが63gなので倍近く重いです。
値段はTORIBOストアで検品済みのものが1550円、未検品ですが送料込みのものが1980円となっています。ほかの商品とまとめ買いするなら検品済みのものを買ったほうがお得ですね。
そして注目すべきはセンターのバネの代わりに磁石が入っているということですね。これによってRS3Mの弱点であったバネのキシキシする音が解消されています。それ以外は普通のRS3Mと同じです。
少し難しい話をするとバネは縮めた長さに比例して反発力が増しますが、磁石の場合は2つの磁石間の距離の2乗に反比例して反発力が増すのでその辺の違いもあるかもしれないです。多分。
内容物
キューブ本体、キューブスタンド、調整ツール、予備のパーツ、パンフレット等となっています。安価なキューブなので付属品は最小限ですね。
性能
箱から出した直後は潤滑剤があまり良い状態ではなく、ネジもきつめに絞められているので回しにくいですが、潤滑剤を入れてネジも緩めてあげれば1500円とは思えないほど高いレベルのキューブに化けます。僕は潤滑剤はDNM37とLubicle Speedyを入れたのですがそれでも回転が軽すぎたのでGravitasという重めの潤滑剤を塗布しました。
回転の感触はパシパシカラカラ回る感じです。重量は重いですが回転自体が軽いのでかなり安定して回せます。Maglevの恩恵なのかわかりませんが、コーナーカットもかなり安定しているなと感じました。バネよりも均一にキューブがしなってくれるおかげでどんな回し方をしてもしっかりついてきてくれます。
この値段でこの性能は本当にすごいです。
Maglevの移植
というわけでRS3MのMaglev機構をほかのキューブに移植してこうと思いまーす。
Maglevにしたら性能がめちゃくちゃよくなるキューブとか見つけられれば良いのですが…
今回用意したのはWRM2021、GTS3M、Valk3、Thunderclap V3です。ほかにもいろんなキューブを探してみたのですが、磁石を入れられるほどセンターパーツの内部に余裕がありそうなキューブが意外となかったのでこの4つになりました。
WRM2021
まずWRM2021ですがセンターの構造が基本的に同じなのでもちろんそのまま移植できました。
というか近いうちにMaglev版のWRM2021が正式にリリースされるらしいです。
GTS3M
GTS3Mもセンターの構造が同じなのでそのまま移植できました。
ということはWRM無印やWRM2020にも移植できると思います。
Valk3
続いてMoYuとは全く別のメーカーのValk3です。2年前までは結構使っている人見かけたのですが最近は全く使っている人はいませんね。僕も一時期はメインとして使っていたキューブです。
これは一応磁石はつけられるのですが、センターキャップが閉まらなくなるのでダメですね。もう少し薄い磁石ならいけたかもしれません。
Thunderclap V3
最後にThunderclap V3です。こちらはRS3Mが発売されるまで安価キューブで覇権をとっていたキューブです。1000円という価格ながら磁石が入っていて、フラッグシップ級のキューブともそれなりに渡り合える性能でしたね。
こちらも一応磁石を付けられることにはつけられるのですがやはりセンターキャップが閉まりませんね。というのもよくよく見たらセンターのパーツの形状がValk3とほとんど同じなのでこれももう少し薄い磁石ならつけられたかもしれませんね。
というわけでMaglev機構が移植できるのはMoYuのキューブだけでした。残念。
GANは次作のGAN12でMaglev機構を取り入れてきますし、今後QiYiやYJなどからもMaglevのキューブが発売されるかもしれないですね。
ちなみにMaglevの磁石はかなり強力でくっついちゃうと離すのが大変なので分解する方はお気をつけて…
終わりに
1500円でこれだけの性能のキューブが手に入るようになったのは普通にすごいですね。
MoYuはフラッグシップのキューブで培った技術を廉価モデルのキューブにしっかりフィードバックしているのがさすがといったところです。
これからスピードキューブを始めてみたい!だけどそんなにお金はかけたくない…という方にはめちゃくちゃお勧めなので気になった方はぜひ買ってみてください。TORIBOの人によるとRS3Mはパーツの不良が多いらしいので検品済みのほうを買ったほうがいいかもしれないです。
ちなみに先日最新のTORIBOレビューの動画でも紹介されているので興味がある方はぜひ見てみてください
というわけでRS3Mのレビューでした。
では
ノシ
GAN mini M Pro レビュー:53mmという新たな選択肢
みなさんこんにちは。TORIBOアンバサダーのyukiです。
突然ですが、皆さんはキューブのサイズはどれが一番好みですか?
56mm、55.5mm、55mmあたりがメジャーなサイズですよね。最近は54mmなんかもあったりします。
そして新たに53㎜キューブがGANから発売されました!
というわけで今回はGAN mini M Proのレビューをしていこうと思います。
キューブの詳細
サイズは53mm、重量は驚異の54gです。11Mproが63gなのでだいぶ軽くなっていますよね。この軽さにもかかわらずGANおなじみのコアマグネット搭載かつ磁力の調整ももちろんできるようになっています。さらにバネの調節はGES Pro+という新しい機構になってます。キューブの表面はかなりマットです。価格はTORIBOストアで6300円。高いね。
内容物
キューブ本体、ケース、調整具、ポーチ、取説などです。
この白いケースには替えの磁石の棒とバネの調整用のツールが入っています。
GANのおなじみのポーチはデザインが新しくなっています。以前よりも濃い青でシンプルな感じになりました。
性能
53mmキューブとはいえGANの本気を感じるキューブです。フラッグシップのキューブに勝るとも劣らず、全く妥協されていない性能なのが回していてわかります。箱から出してすぐメインとして使えるほどよくできています。本当に11Mproをそのまま小さくした感じですね。
ですがやはり手が大きい方には向かないかもしれないですね。僕も別に手が小さいわけではないのでサイズ的に回しづらさはありました。
回転の感触ですが、11Mproよりもバシバシまわる感じです。結構うるさいです。
ソルブの様子はこちら↓
GAN mini M prohttps://t.co/3VEQDc827x pic.twitter.com/THqFXszVD5
— yuki (@tribox_minebox) 2021年9月30日
しばらく53mmキューブを使ってから56mmキューブに戻るとめちゃくちゃ大きく感じます笑
ちなみに一部パーツの形状が今年のGANのフラッグシップのGAN12と同様の形状になっているらしいですよ。
パーツの形状
基本的に11Mproと形状は同じですが、それぞれ微妙に異なる部分があるのでそれぞれ紹介します。
まずセンターをコーナー足の部分を貫通するように穴があけられています。
接地面積を減らすか重量を削るためだと思われます。
そしてもう一つ表面の溝の形状が変更されています。
パーツの動きに沿うような形状で新たな溝になっていますね。
最後にエッジですが、図の部分が少し太くなっています。
GES Pro+
GESはデザインが一新されてセンターの可動域の調整がパーツを交換しなくても4段階に調整できるようになりました。しかしバネのテンションの調整は2段階減って4段階になりました。
センターの可動域のセッティングは番号が書いてあるのでわかりやすいのですが、バネのテンションのほうは印字とかなくて手の感覚だけで調整しないといけないので少しわかりにくいですね。
ちなみに僕は青いパーツは3、バネは一番緩いところから一段階絞めたところにしてます。
少し余談ですが、もうすぐ発売されるGAN12には、mini M Proと同じGES Pro+が搭載されているLeapと、バネの代わりに磁石を用いたMagnetic GESを搭載しているMaglevという2種類が発売されるそうなんです。で、Magnetic GESは磁石の反発具合もセンターの可動域もそれぞれ6段階の調整ができるようになっています。つまりGES Pro+で調整幅をそれぞれ4段階に減らしたのはGES Maglevとの差別化を図りたかったのかもしれませんね。その分Leapは少し安くなるらしいですよ。
GAN12 Leapを実際に触ってみて気づいたのですがGES Pro+はセンターの可動域もバネの反発具合もそれぞれ6段階に調節できるようになってました笑。
コアマグネット
コアマグネットは11Mproと特に変わりはないです。計6段階の磁力の調整ができるようになっています。その辺の詳しい説明は僕の11Mproのレビューに書いてあるので気になる方はそちらを読んでみてください。
まとめ
以上でーす。
さすがGANという感じで今回のキューブもとてつもなく完成度の高いものを出してきましたね。小さいお子さんや女性の方や手の小さい方などにはめちゃくちゃお勧めできるキューブです。OHにもかなり向いてると思います。値段高いけど・・・
これを機に53mmキューブのバリエーションも増えるといいですね。
そういえば今回潤滑剤については書きませんでしたね。僕はいつも通りLubicle speedyを使っています。GANは最初からそれなりに良い潤滑剤をつけてくれているので開封そのままでも全然十分です。好みに合わせて好きな潤滑剤を使うといいと思いますよ。
そして近々待望のGAN12が発売されますね!
そちらもレビューすると思うのでお楽しみに~
では!
ノシ