偏見は損です。

ジャニーズ嫌いがジャニヲタになり、飽き性が飽きることなく知念担を9年続けてしまう日常。

ジャニヲタをやめるためにジャニヲタを振り返る。

毎日毎日ジャニヲタをやめたいと宣言して早9年が経つ。これを機になぜジャニヲタになったのかから自分を振り返ることで、自分自身のジャニヲタ人生について考え直してみることにした。ブログを書くのは小学生ながらに、ヤフーブログの星を光らせることに成功して以来のことである。この年にしての文章力の低さに悩まされるかもしれないが、自己満足です、どうぞお付き合いください。

まず、私はどちらかというとジャニーズを嫌うタイプの人間であったが、芸能という世界には十二分に興味を持つ人間であった。無論、幼い頃の夢はアイドルになることであった。そんな時にふと見たミュージックステーション。新生NEWSの『星をめざして』が披露されていた。ジャニーズを嫌う割には姉の影響でよくジャニーズを見る機会があった。そこで見つける衝撃、『小さい、この子小さすぎる』しかし、ターンをする姿がとてもきれい、ジャニーズには女の子もいたのかと思った。先ほど述べたとおり、私は芸能に興味があったので自分と同世代の女の子の情報はくまなく集めていた。その子が所属する事務所まで。しかし、私の知るところジャニーズは男だけと知っていたが、まさか情報漏れかと考えた。その衝撃から調べると名前は知念侑李。当時小5であった私は、自分より年下か自分と同じ年だと思っていたらびっくり仰天、2歳も年上であった。彼はもう中学生なのだと。当時携帯を渡されていなかった私はインターネットの検索能力がその反動ですごく高かった。その日から知念侑李を検索する毎日。誕生日、血液型、出身地。彼は静岡からジャニーズjr.をしているため露出が少なくその分情報も少ない。限られた情報を集めるのに、たいして時間はかからず、すぐに集められた。
そこから数ヶ月後、彼はめでたくHey!Say!7さらにHey!Say!JUMPとデビューを飾るわけである。彼のシンデレラストーリーは、ここからはじまる。そして私のジャニヲタ人生もここからはじまってしまったのだ。

今冷静に振り返ると、私は自分の憧れていた世界で輝く彼に自分を重ねていたのではないか。アイドルになりたかったけど、なれなかった。小学生ながらに自分はアイドルにはなれないと悟りはじめたころの彼との出会い。自分の夢を彼に託すかのように私はジャニヲタをはじめた。彼に抱く感情は異性としての好きはもちろんあるが、夢を追いかける彼に自分の夢、あるいは自分がもし男だったらこうなりたいという第二の人生を重ねてみていたように思う。

ジャニヲタのはじまりはこの衝動がはじまりである。そして私は今日もジャニヲタをやめられない。