ネコ

ネコの後ろ足は、つま先で歩いてます。
肉球があるから勘違いしやすいですが、肉球のとこはつま先。
つまり、指の付け根から先。

足の裏は15センチくらいあって、そこが踵。
触ると、アキレス腱がわかります。

座ったり寝たりの時には踵が地面に着きますが、
歩く走るの時はあんなに高い位置にあります。

つま先で、しかもツメで地面を引っ掻くようにして走ります。

つま先(?)で走る人はいるでしょうけど、
その「つま先」は指の付け根から先・・・ですよね。

ツメくらい先端まで力を込めて走ってる人はいますか?

こういうイメージとか意識というのは、動作に現れます。
動作は、結果にも直結します。

ももを高く上げるだけの淳は速く走れませんでしたが、
それはもも上げが前に進むことに直結してないからでしょう。

今よりも強く鋭く地面を蹴ること、蹴ろうと意識することで
もっと速く前に進めるようになります。

シューズ

ももを上げると速く走れる・・・ではなく、
速く走れる人は、ももが上がってる・・・だけ。

速く走れる人はももを上げて走ってるわけではない。
感覚的には、足(シューズを履いてるトコ)を速く動かしている。

ももを意識して上げたときと、足を意識して出したとき、
筋肉を使ってる感覚がかなり違う。
疲労感・・・みたいなのもね。

もも上げ

なんで「もも上げ」だったんだろう?

「ヒザ上げ」でも良かったんじゃあないの?



それより、なんで「上げ」?

「出し」のほうが良かったんじゃあないか?


淳みたいに言葉を真っ直ぐに受け止める子供は、
言葉通りに太ももを上げることだけをがんばる。



もも上げは、ヒザ上げという表現でもいい。

ヒザ上げは、ヒザ出しと言うほうがいいと思う。

もっと言うと、スネ出し。



どんどん進めていくと、いろいろ見えてくるモノもある。

不満

気に入らなかったのが、前に倒れると・・・の行。

「身体を前に倒していくと勝手に足が前にでるから、
これを使ってどんどん前に走っていきます。」

て、そりゃ出るけどさ・・・。
実際に使える限界は、かなり低い。

足が勝手に出るのと、積極的にグイッと出すのとでは
勢いも違えば実際の距離も違う。



スタートダッシュは前傾姿勢でいい。
でもその前傾も、適度な角度でね。
やたらと倒し込めば速い・・・というわけではない。

スタートからゴールまで前傾姿勢で走れるのは、
マンガの世界だけ。

過ぎた前傾は、逆にブレーキになる。

普通

足が速くなる!・・・みたいなことをテレビでやってた。
でもなんだか見ててありきたりのような、そんな感じがした。

もっとこう・・・、ココが速さの秘密です!
みたいなのやってくれないかね。



個人的にはスキップなんですがww

かかと

かかとから着地。
だから、かかとに新衝撃吸収体みたいなのを装備した
シューズを、メーカーは作ってるんだってよ。

かかとから着地・・・ていうのが間違いだとしたら、
どうなのかね???

たしかに、かかとから着地して歩く人は、いる。
でも、そうでない人も小数だが、いる。

慣れた歩き方のほうが、たしかにラク
でもそれって、その歩き方の筋肉があるからラクなのね。

違う歩き方にはその歩き方なりの筋肉が必要で、
それに慣れて筋肉が育てば問題ない。

でもまあ、どっちを選ぶかは個人の問題なんだけど、
やっぱカッコイイほうがいいでしょう?
無駄が無いほうがいいでしょう?


なんかさあ、ヒザがカクカクしながら歩くのを見ると、
ゴリラとかサルが歩いてるように見えるから嫌です。