稲城店の野中です。
先日行われた日本実業団自転車競技連盟(JBCF)の第58回 東日本ロードクラシックに参戦しました。
クラスはJエリートツアー最高峰となるE1クラスタです。
このレースではTOP10名に今年の全日本選手権大会ロードレースへの参加資格が与えられます。
一昨年はこのレースで全日本選手権の資格を獲得しており、今レースもTOP10入りと全日本選手権資格獲得を目標に臨みました。
◇レース
前日からお休みをいただいたので、万全な状態で会場入りして参戦しました。
このレースの為に3週間ほどで一気に練習量を上げて体を作ったため終盤までは集団待機で調子を確認する事にしており、作戦通り落ち着いた前半を過ごしました。
23周のうち初めに対局が動いたのは7周目、メイン集団が一時分断し10数名が先行する形になりました。
これを埋めるため動いた選手たちに加わり、8周目にはこの動きを無事に収める事ができました。
9周目以降は集団に戻り温存に努めました。
急造した身体は幸い調子もよく前々で展開できていました。
レースが決定的に動いたのは15周目、13周目のペースアップに耐えて集団が全体的に一息ついた絶妙なタイミングでした。
有力選手である高岡選手(Roppongi Express)をはじめとした4名が先行を始めました。
虚を突かれた集団では他の有力選手を含め私も後手に回ってしましました。
その後の集団では集団で追走する動きと、個々で追走したい動きが数回起こるも決定的な動きにならず18周目にはさらに3名のブリッジが飛び出る形になりました。
これらの動きに乗ることができず集団のペースは落ちで行ってしまいました。
非常に調子もよかったため集団に見切りをつけて19周目に単独でアタックをしました。
4名の先頭、3名の追走に1人で追いつこうとした訳ではなくこれにより集団が活性化したり強い数名が付いてきてくれればというアタックでした。
残念ながら良いメンバーを釣る事は出来ずまる1周を集団から先行、最大30秒近くまで集団との差が開いたのでここからは猛プッシュで先行します。
しかし20周目を完了する手前に寺崎選手(バルバサイクルレーシングチーム)と布田選手(MiNERVA-asahi)が集団から一気に先行、一気に私を抜き去って行きました。
ここがトップ10争いの踏ん張りどころという事は分かっていつつも勢い良く抜いて行った2名に飛びつくことができませんでした。
まもなくして21周目に集団に吸収、カウンター的に古巣セオレーシングの石丸選手(セオレーシング)と古谷選手(湾岸サイクリング・ユナイテッド)が先行していくもこれにも反応することはできませんでした。
10名を逃がした状態で集団はペースが多少上がるも11位争いのスプリントムードになっていました。
最終スプリントではラインが潰れたため無理せず踏み辞めて39位。
10位内で全日本資格の獲得が本レースの目標だったので、11位争いのスプリントで必要以上のリスクをかけるのは不要と判断した結果でした。
◇まとめ
身体は予想以上に良く動いたものの、決定的な動きに反応できず残念な結果となってしまいました。単独ブリッジに出た際は会場とLive配信を見ていた多くの方が声援を追っていただいており勇気づけられました。
今年の全日本選手権に参戦はできませんが、今後もJBCF(実業団)のレースが続きます。
引き続き努力して参りますので応援よろしくお願いいたします。
◇おまけ
本レースはLive配信がありました。
お時間のある時にぜひご視聴ください。
第58回 東日本ロードクラシックDAY2 群馬サイクルスポーツセンター (58th East Japan Road Classic Day 2) - YouTube
E1レースは02:48:50~
特に05:36:00~は是非ご視聴ください。
お忙しい方はここからだけでも良いです(^^笑笑
店長の活躍を是非ご覧ください(^_-)-☆