力尽くで運命を変えたい人のブログ

悩める30歳のためのブログ。仕事、やりがい、恋愛、趣味、人生の目的、映画、音楽、スポーツ、本、について考察します。

クカラチャの上達方法

Q.ラテンのクカラチャが上手くなるためにはどうすればいいですか?

 

 

A.ずばりポイントは3つ!

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1.平行移動時の景色の変化を意識しよう
クカラチャには明確に軸の移動が存在している。よくある誤った動作としては骨盤やお尻を一生懸命動かして
八の字の軌道を描いているようにしているつもりでも、軸がど真ん中で止まったまま故に、結果ただお尻を
振っているだけの人になってしまいがちだ。エクササイズとしてそういった体をコントロールする訓練方法はあるが、
その動作=クカラチャと捉えてしまうのは完全に誤りである。

ポイントとしては肩幅に開いた足にそれぞれ乗り込んだ時に、その分だけ目の前の景色が左右に移動できていること。
ニュートラルの軸のポジションからそれぞれ左右に体重を送り込んだ分軸も移動するので、その景色の変化がしっかりと
再現できていることを自覚するように心掛けよう。


2."4つの支柱"を連動させよう
骨盤をコントロールするのはそれに紐づく筋肉であることは下記の日記で紹介した。

dance0318.hatenablog.com



ということで、スムーズなクカラチャを再現するにはこの筋肉を上手にコントロールするのが当然必要となる。
そこで、ズバリ意識してほしいのは下記の4つの筋肉。
・左外腹斜筋
・右外腹斜筋
・左腸肋筋
・右腸肋筋
詳しくはイラストを見てほしいのだが

 

外腹斜筋

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参照元(http://weight-training.net/abs/twisting-crunch/)

 

腸肋筋

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参照元(https://womagazine.jp/53358)

 

 

この筋肉を
・左外腹斜筋圧縮&右腸肋筋伸張→左腸肋筋圧縮&左外腹斜筋伸張→右外腹斜筋圧縮&左腸肋筋伸張→右腸肋筋圧縮&右外腹斜筋伸張

連鎖的に油圧ジャッキのように圧縮&伸張させることで骨盤に傾斜をつけてほしい。


3.足の裏を描く"体重移動の経路"を意識しよう
足の裏の感覚を極限まで研ぎ澄ませて、「自分が今、足裏のどの指の母指球(以下、ボール)に何%の割合で体重が乗っているのか」を
しっかりと自覚できるように意識しておいてほしい。コントロールするとはまさに「自分の体を自分の意のままに操る事」。自分の体の感覚をすべて掌握している状態で、それは1%単位で調節可能であるということだ。足の裏の感覚を研ぎ澄ませる方法は、また別の機会で紹介するとして、体重移動の経路とは下記の順番による。

 

 

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クカラチャの体重が左軸足状態からスタートするとして
①左親指ボール→②左人差指ボール→③左中指ボール→④左薬指ボール→⑤左踵(ヒール)
→⑥右親指ボール→⑦右人差指ボール→⑧右中指ボール→⑨右薬指ボール→⑩右ヒール

→①に戻る

そして、⑤→⑥時または⑩→①時、軸足の親指ボール&つま先で、移動先親指ボールに体重を押し込む

 基本的にはこの線上に体重の軸が通過するように意識し、軸足が切り替わるときのスイッチには必ず

「元軸足のボール&親指によって体重を押し込む」と覚えておいてほしい。




骨盤の角度にストイックになろう

骨盤の稼動はキューバンモーションにおいてなくてはならない必須のムーブメントである。

 

また、これの稼動域が大きければ大きいほどにダンスがダイナミックに見え、るのでぜひともこの稼動域を拡大することに尽力してほしい。

 

さて、ではいったいどのようにこの骨盤の稼動域を広めるのか?

 

それはずばり『筋トレ』である。

 

ダンスにおける技術向上とはもちろんダンスのベーシックムーブメントにおける仕組みを理解することでダンスの再現性を高めることだが、それ以前に自分の思い描いた動作を正しく自身の五体でコントロールしなければならない。

 

 

 

 

骨盤は文字通り骨なので稼動しない。骨盤は腹斜筋でコントロールせよ。

 

 

腹斜筋とはずばりこれ

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ここをただひたすらに鍛えるのだ!

この骨盤の角度をコントロールするための腹斜筋が発達しているほどに引き上げ、引き下げのコントロールが骨盤の稼動域拡大に大きく役立つ。

 

 

 

訓練方法

 

 

ジムで鍛える。

単純動作を繰り返し負荷をかける。左右前後におけるバックエクステンションによる強化がおススメ。

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エクササイズ。

動的なアクションを取り入れたコントロール練。まずはゆっくりでよいから右回り、左回り、八の字の軌道を描けるように徐々に開拓していこう。


コアトレーニング 腰アイソレーション

 

蹲踞(そんきょ)。

蹲踞を侮るなかれ。体幹の緩みが許されないこの体勢を長時間キープできると潜在的な筋肉のトレーニングとなる。

 

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以上のトレーニングを実践することで、クカラチャの稼動域拡大、ダンスのダイナミックさの底上げとなる。

ウォークの上達方法

Q.ラテンのルンバウォークがうまくなるためにはどうすればいいですか?意識しなければいけないコツや、上達のための訓練方法を教えてください

 

 

A.3つのポイントを押さえて練習しましょう

 

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1.ウォークは連続するピクチャーポイズの集合体

 

ポイズの種類は全部でいくつありますか?

ずばり、

「フロントポイズ」

ニュートラルポイズ」

「バックポイズ」

の3種 ですね。

 

ということはつまり、すべてのアクションはこの3つの集合体であると認識することが大切です。まずこの3つのポイズをしっかりと静止像でキープできることを訓練すること。軸足にしっかりと体重と軸を乗せて安定して立てることを心がけて下さい。

 

2.順番を理解すること

ステップの順に説明すると

フロントポイズ→ローテーション→ニュートラルポイズ→ローテーション→トライアングルポジション→リード足をセットバックポイズ→クカラチャ→軸移動→フロントポイズ

と、たった一歩踏み出すためにこのフローを正しく経由することが重要です。

1つ1つが地続きで変化していくのがベーシックの重要な技術。つじつまの合わない軸移動や動作、ポイズがワープすることはあり得ません。

シンプルでシステマチックな動きが美しさにつながります。

 

 

 

3.体が回転し続けた「結果足が出る」というシステム

 

そもそもウォークを「ステップ」と捉えるのが根本的に間違いです。

実質ウォークのうちの

3/4がローテーション+1/4がステップ

です。

1小説1歩のうちの75%が軸足でのローテーションに時間を費やしているのです。

なので、しっかりと自分のローテーションをコントロールしてください。

 

大事なのは、クカラチャによって鍛えた骨盤の傾斜の動き。

しっかりとボディ(外腹斜筋+広背筋)をつかって回転をしてください。

そして今にももう倒れそうっとなったときに、そこでやっと初めて足がステップされるのが許されるのです。

というつもりで足を出してください。

 

 

競技ダンスを始めよう!

筆者は大学生時代に体育会系部活動全日本学生競技ダンス連盟(以下、学連)に所属し競技ダンス部として活動後、卒業後も社会人を続けながらアマチュアダンサーとして8年間ダンス活動を継続。2016年には国内の主要選手権や海外の競技会で入賞。現在も現役選手として活動を続けている。f:id:dance0318:20170129210924j:plain

 

 

今こそ社交ダンスをはじめてみよう!

当ブログではこれまでの競技ダンス生活で身に着けた知識、技術、理解、価値観を本ブログを通して世の中に発信していきたいと思う。