DA’s blog

自分の経験が誰かの行動のきっかけになれば

大須ランチ カルボナーラ「チーズのお家」

大須を歩いていたら発見したお店。

こんなところに店があるのか、しかもチーズのお家とは?と興味を持ち訪れた。

 

 

 

◆発見は困難かも

大須の赤門通の上前津駅側にあります「チーズのお家」。

ビル2階のお店なので看板などがあるだけで入口を見つけるのがちょっと難しいかもしれません。

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隣のオーディオショップは分かりやすいので音を頼りに探してみるといいです。

立て看板があるので入ったらすぐわかります。

 

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階段を上ると

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お店の名前が書かれた札があります。

さらに進むと耳かき店があります。興味がある方はどうぞ。

 

◆お洒落なお店でした…

お店に入った瞬間からチーズの香りがしました。

店内はこんな感じ。他のお客さんが帰った隙に1枚失礼しました。

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女性客が多かったですが同じタイミングくらいで男性客も入っていました。

窓が大きくて明るいお店でした。大須の交差点が一望できます。渋谷のスタバみたいな。

夜の営業では落ち着いた雰囲気に変わりそうだなと思います。一度行ってみたいです。

 

◆チーズ屋のカルボナーラ

ランチはパスタセットがいずれも650円。安いです。他にもドリアやロコモコ丼、限定食でラクレットチーズ(デカいチーズを溶かして野菜とかにかけるアレ)などありました。いずれもチーズを推しています。

パスタは4種類ありましたが「チーズ屋のカルボナーラ」なるものを注文。これだけチーズを推されると気になってしまいます。

 

OLのグループの間のテーブルに案内されたのですが男子大学生が1人でいるには少し精神的に窮屈でした。いや僕の心の持ち用なのですが。

 

少し待つとパスタが来ました。

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ランチセットはパンとサラダとカルボナーラです。

物珍しいのがカルボナーラ用のチーズも出してくれます。追いチーズです。びっくりしました。

 

始めはそのままカルボナーラを頂きました。

さすがにチーズ屋のと謳っているだけあって濃厚でした。チーズが苦手な人は胸焼けするかもしれませんが、それくらい強烈にクリーミーです。すごくおいしいです。これで650円は安いです。

 

チーズをかけてみました。チーズの酸味がガツンときてそのまま食べた時のクリーミーさからだいぶ印象が変わります。味にメリハリがつくというか、変化が有って飽きないようになっています。

全体にかけて混ぜるのもおいしいですが、味の変化を楽しめるので僕はその都度に上からかけて食べる方法をお勧めします。

 

増量無料ですので増量を頼みました。お腹いっぱいになりました。

カルボナーラ自体もおいしいのですがチーズがコクを加速させますので印象に残る味でした。チーズ好きに限らず、一度お勧めしたいお店です。

ごちそうさまでした。

 

◆少人数で落ち着いて楽しみたいお店

落ち着いた空間でおいしいものを食べられて満足です。

親しい友人と美味しいものを食べながら落ち着いて話をしたい時にピッタリのお店だと思います。

僕があまりお洒落な空間に慣れていないのでソワソワしたりもしましたが、店員さん(多分店主さんだと思います)は明るくて穏やかな方でしたので居心地が悪いということはないです。

デートの予定はないですがこういうお店にだったら連れてこれるなぁと思いました。でも僕の感覚は当てにならないので友人を連れて行ってみようと思います。

また行きたいし夜にも行ってみたいです。

 

tabelog.com

お昼は予算1000円以内でランチを食べられます。ぜひ。

大須ランチ 煮込みハンバーグ「キッチントーキョー」

どこぞの博士曰く「おいしいものを食べてこその人生なのです」

ということで前から気になっていた大須の洋食屋さん、キッチントーキョーに行きました。

看板は「Kitchen TOKYO」ですがネットだと「キッチントーキョー」で出てきます。 

 

 

 

◆白いブタ(多分)がお出迎え

大須本通りを突き当たったところ、右手側にあるお店です。

白いブタがコック服を着てお出迎え。メニューにはトンカツがあります。

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調べてみると大須に長くある老舗の洋食屋さんとのこと。東京から出店されたんだと思ってました。

茶色が基調の落ち着いた外見に白いブタが映えます。メニューにはロースハムもあります。

 

◆THE 洋食屋

店内は「洋食屋と聞いて想像する内装」をそのまま体現したかのようでした。「洋食屋」で画像検索したら出てきそうな、まさに洋食屋って感じでした。

上品+落ち着いた+大衆向けな雰囲気。写真を撮りたいところでしたが他のお客さんの迷惑にもなりかねないのでリンク先、現場でお確かめください。

テーブル席とカウンター席がありました。2階席もある模様。

 

なんといいますか、家族や夫婦でちょっと良いことがあったら来たいな、と思える良い雰囲気のお店です。

 

◆名物・煮込みハンバーグ

名物と謳われていたので煮込みハンバーグを頼みました。

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ハンバーグが土鍋に入ってやってきました。ライスと味噌汁付き。

運ばれてきたときはソースがグツグツしていました。が、いったん間違えて別の席に運んでいたので改めて僕の所に来た時には収まっていました。ご愛敬。

 

ハンバーグ、おいしかったです。

求めていた「洋食屋さんのハンバーグ」感が強く感じられました。

デミグラスソースと絡めるとまた一層おいしくなります。このソースは甘みよりはソース感が勝った輪郭のしっかりとした味に感じて、ハンバーグによく合いました。

 

味噌汁の具はゴボウでした。毎度そうなのか変わるのか分かりませんが旨みが出ていてとてもおいしかったです。

 

最後は半熟卵と肉汁とデミグラスソースが混ざったスープ(ではないが)をスプーンですくっていただきました。

いやらしい気もしましたが美味しいのですから残さず食べたかったのです。すみません。

ランチで1150円でした。

 

◆雰囲気がとても良いお店

日替わりの定食もあるようでそちらも食べてみたいです。

キッチントーキョー目当ての日や、何食べようかな~って時に行きたくなるようなお店でした。

うるさくするような雰囲気の店ではないですが賑やかで、友達と2人3人とかで落ち着いて食事ができるようなお店でした。

ごちそうさまでした。また行きたいです。

 

www.hotpepper.jp

このリンク先を食べログにするかぐるなびにするか大須観光案内にするかいつも悩む。

大須ランチ ステーキ丼「ハッシュ・デ・ロッソ」

大須をフラフラしていたらサラリーマン2人組が昼食に向かう様子。なんとなく付いていったらランチでステーキ丼をしていたので入ってみました。

 

 

 

◆赤が基調の外見

大須の招き猫から東仁王門通りを歩いてものの数分。

赤い店舗が目印の「 Hashoe de Rosso (ハッシュ・デ・ロッソ)」がというお店です。

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外からだとちょっと暗く見えて入りにくいかな?と思いますが奥行があって店内は結構広いです。

店先にはランチメニューが書かれた看板もありますのでそこでどんなメニューがあるのか見てみるのも楽しい。

 

その看板のなかでも目立っていたのが「サーロインステーキ丼」

先のサラリーマンの方もステーキ丼がおいしい的な話をしているのが聞こえました。

せっかくなので特上サーロインステーキ丼(680円)を注文。ドリンクセットだと+100円でした。

500円の通常サーロイン丼もありました。これは遅めの昼食だとその日分が終わっていることもあるのでご注意を。

 

◆お店の雰囲気

店内のインテリアはおしゃれな感じでした。

かといってターゲットを絞る雰囲気ではなく客層は広かったです。サラリーマンや女性グループ、カップルにご年配の方、僕のような男性一人客などどなたでも居心地がいい空間じゃないかなと思います。

 

◆内容盛りだくさん

少ししたらステーキ丼が運ばれてきました。

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メニューには書いてなかったのですが(見落としたのかもしれませんが)みそ汁と小サラダ、お漬物にガーリックチップが付いてきました。

 

ステーキ丼は肉の味がしました。

いや、肉を食べているので当然なんですが、甘みがあり玉ねぎやガーリックとも合っていたと思います。

量より質。ステーキ丼のステーキ、のつもりでいただくといいと思います。肉々しいステーキを求めているとちょっと物足りないかもしれません。

 

以外な高評価は味噌汁でした。

めちゃくちゃ濃いんですでもこれが米に合います。

丼物の「具が無くなるのを防ぐ為に白米のみを食べる」戦法ですが、濃いみそ汁のおかげで白米が自然と進みます。

濃い味で刺激があるので口のリセットにも役に立ちました。これは考えられたものだと感心します。

 

量は十分でお腹一杯になりました。

大盛り無料ですが女性は普通盛りのがいいかもしれません。

 

◆というか「ステーキ丼の店」ではない

今回はステーキ丼を食べましたが他にも色々メニューがありました。

店先の看板、店内のメニューにはオムライスやパスタなどがあり、見た目が楽しい、かわいらしい料理もありましたのでガッツリステーキ丼と限らずにパスタやオムライスを目当てに来るのもいいと思います。

次行ったときはそのあたりをいただこうかと思います。

ごちそうさまでした。

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大学院入試で落ちた

タイトルの通り、大学院入試に失敗した。

これを書いているのが不合格と分かってから1週間くらい。

この記事は不合格が決まってから自分が感じた事、思った事を書いていく。

院落ちにこれからどんな道があるのか、何をすべきなのかは進行中なのでメインの話ではない。

軽々しく言うわけではないが、こういう経験もめったにできないので自戒、忘備録として、長くなっても出来るだけ詳細に書いていく。

 

 

 

◆試験受けるまで

理系の大学院入試で①内部進学は難しくない②過去問も十分解ける③学校の成績も上の下くらい、ということですっかり油断していたのだと思う。

そうは言っても自分の中で「これはやらなくてもいいやろw」という気持ちはなく、準備万端で行ったつもりだったし試験当日は緊張した。緊張で体の動きが鈍く感じるくらいだった。

試験自体は過去問と傾向が変わっていて難しかった手ごたえ。不安はあったが「俺が出来なかったのなら他の人もできないだろう」と思って(自己暗示)面接まで気を保っていた。

 

◆不合格通知直後

実質面接で合否を言われる。

学科の教授たちが10数人。名前を名乗りテストの手ごたえはどうでした?と聞かれ、難しかったですね出来るところはやりました、と答え。

『他の大学の院は受けてますか?』の質問がきた。

前情報から落ちていたらこの質問が来ると聞いていた。一拍、心臓が動かなかった気がする。

「いいえ、受けていません」と、きちんと受け答えできたのはここまでだった。

『1科目、致命的にできていないのがあって…』

「…落ちましたか?」面接で聞くべきではないのは承知していたがもう確定なので聞いた。

『決定的な事は言えないけど、よほどのことがないと合格は難しいかなと…』

「……はい…」面接の場では相応しくない小さな返事を絞り出した。

 

 

絶望に1番近いところにいた気がする。

その時、少しでも元気があれば「よほどの事って逆に何ですかw」と振舞えただろう。

それもできなかった。

皆と同じように順当に卒業して、大学院に行って、就職するものだと思っていた。

これから何をすればいいのか一切わからない。灰色の不安の穴に落ちていったような。

 

◆帰宅まで

面接の最後は『それじゃあ、控室には戻らず、気をしっかり持って頑張ってください』だった。気を遣ってくれたがそれに応える気力は抜けていた。すまないことをした。

「………はい。」内心は(いや、はいじゃないが。ここではいと言わなかったら覆るのか?)ともかすかに思ったがみっともない足掻きはしたくないし面接なのだから、これはきちんとしないと、と思った。思えばこれは本当に染み込んだ習慣なんだろう。

「失礼しました」

面接室を後にする。これから面接をする同級生に感づかれないよう背筋を伸ばしてすまし顔で歩いた。

 

階段で1つ下の階に降りて、どうしても1人になりたくてトイレの個室に入り、泣いてしまった。ボロボロ泣くのではなく、涙が滲み出てきた。

込み上げた感情が心の器から溢れて涙になっているような。自分の心では処理しきれない分が外に出されているような。

親に申し訳ない、これからの不安、悲しい、悔しい、いきなり傾向が変わった怒り、虚無感、恥ずかしい、など。

涙にも感情の純度があるのだと思う。1つの事に対する烈火のような怒りではなく、取り返しがつかない悲しみでもなく、何か名前のない色々な感情だった。

 

親に連絡を入れた。電話は繋がらなかったので「ダメだった、ごめん」とだけメールをした。としかできなかった。

その足で研究室に報告は行けず、友達にも伝えられず、ただ家に帰った。

恥ずかしいという気持ちもあったが本当にこれからが不安で、心臓の鼓動が少し早くて、思考にグレーのフィルターがかかったような感覚。頭は回らない。

 

電車では少し寝た。心がグチャグチャになったときの自分の冷静になる方法。

電車を降りてから最寄り駅までは無事に帰れた。

 

駅から歩いて帰宅。足が泥で出来ていてそれを引きずるような重さ。夏の日差しにスーツを上まで来ているのにあまり暑く感じなかった。

歩いているとまた涙が出てきた。泣いても仕方ないのは分かっているが自然と出てくる。過去には1度泣いたら切り替えられたのに今回は何度も何度も、泣いては泣き止み、また勝手に涙が出てきて。

幸い周りに人がいなかったので変な人には見られなかった。車から見たら「夏にスーツで真下に俯いていて歩がめちゃ重いやつ」だっただろうがそんなことを気にすることもできなかった。

 

家に近づくにつれて足はさらに重くなった。

「家に帰れない」こんな気持ちになったのは初めてだった。

僕は正直なところ親の事は嫌いではないが好きでもない。もちろん恩を感じて感謝もしているが心の底からというより頭で育ててくれた分は感謝すべきだろう、みたいな程度。価値観が合わないので早く自立して距離を取りたいと思っていた。

それでも、今まで育ててくれた親に対して申し訳なくて見せる顔がなかった。

何を言われるかとかどう思われるかとか無しに、ただただ合わせる顔がない。心からそう思った。その感情が溢れてくる。携帯の電源も切っていたが、起動して親からの返信を見る気にはなれなかった。

家が見えてきて泣いた。そのまま帰れなくて隣の誰もいない公園のベンチに座った。何度か泣いて泣き止んでを繰り返した。帰ろうとベンチから立っても体が家に向かわない。また座って泣いた。ここにいても仕方ないのは分かっている。泣こうと思って泣いているんじゃない。

 

感情が落ち着いた隙に公園を出た。

決心がついたわけではない。きっと公園にいるのが疲れたからとか、ぼんやりと公園を出た。

玄関が見えて泣いて、扉の前で泣いて、泣きながら扉を開けた。

泣きながらの第一声は「ごめん」だった。

『泣いてても仕方ないわな』と母親も努めて事務的に対応した。

 

机に向かい合ってこれからの話をしようとしても親を前にすると申し訳ない気持ちがなおさら溢れてくる。何を話したか忘れたが、1度も目を見て話ができなかったのは覚えている。見かねた母親が『今は話をしても仕方ないから落ち着いたら話すことしする』と、決して優しく語りかけたわけではないが、気を遣ってくれた。

 

自室に戻り、「目が覚めたら実は夢とか無いかな」と本気80%で思い、眠った。

波打って絡まって分散しそうな心と、無気力と熱暴走で処理能力が落ちた頭をリセットした。これからの事を考えるために心を落ち着かせ、頭を冷静にする。

 

◆夜、冷静になってから

横になったらすぐに眠った。よほどストレスを感じて心が疲労したんだろう。

2時間寝て18時。夢も見ずに目を覚ました。

事態を思い出し、相変わらず不安になったが寝る前のただ漠然とした不安ではなく論理的な不安だった。心は落ち着きを取り戻し、頭はこれからの事を考えねばと動き出した。

この段階でかなり回復?はした。親と話をした。と言っても何をやればいいのかわからないので具体的な話ではなかったが、何かを始める区切りにはなった。

 

◆自分と周りの人

翌日、気持ちは切り替わったので言いにくかったが研究室の人達や少ない友達に落ちたことを連絡した。

声をかけてくれる人もいたし就活情報を教えてくれる人もいたし建設的に相談に乗ってくれる人もいた。もし自分が、友人が大学院に落ちたと知ってもこんなに親切に出来るだろうかと思ったし、そうしてくれる人が周りにいたことに感動した。

 

週末には僕と父親と母親の希望を話し合い、情報を話し合った。

毎日夕食のタイミングにその話をした。気持ちは重かったがやらなければいけない事。

母親は少し感情的になる場面もあった。普段は聞き流すところだが、今回ばかりは全部を受け止めなければと思った。

話し合いの内容はおよそ「留年するというのであればお金は気にするな。色々意見は言うが君が決めたというのならその道を進ませてやる」という結論になった。

今後どうなるかはわからないがそう言ってくれるのは本当にありがたかった。

 

◆自分と初めて向き合う機会になる

このような事態になり、どうあれ1度追い込まれることになった。

これまでにない感情を経験した。めったに出来ない体験をした。

 

縁起でもない話だが、落ちた直後にどこかで自殺すれば楽になるのではと考えが浮かばなかったわけでもない。しかしそれは誰が悲しむからとか迷惑かけるからとか考える間もなく一瞬で却下された。

「生きてりゃ先にきっと何かがある」というのが心の根底にあるからだと気付く。まぁそれが甘さの根源と言えばそれもその通りなのだが。

 

それと、恥ずかしながら、自分の人生と初めて向き合ったと思う。

今までは全部流れがあった。中学から行ける高校に行き、理系に行けばなんとかなるやろと理系を選び、浪人しても予備校行くのはまぁ決まってて、大学で具体的な考えは無しに「何かスキル身に着けようかな」程度で色々手を出し。

この先も何となく大学院に行って2年学生してから周りの皆がやりだす頃に就活して~と思っていた。

この道中で何も考えなかったわけではないし考えてた当時は真剣に考えているつもりだったんだと思う。

自分は将来何がしたいのか?真面目に考えたことはなかった。ただ何となく安定した暮らしがしたい程度の願望だった。

今自分に出来る事は?人と比べてもやったことはあると思う。それで安心していた。それを社会でどう活かすかは考えてないし、他の人と差があるほど?社会で通用するの?と聞かれると弱いかもしれない。

 

自分がどんな人間なのか。今一度考える機会になっている。

仕事にしたいと思う何かを見つければ、そのために院に行くのか、就活するのかも見つけられるかもしれない。

5年後、10年後、20年後に「あの時、院に落ちたから今があるんだな」と笑えるように希望を持って頑張っていきたいと思う。この経験が将来笑い話にできるように。

はなまるうどんのアプリの紹介と小ネタ

お昼ご飯代を浮かしつつ、おいしく、量を食べるなら、はなまるうどん

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最近アプリも見つけてこれがまた大盤振る舞いなアプリ。そのご紹介。

 

◆携帯に入れて天ぷら無料クーポン

スマートフォンに入れるだけで「天ぷら無料クーポン」が1つもらえます。

さらに会員登録が必要ないので、面倒なこと無く簡単に始められます。ここは大きいポイントです。

 

もう少し紹介すると

アプリ内でポイントを交換すると店舗で使えるクーポンが手に入るアプリです。

「天ぷら〇〇円割引」や「半熟卵無料」などサイドメニュー中心に割引されます。アプリ内でポイントを貯めていくと手に入るクーポンも少しずつ豪華になります。

さらに8月中は天ぷら無料クーポンが手に入ります。ランクによって最大で3枚、無料で手に入ります。

ポイントは簡単に手に入るのでランクは意外とポンポン上がるし、シルバー→ゴールド→プラチナの3段階なのですぐ最高ランクになります。

はなまるうどんを使うことが多い方にはぜひオススメします。

www.hanamaruudon.com

 

◆意外と知られていない最安「かけうどん」

ここからは小ネタ

人と話してて知らなかった人が思いの外いたので紹介。

メニューに「きつねうどん」や「温玉ぶっかけ」があります。知る限りですが、その中の目立たないところに「かけうどん」があります。

このかけうどんがなかなか良品で、小サイズ(うどん1玉)で130円。フードコート内の店舗だと150円の所もあるようです。素うどん。

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小サイズとは名ばかりで1玉なので普通に1食分です。中サイズで2玉、ちょっと多めです。

トッピングの生姜やらゴマやら入れれば飽きも来ません。…毎日だとちょっと来ますけど…ちょっとですから平気です。

 

◆メニューには無い物

はなまるうどん「天つゆ」の注文もできます。

注文の際に一緒にお願いしたら作ってくれます。天ぷらに合わせて食べたい時に是非。

 

◆注文例

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かけうどん小150円、げそ天160円、天つゆタダ、生姜トッピング…会計時に「天ぷら無料クーポン」使用で支払いは150円でした

 

◆まとめ

はなまるうどん、食べたいなぁと思うことが頻繁にあるわけじゃないんですけど食べたら「うまっ!」と思います。出汁がおいしいと思います。

はなまるの回し者じゃないですが、安くておいしいはなまるうどんをより得に食べられる紹介でした。

同人誌即売会に初参加(当日、後日談編)

今年の1月、同人イベントにサークルとして初参加した。

 

danoblog.hatenablog.com


この記事の続き。

本を製本したらいよいよイベント参加。その過程に思ったことをメインに書いていきます。

 

◆雪の日

リュックには同人誌を入れ、必要な道具を手提げ鞄に入れ、準備は万端。朝ごはんに途中で買ったカツサンドを食べた。

会場に近づくにつれて駅には同じイベントに参加する人っぽい人たちがいたが人の事を気にしているほど余裕はなかったので淡々と歩を進める。

当日の天気は雪。かなり積もっていた。会場に向かう歩道橋の階段は踏み固められた雪で滑りやすくなっていて「ここで転んで怪我でもしたら笑えんなぁ」と思いながら手すりに沿って一段一歩ずつ進んでいった。

 

 

◆早く来過ぎた

一般会場1時間前に入った。緊張からすぐに会場のトイレの個室にこもり気持ちを落ち着かせた。

荷物を置いてまたトイレに行き、帰ってきたら場所を間違えていたことに気付く。幸いそこに正しいサークルさんが来ていなかったので気を違わずに済んだ。

改めて自分のスペースへ行き、量が少ないのでわずか10分くらいで設営完了。残り時間で精神をすり減らす。精神に限界がきて当時唯一僕の趣味を知っていた友人にLINEを送った。

 

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情緒不安定

 

具体的に何が不安というのが分からなかった。好きで作りだした物が完成した時点で目標の9割。イベント参加できればミッション完遂なので売れなかろうが勝利は確定していたはずなのに全然落ち着けずにいました。

隣にはもちろんサークルさんがいたのですが挨拶されて小さい声でお願いしますとしか言えませんでした。

 

 

◆思っていたより

そして11時、イベント開催。

一般参加者がザクザクと入ってくる。悪天候にもかかわらずたくさんの人がやってきた。年齢層は広く、コスプレをしている人もいた。周りのサークルさん達のレイアウトを見て勉強していた。隣のサークルさんは知り合いが多いようで楽しそうに軽く談話したりしていた。

その時思ったこと、起こったことをどんどんノートに書いていった。

「体が熱い」「1人で来るものではない」「人と話すのってスゲー」「こっちを見るな!」など脳みそが動いていないコメントが多々。

 

ノート曰く、11時6分。売れた。

最初に買っていったのは自分よりかなり年上のおじさん後半な人。

『(表紙を見ながら)このキャラ何のキャラ?』

「あっ、えーと〇〇って深夜アニメのキャラで」

というやり取りの後

『1つください』

「はい、ありがとうございます!」

 

売れた時の感情は正確に言葉にできない。感情史上、最大の感動で何が何だか分からないが間違いなく嬉しかった。色々な感情が体から溢れて爆発するような。

売れるまでの6分は無限に長く感じた。売れてからの4時間はあっという間だった。その後も11時40分、12時23分、12時35分…と合計10部。

たった10部だが自分にとってはたくさん、本当にたくさん買ってもらって嬉しかった。売れた時の気持ちはもちろん考えていたが、思っていた喜びの比にならないくらい嬉しい。

最初の人のように何のキャラかも分からず買った人も何人かいて、こう言うのもなんだが、なぜ買ってくれたのか分からないがそれでも自分が作った物をお金を払ってでも手に入れてくれるのが嬉しかった。

この日の事を思い出すと今でも感情が背筋を伝って脳にビリビリ来る。

15部刷って10部販売。初のイベントで幸いにも大成功とみなせる結果だった。

 

 

◆後日談2つ

イベントが終わり片付けをパパッと済まし、とりあえず帰宅。

イベントの余熱がいつまでも心に残った。初めて感情が昂ぶる状態を経験し、4日くらい続いて夜はあまり眠れなかった。

 

イベント翌日にTwitterで感想を送ってくれた人がいた。見た瞬間は体がヒュッとした。まさか自分の作品に感想が貰えるとは。

曰く即売会イベント初参加だったらしい。僕は売り手として、彼は買い手として初めてのドキドキがあったのだと、そこでお互いに初参加として関係が持てたことを感慨深く思う。

 

諸々落ち着いてから打ち上げと称して1人で焼肉に行った。

なんだか1人でも食べ放題が出来るとのことなのでたらふく食べて、腹ごなしに冬の夜を2駅分歩いて帰り、ようやく「終わったなぁ」と頭と心を冷やすことができた。

かくして半年かけて初の同人イベントは終わり。

後にも先にも唯一の初参加、この経験はきっといつまでも覚えていることだろうと思います。

 

 

 

全3記事になってしまいました。僕の初イベント参加は以上です。

この記事を読んだ人で、同人に限らず言えることですが、何かやってみたいとは思っているが行動に移せてない人、準備をしているが不安な人の行動のきっかけや励みになったらいいと思います。

その過程で思うこと、やり遂げた時に感じることはやった人にしか分かりません。しかし成功でも失敗でも、それはきっと良いものになると思います。

僕が経験したのを元に言いますと、それは「やるべき」ことではなく「やったら絶対に素晴らしい」ことです。

今も新作を1つ書き進めています。前回の半年は確かに大変でしたが、それでも好きなことはやめられません。

同人誌即売会に初参加(製本、完成編)

今年の1月、同人イベントにサークルとして初参加した。

danoblog.hatenablog.com

この記事の続き。

本を描き上げたら製本する。その過程に思ったことをメインに書いていきます。

 

◆入稿準備に丸1日は欲しい

書き上げた原稿を印刷屋さんに依頼して本にしてもらう。原稿を書き上げた頃はだいぶ体力も精神力も摩耗してたけれど最後の一仕事だとなんとか頑張った。

データ形式をそろえるのはなかなか大変だった。年内に工程を終えたかったが年末に外出の予定があったので朝方まで苦戦しながらも完遂。

今回はしまや出版さんにお願いした。

 

「初めての同人イベントで何冊刷るか」は色々な情報がありますが、僕の考えの流れは

1.知り合いに配るつもりはない

2.在庫が有り過ぎるのは困る

3.1冊も売れなかったとして在庫管理できる冊数は20冊…?

4.一回り少なめに15冊

といった流れです。値段は20冊分ですが大差無いし、在庫がある方が困るかなと。

 

表紙、本文と分けてデータで入稿。いよいよ同人作品の完成も近い…ように感じた。

 

◆成人向け同人誌の修正

入稿した日は友達と食事に行く予定だった。

早めに集合場所で待っていたらしまや出版さんから原稿確認の電話が来た。その電話は「確実に僕の絵を見た人」からの電話だ。絵を人に見せない僕にとってこれも初めての経験。

 

すごく、ものすごく緊張した。まして成人向け同人誌、自分の性癖の結晶。

女性の従業員さん。どうやらデータに少し不備があったらしい。しまや出版さんで修正してくれるとのこと。申し訳ないやら恥ずかしいやらで早く通話を終わらせたかった。

もう1つ、この会話は忘れられない。

 『あと~…ちょっと修正が少ないので、よかったらこちらで足しておきます』

「あ~っ、あっはい、お願いします…」

 通話中は感情を殺していたが電話が終わってから、完成が見えて嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちとが込み上がってきて後者が勝った。向こうも仕事だし慣れてるだろうとは言え、こればかりは気持ちの問題。

 

 

◆100%自分の作品

注文からしばらく、年を越して完成品が届いた。胸に抱えられるくらいのダンボールに入っている。

 いの一番に思ったことは、このサイズなら会場まで運ぶのに苦労ないなと安心した。大きめのリュックに入るサイズなので荷物と共に運べた。

 

完成品が届いたらまず印刷に不備がないか確認しないといけないらしい。

ダンボールを丁寧に開けた。クリスマスプレゼントの包装をきれいに開ける心境だった。

緩衝材をかき分けるとババンと表紙が飛び込んできた。半年間誰にも言わず、自分度100%、憧れの同人誌が現実に目の前にある衝撃たるや。うわー!と布団に顔をうずめてクローゼットに一旦しまった。飽きるほど見てきた自分の本を見るのがなにやら怖かったのです。

 

でも確認はしないといけないから恐る恐るページを進める。

完成したときは全身全霊全力を込めてこれ以上は無い!と思っていたが見返すとこうすればよかったなぁというのが見つかる見つかる。

本を閉じて逃げ出したい気持ちに抗いながら最後まで確認完了。すぐクローゼットにリターン。それでも自分の作品、愛着振り切れMAXなのでその日の夜中にもう1回見返したりした。

今でも直視するのにカロリー使う。

 

 

◆スペースのレイアウト

注文から本が届くまでにスペース設置に必要な物を揃えた。

イベント会場には長机と椅子はあるが売り場のレイアウトは自分で用意する必要がある。これは無難に楽しかった。机に敷く布や見本用のブックスタンドを選びに雑貨屋などをフラフラ。最終的にはイオンで全部揃えた。

スペース番号用のスケッチブックを描いたりしてリラックス状態。

 イベントの事を考えながらドキドキやらワクワクやらする期間だった。

 

 

 

かくしてイベントの準備は整い、残すはイベント参加のみ。

半年間何度も想像しては緊張するだろうなとイメトレを重ねたが想像以上に緊張するものだった。

当日、後日談はまた後日の記事で。

danoblog.hatenablog.com