だすけの気ままなブログ

DTMソフト、写真加工の紹介をはじめドライブの記録を記事にしていきます。

ざっくりとした打ち込み方法のご紹介

  前回の記事で打ち込み作業に使うMIDIキーボードのご紹介をしましたが今回は実際に僕がどのようにして打ち込み作業を行っているのかをご紹介します。

 

 ✳︎使うDAWソフトはLogic proXで音源はLogicに収録されているものを使用する事にします。 

 

 まず打ち込み作業の流れを大まかに説明しますと、

  1. メトロノームに合わせてMIDIキーボードで打ち込む。
  2. ピアノロール画面で音程やタイミングのずれを修正する。
  3. 1と2を繰り返し複数のパートを打ち込み聴きながらそれぞれのパートを修正する。

この3点が大まかな部分になってきます。それでは詳しく見ていきましょう。

 

1.メトロノームに合わせてMIDIキーボードで打ち込む

 

 自分の好きなBPM(曲の速さ)を決めてそれに合わせて打ち込みを行います。僕の場合複数のパートの打ち込みをするのでまずはリズムの要となるドラムから打ち込みを行います。

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 打ち込み後の画面です。自分で入力した内容がDAWのピアノロール上に表示され音の長さや強弱が入力されます。リアルタイムで打ち込んだためタイミングや強弱がバラバラです。この入力された音を次の行程で調整していきます。

 

2.ピアノロール画面で音程やタイミングのずれを修正する。

 

 先ほどキーボードを使い打ち込んだデータをDAWの機能を使い修正していきます。タイミングのずれを直す時はクオンタイズ機能を使います。この機能を使う事でずれていた音を拍の頭にぴったりと合わせる事ができます。

 

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 クオンタイズをかけたいデータを選択してクオンタイズのボタンを押すと

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 ずれていた音が拍の頭に綺麗に合いました。この記事では拍の頭にぴったりと合わせましたが、ドラムなどの楽器をタイミング調整する時はわざと微妙にタイミングをずらす事もあります。そうすることによって生の演奏に近づけることが出来ます。

 シンセサイザーなど決まったタイミングで鳴らしたい楽器の場合はきっちりとタイミングを揃えるようにしています。

 

 

3.1と2を繰り返し複数のパートを打ち込み聴きながらそれぞれのパートを修正する。

 

 曲を作る時には当然複数のパートの音が必要になってきます。僕の場合は

 

 ドラム→ベース→コード(ピアノやギター)→メロディ

 ドラム→メロディ→ベース→コード

 

 など、その時々で録音の順番が変わってきます。僕の場合は一番はじめにドラムを打ち込んでしまい、その音に合わせてベースやメロディをリアルタイムで打ち込んでいきます。ドラムを土台にしてそこに他の楽器を重ねていく方法が僕に合っていると思います。

 

 複数のパートを打ち込んだ段階で全体を一度聴きながらそれぞれのパートを調整していきます。もしフレーズを変えたい場合はその部分をもう一度打ち込み直します。曲作りには正解はないので自分が納得がいくまでこの作業を繰り返します。

 

以上ざっくりですがこれが僕の打ち込み方法です。

 

あとがき

 今回ご紹介したのは僕が曲作りで多用している打ち込み方法でした。ある程度キーボードを弾けるようになるとコードの入力やドラムの打ち込みがしやすくなってくると思います。また突然曲のアイデアが思いついた時にDAWにメモを取れるようになります。

 打ち込みをマスターすることによりDTMの幅がグッと広がること間違いなしです。