脱ダサ!-無難ファッションを目指すブログ-

おしゃれじゃなくてもいい。無難ファッションを目指す提案ブログ

服を買うポイント〜シルエット編

自分に合ったシルエットを見つける

シルエットは他人からの第一印象を決める要素の一つだと思います。

自分の身長や体型によって似合うバランスがあるかと思いますので

ざっくりと説明していきたいと思います。

参考になれば幸いです。

 

・人間は縦長である

そもそもの話ですが、

よっぽどでない限り人間の体は基本縦長です。

 

ですので、全体がなるべく縦長の長方形になるように意識します。

初めは裾に向かって斜めに広がったり、

どこか1つのアイテムが大きくならないよう注意してみましょう。

 

男性の場合

男性の場合、身長に関わらず、シャツの横幅とズボンの横幅(腰か太ももの一番太い部分の横幅)は

ほぼ同じくらいがバランスよくまとまると思います。

この上からジャケットなど上着を着ると若干の逆3角形になり男性らしくすっきりとします。

 

前回ご説明した上半身下半身のシルエットの比率ルールの1対1は、

横幅についてもほぼ同じように通じる比率です。

 

男性のシルエット

縦1a対1a

横1b対1b

を目指してみましょう。

 

女性の場合

女性の場合は、身長や体型、顔の雰囲気や好きなメイクによって目指すバランスが変わってきますが、

基本は卵を縦に伸ばしたシルエットをベースにするとよいと思います。

 

女性は男性に比べ骨盤が大きく腰回りがふくらむので、

まずはその部分を殺さないようにしてあげると女性らしいシルエットが生まれます。

 

また、身体的なシルエットについて独断と偏見でざっくりした特徴を並べてみます。

 

身長が低いと…

元気な・若い・可愛いetc

 

身長が高いと…

落ち着いた・クールな・大人っぽいetc

 

体型が細いと…

活発な・健康的なetc

 

体型が普通〜ぽっちゃりだと…

健康的な・暖かい・柔らかいetc

 

これらの特徴を複数組み合わせ、

例えば身長が低く、体型が細いと「元気で活発、若々しい」というようなイメージを

持ってもらえる可能性があると思います。

 

 

次に、服自体のシルエットについてざっくり特徴を並べます。

 

袖や裾が短いと…

元気な・活発な・若いetc

 

袖や裾が長いと…

落ち着いた・ルーズな・大人っぽいetc

 

柔らかい素材のものだと…

可愛い・暖かい・ふんわりしたetc

 

すっきりとした直線的なラインの素材だと…

クールな・大人っぽいetc

 

 

 上記の例で出した、「元気で活発、若々しい」というイメージの方が、

袖が短い服を着ると、場合によっては悪い意味で子供っぽくなってしまう

 可能性があることに注意しましょう。

 

その場合は、袖が短くともすっきりとした直線的なラインの服、

例えば襟付きのシャツなど、大人っぽく見せてくれるアイテムを選びましょう。

 

また、雑誌などでよく出てくるテクニックとして、

ニット帽、シャツにざっくり編み込まれたカーディガン、ロングスカートにスニーカーという組み合わせは、

シャツで大人っぽい印象を与えつつ、それ以外のアイテムで暖かさや可愛らしさを出すことでこなれたイメージを作っています。

街中でも似たような組み合わせをされている方が多いので街にとけ込める無難なコーディネートかと思われます。

 

ちなみにスカートを短くするのであれば、靴下は厚めで足首あたりにくしゃっとまとめ、

カーディガンをやめ、その代わりに男性が着るようなかっこいい雰囲気の上着などを着ると、

可愛さとかっこよさのいいアンバランスさがうまれるかと思います。

 

 

スカートについて

筆者は男性なのでスカートは履きませんが、

個人的な印象を述べておきます。

 

女性物の服はスカート一つとっても

サイズ、素材、デザイン、色など様々でキリがないのですが…

 

このブログで言う「短い」はスカートの裾が膝より上、

「長い」はすねの真ん中〜足首のマキシ丈としておきます。

 

無難なのは膝丈でしょうか。

色は「はじめての配色編」をご参考ください。

おすすめはエンジや濃いめのグリーン、濃いめのグレー、そして黒です。

初めのうちはチェックは避けた方が他の服とも合わせやすいです。

 

ddatsu.hateblo.jp

 

 

最後に

与えるイメージはかけ算

例えば、男女関わらず、

身長の低い方が、袖の短いシャツに裾の短いズボンを履くと、

かけ算のようにどんどん幼い印象になっていくと思います。

 

逆に身長が低くても正しいサイズ感の襟付きシャツに長さの合ったズボンを履くと

落ち着いた大人っぽい印象を与えることも出来るかと思います。

 

日本には四季がありますので、素材や袖の長さなど着れるものが季節に寄って変わってきます。

季節を楽しむ上でも上記を意識することによって

他人に与える自分のイメージをある程度コントロールすることが可能です。 

 

 

いかがでしたでしょうか。

ご参考になれば幸いです。 

 

 

 

服を買うポイント〜バランス編(初級)

1対1のルール

1対1です。何の比率かというと、上半身と下半身です。
もちろん、コートなど着るものによってこのルールとは異なりますが、
まずは1対1を意識します。


簡単に言うと、頭〜Tシャツ対ズボン+靴が1対1です。

基本的に、無駄に丈が長かったり、

裾長くてがずるずると引きずっていたり、

また逆に狙ったわけではないのに中途半端に短い丈のズボンでは、

やはりいけません。


上半身(トップス)の基準

上半身に着るものはトップスと呼びます。
下半身はボトムスです。
なるべくわかりやすい言葉に置き換えてご説明していきますが、
今後ご自身でネット等で検索する際、
言葉を知っていると、より目的のものに辿りつきやすいかと思われます。

 

では一体Tシャツの長さはどこがよいのか、1対1になりそうな長さとは、
ずばり、ベルトの幅が隠れる長さです。

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上記の図くらいの長さがちょうどよいと思われます。(イラスト:筆者)


髪型や靴下の時、靴を履いた時で見た目において多少のバランスが変わりますが、
これ以上短いと屈んだ時に腰が丸見えになり、
逆に長いと胴長感が増します。

 

次にシャツです。
シャツはズボンの中に入れる「タックイン」
ズボンの外に出す「タックアウト」
それぞれ適した裾の長さがあります。

 

タックイン

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まずタックインは、ズボンの中に裾を入れますので、
ある程度裾が長くなくてはいけません。
だいたい裾の先がおしりが隠れる程度でしょうか。
これくらいあれば、腰を曲げたりしても、ズボンから出る事も無くすっきりと見せられます。

スーツ用のシャツはタックイン前提で作られていますので、裾が長いですね。

 

タックアウト

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タックアウト用のシャツですが、基準はTシャツと同じで、ほぼ1対1くらいで大丈夫だと思います。
ベルトが隠れて、かつ中に着ているTシャツが見えないくらいの長さがちょうどよいと思います。
基準は、裾の先が足の付け根のあたりにくる程度の長さでしょうか。


それぞれのスタイルで相手に与える印象が異なります。
タックインはやはりすっきりとした清潔感があり、
タックアウトはゆるくカジュアルな印象を与えます。

これからの時期、寒いのでカーディガンなどを羽織るかと思いますが、
その場合は裾のあたりがごちゃつかないよう、タックインがおすすめです。

 

 

下半身(ボトムス)の基準

ボトムスは履くものによって違ってきますが、
ジーンズやチノパンですと、くるぶしの下〜カカトが隠れるあたりがよいと思います。


靴を履いた際、ストンと裾が落ちているのが好きか、ワンクッションあった方が好きか、
好みもありますが、無難な長さと言えばこの辺りではないでしょうか。

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先ほどのモデルのようなズボンの長さはワンクッションで、裾がもたつかずバランスが取れていますね。

 

またワンクッションにしておいて、長ければ1回折り返すという手もありますので、
迷ったら長い方にしておくのも手かと思います。

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また、夏になると7部丈などの半端な丈のズボンが売り出されますが、
無駄にズボンが増えてしまうのであまりオススメしません。
ズボンは3着〜5着もあれば十分です。

3着の内訳は、
濃紺のジーンズ、
ベージュか紺かグレーのチノパン、
グレーのスラックス(スーツのような生地のズボン)
あたりです。

黒いチノパンやジーンズもおすすめです。
基本的にボトムスは暗い色を選ぶ方が良いでしょう。

 

 

まとめ

基本の比率は1対1。腰骨や付け根のあたりを意識して洋服の丈を見てみるとバランスは落ち着くと思います。

無難スタイルはとにかくすっきり、無駄の無いバランス感覚で周囲に溶け込む事を意識していきましょう。

 


長くなりましたのでこの辺で。
ではまた次回。

 

 

服を買うポイント〜雑誌に見る服の配色

基本の6色は無難にして最強

まずぶっちゃけてしまうと、男性ファッションにおけるアイテムの選択肢はあまりありません。

 

逆に言ってしまえば、ポイントを抑えれば誰でも無難になれるという事です。

 

 

アパレルメーカーや雑誌などのメディアが、

あの手この手と、僕らが想像する何倍もの時間やコストをかけて流行をひねりだしています。

 

ですが、男性ファッションは、ジャケットにしろズボンにしろ、

まずベーシックな土台があって、パーツの形や素材などが流行によってほんの少しだけ変化する程度なのです。

※個人的な見解です

 

ところが色というのは、人間が知覚できる光の反射なので、

サイズやデザインが変わるという事はありません。

色を味方につける事によって、ダサさから一歩抜け出し、無難に近づく事が出来ます。

 

 

 

 

 

基本色を味方につける

前回の記事でご紹介した、おすすめの配色はファッション誌でも見ることができます。

 

服を買うポイント〜はじめての配色編 - 脱ダサ!-無難ファッションを目指すブログ-

 

 

丁度手元にあった雑誌をパラパラめくってみると…

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茶×白×青(紺)

 

 

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灰×緑〜茶×青(紺)×白

 

 

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黒×灰×緑

 

 

いかがでしたか?

雑誌はスタイルいいモデルさんばかり並ぶので、そちらに目が行きがちですが、

色に注目すると、さほど突飛な色は使ってないように思います。

そして、前回の記事でご紹介した基本の6色を使ってコーディネートしています。

 

ちなみに今回参照した雑誌は、POPEYE(ポパイ)という老舗雑誌で、

服の他にライフスタイルなども提案している総合的な雑誌です。

様々な特集を毎月組んでいるので、読み物としても面白いですよ。

 



 

 

 

 

使う色の数

上記の写真をもう一度見て頂くとわかりやすいのですが、

上半身、下半身で、主に使っている色は2色です。

 

その他細々と色が入っていますが、全体をぼんやりとらえると、

大きく使っている色の組み合わせは、

1枚目は「×

2枚目は「×

3枚目は「黒×

です。

 

商品自体は参考にならなくても、色の組み合わせという観点で見ると参考になるかもしれません。

前回の記事でもお伝えしましたが、基本は2色〜3色でまとめることをおすすめします。

 

 

 

まとめ

基本の6色同士は原則ケンカをしないので、

新たに服を購入する際のひとつのポイントになると思います。

また、基本の色なので、今お持ちの服とも合わせやすいのではないでしょうか。

 

 

 

ではまた次回。

 

 

服を買うポイント〜はじめての配色編

派手な色を避ける

前回の記事では無難の基準として、景色の一部になる事を目指すと書きました。

 

無難ファッションとはなんぞや - 脱ダサ!-無難ファッションを目指すブログ-

 

 

 

景色の一部になる為には、やはり「色」は大事です。

金や銀、原色のようなはっきりした赤などは、うまく使いこなせば素敵な色ですが、

無難からは遠のき、遠くからでもはっきり目立ってしまいます。

 

また、金や銀は、貴金属やアクセサリー、ボタンなどにも使われる色で、

一度高い素材を見てみるとわかるのですが、

その部分にかかっている値段がはっきりわかる素材です。

いわゆる「安っぽい」と感じるかどうかの部分ですね。

 

お金をかけたくなければ、可能な限り、

安い素材が表から見えないものを選ぶのも一つのポイントです。

 

 

選ぶ色は?2本柱で考える。

選ぶ色は、2本柱で考えるといいと思います。

1本目は、「モノトーン」。

いわゆる黒、白、灰のトーンですね。

基本、どの色とも喧嘩しないので持っておくのにおすすめです。

春は、白や灰色を多く使うと軽さが出て季節感があります。

逆に冬は黒を使うと良いでしょう。

 

2本目は、「自然界の色」です。

空の色、土の色、植物の色です。

普段、人がよく目にする色なので、不自然ではありません。

上記のモノトーンのものに組み合わせる事も出来ますし、

うまく使えば2本目の色だけでもコーディネートが出来ます。

 

簡単にですが、色についてまとめましたので下の画像をご覧ください。

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最初はこの6色で揃える事を考えるとよいでしょう。

 

 

街を歩いている人を観察すると、紺色のパーカー、白いシャツ、黒いジーンズという組み合わせや、

濃い灰色や薄い茶色のコートに、紺色のジーンズを着ている方などを見掛けます。

また、焦げ茶のジャケットに深緑のズボンを合わせている方もいらっしゃいます。

 

 

色の濃さに気をつければ、少ないアイテムでたくさんの組み合わせが可能ですので、

今後お話し出来たらと思います。

 

また、上記でご紹介したコーディネートをしている方も多くいらっしゃいますが、

サイズがその方と合っていないため、ちぐはぐな印象を与えてしまっているケースも見掛けます。

その辺りのお話も今後書いて行く予定です。

 

 

それではまた次回。

 

 

 

 

無難ファッションとはなんぞや

無難とは、良くも悪くも目立たない事を信条とします

 

町を歩いていると、30代くらいなのに服装に無頓着な方を見掛けます。

 

無頓着とは、サイズがだぼだぼ、ズルズルと明らかに合っていなかったり、

靴底が斜めにすり減りすぎてとんでもない接地の仕方で歩いている方や、

英字と十字架がたくさん描かれている上に、丈のあっていないシャツをボタンを留めずに着ていたり、

ぱっと見、ジャケットやチノパンできれい系でまとまっているのに、靴だけが中学生のようなハイテクスニーカーというちぐはぐな合わせ方だったり。

 

 

 

無難ファッションは現代の忍者

やはりそれなりの年齢なら、身だしなみ、エチケットの観点からもある程度の服装はするべきだと思います。

 

気を使っていない服装はやはり目立ちます。

無難とは少し違うと思います。

 

何も百貨店に行って一張羅を買ってこいとは思いません。

ユニクロでいいんです。無印でいいんです。

 

景色の一部として、まちなかに溶け込む格好を目指す…木を隠すなら森の中。

さながら夜の闇に溶け込む忍者。

無難ファッションは現代の忍者です。